空虹桜/プリーツ・プリーツ・ミー
Last-modified: Mon, 23 Nov 2020 01:23:47 JST (1398d)
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岡村が言ったことは、しかし、ある程度は事実で、わたしたちみたいなのは戦々恐々と宣言解除に怯えている。新人割引の大盤振る舞いは危険だ。この強制「自粛」中に昼職たって、レジ打ちのパートは危険手当も付かないんでしょ?
危険。危険ってなんだろ?危険。
安い店で病気が増えてるのは事実だろうけど、ある程度の金持ち対象なウチに比べたら、今のスーパーの方がよっぽど危険な気がする。ちょっと前のドラッグストアがむしろ近い危険で、戦わないと生き残れない。違う。負けから逃げ続けなければ生き延びられない。
スペック表やフォトショの写真に表しきれないスキルをフル活用し、常連が「やっぱり」と口にしたくなることに注力する。思いやりという思い込みを、お金をかけずにこなす。
「正しい」社会だからこそ「負」のトリクルダウンは容易に確実にやってくるから、逃げないし、覚悟も準備もする時間だけは腐るほどある。だって、ここを追い出されたらどこ行けばいい?鶯谷?大久保公園?地方ならなんとかなる?
「偉い」人たちは甘やかされたいクセに、平気で切り捨てる。
生きることに比べれば、全部偽善だ。
絶対、生き延びてやる。
※初稿につき、最終稿はこちら。
ジャンル
リアル、仕事、生命、風刺、エンパワーメント、括弧付き?、わたし、COVID-19
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執筆年
2020年?
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