よもぎ/私がダイヤモンドだ7

Last-modified: Thu, 25 Jun 2020 00:38:41 JST (159d)
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「黒鉛みたいに真っ黒。煤けたようなわたしの瞳。

 鏡に映るのはひとりぼっちのわたし。さみしい」

「石墨みたいに脆い。気弱な僕の孤独な心。  

 鼓動の音とともに崩れていくようだ。さみしい」

そして少年少女に出会う。

「ああ、会いたかった。あなたね。あなただったのね」

「ああ、君だ。ただひとり君に会うために僕は今まで生きてきた」


恋心は瞬く間に摂氏2千度に燃え上がり、

ふたりはお互いを6万気圧で抱きしめた。


「わかるかい。君の瞳。虹色に煌めいているよ。

 ちらちら輝く炎のようだよ。君の瞳に僕がいるよ」

「ええ、わかるわ。あなたの心。透明な光でいっぱいね。

 白く燃えさかる星のよう。あなたの星を守ってあげる」


そしてふたりは永遠の愛を誓った。

ジャンル Edit

恋愛ああ??数字生命少年少女

カテゴリ Edit

超短編/ワ行

この話が含まれたまとめ Edit

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選評/感想 Edit

初出/概要 Edit

超短篇・500文字の心臓 / 第23回競作「私がダイヤモンドだ」 / 参加作

執筆年 Edit

2003年?

その他 Edit

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