まつじ/三階建て6
Last-modified: Sun, 30 May 2021 23:56:49 JST (1033d)
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空想す
三階建ての物語
のびていく予感、のびていく予感
空をのけ明日に消え去る何となく
息をするこの味をなんと喩えよう
読め詠えやがては終わるシデの旅
哲学で命を絶とうとする「君」と
重なって、重なって軋む、軋む骨
肌にふれ目にふれ耳にふれる、今
そこをのけそこのけそこのけ背比
土をのけ芽を出す子葉の声を聴く
土よ土、生くも還るも、やがて土
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評価/感想
初出/概要
超短篇・500文字の心臓 / 第181回競作「三階建て」 / 参加作
執筆年
2021年?
その他
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