まつじ/青い鳥

Last-modified: Tue, 23 Aug 2022 23:46:52 JST (609d)
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 それはそこにあると誰しも何処か信じていたのだが、不意に空は羽ばたき去り後に残るのは


 夜、


 夜、


 夜、

 夜、


 否、もはや夜とも呼べず、


 星と月と、じくじくと燃える太陽をせめて慰みに、いなくなった思い出を描いても、白熱灯の下でくすむ。

 もうすぐ、彼女が船団と共に旅立つ。

ジャンル Edit

空行?彼女

カテゴリ Edit

超短編/ア行

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評価/感想 Edit

初出/概要 Edit

超短篇・500文字心臓 / 第123回競作「青い鳥」 / 参加作

執筆年 Edit

2013年?

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