彼はその手の話が好きだったワケ。なんてゆーかその、こーゆうの知ってるとちょっとアタマ良さげに見えるでしょ?実際のところどこまでわかってたどうかアヤシイけど。でもね、まさか実践しようとするなんてだぁれも思わなかった。そんな事考えるなんて。でもね、ああそう言う奴だなぁってふと思ってあの娘に言ってみたの。彼のお葬式の時にね。そしたら意気投合しちゃったワケ。ほらあの娘ってさ、ちょっといけ好かない感じじゃない?美人だけど。だからそれまで口きいたことなんてなかったし、近寄ったことすら無かったワケ。それがまさかこんなに仲良くなって一緒にこんなことするなんてね。人生なんてわかんないもんね、刑事さん。