どん、と強い衝撃が来たと思ったら僕の胸が割けて、赤いゼラニウムの花が散る。僕の体は後ろへ弾け、花びらは無重力の世界に広がった。君は銃をこっちに向けた恰好のまま、花びらの向こうで遠のいていく宇宙船。広い広い宇宙の真ん中で煌めく星に囲まれて独りぼっち、花びらの向こうで遠のいていくのは、僕が守ろうとした君。
どん、と強い衝撃が来たと思ったら僕の胸が割けて、赤いゼラニウムの花が散る。
僕の体は後ろへ弾け、花びらは無重力の世界に広がった。
君は銃をこっちに向けた恰好のまま、花びらの向こうで遠のいていく宇宙船。
広い広い宇宙の真ん中で煌めく星に囲まれて独りぼっち、花びらの向こうで遠のいていくのは、僕が守ろうとした君。
宇宙、生命、赤、花、君、僕
超短編/ハ行
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超短篇・500文字の心臓 / 第15回自由題 掲載作
2004年
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