何時の時代も「ニュー」とか「ネオ」とか付けたい人たちが一定数存在していて、詰まらないことをまるで新しい装いで売り込む。同じくらい、なんでも「Re」を付ければパクってもOKだと思ってる人たちもいる。
偶然そんな場所に迷い込んで、立場を無くしてしまった。
あまりにケバケバしく、禍々しい。心の底では好みでも露骨すぎて、えぐみが凄い。上っ面だけで嫌悪感って、どういうこと?もちろん、映えはわかる。シンプルなフィルタで本来の色温度吹っ飛ばしちゃう、ちょっとしたグッドオールドフューチャー。Y2KよりバブルのSF。いっそ、単に「ブレード・ランナー」好きなだけ。
ニュアンスはわかりますよ。でも、憧れは常に自分から遠い。
あっ!遠いからの憧れか。まるで、シリウスが常に北極星みたいな錯覚。
落ち着こう。そして、なにか飲もう。注文せずに店を出られるほど大人ではないし、人生は間違ってばかりだから、最後まで間違うことにも慣れている。
アップルティーを頼んで、人心地ついて、で、世界は間違うことに慣れきってしまったと気付く。それも含めて、多様性か・・・旧人類だよな。もう。
アップルティーは、梨の味がした。