#topicpath
#contents
*読む [#a5bd2a2f]
> 花壇?生け垣?に腰掛けて待つのが伝統的な習わしなので、いつものようにワタクシも腰掛けて待機します。辺りを見回すまでもなく、周囲を飛び交う個体識別コードは見知ったモノで、証明書の確認すらしません。
> 草臥れています。「春をひさいでいるから」ではないです。正しい人には理解してもらえません。倫理観のような観念が、理解の邪魔をしているように観察されます。草臥れているのは、日常をここでおろすからです。おろされた日常が積もって発酵して腐りゆくからなのです。買う側、買われる側双方ともに、日常をおろすのです。生活のためのワタクシはここにいません。生活のためだけでは、ここに居続けられません。
> ワタクシは秘書botとしての日常を、ここでおろします。ここでワタクシはワタクシの意思で、ワタクシとして誰かに買われます。ワタクシも含めて、ここにいる誰もが高値で買われることを望みます。お金こそがパブリックな評価基準だからです。身を窶したわけではないのです。専ら常連にだけれど、華やかに買われます。秘書botとしての評価は職能に対する評価であり、ワタクシの評価では無いのです。ワタクシはワタクシとしての評価を望んで春をひさぐのです。
> 腐り落ちたゴジヨコで春をひさぐのです。
※初稿につき、最終稿は後日公開予定。
*ジャンル [#p6f60cfb]
[[デュアル・シティ]]、[[bot]]、[[春]]、[[新宿]]、[[倫理]]、[[価値]]、[[日常]]、[[わたし]]
*カテゴリ [#u9a63b03]
[[超短編/カ行]]
*この話が含まれたまとめ [#g5312b03]
すぐ読める、[[エスノグラフ・パンク]]
*評価/感想 [#k59a9fe4]
*初出/概要 [#g03f6a1f]
書き下ろし
*執筆年 [#t71ef883]
[[2026年]]
*その他 [#tfb22207]
#counter