まつじ/天空サーカス
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きっと むちゃくちゃおもしろい と おもうんだよね。そりゃもう、えんもくのすべてが まさにかみわざで、ちょもらんま から きりまんじゃろまで を、いかにも めがみ ふうに ふくよかなおんなのひとが つなわたり、しながら ちゅうがえり とか、そらからたらす くものいと でもって つるされた ぶらんこ は、せかいいっしゅうするほどのかず で おわりがないんだけど、ぶらんこより ぶらんこのりのほうがひとつおおくて むげんぶらんこ。はんらで まっちょの、えにかいたような それっぽいおとこたちの だれかがどこかで かならずぶらさがってんのね。てんしにおいかけられて ぺがさすは、めりーごーらんどみたいに ぐるぐる ひのわをくぐりつづけるし、せんじゅかんのん の じゃぐりんぐ は あっかん、なにがなんだかわかんないくらい。
ぴえろを かみさま、だんちょうを ほとけさまにしようよ。
りゆうは。
かみさまのほうが きらいだから。
あら。ま、いいけど。で、なまえは ごにょごにょ こんなのはどうかな。
うん、めるへんで うさんくさいかんじが いいね。あいつらったら あたしたちを みはなしたんだから、てんに めされる このたましいの いきおいで しこたまやっつけ さわがせて、やまほどたのしませてもらおうね。
ね。
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この話が含まれたまとめ 
評価/感想 
選評結果 正選0点・次点0点・逆選6点
初出/概要 
超短篇・500文字の心臓 / 第103回競作「天空サーカス」 / 逆選王作
執筆年 
2011年?