空虹桜/ネオン
Last-modified: Sun, 13 Oct 2024 23:50:14 JST (268d)
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何時の時代も「ニュー」とか「ネオ」とか付けたい人たちが一定数存在していて、詰まらないことをまるで新しい装いで売り込む。同じくらい、なんでも「Re」を付ければパクってもOKだと思ってる人たちもいる。
偶然そんな場所に迷い込んで、立場を無くしてしまった。
あまりにケバケバしく、禍々しい。心の底では好みでも露骨すぎて、えぐみが凄い。上っ面だけで嫌悪感って、どういうこと?もちろん、映えはわかる。シンプルなフィルタで本来の色温度吹っ飛ばしちゃう、ちょっとしたグッドオールドフューチャー。Y2KよりバブルのSF。いっそ、単に「ブレード・ランナー」好きなだけ。
あっ!遠いからの憧れか。まるで、シリウスが常に北極星みたいな錯覚。
落ち着こう。そして、なにか飲もう。注文せずに店を出られるほど大人ではないし、人生は間違ってばかりだから、最後まで間違うことにも慣れている。
アップルティーを頼んで、人心地ついて、で、世界は間違うことに慣れきってしまったと気付く。それも含めて、多様性か・・・旧人類だよな。もう。
アップルティーは、梨の味がした。
※初稿につき、最終稿はこちら。
ジャンル 
リアル、アップルティー?、ニュー?、ネオ?、Re?、北極星?、憧れ
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初出/概要 
書き下ろし
執筆年 
2023年?
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