ギーム平原
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エリアボス:グリフォン
属性: 火
水・光・闇が有効
獲得可能カード 
- 幻Nオーク
- 魔Nオーレ・ルゲイエ
- Nキューピッド
ストーリー
１回目
ルピーの機転により、命を取りとめたクリス
部隊が全滅したことと、魔族を操る謎の盗賊団のいることを報告する為、まずはヴァーミリオン聖騎士団の待機室へと戻った
ルピー ここが騎士団の待機室ですの？ パッっとしない部屋ですわね
デュアリス 二人共無事か？ 怪我はないか！ お兄ちゃん、心配したんだぞ！
クリスティーナ へ、平気だよ。だから放して
デュアリス ホントだな？ 嘘だったら、お兄ちゃん、泣くぞ！
ルピー …な、なんですの？ この暑苦しくて、見苦しい男は
クリスティーナ あははは…。これでもヴァーミリオン聖騎士団の団長なんだけどね
ルピー …言葉が出ませんわ
デュアリス 報告は聞いた。部隊のことは残念だったが…お前たちだけでも、よく生きて帰ってきてくれた
そこで今後のお前たちの任務なんだが…危なくない簡単な任務についてもらうことにする。これが今回の依頼書だ
クリスティーナ え？どうして？
デュアリス 心配だからだ
クリスティーナ で、でも…騎士団の任務に私情をはさんじゃ…
デュアリス はっはっは。大丈夫、大丈夫。文句を言う奴はクビにするから
ルピー ほんっと、最低の男ですわね。権力を持たせたら一番ダメになるタイプですわ
デュアリス ふむ…。さっきから気になってたんだが…このちんちくりんは何だ？
ルピー ち、ちんちくりんですって！ なんて無礼な・・・きゃああああっ！
クリスティーナ ちょっと、お兄ちゃん！ そんなに強く握ったら潰れちゃうよ！
ルピー あううう。下等な人間に体を触られるなんて…
もう終わりですわ！ 汚されましたわ！ お嫁にいけなくなりましたわ！ うえ～ん！ コスモス様ぁ～！
クリスティーナ ルピー。大丈夫？ 元気出して
ルピー クリスを死の淵から呼び戻した、私に対してなんたる仕打ちですの。いっそ、この男が死ねば良かったんですわ！
デュアリス …クリスが…死の淵？ どういうことだ！
ルピー きゃああ！ 近づかないでくださいまし！ この、獣！
クリスティーナ うう…。説明すると長くなるからなぁ…。それに面倒なことになりそうだし。ここは大人しく任務に行きましょ
ルピー 賛成ですわ。一刻も早く、この野獣から離れさせて欲しいですの
デュアリス あ、こら！ まだ話は終わって…
ルピー ここですわよね？ 盗賊が出るって場所は
クリスティーナ うん。そのはずなんだけど…。何にもないね
ルピー そもそもこんな場所を通る人間がおかしいんですわ。追いはぎされても仕方ないですわよ
クリスティーナ ははは…。まあ、行ってみましょ
★第一戦
ルピー うふふふふ。やーっと追い詰めましたわよ
グリフォン く、くそ…
ルピー 敗者ははどうなるか…わかっていらっしゃるわよね？これからは、私の下僕として一生働いてもらいますわ
グリフォン だ、誰がお前なんかに…
ルピー そう言っていられるのも今のうちですわ。陵辱されても同じ台詞がを吐けるか見ものですわね
さあ！ 犯ってしまいなさい！ 犯って、犯って、犯りまくって完全な性奴隷に…って・痛いっ！
ちょっと！ クリス、なになさるんですの！
クリスティーナ 何をさせる気？
ルピー 処女の小娘は黙っててほしいですわ！
クリスティーナ なっ！
グリフォン 今だ！
クリスティーナ あっ！ また逃げた！
ルピー 仕方ありませんわね。追いますわよ…
★第三戦
グリフォン くそ…。また、負けた…
クリスティーナ ごめんね、グリフォンちゃん。あなたが盗んだ物…返してもらうね
グリフォン あっ…
クリスティーナ みんなには、私から謝っておくね。だから、もう盗みなんてしちゃダメよ
グリフォン …
クリスティーナ …でも、グリフォンちゃん、どうしてこんな物を盗んだんだろ？
ルピー 何が入っていましたの？
クリスティーナ えーっと、ガラスのコップにガラスのお皿、包丁にぬいぐるみ…
ルピー うーん。 幻獣の考えることなんて、さーっぱりわかりませんわ
クリスとルピーは首をひねりながら街へと帰り、グリフォンが盗んだものを街の人たちに返して回ったのだった
２回目
盗賊の正体は幻獣の仕業であることがわかり、グリフォンから盗品を取り返した一向
しかし、一件落着だと思った矢先に、再び事件が起こったのだった
騎士団兵士 ここが謎の盗賊が現れた場所です。盗られた物は金品ではなく、変わったものばかりだそうで・・・
クリスティーナ もしかして、ガラス製品とかぬいぐるみとかですか？
騎士団兵士 え？ ど、どうしてわかったんですか？
クリスティーナ それで、盗賊は空から現れて、すぐにいなくなっちゃった・・・とか
騎士団兵士 はい、その通りです
ルピー どう考えてもグリフォンの仕業ですわね
クリスティーナ うーん。なんで盗みなんかするんだろ？
騎士団兵士 では、調査の方よろしくお願いします。自分はこれで失礼します
あっ！ もし訳ありません、これを渡すのを忘れていました
クリスティーナ えっと・・・なんですかこの小袋は？
騎士団兵士 女の子が騎士団の人に渡してくれと言って持ってきたんです
なんでも取られた中に大切なペンダントがあったらしくて、絶対に取り戻して欲しいと
それで、これが代金だそうです
クリスティーナ そんな、お金なんて受け取れませんよ。これは騎士団として当然のお仕事なんですから。それに子供からなんて
騎士団兵士 ははは、いえ、中に入ってるのはお金ではありません。どうぞ受け取ってあげてください。では、失礼します
クリスティーナ うーん。お金じゃないって言ってもなぁ。やっぱり貰うのは気がひけちゃうよ
ルピー 盗品を戻すときに、一緒に返せばいいんじゃありません？
クリスティーナ うん、そうだね。そうしよっか
ルピー それにしても・・・。懲りもせずまた盗賊のようなマネをするなんて・・・
やっぱりキツイお仕置きが必要みたいですわね
クリスティーナ 今度こそちゃんと説得しなくちゃ。それじゃ〇〇くん、行きましょ！
グリフォン くそ・・・また負けた
クリスティーナ ねえグリフォンちゃん。どうして物を盗んだりするの？
グリフォン ふん！
ルピー ふてぶてしいですわね。なんでしたら体に聞いてもいいですのよ？
クリスティーナ ルピー！またそんなこと言って！〇〇くん、ルピーの言うことなんて聞いちゃダメよ！純粋なままでいてね
ルピー おーほっほっほっ。片原痛いですわ。まだ〇〇が純粋だと思ってるのかしら？
クリスティーナ ちょっと！どういうことよ！
ルピー ぐえっ！ な、何しますの？ 放しなさい
クリスティーナ 説明して！ 〇〇くんに何したの？
ルピー は、話しますから・・・握るのを止めてくださいまし。潰れてしまいますわ・・・
グリフォン 今だ！
クリスティーナ あつ！ 飛んで行っちゃった・・・
ルピー げほ、げほ。とにかく追いますわよ。・・・うう。それにしてもひどい目にあいましたわ
ルピー どうやら勝負ありですわね。いい加減諦めたらどうですの？
グリフォン うるさい！ 私はまだ負けてなんかないからなっ！
ルピー 面倒くさいですわね。やっぱり犯して肉奴隷にした方がいいですわよ
クリスティーナ にっ！肉・・・
ルピー あらあらクリス、顔が真っ赤ですわよ。言葉だけでも刺激が強すぎました？
クリスティーナ そ そんな こと ない ないわよ・・・
ルピー うふふふふ、ホント可愛らしいですわね。あなたがアルカナでしたらまっさきにこの人に襲わせたのに
クリスティーナ ええっ！ わ、わたしが・・・〇〇くんと？
ルピー あら？ まんざらでもなさそうですわね？
クリスティーナ で、でも・・・家族だし・・・
ルピー 血は繋がっていないんですわよね？ それなら気にする必要ありませんわ
クリスティーナ うう・・・
グリフォン お前ら！ 私を無視するなぁー！
ルピー しまった！ 逃げられましたわ！
仕方ないですわ、行きますわよ
グリフォン くそ・・・。元の力さえ出せればお前らなんかに負けないのに・・・
ルピー 負け惜しみですわ目、でもまあ、力が出せないのは確かですけれど
クリスティーナ ねえグリフォンちゃん、盗んだ物返してくれないかな？
グリフォン ・・・嫌だ！ あれは私の物だ！ 私の宝物だ！
ルピー 仕方ありませんわね、力ずくでいきますわよ！
クリスティーナ で、でも・・・
グリフォン 嫌だ！ 嫌だ！ 嫌だ！
クリスティーナ グリフォンちゃん、暴れないで・・・きゃっ！
ルピー クリス、大丈夫？
クリスティーナ 痛てて・・・
グリフォン ・・・こ、これは・・・すごい、綺麗だ・・・
ルピー あら？ それって・・・
クリスティーナ 女の子からもらった小袋・・・中にビー玉が入ってたんだ・・・
グリフォン こ、これと交換ならいい
クリスティーナ え？
グリフォン これと交換してくれるなら取った物を返すぞ
クリスティーナ えーっと、でもそれは・・・
ルピー いいじゃありませんこと？ どうせくれるって言っていた物ですし
あればお目当てのペンダントが返ってくるなら、女の子も納得するんじゃないかしら
まあ、無理やりグリフォンから盗品を奪っても良いですけど
クリスティーナ それじゃ・・・
それにしてもガラスとか光る物が宝石だと思い込んでたなんてね
ルピー まあ仕方ありませんわよ、所詮は幻獣、見分けなんて付くわけありませんわ
クリスティーナ でもこれで、今度こそ一件落着だね
ルピー ビー玉で相当喜んでましたからね、しばらくは大丈夫だと思いますわ
大量の盗品を抱えて一行は街へと戻る。盗品を街の人々に返す頃には日が暮れていたが、
ペンダントを返した時の女の子の笑顔は、疲れたクリスたちを癒したのだった
３回目
グリフォンによる窃盗事件。その真相は宝石を集める習性によるものだった
ガラスや鉄を財宝と勘違いしているグリフォンにビー玉を渡すことで解決した……はずだったのだが……
クリスティーナ うーん。どういうことだろ……？
ルピー 放っておけばいいんですのよ。いちいち、付き合ってられないですわ
クリスティーナ でも……。街の人たちから苦情が来てるみたいだし……
ルピー まったく！ 果たし状を空からバラバラ降らせるだなんて、とんだ暇人ですわね。……幻獣ですけれど
クリスティーナ やっぱり、恨まれてるのかなぁ？
ルピー 今度は、二度と逆らおうなんて気を起こさせないくらい完膚無きまで叩きのめしてやればいいんですわ
クリスティーナ とにかく、行ってみましょ
グリフォン くっ……。さ、さすがだな
ルピー おほほほほ。まあ、ざっとこんなものですわ！
クリスティーナ ……ルピーは何もしてないじゃない
ルピー 失敬ですわね！ ちゃんと、指示出ししてましたわ！ 私の作戦通りに戦ったからこそ、勝てたんですのよ！
クリスティーナ ……ああ。上空で何か叫んでると思ったら、作戦だったんだね、あれ
グリフォン けど、まだだぜ。まだ、私は戦える
ルピー もう、いい加減にしてほしいですわ。何度やっても、同じことですわよ
グリフォン うるさい！ 今度は本気だして戦ってやるからな！
クリスティーナ ……飛んで行っちゃったね
ルピー 面倒ですから、放っておいて、帰りませんこと？
クリスティーナ そんなわけにはいかないよ……
グリフォン ふふふふふ。私をここまで負かした奴は初めてだ。褒めてやる
ルピー はいはい。これで、気がお済になったかしら？
グリフォン いや！ まだだ！ まだまだ、私は本気を出してない！
ルピー 付き合ってられませんわ。〇〇、クリス、帰りますわよ
グリフォン ちょ、ちょっと待った！ 次で最後だ！ な？ いいだろ？
ルピー ……どうなさいますの？
クリスティーナ 次で最後って言ってるんだから、付き合ってあげようよ
ルピー ホント、お人よしですわね
グリフォン よし！ じゃあ、用意して待ってるからな！ 絶対、来てくれよ！
ルピー はあ……。面倒くさいですけど、行きますわよ
