92-ITストラテジスト(用語) のバックアップ(No.5)


 

●MOT

Management of Technologyの略

金融業界で生まれた考え方で、主に被規制事業者が各種規制に正しく対応できているかどうかをチェックする業務などを、

最新ITを駆使して効率化する取組

 

ギグエコノミー

ギグエコノミー(Gig Economy)とはインターネットを通じて仕事を単発受注する働き方と、それによって成り立つ経済のことをさします。そのような働き方をする人のことをギグワーカーなどと呼ぶこともあります。

 

レグテック

レグテック(RegTech)とはRegulationとTechnologyを合わせた言葉で、特に複雑化・高度化した金融規制にIT技術を使って対応してゆくことをさします。

 

●ダイナミックケイパビリティ

環境の変化を感知し、機会を捉え、組織内外の資源を再編成することによって、変革を行い、持続的競争優位を確立する能力

 

●インバウンドマーケティング

自ら主体的に情報を探しに来る顧客に対して、自社の商品・サービスに興味を持つコンテンツを作成し、情報発信し続けるマーケティング

 

●コーズリレーテッドマーケティング

売上の一部をNPO法人に寄付するなど、社会貢献活動を支援する信条をアピールし、販売促進につなげる

 

●マルチサイドプラットフォーム

複数の異なる顧客層をつなぎ合わせるプラットフォームのことです。

このプラットフォーム上で顧客層どうしの交流を生み出し促進することで、新たな価値を作ることをめざします。

検索エンジンはユーザーと情報発信をする個人や団体を結びつけ、ECサイトは購買者と店舗を結びつけています。

 

●パーミッションマーケティング

顧客の許可を得てから勧誘や広告活動を行うことによって、顧客との長期的な信頼関係や友好関係の形成を重視する

 

●マーケットバスケット分析

購買履歴を分析することで一緒に購入される商品の組み合わせを明らかにすることを目的とした分析

 

●価格弾力性

ある商品の価格が変わることによって需要と供給の変化を数値で表したものです。

その値は、次のように求めます。(需要の変化率) / (供給の変化率)

この値が1より小さいとき、つまり価格が変動しても需給関係の変化が小さいことを「価格弾力性が小さい」と言います。

1よりも大きいとき、つまり価格が変動すると需給関係が大きく変化することを「価格弾力性が大きい」と言います。

 

●マクロ環境分析

自社を取り巻く外的要因(自分で制御が難しい要素)を分析するときに使う手法の一つで、

マーケティングや経営の戦略を検討するときに用いられます。

その手法の一つとしてPEST分析があります。

政治(Politics):法令や政令

経済(Economy):景気動向、株価、為替

社会(Society):流行や風潮、人口

技術(Technology):発明や特許、研究開発

上記4つの観点をそれぞれ英語で表記したとき、その頭文字をとってPEST分析と呼びます。