カードストーリー /アンディ・ボガード のバックアップ(No.5)


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明鏡止水 Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
〇×(主人公)(ふぁ……。まだこんな時間か……。
ちょっと早く起きすぎちゃったな。)
〇×(朝食の準備をするにもまだ早すぎる時間だし。
もうひと眠りしようかな……。)
〇×(あれ? 今何か音がしたような……。)
〇×(こんな時間にいったい誰だろう?)
〇×………。
〇×(ちょっと怖いけど、確認してこよう。)
〇×(あ……! 誰かいる……!)
〇×(あれ? でもあの後ろ姿って……。)
〇×ア……アンディさん?
アンディ・ボガードあれ、〇さん。
……もしかして、起こしてしまったかな。
〇×いえ、ただ目が覚めてしまって……。
アンディさん、こんな早くからどこに行くんですか?
アンディ・ボガードそうだね、ちょっと――
〇×主人公ちょっと?
アンディ・ボガード…………。
〇×……?
アンディ・ボガード……〇さんも一緒に来る?
〇×え、一緒にって、一体どこにですか?
アンディ・ボガードそれは、着いてからのお楽しみ。
〇×ええー……。
〇×(どこに行くのか分からないままで
付いて行くのは、勇気がいるなぁ。)
〇×(でも、アンディさんが良くところなら
変な所ではなさそうだし……。)
〇×(それに、ちょっと興味があるかも)

 

ご一緒させてください
〇×ご一緒させてください
アンディ・ボガードああ、もちろんだよ。

 

どこでも付いていきます!
〇×どこでも付いていきます!
アンディ・ボガードそれじゃあ、一緒に行こう。

 

お邪魔でないのなら……
〇×お邪魔でないのなら……。
アンディ・ボガード僕も〇さんと一緒だと嬉しいよ。

 

アンディ・ボガードどこへ行くかはまだ教えられないけど
できれば歩きやすい格好がいいかな。
アンディ・ボガード靴も、スニーカーなんかがいいよ。
〇×ええと……山登りする時みたいな恰好でいいでしょうか?
アンディ・ボガードああ、〇さんは登山が趣味だったね。
うん、だったらそういう格好が一番いいと思うよ。
〇×分かりました。
それじゃあ、着替えてきますね。
アンディ・ボガードああ、のんびり待っているから
焦らないでいいよ。
〇×はい、ありがとうございます。
〇×(アンディさん、一体どこに行くんだろう……?)
〇×すみません、お待たせしました。
アンディ・ボガードああ、じゃあ行こうか。
〇×はい。
〇×(あ、まだ月がでてる。
そっか、日の出もまだだものね。)
〇×(静だな……。)
〇×(いつもは人通りが多い道なのに
さすがにこの時間は人が見当たらない。)
アンディ・ボガード駅まで少し歩くけど、いいかい?
〇×あ、はい。大丈夫です。
アンディ・ボガード〇さんは登山が趣味だから
今日行くところもきっと気に入ってくれるはずだよ。
アンディ・ボガード電車の乗り継ぎがあるけれど
そんなに遠いところではないからね。
〇×(アンディさん、いつになく楽しそう。)
〇×(朝の澄み切った空気の中で、周りには誰もいなくて……。)
〇×(なんだか、こういうのってすごく……。)
アンディ・ボガード〇さん? どうしたの?
〇×あ、すみません。今行きます!
アンディ・ボガード電車の時間までまだ充分あるから大丈夫だよ。
ゆっくり、行こうか。
〇×は、はい。
アンディ・ボガード乗り継ぎの電車もすぐに来るから
焦る必要はない。
アンディ・ボガードそれに、目的地は逃げないからね。
〇×ふふ、そうですね。

 
2話

+  ネタバレ注意
アンディ・ボガードさあ、着いたよ。
〇×(主人公)え、ここですか?
アンディ・ボガードああ。そうだよ。
〇×(ここって、登山道の入り口……だよね?)
〇×(電車を乗り継いで2時間弱、
まさかアンディさんの目的地が本当に山だったなんて……。)
〇×んー! 空気が美味しい……。
久しぶりに山を間近で見ました。
アンディ・ボガード喜んでもらえたようで、僕も嬉しいよ。
〇×はい! 渋谷ではなかなか見ることができませんから。
でも、どうしてアンディさんが……?
アンディ・ボガードおや、僕が山に来るのは意外だった?
〇×いえ、アンディさんにも登山の趣味が
あったのかなあと思いまして。
アンディ・ボガード登山が目的で来たわけじゃないよ。
アンディ・ボガードそれに、山が好きな気持ちは
〇さんのほうが僕より勝ってるんじゃないかな。
アンディ・ボガードでも、ある目的のために
僕もこの山には結構来ているんだ。
アンディ・ボガードさて、山に登る前に腹ごしらえをしておこう。
アンディ・ボガード近くにおすすめのそば屋があるんだけど
そこでもいいかな?
〇×もちろんです。
〇×でも、こんな朝早くにもう開いてるお店があるんですか?
アンディ・ボガードああ、早朝からやっている熱心な店があってね。
天ぷらそばと、とろろそばがおすすめだよ。
アンディ・ボガードそれに、デザートのくずきりも絶品なんだ。
〇さんにもぜひ試してもらいたいな。
〇×ふふ、楽しみです。
アンディ・ボガードさあ、ここだよ。
〇×(わあ……。こじんまりしているけど
すごく感じのいいお店だな。)
アンディ・ボガードおじさん、天ぷらそばと、とろろそばひとつずつ。
あと、食後にくずきりをふたつ頼みます。
男性店員あいよ!
〇×素敵なお店ですね。
アンディ・ボガードああ、僕も気に入っているんだ。
男性店員おまちどう。天ぷらそばと、とろろそばだよ。
アンディ・ボガードあ、来たね。
〇さんはとろろと天ぷらはどっちがいい?
〇×ええと……。

 

天ぷらそばで
〇×天ぷらそばで。
アンディ・ボガードわかった。天ぷらがサクサクで美味しいよ。

 

軽めにとろろそばをいただきます
〇×軽めにとろろそばをいただきます。
アンディ・ボガードはい、どうぞ。
とろろの粘り気が絶品だよ。

 

どっちも美味しそう
〇×どっちも美味しそう。
アンディ・ボガードそうだろう。僕もいつも迷うんだ。
せっかくだから、ふたりでシェアしようか。

 

〇×わあ……! コシがあって、すごく美味しいです。
アンディ・ボガードああ、あのご主人が
毎日手打ちしているそうだよ。
〇×へえ。すごいですね!
アンディ・ボガード――ところで、何をするか分かった?
〇×(あ、そうだった。
ここには、そばを食べに来たわけじゃなかった。)
〇×……わかりません。
アンディ・ボガード何も?
〇×はい、
何かヒントなどは……。
アンディ・ボガードヒントはまわりにいっぱいあるよ。
目的に着くまで、じっくり考えておいて。
〇×え、まわりに……?
アンディ・ボガードああ。
ほら、よーくまわりを見てごらん。
〇×(と、言われても……。
お店の中にあるのはポスターくらいしかないし。)
〇×(あれ、あのポスター……。)
〇×(『この山は天狗が修行するという伝承があります』か。
天狗って本当にいるのかな。)
〇×(でも、ヒントらしいものは、あのポスターくらいだし……。)
〇×ええと……天狗に会いに来た……とかですか?
アンディ・ボガードふふっ! 天狗かい?
アンディ・ボガードもし会えたなら、一生の記念になるだろうけど
僕の目的とは違うよ。
アンディ・ボガードふふ……っ。それにしても面白いことを言うね。
天狗に会いに……ふふふっ。
〇×(そ、そんなに笑わなくても……。)
アンディ・ボガードそうだ、もし本当に天狗に会えたら
記念写真をお願いしようか。
〇×も、もう! アンディさん、からかわないでくださいよ……。
アンディ・ボガードあははっ、すまない。
どうか気を悪くしないでくれ。
〇×もう……、ふふっ……。

 
3話

+  ネタバレ注意
アンディ・ボガードさて、そろそろ行くとしようか。
〇×(主人公)あ、自分の分は、払いますから――
アンディ・ボガードいいんだよ。僕も一度は〇さんと一緒に
食べたいと思っていたんだ。
アンディ・ボガードだから、ここは僕にご馳走させてくれないか?
〇×は、はい。それでは、お言葉に甘えて……。
ご馳走様でした。とっても美味しかったです!
〇×本当にありがとうございました。おそばもくずきりも
アンディさんの言った通り、絶品でした。
アンディ・ボガードうん。気に入ってもらえたようで嬉しいよ。
アンディ・ボガードさて……今日は空いているようだし
途中まではケーブルカーで行こうか。
〇×いえ、アンディさんがいつも行っているルートがいいです。
アンディ・ボガード結構歩くけど、いいのかい?
〇×はい。山歩きは慣れていますから。
むしろ、そのほうが嬉しいです。
アンディ・ボガード〇さんがそう言うのなら、いつも通りの道で行こう。
結構歩くから、覚悟しておいてね?
〇×はい!
〇×(木の隙間から太陽の陽が差してキラキラしてる。)
〇×(空気も美味しいし、景色もきれいだし
やっぱり、山はいいな……。)
アンディ・ボガードあ、そこはちょっと足元が悪いから気を付けて。
〇×はい。分かりました。
でも、このくらい、へっちゃらですよ。
アンディ・ボガードふふ、本当に登山が好きなんだね。
アンディ・ボガード結構歩いたのに、
なんだか、いつもよりもイキイキしているみたいだ。
〇×生まれてから、ずっと山は身近な存在でしたから。
このくらいの高さでしたら、まだまだ元気ですよ。
アンディ・ボガードそれは頼もしいね。
それじゃあ、もう少しペースを上げようか。
〇×はい!
アンディ・ボガードほら、あれが目的の場所だよ。
〇×え、滝……ですか?
アンディ・ボガードそう。何をするか、もうわかったでしょ?
〇×え、何する――
〇×(ああっ! アンディさんが滝壺の中に入って行っちゃった。)
〇×(……そっか、滝の水に当たって修行をするのが
ここに来た目的だったんだ。)
〇×(ということは、さっきのヒントは
天狗じゃなくて『修行』のほうだったんだな。)
〇×(確かに、言われてみればそうだよね……。)
〇×(それにしても、アンディさん、顔色一つ変えずに
滝に打たれてる。)
アンディ・ボガード………。
〇×(すごい……。痛いとか、寒いとかないのかな。)
〇×(………。)
〇×(修行の邪魔にならないように、静かにしておこう。)
〇×(それに、こうしていると滝の落ちる音に鳥のさえずり、
風の通る音が聞えてきて、すごく落ち着く……。)
〇×(なんだか、とても神聖な場所みたい。)
〇×(それに……。きっとここは
アンディさんにとって特別な場所。)
〇×(そんな場所に、私を連れて来てくれたんだ。
なんだか……すごくうれしい。)
アンディ・ボガード……ふう。

 
明鏡止水
 

〇×(わあ……。髪が濡れてるからかな。
雰囲気が……いつもとはまた違う格好よさというか……。)
〇×あ、アンディさん、お疲れさまでした。
アンディ・ボガードああ、気持ちいいくらいだったよ。
少し休憩してから、もう一度行こうかな。
アンディ・ボガードそうだ、〇さんも一緒にどう?
〇×ええっ、た、滝行は……ちょっと……心の準備が……。
アンディ・ボガード冗談、冗談。
でも、少し川に足をつけるだけでも気持ちがいいよ。
アンディ・ボガード自然の中に身を委ねると癒されるし
とても心地がいいから。
〇×あ、そのくらいなら……。
アンディ・ボガードそれじゃあ、はい。
アンディ・ボガード滑らないように、僕の手を取って。
〇×あ、は、はい……っ。
〇×(さっきまで滝行をしていたから、アンディさんの手
ひんやりしていて気持ちいい……。)
〇×(それに、大きくて……安心する。)
アンディ・ボガードほら、最初はゆっくり入ってみてごらん。
〇×(わっ、冷たい……けど――)
〇×冷たくって……とても気持ちがいいです。
なんだか、懐かしいような気もします。
アンディ・ボガードうん。そうだろう。
あ、ほらその辺りは特に滑りやすいからね。
〇×……滑ったら、アンディさんが支えてくれますよね。
アンディ・ボガードああ、それはもちろん。
アンディ・ボガード……でも、僕も濡れてるし、〇さんを支えたら――
って、ええっ!?
アンディ・ボガードああ、でも〇さんがずぶ濡れになったら……。
しかし、そんな……ああ。どうしたら……。
〇×ふふ、冗談ですよ。
アンディ・ボガードえっ……?
〇×今日はアンディさんに
冗談を言われてばかりだったので、お返しです。
アンディ・ボガードはあ……。〇さん。
冗談はちゃんと選ばないといけないよ。
〇×はい、すみません。
アンディ・ボガードだけど……もし〇さんが危ない目に遭うような時は
僕の命に代えても、守るよ。
アンディ・ボガードだから、僕の隣にいる時は
いつだって安心してくれていい。
〇×は、はい……。
〇×(やっぱり、アンディさんには敵わないな……。)

 


無防備な姿 Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
ある日の夕食後――
〇×(主人公)アンディさん、明日の朝はよろしくお願いしますね。
アンディ・ボガードああ、そのことなら任せて。
〇×あの、どうかしましたか?
矢吹真吾そ、それ、何の約束ですか!?
二階堂紅丸男女の間で交わす約束と言ったら一つでしょ?
ジョー・東デートか!
草薙京ったく、そういう話はふたりきりの時にしろよな。
〇×えっ、え?
アンディ・ボガードはぁ……。何か勘違いしているようだけど、約束っていうのは
雑誌の写真撮影のことだよ。
矢吹真吾写真撮影?
アンディ・ボガードああ。できるだけ普段通りの、自然体の僕を撮りたいっていう
記者の要望でね。
アンディ・ボガードそれで一緒に暮らしてる〇さんに
写真を撮ってもらうことになったんだよ。
〇×そうなんです。同じコンセプトでテリーさんとリョウさんの
撮影はもう終わっていて……。
ロバート・ガルシアそうなん?
リョウ・サカザキああ。
テリー・ボガードなかなか楽しかったぜ。
〇×あとアンディさんの寝起きを撮ったら終わりなので
明日の朝、撮らせてもらう約束をしてるんです。
何の話だろうってソワソワしちゃった。
でも、寝起きを撮られちゃうのは
アンディさん的にはアリなの?
アンディ・ボガードもちろん。内容を聞いたうえで引き受けているし、
これも頼まれた仕事だからね。
アンディ・ボガード明日、醜態を晒すわけにはいかないから、今日はいつも以上に
コンディションを整えて眠ることにするよ。
〇×(アンディさん、格闘技以外のことでも真面目だな。)
アンディ・ボガード…………。
〇×(瞑想、今日はいつもより長めみたいだけど……。
そろそろ眠らなくて大丈夫かな……?)
アンディ・ボガード……さすがに落ち着かないな。
〇×あっ……すみません!

 

邪魔しちゃいましたよね
〇×瞑想の邪魔しちゃいましたよね……。
アンディ・ボガードそんなことはないよ。
〇×……でも。

 

迷惑でしたか……?
〇×迷惑でしたか……?
アンディ・ボガードえ……?

 

〇×すみません、私、写真を撮ることに夢中で……。
〇×(読書中の姿やお風呂上がりの姿も撮って……。
今、思えば気が休まる時間がなかったよね。)
アンディ・ボガード〇さん、違うよ。
誤解しないで。

 
2話

+  ネタバレ注意
アンディ・ボガード〇さんに写真を撮られることが
不快というわけではないんだよ。
アンディ・ボガードただ……一挙手一投足見られているというのが、
どうしても気恥しくてね。
アンディ・ボガード落ち着かないっていうのは、そういう意味だよ。
アンディ・ボガード……ダメだね。自然体でいなくちゃいけないのに。
アンディ・ボガード〇さんに写真を撮られてるって思うと、
どうしても意識してしまうみたいなんだ。
〇×そんな風には全然見えなかったですけど……。
アンディ・ボガードということは、表面上はちゃんと装えていたってことかな。
アンディ・ボガードでも、明日も今まで通りにできるかって考えると少し不安でね。
柄にもなく緊張して眠れなかったんだ。
〇×(そっか、だから瞑想してたんだ……。)
〇×でも、寝られないと困りますよね……。
何か方法があればいいんですけど。
アンディ・ボガードうーん、そうだな……。
アンディ・ボガード――いっそ、眠らないでいるのも手かもしれないね。

 

体に悪いですよ
〇×でも、徹夜は身体に悪いですよ?
アンディ・ボガードははっ。それ、僕がよく兄さんに言うセリフだ。
〇×え?
アンディ・ボガードまさか僕が言われることになるなんてね?

 

……なるほど?
〇×……なるほど?
そういう考えもありますね。
アンディ・ボガード寝よう寝ようと思っても眠れない気がするからね。

 

アンディ・ボガードそれで、〇さん。
よかったら、夜更かしをする間の話し相手になってくれないかい?
〇×話し相手……ですか。
私でよければ、いいですよ。
〇×(……話してる間は、撮影はやめておこう。)
〇×えっと。それじゃあ、何の話をしましょうか?
アンディ・ボガードそうだな……。
よければ、〇さんの話を聞かせてくれる?
アンディ・ボガード例えば……前の職場での話とか。
〇×前の職場のですか?
でも、普通の職場でしたし、あまり面白くないと思いますよ?
アンディ・ボガードそんなことはないよ。僕の知らない〇さんの話を
聞けるなら、それだけで楽しい。
〇×そうですか? それじゃあ……。
アンディ・ボガード…………。
翌朝――
〇×(こんな時間まで寝ちゃうなんて……!)
〇×(アンディさん、もう起きちゃったかな……。)

 
3話

+  ネタバレ注意
〇×……アンディさん、失礼します。
〇×あ……。
アンディ・ボガード…………。
〇×(……よかった。アンディさん、まだ寝てるみたい。)
〇×(これならバッチリ寝起きの写真、撮れそう。
もう少し近づいてっと……。)
アンディ・ボガードすぅ……んー……。
〇×わっ……。
〇×(こうやって改めて見るとアンディさんって
本当にきれいな顔してるなぁ……。)
〇×(鼻筋も通ってて、髪もサラサラだし……。)
〇×(――って、見とれてる場合じゃない! 写真撮らなきゃ!)
〇×(できるだけ自然体っていう希望だから、
これでもいいと思うけど……。)
〇×(顔に髪がかかっちゃってるのは勿体ないかな。
少し髪をよけるだけならセーフだよね……?)
アンディ・ボガード……すぅ……すぅ……。
〇×(ちょっと失礼しますね……。)
〇×――えっ!?
〇×(アンディさんに手をつかまれた……。
もしかして、起こしちゃった!?)
〇×お、起こしちゃってすみません……!
顔にかかってる髪をよけたくて……。
〇×……って……アンディさん?
アンディ・ボガードんー……。
〇×(手首つかまれたからてっきり起こしちゃったのかと
思ったけど……。目は閉じたままだ。)
アンディ・ボガード……んんっ……。
〇×!!

 
無防備な姿
 

〇×あ、あの……アンディさん……!?
アンディ・ボガードむぅ……。
〇×(あ、目を開けた!)
アンディ・ボガードんー……もう、少し……このまま……寝かせて……。
〇×え……えっと、それは別にいいんですけど……。
とりあえず、手を――
アンディ・ボガードふふっ……君の手はあたたかいな……。
とても落ち着くよ……。
アンディ・ボガードずっと……こうしていたいな……。
〇×っ……。
アンディ・ボガード……すぅ……すぅ……。
〇×……また寝ちゃった。
〇×(寝ぼけてただけ……?
普段、あんなこと言われないからビックリしちゃった。)
〇×(うー……顔、熱いな。
それにアンディさんの手も熱いよ……。)

 


SR Edit

精進あるのみ Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
 

 

選択肢1

 

選択肢2

 

 
2話

+  ネタバレ注意
 

 

選択肢1

 

選択肢2

 

 


穏やかな闘志 Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
 

 

選択肢1

 

選択肢2

 

 
2話

+  ネタバレ注意
 

 

選択肢1

 

選択肢2

 

 


温泉合宿 Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
アンディ・ボガード〇さん、お疲れ様。
〇×(主人公)アンディさん!
お昼休憩ですか?
アンディ・ボガードいや、
今日の修行はもう終わりにしようと思ってね。
アンディ・ボガードこうしてホテルに戻ってきたんだ。
〇×アンディさんがお昼で修業を終えるなんて
ちょっと珍しいですね。
アンディ・ボガードはは。真吾にも言われたよ。
アンディ・ボガード修行にもメリハリが大事だから、
今日は切り上げて楽しもうと思ってね。
〇×ふふ、良いですね!
せっかく伊豆まで来ましたもんね。
アンディ・ボガードああ、ちょうど旅行してみたかった場所でもあるんだ。
アンディ・ボガード思っていた以上に空気が綺麗で、
景色も美しいね。
アンディ・ボガードただ、どこにいって
何をしようか実はまだ迷っているんだ。
〇×あ、それなら……!

 
2話

+  ネタバレ注意
アンディ・ボガードふぅ……。
アンディ・ボガード(〇さんに言われて、
昼の露天風呂に入ってみたけど……。)
アンディ・ボガード(思った以上に気持ちが良いな。
何故だろう……この解放感だろうか?)
アンディ・ボガード(一日の終わりに入ったほうが
疲労回復にも良いと思ったけれど、これも良いな。)
アンディ・ボガード〇さんにはお礼を言わないと。
アンディ・ボガードあれ、〇さん。
待っていてくれたのかい?
〇×ふふ、待ってました。
お風呂上りにおススメのものがありまして。
アンディ・ボガードコーヒー牛乳?
お風呂上りに牛乳を飲むのかい?
〇×はい、是非ぐいっと飲んでみてください!
アンディ・ボガード……これは……!
〇×どうですか?
アンディ・ボガード不思議だな。熱い湯に浸かったあとは
体が冷えないものが良いはずなんだけど……。
アンディ・ボガードそんな考えがどこかに行ってしまうほど、
特別に美味しいよ。
アンディ・ボガードありがとう、〇さん。
アンディ・ボガード君といると理屈じゃ説明しきれない
素晴らしいものが世界に多いことを実感する。
アンディ・ボガードそうだ。
よかったらこのあと、一緒にでかけないか?
アンディ・ボガードもっと新しい感動を、
君とふたりで見つけたいんだ。

 


夜デート Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
アンディ・ボガード〇さん、そろそろ出かけようか?
〇×(主人公)はい、アンディさん。
あ、スーツ!
アンディ・ボガードなかなか着慣れなくてね。
どうかな?
〇×素敵です、とてもよく似合ってます!
あっ、ちょっと待ってくださいね。
アンディ・ボガード……!
〇×はい、もういいですよ。
アンディ・ボガードああ、ネクタイか。
ありがとう。
〇×ふふ、どういたしまして。
アンディ・ボガードそうだ、これを君に。
〇×綺麗な花束……!
どうしたんですか、これ?
アンディ・ボガード君と過ごす一日は
既に僕にとって特別な一日だからね。
〇×(アンディさん……。)
アンディ・ボガード今日のデートは、映画でよかったかな?
観たいと言っていた映画のチケット、用意してあるよ。
〇×うれしいです。
アンディ・ボガードさぁ、出かけようか。〇さん。

 
2話

+  ネタバレ注意
〇×はぁ、映画楽しかった。
久しぶりにゆっくりデートが出来てうれし……あれ?
〇×(うそ、アンディさんがいない!)
〇×おかしいな、さっきまで横にいたはずなのに。
アンディ・ボガード〇さん!
〇×よかった、はぐれちゃったのかと思いました!
アンディ・ボガードすまない。
横断歩道を渡り切れずに困っているお年寄りがいてね。
〇×助けてあげたんですね。
すみません、気づかなくて……。
アンディ・ボガードいや、僕の方こそすまない。
今日は一日中、君に楽しんでもらいたかったのに……。
アンディ・ボガードまさかはぐれてしまうなんて……。
でも君を見つけることが出来てよかった。
〇×私もこんなに大勢の人の中で見つからないかと思いました……。
見つけていただけて本当によかったです……!
アンディ・ボガード不思議だけど
誰と間違うこともなく、君だけが輝いて見えたんだ。
〇×(え……。)
アンディ・ボガードどんなに大勢の人がいても僕は、
君だけを見つけることが出来るみたいだ。
アンディ・ボガードそのくらい君のことを、
大切に思っている……ということなのかな。
〇×(アンディさん……!)
アンディ・ボガード理屈では説明できない不思議な感覚だけど……。
――さぁ。
〇×(あ、手……。)
〇×繋いでもいいんですか?
アンディ・ボガードもちろん。
すぐに見つけられるといっても、やっぱり心配だからね。
アンディ・ボガードもう二度と、君とはぐれないように
今日はこうして手を繋いでいよう。

 


KOFG学園 Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
昼休み――
女子生徒×、ご飯食べ終わった?
〇×(主人公)うん、終わったよ。
女子生徒天気もいいし、
外でバレーボールしようって話してるんだけど来る?
〇×行く!
女子生徒じゃ、グラウンド取られちゃうし、
早く行こ!
〇×うん……あれ?
〇×(ドアの所から別のクラスの人が覗いてる。
誰か探しているのかな?)
???すみません、〇さんはいますか?
〇×えっ、私?
あの人、誰だろう?
女子生徒隣のクラスのアンディ・ボガードくんだよ。
ほら、図書委員長の……。
〇×あっ!
〇×(そういえば、この間借りた本を返すの忘れてた!)
アンディ・ボガードえっと……〇さん?
〇×本のことですよね?
今日持ってきてるので、すぐ返しにいきます。
アンディ・ボガードああ、そうだったんだ。ありがとう。
アンディ・ボガード昼休みは図書室が空いてないから、
放課後来てもらってもいいかな?
〇×わかりました。
返却が遅くなって、ごめんなさい。
アンディ・ボガードそんなに気にしなくて大丈夫。
アンディ・ボガード君が転校してきたばかりだと聞いてね。
貸出期間のことを知らないかもと思って、声をかけただけなんだ。
アンディ・ボガードそれじゃまた、放課後。
図書室で待ってるね。
〇×(アンディくんって同い年なのに、
すごく落ち着いた人だなぁ。)

 
2話

+  ネタバレ注意
〇×(さてと、放課後になったし、
図書室に本を返しに行かなくちゃ。)
アンディ・ボガード……。
〇×(あれ? 前を歩いてるのって、アンディくん?
ものすごく大量の本を抱えてるけど……。)
〇×アンディくん、私も運ぶの手伝おうか?
アンディ・ボガードやぁ、〇さん。
ありがとう、でもこのくらいまだ平気だよ。
〇×ふふっ、力持ちなんだね。
それにしてもこんなにたくさんの本、どうしたの?
アンディ・ボガード僕が今週借りていた本だよ。
〇×すごい……!
一週間でこんなにたくさんの本を読んじゃうんだね。
〇×(ざっと数えただけで、50冊くらいはありそう……!)
〇×どんな本を読んでるの?
アンディ・ボガード地理関係の本が多いかな。
例えば詳細な世界地図とか、世界の名瀑を紹介した本とか。
〇×めいばく……あ、滝の本なんてあるんだ。
アンディくんは滝が好きなの?
アンディ・ボガードそうだね。
滝を見ていると、打たれてみたい気持ちにならないかい?
〇×た、滝に打たれる!? 修行でもするの!?
アンディ・ボガードいつか挑戦してみたいと思っているんだ。
アンディ・ボガードだから最近の休日は、図書館に行くか……。
ちょうどいい滝を探しに出かけているんだよ。
〇×一人で行ってるの?
アンディ・ボガード基本的にはそうだけど、
たまに一つ年上の兄さんがついて来るよ。
〇×へぇ、お兄さんがいるんだ。
仲いいの?
アンディ・ボガードどうかな?
どちらかというと、僕が振り回されている感じかな。
アンディ・ボガード観光地で猿たちを手懐けてしまったり、
観光客と腕相撲をしたり、とにかく行動の読めない人でね。
〇×(猿!? 色んな意味ですごい兄弟……。)
アンディ・ボガードこの間行った滝は電車で一時間くらいのところにあるんだけど、
すごく静かなところで、なんだか気持ちが安らいだよ。
〇×滝って癒されるっていうし、そんなに近くにあるなら
行ってみたいかも……。
アンディ・ボガード滝に興味がある?
アンディ・ボガードよかったら今度……一緒に滝を見に行かないかい?
〇×興味はあるけど……。
邪魔にならない?
アンディ・ボガードむしろ大歓迎だよ。
僕でよければ、色々と教えてあげるよ。
〇×(アンディくん、目がキラキラしてる。
本当に滝が好きなんだな……。)
〇×それじゃあ、一緒に行こうかな。
アンディ・ボガードうん。君が一緒なら、
とても楽しい休日になる予感がするよ。

 


誘いの悪魔 Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
〇×(主人公)(うう、まさか私が
ウェディングドレスを着ることになるなんて……。)
〇×(……アンディさんにウェディングフェアの広告塔の話が来て、
誘われるまま見学に来てみたけど――)
〇×(相手役のモデルさんが来られなくなったからって、
急遽、代役を頼まれたんだよね。)
アンディ・ボガード〇さん、準備はできた?
〇×は、はい! 大丈夫です!
アンディ・ボガード失礼するよ。
――!
〇×わあ。アンディさん、すごく似合ってますね!
アンディ・ボガードあ、ええと、ありがとう。
〇さんこそ、とてもよく似合っているよ。
〇×あ、ありがとうございます。
〇×(そ、そんなふうにストレートに褒められると
なんだか照れくさくなってきちゃったな……。)
アンディ・ボガード……すごく嬉しいな。
〇×え?
アンディ・ボガードあ、なんでもないよ。
参ったな、まだ修行が足りないみたいだ。
アンディ・ボガード君のドレス姿を見て、舞い上がってしまっている。
今日はちゃんとうまくできるかどうか……。
〇×ふふっ。きっと撮影、うまくいきますよ!
アンディさん、すごくたくさん練習していたじゃないですか。
アンディ・ボガード気付いていたのかい?
〇×はい、もちろん!
私も足を引っ張らないように頑張りますね。
アンディ・ボガード足を引っ張るだなんて、そんな――
ありがとう、〇さん。
アンディ・ボガード君がいてくれて、本当によかった。
なんだか、話していたら落ち着いてきたよ。
〇×お役に立てたなら、何よりです。
……あ、そろそろ時間ですね、行きましょう。
〇×(うーん、アンディさんにはああ言ったけれど……。
私のほうがちょっと緊張してきちゃったかも。)
アンディ・ボガード……〇さん。撮影に行く前に、目を閉じて。
〇×え……?
こうですか?
アンディ・ボガードそう、そのまま深く息を吸って――
吐いて。
〇×(……あ、これ、瞑想?
なんだか心が落ち着いてきたような……。)
アンディ・ボガードどう?
〇×……あんなに緊張していたのが嘘みたいに落ち着いてます。
アンディさん、さすがですね!
アンディ・ボガードいつも、大事な試合の前にはこうしているんだ。
僕も、〇さんの役に立ててよかったよ。
アンディ・ボガードそれじゃ、行こうか。
〇×はい!
〇×(あれ? スタッフさんたち、どこに行ったんだろう。
なんだか会場も暗いような……。)
〇×あの、アンディさん――
〇×(え? ……黒い羽根?)

 
2話

+  ネタバレ注意
〇×(この黒い羽根どこから……?)
〇×こんな演出があるって言ってましたっけ?
えっ……!
アンディ・ボガード〇さん、どうかしたのかい?
〇×アンディさん! その……。
黒い翼、どうしたんですか?
アンディ・ボガードどうしたもなにも……最初からあったじゃないか。
〇×あれ? そうでしたっけ……?
〇×(なんだかそう言われれば、そうだった気も……。)
アンディ・ボガードそうだよ。
だって僕は――悪魔なんだからね。
〇×悪魔……。
アンディ・ボガード〇さん、まだ緊張しているのかな?
〇×ええと……。
アンディ・ボガードその様子だと、これから始まるのが僕たちの結婚式だってことも
覚えてないのかな?
〇×私とアンディさんの……?
いえ、今日はただの撮影で――
アンディ・ボガード違うよ……ほら、僕の瞳を見て。
――ゆっくりと、息を吸って、吐いて。
アンディ・ボガード今日は、君と僕の結婚式だよ。
僕たちは永遠に結ばれるんだ。
〇×(なんだろう……。
アンディさんの目を見ていると、頭がぼうっとしてきて……。)
〇×……そういえば、そうでしたね。
すっかり忘れちゃってたみたいで……すみません。
アンディ・ボガード思い出してくれてよかったよ。
――それじゃあ式を始めようか。
〇×……あれ? でも、まだみなさん揃ってませんよ。
アンディ・ボガードみなさん?
〇×はい。結婚式なら、テリーさんがきっと来ますよね?
ジョーさんや京さんも――
アンディ・ボガード…………。
〇×
〇×(アンディさんの顔、すごく近い……!)
アンディ・ボガード――今、兄さんたちのことはいいじゃないか。
ほら、僕の目をもっと……ちゃんと見て。
アンディ・ボガード〇さんには僕のことだけを考えて欲しいんだ。
君は僕の花嫁だろう? つまり、僕だけのものなんだよ。
アンディ・ボガード僕も、君だけのもの。
いいね?
〇×(そっか。悪魔の花嫁になるってそういうことだっけ。)
〇×……はい。
アンディ・ボガード……ふふっ。
〇さんのこんなに綺麗な姿を独り占めできるなんて嬉しいよ。
アンディ・ボガードこれからも、永遠に僕だけのものだ。
誰にも見せないし、触れさせない。
アンディ・ボガードこれからずっと、僕の目に映るのは君だけでいい。
君の目に映るのも――僕だけでいいんだよ。
アンディ・ボガードそれじゃ始めようか。二人だけの結婚式を。

 


重なる面影 Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意

 

選択肢1

 

選択肢2

 

 
2話

+  ネタバレ注意


 

選択肢1

 

選択肢2

 

 


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