カードストーリー /アンディ・ボガード のバックアップ差分(No.3)


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#contents

*SSR [#SSR_story]
**明鏡止水 [#ssr_01]
**明鏡止水 [#SSR01]
[[カード情報>カード /アンディ・ボガード/SSR 明鏡止水]]
***1話 [#ssr01story1]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×(主人公)|(ふぁ……。まだこんな時間か……。&br;ちょっと早く起きすぎちゃったな。)|
|~〇×|(朝食の準備をするにもまだ早すぎる時間だし。&br;もうひと眠りしようかな……。)|
|~〇×|(あれ? 今何か音がしたような……。)|
|~〇×|(こんな時間にいったい誰だろう?)|
|~〇×|………。|
|~〇×|(ちょっと怖いけど、確認してこよう。)|
|~〇×|(あ……! 誰かいる……!)|
|~〇×|(あれ? でもあの後ろ姿って……。)|
|~〇×|ア……アンディさん?|
|~アンディ・ボガード|あれ、〇さん。&br;……もしかして、起こしてしまったかな。|
|~〇×|いえ、ただ目が覚めてしまって……。&br;アンディさん、こんな早くからどこに行くんですか?|
|~アンディ・ボガード|そうだね、ちょっと――|
|~〇×主人公|ちょっと?|
|~アンディ・ボガード|…………。|
|~〇×|……?|
|~アンディ・ボガード|……〇さんも一緒に来る?|
|~〇×|え、一緒にって、一体どこにですか?|
|~アンディ・ボガード|それは、着いてからのお楽しみ。|
|~〇×|ええー……。|
|~〇×|(どこに行くのか分からないままで&br;付いて行くのは、勇気がいるなぁ。)|
|~〇×|(でも、アンディさんが良くところなら&br;変な所ではなさそうだし……。)|
|~〇×|(それに、ちょっと興味があるかも)|
 
|①|>|CENTER:~ご一緒させてください|
|~|~〇×|ご一緒させてください|
|~|~アンディ・ボガード|ああ、もちろんだよ。|
 
|②|>|CENTER:~どこでも付いていきます!|
|~|~〇×|どこでも付いていきます!|
|~|~アンディ・ボガード|それじゃあ、一緒に行こう。|
 
|③|>|CENTER:~お邪魔でないのなら……|
|~|~〇×|お邪魔でないのなら……。|
|~|~アンディ・ボガード|僕も〇さんと一緒だと嬉しいよ。|
 
|~アンディ・ボガード|どこへ行くかはまだ教えられないけど&br;できれば歩きやすい格好がいいかな。|
|~アンディ・ボガード|靴も、スニーカーなんかがいいよ。|
|~〇×|ええと……山登りする時みたいな恰好でいいでしょうか?|
|~アンディ・ボガード|ああ、〇さんは登山が趣味だったね。&br;うん、だったらそういう格好が一番いいと思うよ。|
|~〇×|分かりました。&br;それじゃあ、着替えてきますね。|
|~アンディ・ボガード|ああ、のんびり待っているから&br;焦らないでいいよ。|
|~〇×|はい、ありがとうございます。|
|~〇×|(アンディさん、一体どこに行くんだろう……?)|
|~〇×|すみません、お待たせしました。|
|~アンディ・ボガード|ああ、じゃあ行こうか。|
|~〇×|はい。|
|~〇×|(あ、まだ月がでてる。&br;そっか、日の出もまだだものね。)|
|~〇×|(静だな……。)|
|~〇×|(いつもは人通りが多い道なのに&br;さすがにこの時間は人が見当たらない。)|
|~アンディ・ボガード|駅まで少し歩くけど、いいかい?|
|~〇×|あ、はい。大丈夫です。|
|~アンディ・ボガード|〇さんは登山が趣味だから&br;今日行くところもきっと気に入ってくれるはずだよ。|
|~アンディ・ボガード|電車の乗り継ぎがあるけれど&br;そんなに遠いところではないからね。|
|~〇×|(アンディさん、いつになく楽しそう。)|
|~〇×|(朝の澄み切った空気の中で、周りには誰もいなくて……。)|
|~〇×|(なんだか、こういうのってすごく……。)|
|~アンディ・ボガード|〇さん? どうしたの?|
|~〇×|あ、すみません。今行きます!|
|~アンディ・ボガード|電車の時間までまだ充分あるから大丈夫だよ。&br;ゆっくり、行こうか。|
|~〇×|は、はい。|
|~アンディ・ボガード|乗り継ぎの電車もすぐに来るから&br;焦る必要はない。|
|~アンディ・ボガード|それに、目的地は逃げないからね。|
|~〇×|ふふ、そうですね。|

#endregion

//----------
***2話 [#ssr01story2]
 
''2話''
#region(ネタバレ注意)
|~アンディ・ボガード|さあ、着いたよ。|
|~〇×(主人公)|え、ここですか?|
|~アンディ・ボガード|ああ。そうだよ。|
|~〇×|(ここって、登山道の入り口……だよね?)|
|~〇×|(電車を乗り継いで2時間弱、&br;まさかアンディさんの目的地が本当に山だったなんて……。)|
|~〇×|んー! 空気が美味しい……。&br;久しぶりに山を間近で見ました。|
|~アンディ・ボガード|喜んでもらえたようで、僕も嬉しいよ。|
|~〇×|はい! 渋谷ではなかなか見ることができませんから。&br;でも、どうしてアンディさんが……?|
|~アンディ・ボガード|おや、僕が山に来るのは意外だった?|
|~〇×|いえ、アンディさんにも登山の趣味が&br;あったのかなあと思いまして。|
|~アンディ・ボガード|登山が目的で来たわけじゃないよ。|
|~アンディ・ボガード|それに、山が好きな気持ちは&br;〇さんのほうが僕より勝ってるんじゃないかな。|
|~アンディ・ボガード|でも、ある目的のために&br;僕もこの山には結構来ているんだ。|
|~アンディ・ボガード|さて、山に登る前に腹ごしらえをしておこう。|
|~アンディ・ボガード|近くにおすすめのそば屋があるんだけど&br;そこでもいいかな?|
|~〇×|もちろんです。|
|~〇×|でも、こんな朝早くにもう開いてるお店があるんですか?|
|~アンディ・ボガード|ああ、早朝からやっている熱心な店があってね。&br;天ぷらそばと、とろろそばがおすすめだよ。|
|~アンディ・ボガード|それに、デザートのくずきりも絶品なんだ。&br;〇さんにもぜひ試してもらいたいな。|
|~〇×|ふふ、楽しみです。|
|~アンディ・ボガード|さあ、ここだよ。|
|~〇×|(わあ……。こじんまりしているけど&br;すごく感じのいいお店だな。)|
|~アンディ・ボガード|おじさん、天ぷらそばと、とろろそばひとつずつ。&br;あと、食後にくずきりをふたつ頼みます。|
|~男性店員|あいよ!|
|~〇×|素敵なお店ですね。|
|~アンディ・ボガード|ああ、僕も気に入っているんだ。|
|~男性店員|おまちどう。天ぷらそばと、とろろそばだよ。|
|~アンディ・ボガード|あ、来たね。&br;〇さんはとろろと天ぷらはどっちがいい?|
|~〇×|ええと……。|
 
|①|>|CENTER:~天ぷらそばで|
|~|~〇×|天ぷらそばで。|
|~|~アンディ・ボガード|わかった。天ぷらがサクサクで美味しいよ。|
 
|②|>|CENTER:~軽めにとろろそばをいただきます|
|~|~〇×|軽めにとろろそばをいただきます。|
|~|~アンディ・ボガード|はい、どうぞ。&br;とろろの粘り気が絶品だよ。|
 
|③|>|CENTER:~どっちも美味しそう|
|~|~〇×|どっちも美味しそう。|
|~|~アンディ・ボガード|そうだろう。僕もいつも迷うんだ。&br;せっかくだから、ふたりでシェアしようか。|
 
|~〇×|わあ……! コシがあって、すごく美味しいです。|
|~アンディ・ボガード|ああ、あのご主人が&br;毎日手打ちしているそうだよ。|
|~〇×|へえ。すごいですね!|
|~アンディ・ボガード|――ところで、何をするか分かった?|
|~〇×|(あ、そうだった。&br;ここには、そばを食べに来たわけじゃなかった。)|
|~〇×|……わかりません。|
|~アンディ・ボガード|何も?|
|~〇×|はい、&br;何かヒントなどは……。|
|~アンディ・ボガード|ヒントはまわりにいっぱいあるよ。&br;目的に着くまで、じっくり考えておいて。|
|~〇×|え、まわりに……?|
|~アンディ・ボガード|ああ。&br;ほら、よーくまわりを見てごらん。|
|~〇×|(と、言われても……。&br;お店の中にあるのはポスターくらいしかないし。)|
|~〇×|(あれ、あのポスター……。)|
|~〇×|(『この山は天狗が修行するという伝承があります』か。&br;天狗って本当にいるのかな。)|
|~〇×|(でも、ヒントらしいものは、あのポスターくらいだし……。)|
|~〇×|ええと……天狗に会いに来た……とかですか?|
|~アンディ・ボガード|ふふっ! 天狗かい?|
|~アンディ・ボガード|もし会えたなら、一生の記念になるだろうけど&br;僕の目的とは違うよ。|
|~アンディ・ボガード|ふふ……っ。それにしても面白いことを言うね。&br;天狗に会いに……ふふふっ。|
|~〇×|(そ、そんなに笑わなくても……。)|
|~アンディ・ボガード|そうだ、もし本当に天狗に会えたら&br;記念写真をお願いしようか。|
|~〇×|も、もう! アンディさん、からかわないでくださいよ……。|
|~アンディ・ボガード|あははっ、すまない。&br;どうか気を悪くしないでくれ。|
|~〇×|もう……、ふふっ……。|
#endregion

//----------
***3話 [#ssr01story3]
 
''3話''
#region(ネタバレ注意)
|~アンディ・ボガード|さて、そろそろ行くとしようか。|
|~〇×(主人公)|あ、自分の分は、払いますから――|
|~アンディ・ボガード|いいんだよ。僕も一度は〇さんと一緒に&br;食べたいと思っていたんだ。|
|~アンディ・ボガード|だから、ここは僕にご馳走させてくれないか?|
|~〇×|は、はい。それでは、お言葉に甘えて……。&br;ご馳走様でした。とっても美味しかったです!|
|~〇×|本当にありがとうございました。おそばもくずきりも&br;アンディさんの言った通り、絶品でした。|
|~アンディ・ボガード|うん。気に入ってもらえたようで嬉しいよ。|
|~アンディ・ボガード|さて……今日は空いているようだし&br;途中まではケーブルカーで行こうか。|
|~〇×|いえ、アンディさんがいつも行っているルートがいいです。|
|~アンディ・ボガード|結構歩くけど、いいのかい?|
|~〇×|はい。山歩きは慣れていますから。&br;むしろ、そのほうが嬉しいです。|
|~アンディ・ボガード|〇さんがそう言うのなら、いつも通りの道で行こう。&br;結構歩くから、覚悟しておいてね?|
|~〇×|はい!|
|~〇×|(木の隙間から太陽の陽が差してキラキラしてる。)|
|~〇×|(空気も美味しいし、景色もきれいだし&br;やっぱり、山はいいな……。)|
|~アンディ・ボガード|あ、そこはちょっと足元が悪いから気を付けて。|
|~〇×|はい。分かりました。&br;でも、このくらい、へっちゃらですよ。|
|~アンディ・ボガード|ふふ、本当に登山が好きなんだね。|
|~アンディ・ボガード|結構歩いたのに、&br;なんだか、いつもよりもイキイキしているみたいだ。|
|~〇×|生まれてから、ずっと山は身近な存在でしたから。&br;このくらいの高さでしたら、まだまだ元気ですよ。|
|~アンディ・ボガード|それは頼もしいね。&br;それじゃあ、もう少しペースを上げようか。|
|~〇×|はい!|
|~アンディ・ボガード|ほら、あれが目的の場所だよ。|
|~〇×|え、滝……ですか?|
|~アンディ・ボガード|そう。何をするか、もうわかったでしょ?|
|~〇×|え、何する――|
|~〇×|(ああっ! アンディさんが滝壺の中に入って行っちゃった。)|
|~〇×|(……そっか、滝の水に当たって修行をするのが&br;ここに来た目的だったんだ。)|
|~〇×|(ということは、さっきのヒントは&br;天狗じゃなくて『修行』のほうだったんだな。)|
|~〇×|(確かに、言われてみればそうだよね……。)|
|~〇×|(それにしても、アンディさん、顔色一つ変えずに&br;滝に打たれてる。)|
|~アンディ・ボガード|………。|
|~〇×|(すごい……。痛いとか、寒いとかないのかな。)|
|~〇×|(………。)|
|~〇×|(修行の邪魔にならないように、静かにしておこう。)|
|~〇×|(それに、こうしていると滝の落ちる音に鳥のさえずり、&br;風の通る音が聞えてきて、すごく落ち着く……。)|
|~〇×|(なんだか、とても神聖な場所みたい。)|
|~〇×|(それに……。きっとここは&br;アンディさんにとって特別な場所。)|
|~〇×|(そんな場所に、私を連れて来てくれたんだ。&br;なんだか……すごくうれしい。)|
|~アンディ・ボガード|……ふう。|
 
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|~〇×|(わあ……。髪が濡れてるからかな。&br;雰囲気が……いつもとはまた違う格好よさというか……。)|
|~〇×|あ、アンディさん、お疲れさまでした。|
|~アンディ・ボガード|ああ、気持ちいいくらいだったよ。&br;少し休憩してから、もう一度行こうかな。|
|~アンディ・ボガード|そうだ、〇さんも一緒にどう?|
|~〇×|ええっ、た、滝行は……ちょっと……心の準備が……。|
|~アンディ・ボガード|冗談、冗談。&br;でも、少し川に足をつけるだけでも気持ちがいいよ。|
|~アンディ・ボガード|自然の中に身を委ねると癒されるし&br;とても心地がいいから。|
|~〇×|あ、そのくらいなら……。|
|~アンディ・ボガード|それじゃあ、はい。|
|~アンディ・ボガード|滑らないように、僕の手を取って。|
|~〇×|あ、は、はい……っ。|
|~〇×|(さっきまで滝行をしていたから、アンディさんの手&br;ひんやりしていて気持ちいい……。)|
|~〇×|(それに、大きくて……安心する。)|
|~アンディ・ボガード|ほら、最初はゆっくり入ってみてごらん。|
|~〇×|(わっ、冷たい……けど――)|
|~〇×|冷たくって……とても気持ちがいいです。&br;なんだか、懐かしいような気もします。|
|~アンディ・ボガード|うん。そうだろう。&br;あ、ほらその辺りは特に滑りやすいからね。|
|~〇×|……滑ったら、アンディさんが支えてくれますよね。|
|~アンディ・ボガード|ああ、それはもちろん。|
|~アンディ・ボガード|……でも、僕も濡れてるし、〇さんを支えたら――&br;って、ええっ!?|
|~アンディ・ボガード|ああ、でも〇さんがずぶ濡れになったら……。&br;しかし、そんな……ああ。どうしたら……。|
|~〇×|ふふ、冗談ですよ。|
|~アンディ・ボガード|えっ……?|
|~〇×|今日はアンディさんに&br;冗談を言われてばかりだったので、お返しです。|
|~アンディ・ボガード|はあ……。〇さん。&br;冗談はちゃんと選ばないといけないよ。|
|~〇×|はい、すみません。|
|~アンディ・ボガード|だけど……もし〇さんが危ない目に遭うような時は&br;僕の命に代えても、守るよ。|
|~アンディ・ボガード|だから、僕の隣にいる時は&br;いつだって安心してくれていい。|
|~〇×|は、はい……。|
|~〇×|(やっぱり、アンディさんには敵わないな……。)|
#endregion



-----



**無防備な姿 [#ssr_02]
**無防備な姿 [#SSR02]
[[カード情報>カード /アンディ・ボガード/SSR 無防備な姿]]
***1話 [#ssr02story1]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
|>|ある日の夕食後――|
|~〇×(主人公)|アンディさん、明日の朝はよろしくお願いしますね。|
|~アンディ・ボガード|ああ、そのことなら任せて。|
|~〇×|あの、どうかしましたか?|
|~矢吹真吾|そ、それ、何の約束ですか!?|
|~二階堂紅丸|男女の間で交わす約束と言ったら一つでしょ?|
|~ジョー・東|デートか!|
|~草薙京|ったく、そういう話はふたりきりの時にしろよな。|
|~〇×|えっ、え?|
|~アンディ・ボガード|はぁ……。何か勘違いしているようだけど、約束っていうのは&br;雑誌の写真撮影のことだよ。|
|~矢吹真吾|写真撮影?|
|~アンディ・ボガード|ああ。できるだけ普段通りの、自然体の僕を撮りたいっていう&br;記者の要望でね。|
|~アンディ・ボガード|それで一緒に暮らしてる〇さんに&br;写真を撮ってもらうことになったんだよ。|
|~〇×|そうなんです。同じコンセプトでテリーさんとリョウさんの&br;撮影はもう終わっていて……。|
|~ロバート・ガルシア|そうなん?|
|~リョウ・サカザキ|ああ。|
|~テリー・ボガード|なかなか楽しかったぜ。|
|~〇×|あとアンディさんの寝起きを撮ったら終わりなので&br;明日の朝、撮らせてもらう約束をしてるんです。|
|~包|何の話だろうってソワソワしちゃった。|
|~包|でも、寝起きを撮られちゃうのは&br;アンディさん的にはアリなの?|
|~アンディ・ボガード|もちろん。内容を聞いたうえで引き受けているし、&br;これも頼まれた仕事だからね。|
|~アンディ・ボガード|明日、醜態を晒すわけにはいかないから、今日はいつも以上に&br;コンディションを整えて眠ることにするよ。|
|~〇×|(アンディさん、格闘技以外のことでも真面目だな。)|
|~アンディ・ボガード|…………。|
|~〇×|(瞑想、今日はいつもより長めみたいだけど……。&br;そろそろ眠らなくて大丈夫かな……?)|
|~アンディ・ボガード|……さすがに落ち着かないな。|
|~〇×|あっ……すみません!|
 
|①|>|CENTER:~邪魔しちゃいましたよね|
|~|~〇×|瞑想の邪魔しちゃいましたよね……。|
|~|~アンディ・ボガード|そんなことはないよ。|
|~|~〇×|……でも。|
 
|②|>|CENTER:~迷惑でしたか……?|
|~|~〇×|迷惑でしたか……?|
|~|~アンディ・ボガード|え……?|
 
|~〇×|すみません、私、写真を撮ることに夢中で……。|
|~〇×|(読書中の姿やお風呂上がりの姿も撮って……。&br;今、思えば気が休まる時間がなかったよね。)|
|~アンディ・ボガード|〇さん、違うよ。&br;誤解しないで。|
#endregion

//----------
***2話 [#ssr02story2]
 
''2話''
#region(ネタバレ注意)
|~アンディ・ボガード|〇さんに写真を撮られることが&br;不快というわけではないんだよ。|
|~アンディ・ボガード|ただ……一挙手一投足見られているというのが、&br;どうしても気恥しくてね。|
|~アンディ・ボガード|落ち着かないっていうのは、そういう意味だよ。|
|~アンディ・ボガード|……ダメだね。自然体でいなくちゃいけないのに。|
|~アンディ・ボガード|〇さんに写真を撮られてるって思うと、&br;どうしても意識してしまうみたいなんだ。|
|~〇×|そんな風には全然見えなかったですけど……。|
|~アンディ・ボガード|ということは、表面上はちゃんと装えていたってことかな。|
|~アンディ・ボガード|でも、明日も今まで通りにできるかって考えると少し不安でね。&br;柄にもなく緊張して眠れなかったんだ。|
|~〇×|(そっか、だから瞑想してたんだ……。)|
|~〇×|でも、寝られないと困りますよね……。&br;何か方法があればいいんですけど。|
|~アンディ・ボガード|うーん、そうだな……。|
|~アンディ・ボガード|――いっそ、眠らないでいるのも手かもしれないね。|
 
|①|>|CENTER:~体に悪いですよ|
|~|~〇×|でも、徹夜は身体に悪いですよ?|
|~|~アンディ・ボガード|ははっ。それ、僕がよく兄さんに言うセリフだ。|
|~|~〇×|え?|
|~|~アンディ・ボガード|まさか僕が言われることになるなんてね?|
 
|②|>|CENTER:~……なるほど?|
|~|~〇×|……なるほど?&br;そういう考えもありますね。|
|~|~アンディ・ボガード|寝よう寝ようと思っても眠れない気がするからね。|
 
|~アンディ・ボガード|それで、〇さん。&br;よかったら、夜更かしをする間の話し相手になってくれないかい?|
|~〇×|話し相手……ですか。&br;私でよければ、いいですよ。|
|~〇×|(……話してる間は、撮影はやめておこう。)|
|~〇×|えっと。それじゃあ、何の話をしましょうか?|
|~アンディ・ボガード|そうだな……。&br;よければ、〇さんの話を聞かせてくれる?|
|~アンディ・ボガード|例えば……前の職場での話とか。|
|~〇×|前の職場のですか?&br;でも、普通の職場でしたし、あまり面白くないと思いますよ?|
|~アンディ・ボガード|そんなことはないよ。僕の知らない〇さんの話を&br;聞けるなら、それだけで楽しい。|
|~〇×|そうですか? それじゃあ……。|
|~アンディ・ボガード|…………。|
|>|翌朝――|
|~〇×|(こんな時間まで寝ちゃうなんて……!)|
|~〇×|(アンディさん、もう起きちゃったかな……。)|
#endregion

//----------

***3話 [#ssr02story3]
 
''3話''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×|……アンディさん、失礼します。|
|~〇×|あ……。|
|~アンディ・ボガード|…………。|
|~〇×|(……よかった。アンディさん、まだ寝てるみたい。)|
|~〇×|(これならバッチリ寝起きの写真、撮れそう。&br;もう少し近づいてっと……。)|
|~アンディ・ボガード|すぅ……んー……。|
|~〇×|わっ……。|
|~〇×|(こうやって改めて見るとアンディさんって&br;本当にきれいな顔してるなぁ……。)|
|~〇×|(鼻筋も通ってて、髪もサラサラだし……。)|
|~〇×|(――って、見とれてる場合じゃない! 写真撮らなきゃ!)|
|~〇×|(できるだけ自然体っていう希望だから、&br;これでもいいと思うけど……。)|
|~〇×|(顔に髪がかかっちゃってるのは勿体ないかな。&br;少し髪をよけるだけならセーフだよね……?)|
|~アンディ・ボガード|……すぅ……すぅ……。|
|~〇×|(ちょっと失礼しますね……。)|
|~〇×|――えっ!?|
|~〇×|(アンディさんに手をつかまれた……。&br;もしかして、起こしちゃった!?)|
|~〇×|お、起こしちゃってすみません……!&br;顔にかかってる髪をよけたくて……。|
|~〇×|……って……アンディさん?|
|~アンディ・ボガード|んー……。|
|~〇×|(手首つかまれたからてっきり起こしちゃったのかと&br;思ったけど……。目は閉じたままだ。)|
|~アンディ・ボガード|……んんっ……。|
|~〇×|!!|
 
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|~〇×|あ、あの……アンディさん……!?|
|~アンディ・ボガード|むぅ……。|
|~〇×|(あ、目を開けた!)|
|~アンディ・ボガード|んー……もう、少し……このまま……寝かせて……。|
|~〇×|え……えっと、それは別にいいんですけど……。&br;とりあえず、手を――|
|~アンディ・ボガード|ふふっ……君の手はあたたかいな……。&br;とても落ち着くよ……。|
|~アンディ・ボガード|ずっと……こうしていたいな……。|
|~〇×|っ……。|
|~アンディ・ボガード|……すぅ……すぅ……。|
|~〇×|……また寝ちゃった。|
|~〇×|(寝ぼけてただけ……?&br;普段、あんなこと言われないからビックリしちゃった。)|
|~〇×|(うー……顔、熱いな。&br;それにアンディさんの手も熱いよ……。)|
#endregion



-----



*SR [#SR_story]
**精進あるのみ [#SR01]
[[カード情報>カード /アンディ・ボガード/SR 精進あるのみ]]
***1話 [#sr01story1]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
|~|&br;|
|~||
|~||
|~||
|~|&br;|
#endregion

//----------
***2話 [#sr01story2]
 
''2話''
#region(ネタバレ注意)
|~|&br;|
|~||
|~||
|~||
|~|&br;|
#endregion




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**穏やかな闘志 [#SR02]
[[カード情報>カード /アンディ・ボガード/SR 穏やかな闘志]]
***1話 [#sr02story1]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
|~|&br;|
|~||
|~||
|~||
|~|&br;|
#endregion

//----------
***2話 [#sr02story2]
 
''2話''
#region(ネタバレ注意)
|~|&br;|
|~||
|~||
|~||
|~|&br;|
#endregion




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**温泉合宿 [#SR03]
[[カード情報>カード /アンディ・ボガード/SR 温泉合宿]]
***1話 [#sr03story1]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
|~アンディ・ボガード|〇さん、お疲れ様。|
|~〇×(主人公)|アンディさん!&br;お昼休憩ですか?|
|~アンディ・ボガード|いや、&br;今日の修行はもう終わりにしようと思ってね。|
|~アンディ・ボガード|こうしてホテルに戻ってきたんだ。|
|~〇×|アンディさんがお昼で修業を終えるなんて&br;ちょっと珍しいですね。|
|~アンディ・ボガード|はは。真吾にも言われたよ。|
|~アンディ・ボガード|修行にもメリハリが大事だから、&br;今日は切り上げて楽しもうと思ってね。|
|~〇×|ふふ、良いですね!&br;せっかく伊豆まで来ましたもんね。|
|~アンディ・ボガード|ああ、ちょうど旅行してみたかった場所でもあるんだ。|
|~アンディ・ボガード|思っていた以上に空気が綺麗で、&br;景色も美しいね。|
|~アンディ・ボガード|ただ、どこにいって&br;何をしようか実はまだ迷っているんだ。|
|~〇×|あ、それなら……!|
#endregion

//----------
***2話 [#sr03story2]
 
''2話''
#region(ネタバレ注意)
|~アンディ・ボガード|ふぅ……。|
|~アンディ・ボガード|(〇さんに言われて、&br;昼の露天風呂に入ってみたけど……。)|
|~アンディ・ボガード|(思った以上に気持ちが良いな。&br;何故だろう……この解放感だろうか?)|
|~アンディ・ボガード|(一日の終わりに入ったほうが&br;疲労回復にも良いと思ったけれど、これも良いな。)|
|~アンディ・ボガード|〇さんにはお礼を言わないと。|
|~アンディ・ボガード|あれ、〇さん。&br;待っていてくれたのかい?|
|~〇×|ふふ、待ってました。&br;お風呂上りにおススメのものがありまして。|
|~アンディ・ボガード|コーヒー牛乳?&br;お風呂上りに牛乳を飲むのかい?|
|~〇×|はい、是非ぐいっと飲んでみてください!|
|~アンディ・ボガード|……これは……!|
|~〇×|どうですか?|
|~アンディ・ボガード|不思議だな。熱い湯に浸かったあとは&br;体が冷えないものが良いはずなんだけど……。|
|~アンディ・ボガード|そんな考えがどこかに行ってしまうほど、&br;特別に美味しいよ。|
|~アンディ・ボガード|ありがとう、〇さん。|
|~アンディ・ボガード|君といると理屈じゃ説明しきれない&br;素晴らしいものが世界に多いことを実感する。|
|~アンディ・ボガード|そうだ。&br;よかったらこのあと、一緒にでかけないか?|
|~アンディ・ボガード|もっと新しい感動を、&br;君とふたりで見つけたいんだ。|
#endregion



-----



**夜デート [#SR04]
[[カード情報>カード /アンディ・ボガード/SR 夜デート]]
***1話 [#sr04story1]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
|~アンディ・ボガード|〇さん、そろそろ出かけようか?|
|~〇×(主人公)|はい、アンディさん。&br;あ、スーツ!|
|~アンディ・ボガード|なかなか着慣れなくてね。&br;どうかな?|
|~〇×|素敵です、とてもよく似合ってます!&br;あっ、ちょっと待ってくださいね。|
|~アンディ・ボガード|……!|
|~〇×|はい、もういいですよ。|
|~アンディ・ボガード|ああ、ネクタイか。&br;ありがとう。|
|~〇×|ふふ、どういたしまして。|
|~アンディ・ボガード|そうだ、これを君に。|
|~〇×|綺麗な花束……!&br;どうしたんですか、これ?|
|~アンディ・ボガード|君と過ごす一日は&br;既に僕にとって特別な一日だからね。|
|~〇×|(アンディさん……。)|
|~アンディ・ボガード|今日のデートは、映画でよかったかな?&br;観たいと言っていた映画のチケット、用意してあるよ。|
|~〇×|うれしいです。|
|~アンディ・ボガード|さぁ、出かけようか。〇さん。|
#endregion

//----------
***2話 [#sr04story2]
 
''2話''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×|はぁ、映画楽しかった。&br;久しぶりにゆっくりデートが出来てうれし……あれ?|
|~〇×|(うそ、アンディさんがいない!)|
|~〇×|おかしいな、さっきまで横にいたはずなのに。|
|~アンディ・ボガード|〇さん!|
|~〇×|よかった、はぐれちゃったのかと思いました!|
|~アンディ・ボガード|すまない。&br;横断歩道を渡り切れずに困っているお年寄りがいてね。|
|~〇×|助けてあげたんですね。&br;すみません、気づかなくて……。|
|~アンディ・ボガード|いや、僕の方こそすまない。&br;今日は一日中、君に楽しんでもらいたかったのに……。|
|~アンディ・ボガード|まさかはぐれてしまうなんて……。&br;でも君を見つけることが出来てよかった。|
|~〇×|私もこんなに大勢の人の中で見つからないかと思いました……。&br;見つけていただけて本当によかったです……!|
|~アンディ・ボガード|不思議だけど&br;誰と間違うこともなく、君だけが輝いて見えたんだ。|
|~〇×|(え……。)|
|~アンディ・ボガード|どんなに大勢の人がいても僕は、&br;君だけを見つけることが出来るみたいだ。|
|~アンディ・ボガード|そのくらい君のことを、&br;大切に思っている……ということなのかな。|
|~〇×|(アンディさん……!)|
|~アンディ・ボガード|理屈では説明できない不思議な感覚だけど……。&br;――さぁ。|
|~〇×|(あ、手……。)|
|~〇×|繋いでもいいんですか?|
|~アンディ・ボガード|もちろん。&br;すぐに見つけられるといっても、やっぱり心配だからね。|
|~アンディ・ボガード|もう二度と、君とはぐれないように&br;今日はこうして手を繋いでいよう。|
#endregion



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**KOFG学園 [#SR05]
[[カード情報>カード /アンディ・ボガード/SR KOFG学園]]
***1話 [#sr05story1]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
|>|昼休み――|
|~女子生徒|×、ご飯食べ終わった?|
|~〇×(主人公)|うん、終わったよ。|
|~女子生徒|天気もいいし、&br;外でバレーボールしようって話してるんだけど来る?|
|~〇×|行く!|
|~女子生徒|じゃ、グラウンド取られちゃうし、&br;早く行こ!|
|~〇×|うん……あれ?|
|~〇×|(ドアの所から別のクラスの人が覗いてる。&br;誰か探しているのかな?)|
|~???|すみません、〇さんはいますか?|
|~〇×|えっ、私?&br;あの人、誰だろう?|
|~女子生徒|隣のクラスのアンディ・ボガードくんだよ。&br;ほら、図書委員長の……。|
|~〇×|あっ!|
|~〇×|(そういえば、この間借りた本を返すの忘れてた!)|
|~アンディ・ボガード|えっと……〇さん?|
|~〇×|本のことですよね?&br;今日持ってきてるので、すぐ返しにいきます。|
|~アンディ・ボガード|ああ、そうだったんだ。ありがとう。|
|~アンディ・ボガード|昼休みは図書室が空いてないから、&br;放課後来てもらってもいいかな?|
|~〇×|わかりました。&br;返却が遅くなって、ごめんなさい。|
|~アンディ・ボガード|そんなに気にしなくて大丈夫。|
|~アンディ・ボガード|君が転校してきたばかりだと聞いてね。&br;貸出期間のことを知らないかもと思って、声をかけただけなんだ。|
|~アンディ・ボガード|それじゃまた、放課後。&br;図書室で待ってるね。|
|~〇×|(アンディくんって同い年なのに、&br;すごく落ち着いた人だなぁ。)|
#endregion

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***2話 [#sr05story2]
 
''2話''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×|(さてと、放課後になったし、&br;図書室に本を返しに行かなくちゃ。)|
|~アンディ・ボガード|……。|
|~〇×|(あれ? 前を歩いてるのって、アンディくん?&br;ものすごく大量の本を抱えてるけど……。)|
|~〇×|アンディくん、私も運ぶの手伝おうか?|
|~アンディ・ボガード|やぁ、〇さん。&br;ありがとう、でもこのくらいまだ平気だよ。|
|~〇×|ふふっ、力持ちなんだね。&br;それにしてもこんなにたくさんの本、どうしたの?|
|~アンディ・ボガード|僕が今週借りていた本だよ。|
|~〇×|すごい……!&br;一週間でこんなにたくさんの本を読んじゃうんだね。|
|~〇×|(ざっと数えただけで、50冊くらいはありそう……!)|
|~〇×|どんな本を読んでるの?|
|~アンディ・ボガード|地理関係の本が多いかな。&br;例えば詳細な世界地図とか、世界の名瀑を紹介した本とか。|
|~〇×|めいばく……あ、滝の本なんてあるんだ。&br;アンディくんは滝が好きなの?|
|~アンディ・ボガード|そうだね。&br;滝を見ていると、打たれてみたい気持ちにならないかい?|
|~〇×|た、滝に打たれる!? 修行でもするの!?|
|~アンディ・ボガード|いつか挑戦してみたいと思っているんだ。|
|~アンディ・ボガード|だから最近の休日は、図書館に行くか……。&br;ちょうどいい滝を探しに出かけているんだよ。|
|~〇×|一人で行ってるの?|
|~アンディ・ボガード|基本的にはそうだけど、&br;たまに一つ年上の兄さんがついて来るよ。|
|~〇×|へぇ、お兄さんがいるんだ。&br;仲いいの?|
|~アンディ・ボガード|どうかな?&br;どちらかというと、僕が振り回されている感じかな。|
|~アンディ・ボガード|観光地で猿たちを手懐けてしまったり、&br;観光客と腕相撲をしたり、とにかく行動の読めない人でね。|
|~〇×|(猿!? 色んな意味ですごい兄弟……。)|
|~アンディ・ボガード|この間行った滝は電車で一時間くらいのところにあるんだけど、&br;すごく静かなところで、なんだか気持ちが安らいだよ。|
|~〇×|滝って癒されるっていうし、そんなに近くにあるなら&br;行ってみたいかも……。|
|~アンディ・ボガード|滝に興味がある?|
|~アンディ・ボガード|よかったら今度……一緒に滝を見に行かないかい?|
|~〇×|興味はあるけど……。&br;邪魔にならない?|
|~アンディ・ボガード|むしろ大歓迎だよ。&br;僕でよければ、色々と教えてあげるよ。|
|~〇×|(アンディくん、目がキラキラしてる。&br;本当に滝が好きなんだな……。)|
|~〇×|それじゃあ、一緒に行こうかな。|
|~アンディ・ボガード|うん。君が一緒なら、&br;とても楽しい休日になる予感がするよ。|
#endregion



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**誘いの悪魔 [#SR06]
|[[カード情報>カード /アンディ・ボガード/SR 誘いの悪魔]]
***1話 [#sr06story1]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×(主人公)|(うう、まさか私が&br;ウェディングドレスを着ることになるなんて……。)|
|~〇×|(……アンディさんにウェディングフェアの広告塔の話が来て、&br;誘われるまま見学に来てみたけど――)|
|~〇×|(相手役のモデルさんが来られなくなったからって、&br;急遽、代役を頼まれたんだよね。)|
|~アンディ・ボガード|〇さん、準備はできた?|
|~〇×|は、はい! 大丈夫です!|
|~アンディ・ボガード|失礼するよ。&br;――!|
|~〇×|わあ。アンディさん、すごく似合ってますね!|
|~アンディ・ボガード|あ、ええと、ありがとう。&br;〇さんこそ、とてもよく似合っているよ。|
|~〇×|あ、ありがとうございます。|
|~〇×|(そ、そんなふうにストレートに褒められると&br;なんだか照れくさくなってきちゃったな……。)|
|~アンディ・ボガード|……すごく嬉しいな。|
|~〇×|え?|
|~アンディ・ボガード|あ、なんでもないよ。&br;参ったな、まだ修行が足りないみたいだ。|
|~アンディ・ボガード|君のドレス姿を見て、舞い上がってしまっている。&br;今日はちゃんとうまくできるかどうか……。|
|~〇×|ふふっ。きっと撮影、うまくいきますよ!&br;アンディさん、すごくたくさん練習していたじゃないですか。|
|~アンディ・ボガード|気付いていたのかい?|
|~〇×|はい、もちろん!&br;私も足を引っ張らないように頑張りますね。|
|~アンディ・ボガード|足を引っ張るだなんて、そんな――&br;ありがとう、〇さん。|
|~アンディ・ボガード|君がいてくれて、本当によかった。&br;なんだか、話していたら落ち着いてきたよ。|
|~〇×|お役に立てたなら、何よりです。&br;……あ、そろそろ時間ですね、行きましょう。|
|~〇×|(うーん、アンディさんにはああ言ったけれど……。&br;私のほうがちょっと緊張してきちゃったかも。)|
|~アンディ・ボガード|……〇さん。撮影に行く前に、目を閉じて。|
|~〇×|え……?&br;こうですか?|
|~アンディ・ボガード|そう、そのまま深く息を吸って――&br;吐いて。|
|~〇×|(……あ、これ、瞑想?&br;なんだか心が落ち着いてきたような……。)|
|~アンディ・ボガード|どう?|
|~〇×|……あんなに緊張していたのが嘘みたいに落ち着いてます。&br;アンディさん、さすがですね!|
|~アンディ・ボガード|いつも、大事な試合の前にはこうしているんだ。&br;僕も、〇さんの役に立ててよかったよ。|
|~アンディ・ボガード|それじゃ、行こうか。|
|~〇×|はい!|
|~〇×|(あれ? スタッフさんたち、どこに行ったんだろう。&br;なんだか会場も暗いような……。)|
|~〇×|あの、アンディさん――|
|~〇×|(え? ……黒い羽根?)|
#endregion

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***2話 [#sr06story2]
 
''2話''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×|(この黒い羽根どこから……?)|
|~〇×|こんな演出があるって言ってましたっけ?&br;えっ……!|
|~アンディ・ボガード|〇さん、どうかしたのかい?|
|~〇×|アンディさん! その……。&br;黒い翼、どうしたんですか?|
|~アンディ・ボガード|どうしたもなにも……最初からあったじゃないか。|
|~〇×|あれ? そうでしたっけ……?|
|~〇×|(なんだかそう言われれば、そうだった気も……。)|
|~アンディ・ボガード|そうだよ。&br;だって僕は――悪魔なんだからね。|
|~〇×|悪魔……。|
|~アンディ・ボガード|〇さん、まだ緊張しているのかな?|
|~〇×|ええと……。|
|~アンディ・ボガード|その様子だと、これから始まるのが僕たちの結婚式だってことも&br;覚えてないのかな?|
|~〇×|私とアンディさんの……?&br;いえ、今日はただの撮影で――|
|~アンディ・ボガード|違うよ……ほら、僕の瞳を見て。&br;――ゆっくりと、息を吸って、吐いて。|
|~アンディ・ボガード|今日は、君と僕の結婚式だよ。&br;僕たちは永遠に結ばれるんだ。|
|~〇×|(なんだろう……。&br;アンディさんの目を見ていると、頭がぼうっとしてきて……。)|
|~〇×|……そういえば、そうでしたね。&br;すっかり忘れちゃってたみたいで……すみません。|
|~アンディ・ボガード|思い出してくれてよかったよ。&br;――それじゃあ式を始めようか。|
|~〇×|……あれ? でも、まだみなさん揃ってませんよ。|
|~アンディ・ボガード|みなさん?|
|~〇×|はい。結婚式なら、テリーさんがきっと来ますよね?&br;ジョーさんや京さんも――|
|~アンディ・ボガード|…………。|
|~〇×|!|
|~〇×|(アンディさんの顔、すごく近い……!)|
|~アンディ・ボガード|――今、兄さんたちのことはいいじゃないか。&br;ほら、僕の目をもっと……ちゃんと見て。|
|~アンディ・ボガード|〇さんには僕のことだけを考えて欲しいんだ。&br;君は僕の花嫁だろう? つまり、僕だけのものなんだよ。|
|~アンディ・ボガード|僕も、君だけのもの。&br;いいね?|
|~〇×|(そっか。悪魔の花嫁になるってそういうことだっけ。)|
|~〇×|……はい。|
|~アンディ・ボガード|……ふふっ。&br;〇さんのこんなに綺麗な姿を独り占めできるなんて嬉しいよ。|
|~アンディ・ボガード|これからも、永遠に僕だけのものだ。&br;誰にも見せないし、触れさせない。|
|~アンディ・ボガード|これからずっと、僕の目に映るのは君だけでいい。&br;君の目に映るのも――僕だけでいいんだよ。|
|~アンディ・ボガード|それじゃ始めようか。二人だけの結婚式を。|
#endregion



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**重なる面影 [#SR07]
[[カード情報>カード /アンディ・ボガード/SR 重なる面影]]
***1話 [#sr07story1]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
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|①|>|CENTER:~選択肢1|
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|②|>|CENTER:~選択肢2|
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***2話 [#sr07story2]
 
''2話''
#region(ネタバレ注意)
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|②|>|CENTER:~選択肢2|
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