カードストーリー /マキシマ のバックアップ(No.7)


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スイーツマジック Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
〇×(主人公)えっと、買うものはこれくらいで大丈夫かな。
女の子Aはぁ、あのお店のケーキ
、本当に美味しかったよね。
女の子Bうん、さすがテレビで特集してただけあるよね。
〇×(あの子たちが話してるのって、
この先にある美味しいスイーツショップのことかな?)
女の子Aそうそう、それにしてもお店の前にいた人、
ちょっと面白かったね。
女の子A見た目が大柄なのに、
じっとケーキを見てたし。
〇×(大柄?)
女の子A男の人だから入りづらいのかもしれないけど、
余計に目立ってたよね。
女の子B私は可愛いなって思っちゃった。
女の子Aえ~、そう~?
女の子Bあのもみあげの感じもすごく可愛く
見えてきちゃったよ。
〇×(もみあげ?)
女の子Bずっとお店の前でそわそわしてる感じだったし。
女の子Aあんなに食べたいなら入ればいいのにねぇ。
〇×(確かに可愛い……。それにしても、
知ってる人とイメージが重なるんだけど……。)
〇×ちょっと覗いてみようかな。
〇×(あ、さっき女の子たちが話してた男の人って、
あの腕を組んでる人だよね。)
〇×あれって……。
マキシマふむ……。
〇×え、やっぱりマキシマさん?
マキシマうぉっ……あ、ああ……お前さんか。
〇×こんなところでどうしたんですか?
マキシマいや……なんでも……。
〇×(なんだろう、お店の中をチラチラ覗いてるけど……。)
〇×(もしかして……。)

 

調査ですか?
〇×調査ですか?
マキシマ確かに調査といえば、調査なんだが……。
〇×(? 口ごもってどうしたんだろう?)

 

中が気になるんですか?
〇×中が気になるんですか?
マキシマう……いや、気になると言うことでも
いや、その……。
〇×(もしかして、当たりだったのかな?)

 

ガラス越しの自分を見てた?
〇×ガラス越しの自分を見てた……とか?
マキシマはっはっはっ!
そうだな、もみあげが気になってな。
〇×(なんだろう、違った気がするんだけど、
マキシマさん楽しんでる?)

 

マキシマこれはだな、その……。
〇×(さっきの女の子たちが言ってた人って
やっぱりマキシマさんのことだよね。)
〇×中のケーキが気になる……とか?
マキシマう……いや、違うぞ。
マキシマただ、どんな接客をしているのかとか
お客の入りで中に怪しい奴がいないかどうかだな。
〇×(う~ん、そうんな風には見えないけど……。)
〇×(それに、さっきから欲しそうな目で
ケーキをチラチラ見てるし……。)
マキシマだからだな。その、そういうことだ。
〇×えっと……。
〇×あの、このお店に入りたいんですよね?
マキシマいや、そんなことは……。
〇×でも、ケーキさっきからずっと見てますし……。
〇×いいじゃないですか。
私も好きですよ、ケーキ。
マキシマふぅ……やはりお前さんには嘘はつけんな。
マキシマこの中のケーキが美味いと聞いてな。
来てみたのはいいが、店の中を見て躊躇していたんだ。
マキシマさすがに女性客だらけのところに、
俺のような大男が入るのはどうか……と思ってな。
〇×そうだったんですね。
じゃあ、一緒に入ってみませんか?
マキシマいいのか?
〇×はい。私も人気のお店だって前に聞いたことがあって、
気になっていたんです。
マキシマそうか、じゃあお前さんのためにも入らないとな。
〇×ふふ、そうですね。
〇×(マキシマさん、嬉しそう。
誘ってよかったな。)
マキシマそれじゃあ早速中に入るとするか。

 
2話

+  ネタバレ注意
マキシマ店に入ったのはいいが、なんだか落ち着かないな。
〇×マキシマさん、大丈夫ですか?
マキシマあ、ああ……。
周りに見られている気がしてな。
〇×大丈夫ですよ。
みんなスイーツに夢中なはずです……!
マキシマそれならありがたいんだが……。
〇×何かほかに気になることでもあるんですか?
マキシマい、いや……ケーキが少し気になってな。
外からは見えたんだが……。
〇×(そういえば、お店の中に入ってから
ずっとそわそわしながらショーケースの方を見てるよね。)
〇×どのケーキが気になるんですか?
マキシマそうだな……フルーツが沢山のっているケーキか……。
いや、やはり無難にショートケーキにするべきか……。
〇×(ふふ、マキシマさんどのケーキもすごく気になってるんだ。
可愛いな。)
マキシマこのメニューの写真だけだとどうもな……。
〇×(そっか、だからショーケースを気にしてたんだ。)
〇×やっぱり本物を見て選びたいですよね。見に行きましょう。
マキシマあ、ああ……。
店員どのケーキになさいますか?
マキシマう~ん……こうやって実際見ると、迷ってしまうな。
店員そうですね、今お勧めのケーキはこちらでしょうか。
マキシマほう、これはチーズケーキだったのか。
色を変えて7色の虹に見立ててあるんだな。
店員はい、さらに上にのったフルーツは
厳選素材を使っているんです。
マキシマこれは、フランボワーズとブルーベリーで
さらに彩りを作っているのか。
マキシマふむ、なかなか見た目も面白いが、
味にも期待ができそうだ。
店員はい、もちろんです。
〇×(マキシマさんすごい。お店の人が言ったことに
的確に感想を返してる。)
〇×(ケーキ本当に好きなんだな。)
マキシマよし、決めたぞ。
マキシマ今のお勧めのケーキと、あとこのオペラとモンブラン、
チョコレートケーキに最後はショートケーキを頼む。
〇×5個も食べるんですか!?
マキシマああ、ちょうど腹が減っていてな。
〇×(すごい、私だったらそんなに食べられないかも。)
マキシマ全部そこの席に運んでくれ。
マキシマはぁ、楽しみだな。
マキシマおっと、いかんいかん。
大事なことを忘れていた。
〇×(ん? マキシマさんどうしたんだろう?)
マキシマ〇も好きなものを選んでくれ。
〇×はい。ありがとうございます。
〇×(どれにしようかな……ん?)
マキシマ…………。
〇×(マキシマさんずっと私のこと見てるけど……。
どのケーキにするか気になるのかな?)
〇×え~っと、じゃあ、この期間限定のケーキと、
フルーツタルトをお願いします。
店員かしこまりました。
それでは席までお持ちいたしますね。
マキシマそんな少なくていいのか?
もっと頼んでもいいんだぞ。
〇×はい、あんまり食べすぎちゃうと、
夕食が入らなくなってしまうので……。
〇×それに、足りなかったら後から追加しますね。
マキシマそうか、その手があったか。
〇×(マキシマさん、本当に甘いものが大好きなんだ。
それにしてもいくつ食べるつもりなんだろう?)

 

3話

+  ネタバレ注意
マキシマうん、このお勧めと言われたケーキ、
思った通り甘さが上品でしつこくないな。
マキシマこれなら何個でも食べられそうだ。
〇×(ふふ、マキシマさんケーキが来てから
ずっと上機嫌だな。)
マキシマこっちのオペラもチョコレートが
スポンジに上手く絡み合っていて舌触りもいい。
〇×(それにしても本当においしそうに食べるなあ。)
マキシマおっと、すまん、ずっとひとりで
しゃべってしまっていたな。
〇×いいえ、マキシマさんが満足してくれてるので
安心しました。
マキシマああ、やはりここは人気なだけあるな。
〇のおかげで食べることができた。
〇×そ、そんな、大げさですよ。
マキシマいや、そんなことはないぞ。
俺ひとりなら入れなかったからな。
店員お待たせいたしました。
こちら季節のパフェでございます。
〇×え、注文してないと思うんですけど……。
マキシマいや、俺が頼んでおいた。
ここに置いてくれ。
〇×(ええっ、いつの間に頼んだんだろう?)
マキシマお前さんも食べたいなら遠慮せず頼んでくれ。
〇×い、いえ、私は目の前にあるケーキだけで大丈夫です。
マキシマそうか? お前さんがそういうならそれでいいが……。
欲しいときは遠慮なく頼むんだぞ。
〇×はい、ありがとうございます。

 
スイーツマジック
 

マキシマうん、このパフェも美味い。
フルーツと、この上に乗ってるアイスも絶妙だ。
〇×(マキシマさん、すごく嬉しそうな顔……。
こんな表情なかなか見られないかも。)
マキシマ……ん? どうしたんだ、食べる手が止まっているぞ。
マキシマそんなにこっちを見て、
やはりこのパフェが食べたくなったか?
〇×い、いえ、大丈夫です!
〇×(マキシマさんを見てた、って言ったら
楽しく食べてるところを邪魔しちゃうよね……。)
マキシマはぁ、満足した。
ごちそうさま。
〇×ふふっ、すごい食べっぷりですね。
マキシマああ、美味い物はどんどんと手が進んでしまうな。
〇×(なんだかマキシマさんの食べてる姿見るだけで
お腹いっぱいになってきちゃった。)
〇×マキシマさん、よければこれもどうぞ。
マキシマいや、大丈夫だ。
まだ入るし、同じものを追加する。
〇×これ最後の一個だったんです。
マキシマなんだと!? しかしそれでは余計……。
〇×これ、期間限定でもう終わるそうですよ。
マキシマそ、それは……。
いや、しかし〇のケーキをもらうわけには……。
マキシマしかし、最後の一個か……。
〇×(マキシマさんすごく悩んでる。)
〇×一つ食べたらもうお腹いっぱいになったんです。
だから食べてください。
マキシマ本当にいいのか?
〇×はい、もちろんです。
マキシマそうか……ならもらおうか。
〇×ふふ。じゃあ、どうぞ。
マキシマほう、これが期間限定のケーキか。
このケーキの上は飴細工で形が作ってあるんだな。
〇×(すごい、食べる前にじっくり観察してる。
こんなに見てくれるなら作ってくれる人も嬉しいよね。)
マキシマなかなか堪能させてもらった。
次は味だな。
マキシマうん、これも美味いな。
これが期間限定なんてもったいないな。
〇×確かにそうですね。
見栄えもいいですし、思わず手に取りたくなりますよね。
マキシマそういえば、これが終わったら新作が出るってことだよな。
〇×多分そうだと思いますよ。
マキシマじゃあ新作が出たらまた来よう……。
いや、一緒に来てくれ。
マキシマ俺ひとりで入りにくい場所であることは変わりないし……。
それに、もっとお前さんとケーキを楽しみたい。
〇×もちろんです。ぜひ、また一緒に来ましょう!
マキシマそうか、良かった。ではレアチーズとティラミス、
それとミルフィーユは次来た時の楽しみに取っておこう。
〇×ま、まだ食べるつもりだったんですね……。
〇×(ふふ、楽しんでもらえて良かった。)
〇×(またマキシマさんと、ここに来るの楽しみだな。
次来るときは、お腹を空かせて来よう。)

 


あたたかな時間 Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
〇×(主人公)(K'さんと歩いてたらマキシマさんがやって来て、
そのまま、バイクの乗せられてここまで来たけど……。)
〇×(特に説明もないし……普段と比べると
今日のマキシマさんはなんだか強引?)
マキシマ――〇。この先を抜けたら右を見てみろ。
〇×え……はい?
〇×わあ……海だ!
マキシマどうだ? きれいだろう?
〇×はい!
マキシマよし。このまま、海沿いをツーリングと洒落込むか!
しっかり掴まってろよ。
〇×んー! 潮風が気持ちいいですね……。
マキシマお前さんのお気に召したのなら何よりだ。
〇×(海もきれいだけど、砂浜もきれい。
バイクから降りて、歩いてみたいな。)
マキシマほら、〇。
マキシマ降りたいんだろう?
支えてやるから、手を。
〇×ありがとうございます。
それじゃ、お言葉に甘えて……。
〇×…………。
マキシマな、なんだ? 人の顔をじっと見て。
〇×あ、すみません。その……。
〇×なんだか今日のマキシマさん、強引だったり優しかったりで
少し不思議だなって。
マキシマあー……。ハハハ。強引になっちまったのは、謝るよ。
マキシマ自分でもどうかと思ったが……。
アイツの前だったんでな。
〇×……? アイツってK'さんのことですか?
マキシマま、細かいことはいいじゃないか。
マキシマそれより、せっかく浜辺に降りたんだ。
なら、波打ち際まで行ってみるとしよう。
〇×はい! そうしましょー―きゃっ。
マキシマおっと、危ない。……砂浜は足を取られていかんな。
マキシマ手を繋いでてやるから、気をつけて歩くんだぞ。
〇×! ありがとう、ございます……。

 
2話

+  ネタバレ注意
マキシマ〇、大丈夫か? 少し疲れたんじゃないか?
〇×大丈夫ですよ。
少しはしゃいじゃいましたけど。
マキシマハハハ、そうだな。
マキシマ……さて、この後はどうするか。
お前さん、どこか行きたい場所はあるか?

 

カフェ
〇×それなら、カフェに行きませんか?
少しお腹が空いてしまって……。
マキシマそういえば、まだ何も食べてなかったな。
気づかなくてすまん。
〇×いえ! 私もどこに行きたいかって聞かれて
気づいたというか……。
〇×なので、甘い物食べに行きましょう!
マキシマハハハ。それは名案だ!

 

ショッピングモール
〇×そうですね……。
それなら、ショッピングモールに行きませんか?
マキシマああ、いいぞ。
こういう機会でもないとゆっくり買い物をすることもないしな。

 

マキシマそうと決まれば、早速向かうか。
〇×あの!
マキシマん?
〇×その後でいいので、ある場所に行きたい……というか、
マキシマさんに来て欲しい場所があるんですけど……。
マキシマいきなりかしこまってどうした?
俺が行けるところなら構わないが……。
〇×その……道場に来てもらえませんか?
マキシマ……!
〇×夕食……食べていってもらえたら嬉しいなって。
ダメでしょうか?
マキシマ…………。
マキシマ…………。
マキシマ……さっきも言ったが、あまり長居はできないからな。
〇×はい。わかってます。
どこに組織の目があるかわからないから、ですよね。
マキシマああ……。
〇×すぐ夕飯、準備しますね!
〇×(限られた時間でもいい。少しでもマキシマさんが
なんでもない日常を味わってくれたら、それで……。)
草薙京マネージャー、帰ってきたのか。
草薙京……って、マキシマ? 珍しいな。
二階堂紅丸珍しいと言えばそうだけど、俺はなんでマキシマが
×ちゃんと一緒なのかのほうが気になるな。
マキシマそれは……。
矢吹真吾せっかく来てくれたんですし、手合わせしましょうよ!
マキシマさん!
マキシマいや、今日は手合わせに来たわけじゃないんだが……。
〇×マキシマさん、今日は夕食を食べに来てくれたんですよ。
矢吹真吾おおー! それなら、やっぱり手合わせしましょうよ!
はらぺこになってたほうがご飯おいしいですし!
草薙京……だそうだ。
マキシマやれやれ……。
〇×ふふふ。

 

3話

+  ネタバレ注意
マキシマそろそろ、俺は失礼したほうがよさそうだ。
〇×あ……そうですよね……。

 

外まで見送ります
〇×それなら、外まで見送ります。
マキシマそこまで気を回さなくてもいいんだぞ?
〇×いえ……その……。私がもう少し一緒にいたいので。
マキシマ……それなら、外に出るまで少し話すか。
〇×はい。

 

…………
〇×(…………。もう少し一緒にいたいって言ったら
困らせちゃうよね。)
マキシマ〇?
〇×あっ。外まで見送ります。

 

マキシマ今日は、ありがとうな。
お前さんと過ごせて楽しかったよ。
〇×…………。
マキシマどうした? そんな顔して。
〇×あの……次は、いつ会えますか?
マキシマっ……。
〇×(マキシマさんたちは、組織に足取りが掴まれないように
頻繁にアジトを替えているし……。)
〇×(いつも気づいたらいなくなっちゃってるから、今日別れたら
またしばらく会えない。わかってたことだけど……。)
マキシマ――――
マキシマ……そう不安そうな顔をするな。
〇×え……。
マキシマまあ、俺が言えた台詞じゃないんだろうが。
〇×マキシマさん……。
〇×(髪を撫でるマキシマさんの手……すごく優しい。)
マキシマ……いつもいつも、落ち着けない奴ですまないな。
マキシマでも、今日はひとときの夢を見せてもらったよ。
〇×夢、ですか……?
マキシマもしお前さんと一緒に暮らせたら……きっとこんな風に、
毎日あたたかい気持ちになれるんだろうな。
〇×っ……。

 
あたたかな時間
 

マキシマ……なあ。
たまにこうして、また飯を食いに来てもいいか?
マキシマ今日、お前さんが作ってくれた夕飯、
どれも本当に美味かったから。
〇×マキシマさん……。
〇×……はい! もちろんです!
〇×いつでも待ってます。マキシマさん……。

 
スペシャル

+  ネタバレ注意

Episode:ホワイトデー ~マキシマ編~

道場・母屋――
マキシマ〇、少しいいか?
〇×あ、マキシマさん! おはようございます。
〇×京さんたちに用事ですか?
すぐ呼んでくるので待っててくださいね!
マキシマいや、今日は〇に用があってな。
マキシマ今日は……ホワイトデーだろう?
だから、その……。
マキシマこれを渡しに来たんだが……。
〇×わぁ……! ビン入りのキャンディー!
小さなキャンディーが宝石みたいできれいですね……!
〇×ありがとうございます、大事に食べますね!
マキシマそうか!
喜んでもらえたなら、良かった。
マキシマいつも自分用に甘いものを買ってはいるが、
〇に贈るとなると何にするか悩んでしまってな。
マキシマ……気が付けば
スイーツショップで二時間も考え込んでしまっていた。
〇×ふふっ、そんなに一生懸命選んでくれたんですね。
嬉しいです!
マキシマ…………。
マキシマ……〇はホワイトデーに
キャンディーを渡すことの意味を知っているか?
〇×意味ですか?
うーん……なんでしょう……?
マキシマ……キャンディーは口の中ですぐなくならないだろう?
〇×ええ、そうですね。
マキシマ…………。
マキシマそれが転じて
「永く一緒にいたい」という意味があるらしい……。
〇×(永く……一緒に……?)
マキシマ…………。
マキシマ……〇。
〇×あの…………わ、私もです……!
〇×私も、マキシマさんと永く……!
ずっと一緒にいたいです……!
マキシマははっ! よかった。
マキシマどんな言葉で俺の想いを伝えるか、
シミュレーションを重ねたつもりだったんだが……。
マキシマいざ〇を前にすると、
気の利いた言葉なんてなにも思いつかないな。
マキシマこれからもよろしく頼む〇。
〇×はい!

 


雨が上がるまで Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
 

 

選択肢1

 

選択肢2

 

 
2話

+  ネタバレ注意
 

 

選択肢1

 

選択肢2

 

 
3話

+  ネタバレ注意
 

 
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選択肢1

 

選択肢2

 


SR Edit

巨大な影 Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
〇×(主人公)(今日の買い物はあと本屋さんに寄るだけかな。
……あれ? 向こうにいるの、マキシマさんとK'さんだ。)
K'だからよ、どう考えても駄目だろ、そのままじゃ。
マキシマだがこればかりは譲れない。
いくら相棒の意見であってもな。
〇×(なんの話をしてるんだろう……?
邪魔しない方がいいかな。)
K'……ん? おい、アンタ。
マキシマおお、〇じゃないか。奇遇だな。
〇×こんにちは。おふたりともお揃いでお買い物ですか?
マキシマああ、そんなところだ。お前さんもか?
〇×はい。この後本屋に行こうと思ってて。
K'ちょうどいいじゃねぇかマキシマ。
こいつに話を聞いてみればいいんじゃねぇのか。
マキシマ〇にか? しかしそれはな……。
〇×どうしたんですか?
何か相談事があるのならお聞きしますよ。
マキシマいや、大したことじゃ……。
K'こいつ、探してる本があるんだとよ。
だからアンタが本屋に付き合ってくれると助かる。
〇×私は構いませんが、K'さんが一緒に探した方が
すぐに見つかるんじゃないですか?
〇×おふたりは仲がいいですし、マキシマさんの探し物も
K'さんの方がすぐにわかるような……。
K'俺は用事がある。じゃあな。
マキシマあっ、おい待てK'!
マキシマ……ちっ、行っちまいやがった。
あいつ、余計なことを……。
〇×マキシマさん、どうしますか?
都合が悪いなら別の日でも大丈夫ですよ。
マキシマいや、いい。こうまでされたら。
俺も腹をくくる覚悟をしなければな。
マキシマでは、本屋へ行こうか、〇。
〇×……? は、はい。
〇×マキシマさんの探してる本ってどんな本なんですか?
マキシマ俺の用事は後でいい。先にお前さんの用事を済まそう。
〇×いいんですか?
それなら、料理本コーナーに行きましょう。
マキシマ〇の料理の腕は相当なものだと思うが、
まだ腕を鍛えるつもりなのか。感心だな。
〇×ふふ、ありがとうございます。
今日はスポーツマン向けのレシピ本を買おうと思って。
〇×みなさん格闘家ですし、もっと栄養バランスとか
整ったメニューを作れれば、と考えてるんです。
マキシマそうか、みんなのことを考えてるんだな。
えらいぞ。
〇×(頭撫でられちゃった……。
マキシマさんの手、大きくて硬いけど、優しいな……。)
〇×……うん、この本にしよう。
いい本が見つかって良かった。
〇×マキシマさん、お待たせしました。
……あれ?
マキシマふむ。こういうスイーツがあるのか。
ほう、こっちもなかなか……。
〇×(パティシエ向けの専門誌を読んでる?)
マキシマなるほど、こうすることで味に変化が……。
今度この著者の店に行かなければ……。
〇×マキシマさん、その本買うんですか?
マキシマん? お、お前さん、用事はもう済んだのか。
マキシマこれは見ていただけだ。
専門書は普段得られない知識が得られるから面白くてな。
〇×(マキシマさんらしい考え。
でも本当はスイーツが気になってたんじゃないかなあ。)
〇×マキシマさん。もし私がスイーツを作ったら
食べてくれますか?
マキシマお前さんがか? 何を作ってくれるんだ?
〇×さっき読んでいたような本格的なのは無理ですけど、
簡単なものでよければ――

 

クッキー
〇×クッキーとかでもいいですか?
マキシマおお、クッキーか。お手軽な感じでいいな。
何かをしながら食べられると言う利点がある。
マキシマ作る時は横で見ていてもいいか?
〇×はい、もちろんです。
(マキシマさん、喜んでくれてるみたい。)

 

ケーキ
〇×ケーキとかどうでしょう?
マキシマケーキを作ってくれるのか?
それは楽しみだな。
〇×ふふ、じゃあ今度来るときに
作っておきますね。
マキシマ楽しみにしている。ショートケーキでもチーズケーキでも
チョコケーキでもミルクレープでもなんでもいいぞ。
〇×(マキシマさん、本当に甘いものが好きなんだな。)

 

パイ
〇×パイなら作れると思います。
〇×(ちょっと手間がかかるけど、
出来ると思うし)
マキシマパイを作るのは大変じゃないか?
もっと簡単なものでもいい。
〇×そ、そうですか?
(ちょっと見栄をはっちゃったかな?)

 

マキシマお前さんが作ってくれるものはなんでも美味い。
楽しみにしている。
〇×ふふ、ありがとうございます。

 
2話

+  ネタバレ注意
〇×(主人公)マキシマさんの見たい本ってどこにあるんですか?
マキシマああ、こっちだ。
〇×それにしてもなんか意外です。
マキシマさんも本屋に来ることってあるんですね。
マキシマそんなに変か?
〇×変というか、ネットで情報を手に入れるので
本はあまり買わないのかな、と思ってました。
マキシマネットは筋立てて思考するのには向いてないからな。
そういう時は本の方が確実なんだ。
マキシマ――と、ここだ、ここ。
〇×えっと、シン……ギュラリティ?
〇×(人工知能……技術特異点……?
うーん、私にはわからないことがたくさん……。)
マキシマちょっと、待っていてくれるか?
〇×は、はい。
マキシマほう、前とはまた違った本が出ているな。
どれを買って行こうか……。
〇×(全然わからない……。
でも、マキシマさん楽しそう。)
マキシマうん、これは俺の知らない情報が載っているな。
……よし、これとこれと、これにしよう。
〇×決まりましたか?
マキシマああ、付き合わせて悪かったな。
〇×わあ……沢山買うんですね。
マキシマ見ていたら、ついつい欲しくなったんだ。
〇×そういう時ってありますよね。
〇×(ふふ、マキシマさん、楽しそう。
こっちまで嬉しくなっちゃうな。)
マキシマよし、ここはこんなものか。
〇×じゃあ、お会計に行きます?
マキシマいや、もう一ヵ所寄りたい所があるんだが、
いいか?
〇×はい、いいですよ。次はどこですか?
マキシマん~……あんまり行かないところだからな。
どこにあるか……。
〇×(あんまり行かないところ?
どの棚を探してるのかな?)
マキシマおお、あった、あった。ここだ。
〇×メンズファッション誌?
マキシマさん、こういう本も読むんですか?
マキシマいや、こういった棚はほとんど近寄らない。
〇×じゃあどうして……。
マキシマK'に髪型をどうにかしろと言われてな。
参考になるものはないかと見に来たんだ。
マキシマとはいえ、表紙からして俺には難しそうな
髪型ばかりだが……お前さんはどれがいいと思う?
〇×と、急に言われましても……。
今の髪型もマキシマさんらしくていいと思いますし。
マキシマ……本当か?
〇×はい。わざわざ変える必要はないんじゃないかな、
と思いますよ。
マキシマそうか、そうだよな。やはりこのもみあげは
俺のアイデンティティだ。
マキシマありがとう、〇。
K'にはお前さんのお墨付きが出たと言ってやらないとな。
マキシマこんなことなら無理に慣れないコーナーへ
来る必要もなかったな。
〇×あれ、もしかしてマキシマさんが
本屋に来たのは……。
マキシマ……実は、お前さんがどんな髪型を好むのか
意見を聞くためだったんだ。
〇×え……! 私ですか!?
マキシマだがどう切り出したらいいかわからなくて、
あちこち寄り道をしてしまった。
マキシマスイーツの本もシンギュラリティの本も興味が無いわけでは
なかったが、本当は今日のお目当てじゃなかったんだ。
〇×そうだったんですね。でも、
どうして私の髪型の好みを知ろうと思ったんですか?
マキシマああ、それは―――

<K'との回想>

マキシマ髪型をどうにかしろと言われても、
何がいいのか俺にはさっぱりだぞ。
マキシマそれに、このもみあげは俺のアイデンティティだ。
これを崩すなど考えられん。
K'もみあげを嫌う女は多いらしいぜ。
あいつはどう思ってんだろうな。
マキシマあいつって……〇のことか?
K'そうやってすぐ名前が出てくるってことは、
テメェも相当意識してるってことだな。
マキシマおい、K'! あまりからかうんじゃない!
K'テメェも、髪型を気にするくらいの暇を持てっつてんだ。

<回想終了>

〇×そんなことが……。
マキシマそれで、どうせ髪型を変えるなら〇が好むものにしたい
と思ったんだが、何がいいかわからなくてな。
マキシマで、髪型について勉強するために本屋へ行く行かないの
問答をしている時に、お前さんに会ったというわけだ。
〇×そうだったんですね。
私は、マキシマさんは今の髪型が一番いいと思いますよ。
マキシマそれなら俺はこのままで問題ないな。
K'にもきちんとこのことを報告しておこう。
〇×はい。
〇×(……もし私が、こういう髪型がいいって言ったら
どうするつもりだったんだろう……?)
〇×(前髪を下ろしたマキシマさんとか、パーマをかけた
マキシマさん……ウルフカットのマキシマさんとか……。)
〇×(見たくないような、ちょっと見てみたいような……?)

 


サイボーグの力 Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
 

 

選択肢1

 

選択肢2

 

 
2話

+  ネタバレ注意
 

 

選択肢1

 

選択肢2

 

 


温泉合宿 Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
マキシマ×、急な散歩に
付き合ってもらって悪かったな。
マキシマ夜の海は、
お前さんにはちと寒かっただろう。
〇×(主人公)いえ! 月に照らされた海が綺麗で、
素敵な思い出になりました。
〇×何より、
マキシマさんと一緒にいられたので……。
マキシマはは、なんだ今更。
お前さんがそう照れては俺に移るだろう。
マキシマ……お前さんの手、
冷えているな。
マキシマ温泉にでも浸かってきたらどうだ?
〇×せっかくの温泉ですもんね。
……マキシマさんも入りますか?
マキシマ俺も一緒に、か?
構わないが――
〇×あっ、でもマキシマさんが
無理でなければ……ですが。
マキシマははっ。気にすることはない。
マキシマ俺のボディは防水性なんだ。
長時間でなければ湯に浸かるぐらいは平気さ。

 
2話

+  ネタバレ注意
マキシマ(×……。
どこか寂しげな顔をしていたな。)
マキシマ(いや、その顔をさせているのは
俺なんだが……どうしたものか。)
マキシマ(もっと寂しい顔をさせると分かりつつ、
離してやれない自分がいる……。)
マキシマ(何も心配させず、ただ笑って
過ごさせてやりたいんだがな……。)
マキシマ良い湯だったな。
お前さんもよく温まったか?
〇×はい!
芯から温かくなりました。
〇×マキシマさん、明日の朝には出発ですよね。
早めに眠らないと――
マキシマなあ……×。
マキシマお前さんさえよければもう少し俺に時間をくれないか。
マキシマ長く共にいればいる分、
離れたときに寂しくさせるとは、わかっているんだが。
マキシマどうも俺はまだ、お前さんと一緒にいたいようだ。
〇×……!
私も、マキシマさんともう少し思い出を作りたいです。
マキシマそうか……!
思い出はいくつあっても足りないだろうからな!
マキシマははっ! 夜はこれからだぞ×。
覚悟してくれよ。

 


小さなぬくもり Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
渋谷のセーフハウス――
マキシマ急に呼び出してすまんな、〇。
〇×(主人公)いいえ、大丈夫ですよ。
夕ご飯の買い出しまでは、まだ時間もありますし。
〇×それでマキシマさん。
頼みっていうのは……その子ですか?
マキシマああ、そのとおりだ。
このいたずら小僧には、本当に参っていてな……。
リスキュッ!
マキシマって、こら! 俺のもみあげをかじるんじゃない!
くすぐったいだろう!
〇×ず、ずいぶん元気なリスちゃんですね。
マキシマまったくだ……。
〇×でも、どうしてリスちゃんがここに?
前から飼っていたわけではないんですよね?
マキシマああ。先日、山中で隠密行動を取っていたときに
こいつが俺からくっついて離れなくなっちまったんだ。
マキシマ山に帰してやろうにも
帰そうとするたびに暴れ回ってな……。
マキシマK'には、樹だと思われてるんだろと茶化されるし
もうお前さんを頼るほか、思いつかなくてな。
〇×そうですね。確かにこれはどうしていいか……。
マキシマこいつときたら、俺の周りをうろちょろするから
踏み潰しやしないかヒヤヒヤするし――
マキシマなんでもかじりたがるもんだから、いずれケーブルをかじって
感電するんじゃないかと思うと、気が気じゃなくてな。
マキシマおかげで、一晩かけてアジト中のケーブルというケーブルに
テープを巻くという地味~な仕事をさせられた。
リスキュウ?
マキシマなに首を傾げているんだ。
お前さんの話をしているんだぞ。
リスキュキュウ?
〇×ふふっ。
マキシマ頼む、笑わんでくれ……。
〇×すみません。でもその子
すごくマキシマさんになついているみたいですよ。
マキシマだから困っているんだ。
マキシマなあ、お前さん。
よかったらこいつを引き取ってくれんか?
〇×この子を道場で飼えないかってことですよね。
うーん……。
〇×さすがに犬猫は難しいでしょうけど、このくらい小さな
生き物なら大門さんも許してくれるかもしれないですし……。
〇×わかりました。
ひとまずお預かりしてみますね。
マキシマそうか、助かる。
リスキュー……。
マキシマほら、このお嬢さんについていくんだぞ。
リスキュ!
マキシマこら、こっちに来るんじゃない!
あっちだ、あっち!
リスキューッ!
〇×(あらら……。)

 
2話

+  ネタバレ注意
マキシマまったく……!
どうして言うことを聞いてくれないんだ。
リスキュ?
キュイキュイ!
〇×ダメみたいですね……。
〇×リスちゃん、やっぱりマキシマさんのところから
離れたくないんじゃないですか?
マキシマむぅ……。
〇×マキシマさんの気持ちもわかります。
でも……。

 

飼ってあげられませんか?
〇×どうしても飼ってあげられませんか?
マキシマどうしてもというわけではないんだが……。

 

寂しいんだと思います
〇×この子もきっと寂しいんだと思います。
〇×リスちゃんからしたら、理由もわからずに
大好きな人から引き離される気持ちなんじゃないでしょうか。
マキシマう……。
その状に訴えかける言い方は卑怯だぞ、〇……。

 

マキシマ俺はほら、この体だろう。
こう小さいと、つい加減を間違えてしまわないか……不安でな。
〇×……大丈夫だと思いますよ。
マキシマさんの優しさは、ちゃんと伝わってます。
リスキュウ……♪
〇×ほら、リスちゃんも
マキシマさんの手の中で、こんなにリラックスしてます。
〇×マキシマさんのそばが、安心できる場所だって
わかってるんですよ。
マキシマ……〇。
マキシマはぁ、まったく。
お前さんには勝てんな。
マキシマわかった。こいつはしばらくここで面倒を見よう。
マキシマただ、また何かあったら
そのときは相談に乗ってもらえるか?
〇×はい! もちろんです!
私も、リスちゃんについて勉強しておきますね。
マキシマああ、助かる。
マキシマリス、飼い方……検索、っと……。
マキシマケージに巣箱、エサ、床材、おもちゃ……。
ああ、給水器もか。
マキシマとりあえず、全部注文しとくか。
あって損はしないだろう。
リスキュウ?
マキシマこら、待ってろ。
今、お前さんのエサを買ってるところだからな。
リスキュ!
マキシマふっ。返事だけは一人前だな。
マキシマというか、いつまでもお前さん呼びじゃ不便だな。
何か名前をつけてやらんと……。
マキシマん? なんだ、お前さんメスか。
マキシマそういえばその目、どこかで見たことあると思ったら……。
彼女に似てるな。
マキシマまん丸くて黒めがちで……。
毛の色も彼女の髪にそっくりだ。
マキシマははっ、ちょこちょこと動き回るとこもよく似てる……。
マキシマ…………。
マキシマ……×?
マキシマはは、なーんてな。
K'…………。
マキシマ…………。
K'……邪魔したな。
マキシマち、ちちちち違う!
違うぞ! 今のは!!
K'別に何も見てない。
アンタがリスを、アイツの名前で呼んでいたところとかな。
マキシマだから違うぞ、K'! ま、待ってくれ!
これはだな……って、お前さん笑ってないか!?

 


夜デート Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
マキシマ〇!
すまん、待たせたな。
〇×(主人公)いえ、大丈夫です――って、
マキシマさん、今日はスーツなんですね……!?
マキシマああ、これか。さっきまで任務で潜入してたもんでな。
変装みたいなものだが、そのまま来たんだ。
〇×そうだったんですか……。
任務の方は、もう大丈夫なんですか?
マキシマああ、さっき超特急で片付けてきた。
〇×もしかして、無理をしたんじゃ……。
マキシマいや、そんなことはない。
もともと、そこまで難しい仕事じゃなかったし――
マキシマそれに、お前さんとの約束があるんだ。
野暮な用事に時間をかけちゃいられないからな。
〇×(私との約束のために、急いでくれたなんて……。
ちょっと心配だけど、嬉しいな。)
〇×(それにしても、正装のマキシマさん、
いつもと雰囲気が違って、なんだか――)
マキシマん? どうした?
俺がこんな格好で傍にいると、落ち着かないか?
〇×いえ……そ、そんなことないです!
〇×今日のマキシマさん、いつもと雰囲気が違うけれど、
ビシッとしてて素敵です。
マキシマははっ、嬉しいこと言ってくれるじゃないか。
マキシマまあ、これから向かうのは、
こんな格好で行くような場所じゃないかもしれないがな。

 
2話

+  ネタバレ注意
マキシマうむ、美味い……!
この店のティラミスは絶品だな!
〇×(ふふ……本当に美味しそうに食べるなぁ、マキシマさん。)
マキシマ〇、そっちのケーキはどうだ?
〇×はい、とっても美味しいです。
マキシマそうか、よかった。
お前さんが選んだやつも美味そうだったからな。
マキシマどちらにしようか、少し迷っていたんだ。
〇×あ、じゃあこっちのケーキもひと口食べます?
マキシマおっ? もしかして、
あーん、で食わせてくれるのか?
〇×マキシマさんがそうしたいなら……。
マキシマ……! お、おいおい、冗談だ。
〇、意外と大胆だな……?
マキシマまあ、こうして俺とスイーツの店に入れるんだから、
お前さんが周りを気にしないのは知っていたが。
〇×どうしてですか?
マキシマどうしてって……この図体を見ればわかるだろう?
マキシマ普通、周りの目が気になって、
こういう場所で俺と一緒ってのは躊躇してもおかしくない。
〇×私、マキシマさんと一緒にいることに、
躊躇なんてしませんよ。
〇×スイーツのお店でも、どこへでも一緒に行きます。
マキシマなっ……。
か、かなわんなぁ、お前さんには……。
マキシマこんな俺とでも、構わないって言うなら……。
またこうして、一緒に食事してくれると嬉しい。
マキシマそれと……や、やっぱりそのケーキ、
ひと口食べさせてくれるか……?

 


KOFG学園 Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
〇×(主人公)(やっとお昼休みか……なんだか今日は体が重いなあ。
最近、夜あまり眠れないせいかな……。)
〇×(でも、怠いだけで、病気ってわけでもないし。
このまま何とか午後の授業まで――)
???なあ、お前さん。ふらついてるが、大丈夫か?
〇×あ、はい。大丈夫、です――あ、あれ……?
〇×(急に、意識が遠く――)
???おい、どうした!? しっかりしろ!
〇×――う……ここは……保健室?
???お、目が覚めたな。
だが急に起き上がらないほうがいい。
???保健医によると、軽い寝不足だとさ。
もうしばらく休んでいれば、気分もよくなるはずだ。
〇×そうですか……あの、あなたは……?
マキシマおっと、怪しい者じゃないぞ。3年のマキシマだ。
マキシマ偶然、お前さんが倒れたところに居合わせてな。
ここまで運んできた。
マキシマお前さんを見た後、保健医が席を外してしまって、
代わりに様子を見てたってわけだ。
〇×そうだったんですね。すみません、ご迷惑をおかけして……。
マキシマそんなに畏まることはないさ。
倒れた奴をそのまま放ってはおけないだろう?
マキシマそれに、お前さん一人を運ぶくらい、軽いもんだ。
〇×ありがとうございます……。
〇×(言われてみると、この人――マキシマ先輩、
がっしりした体格だなあ……きっと力持ちなんだろうな。)
〇×(先輩だからかな?
同級生たちよりもなんだか頼りがいがありそうというか……。)
マキシマん? どうした?
〇×い、いえ! その……なんでもないです!

 
2話

+  ネタバレ注意
マキシマおっと、お前さんの名前をまだ聞いてなかったな。
〇×あ……2年の〇×です。
マキシマ〇か。最近よく眠れてなかったのか?
〇×そうなんです。なんとなく寝付けない日が続いて……。
マキシマそうか……体には休息が必要だが、
そういう時もあるよな。
マキシマまあ無理をしないことだ。調子が悪いと感じたら、
早退するか、こうして保健室で休んだらどうだ?
〇×はい。今度からそうしますね。
マキシマよし、いい返事だ。
マキシマそうだ。〇、食欲はあるか?
〇×え? はい、あります。
マキシマそうか……よかったらこれ、食うか?
〇×わあ、美味しそうなクッキーですね!
あ……でもこれ、手作りみたいですけど――
〇×彼女さんのお手製なら、私が食べるのは悪いですよ。
マキシマおいおい、そりゃ勘違いだ。
俺に彼女はいない。
〇×じゃあ、ご家族が作られたとか?
マキシマいや……俺が作ったんだ。
〇×えっ! マキシマ先輩が?
マキシマああ……俺みたいなのが菓子作りなんて、
似合わないだろうけどな。
〇×そんなことないです! とても素敵だと思います。
マキシマ……! そ、そうか?
〇×はい。このクッキー、いただいてもいいですか?
マキシマあ、ああ。もちろんだ。
〇×いただきます――う~ん、美味しい!
サクサクして、甘くて……!
マキシマははっ、そんなに美味そうに食ってもらえりゃ、
作った甲斐があるってもんだ!
マキシマ糖分補給は脳にも必要だし、
何より、甘いものは元気が出るからな。
〇×はい、すごく元気が出てきました!
マキシマさんのお菓子、すごいです……!
マキシマこ、こらこら、褒めすぎだ。
マキシマしかし……こんなに喜んでもらえるなら、
いくらでも作りたくなるなぁ。
マキシマ元気になったら、試食もかねてまた付き合ってくれるか?

 


鋼鉄の指導者 Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
〇×(主人公)(踊り子としてこの宮殿に連れて来られて、
しばらく経つけど――)
〇×(ただ儀式の日を待つだけじゃなくて、踊りの稽古に、
礼儀作法の勉強……けっこうやることが多いな。)
通訳の青年踊り子様、教育係が参りました。
マキシマ本日も指導をつとめさせていただきます。
踊り子の自覚をもって、立ち振る舞いを学んでください。
〇×は、はい……!
〇×(マキシマさん、今日も教育係がさまになってて、
思わず背筋が伸びる……。)
マキシマ指導に集中したいので、人払いをお願いします。
通訳の青年わかりました。何かあればお呼びください。
マキシマ――よし、怪しまれてる様子はないな。
マキシマ〇、調子はどうだ?
何も変わりはないか?
〇×はい、私は大丈夫です。
すみません、何度も様子を見に来てくれて……。
マキシマなあに、潜入は俺の本業だ。
これくらい朝飯前ってやつさ。
マキシマとはいえ、気を抜くなよ。どこで誰が見てるかわからん。
怪しまれないように、今日も一応、指導はやるからな。
〇×はい。よろしくお願いします。
マキシマ昨日やった、式典での作法は及第点だった。
今日はマナーのレッスンだ。
マキシマ儀式は、他の国から金持ちやお偉いさんも見に来るらしい。
その時に備えて、挨拶の仕方を教えておく。
マキシマヨーロッパでは、女性がやる伝統的な挨拶をカーテシーという。
膝を曲げて、腰を落とす……こういう具合に。
マキシマどうだ、できそうか?
〇×やってみます――こ、こうですか?
マキシマ背筋は伸ばしたままだ。バランスを崩さないよう気をつけろ。
マキシマもう少し、片方の足を後ろへ引いて――
〇×(マキシマさん、博識だし熱心に教えてくれて、
本当に先生みたい。)
マキシマ――よし、その調子だ。
もう少し練習すれば、自然にできるようになるだろう。
マキシマお前さんは飲み込みが早いから、
教育係のふりとはいえ、教えがいがあるよ。
〇×ありがとうございます……!
マキシマふっ……やっと少し、表情が柔らかくなったな。
〇×えっ? 私の顔、強張ってました?
マキシマというか、どことなく不安そうだった。
まあこんな状況だ、無理もない。
〇×(確かに……みなさんとずっと離れてるし、
帰してもらえるのかもわからない。)
〇×(不安じゃないと言えば嘘になる。でも……。)
〇×マキシマさんがこうして会いに来てくれるおかげで、
ほっとします。本当に感謝してます。
マキシマ……そうか。お前さんのためになってるなら、何よりだ。
マキシマ何かあれば、いつでも俺に言うんだぞ。
〇×はい! 今のところは、大丈夫です。
〇×宮殿のみなさんも、親切にしてくれますし。
というか、丁重すぎて困るくらいですけど……。
マキシマ確かに、大事にもてなされてるみたいだな。
まるでお姫様の扱いだ。
マキシマつまり俺は、お姫様の教育係ってわけか。
こいつは身に余る光栄ってやつだなぁ。
〇×か、からかわないでください――
通訳の青年失礼します。ご指導の様子はいかがですか?
〇×っ!!
〇×(し、しまった。すっかり気を抜いて、
いつもの調子で喋っちゃってた……。)
〇×(マキシマさんの正体がばれたら、どうしよう……!)
マキシマ…………。

 
2話

+  ネタバレ注意
通訳の青年……? 踊り子様、どうかなさいましたか?
〇×(ど、どうしよう。なんて誤魔化せば――)
マキシマ気が抜けていますよ、踊り子様!!
〇×は、はいっ!?
〇×(マ、マキシマさん……!)
マキシマそんなことでどうしますか。儀式の日が近づいているのですよ。
踊り子としての自覚ある振る舞いをなさってください!
マキシマさあ、指導の続きです。
こちらから向こうの壁まで歩いてみてください。
〇×わかりました……!
マキシマ歩き方や何気ない仕草にも、優雅さが必要です。
足の運びや手の振り方を意識して!
〇×こ、こうでしょうか?
マキシマもっと背筋を伸ばして――こうです!
〇×ひゃっ! す、すみませんっ!
通訳の青年なんて頼もしい指導だ……順調そうですね。
通訳の青年踊り子様、頑張ってください。
こちらに心ばかりの差し入れを置いていきますので。
通訳の青年それでは、失礼いたしました。
〇×……よ、よかった……。
怪しまれなかったみたいですね……。
マキシマああ、上手く誤魔化せたらしい。
マキシマいきなり悪かったな。驚かせちまったか?
〇×いいえ、おかげで助かりました。
マキシマしかし、お前さんもちゃんと調子を合わせてくるなんて、
なかなか役者じゃないか。
〇×そ、そうですか?
〇×(マキシマさんの勢いに乗せられただけなんだけど……。)
〇×あ、そういえば、差し入れってなんでしょう?
マキシマむ……! これは、バスブーサか……!
〇×バスブーサ、っていうんですか?
見た目はカステラみたいですね。
マキシマあ、ああ。スポンジにシロップを染み込ませた、
伝統的なケーキでな……。
〇×わあ、素敵ですね。
マキシマうむ、そうだな……甘くて、美味そうだ……。
〇×(あ……マキシマさん、
甘い物が好きだから、気になるのかな?)
〇×あの、マキシマさん。どうぞ食べてください。
マキシマい、いや、そういうわけにはいかん。
これはお前さんへの差し入れだ。
〇×じゃあ、半分こしません?
マキシマ…………いいのか?
〇×もちろんです。はい、どうぞ。
マキシマそ、そうか。じゃあ、いただくか……。
マキシマ――うん、シロップがたっぷり染み込んでいて、満足感が凄いな。
口の中に広がるローズウォーターの香りも堪らない。
〇×(さっきは教育係のふりをきっちりこなしてたのに、
今は甘いものを食べて幸せそうな顔してる……可愛い。)
マキシマ……! す、すまん。
つい夢中になってしまっていたな。
〇×あ、いえいえ。
さっきと別人みたいだなって……ふふ。
マキシマ……俺はそもそもセンセイだとか、
人に物を教えるなんて、柄じゃないんだ……。

 

頼もしかったです
〇×マキシマさん、先生らしくて頼もしかったですよ。
何でも知ってて、教え方も上手で……熱心で。
マキシマそうか……? お前さんがそう言うんなら、
日本に戻ってからも指導してやろうか?
マキシマお望みなら、ビシバシ厳しくいくぞ?
マキシマはは、なんて冗談だ。

 

厳しかったです
〇×でもさっき、すごく厳しくて驚いちゃいました。
マキシマおっと、やりすぎたか?
怖がらせちまったなら、悪かったな。

 

マキシマまあ、しかし柄じゃないとも言ってられない。
お前さんはもっと大変なんだからな。
マキシマ踊り子だとまつりあげられ、
雨を降らせてほしいなんて期待されて――
マキシマすぐにでも助け出してやりたいが……。
時間がかかっちまってて、すまんな。
〇×そんな、私なら大丈夫ですよ。
私こそみなさんにご迷惑をかけてしまって……。
マキシマいや……お前さんは実際、よくやってるよ。
〇×(あ……な、撫でられた。
マキシマさんの手、大きくて……安心するなぁ。)
マキシマナギが何とかしてくれるまでの辛抱だ。
それまでの間、俺がまたこうして様子を見に来る。
マキシマもちろん、指導も続けることになるからな。
よろしく頼むぞ、お姫様。
〇×はい! こちらこそ――って、
お姫様じゃないですよ……!
マキシマはは、いい顔だ。お前さんのその顔が見られるんなら、
教育係も悪くないかもな。

 

スペシャル

+  ネタバレ注意

Episode:鋼鉄の指導者(後日談)

〇×ふう……セールだからって、ちょっと買いすぎたかな。
でも、美味しそうなサバが買えてよかった。
〇×(砂漠の国から帰ってきて、しばらく経つけど――
すっかり日常に戻った感じがする。)
〇×(踊り子になれって言われて、宮殿で過ごしたなんて……。
なんだか全部、夢だったみたい。)
マキシマよう、〇。
〇×あ、マキシマさん! こんにちは。
旅行の時以来ですね
マキシマああ。向こうで色々あって疲れが出てないか心配だったが、
元気そうで安心した。
マキシマところで、ずいぶんと大荷物だな。
〇×あはは、ちょっと買いすぎちゃって……。
マキシマ一人で運んでいくのは大変だろう。道場まで持つぞ。
〇×えっ、でもそんな……悪いですよ。
マキシマいやいや、
お姫様にこんな重い荷物を持たせるわけにはいかないからな。
〇×ありがとうございます――って、……お、お姫様!?
なんですか、お姫様って……!
マキシマなんですかって、宮殿ではそうだっただろう?
マキシマ俺が教育係で、〇が踊り子様――
といっても、あれはほとんどお姫様扱いだったからなあ。
マキシマでは、お姫様。
その荷物、教育係の私が持ちましょう。
〇×か、からかわないでください!
マキシマあの時の指導、なかなか様になっていたと思ったんだがなぁ。
〇×そ、それは確かに……。
本当の先生かと思うくらいで、びっくりしました……。
マキシマははっ! それは何よりだ。
あの時言っただろ? 日本に戻ってからも指導するってな。
〇×言ってましたけど……。
でも、何を教えてくれるんですか?
マキシマ例えば、そうだな――
マキシマ姫様、姿勢が悪くなってますよ!
立つときは顎を引く!
〇×は、はいっ!
〇×(あ……教育係をしてもらってた時の癖で、つい反応しちゃった。)
マキシマふっ――ははは!
ほら、お前さんもすっかりその気じゃないか。
〇×ち、違いますってば!
マキシマお前さんは本当に素直だな。
それでこそ教えがいがある。
マキシマ人に物を教えるなんて、柄じゃないと思ってたが――
お前さん相手なら、悪くないもんだ。
マキシマさあ、参りましょうか、お姫様?

 


誘いの悪魔 Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
マキシマおお……! ずいぶんでかいケーキだな!
〇×(主人公)本当ですね! ウェディングケーキって、
友達の結婚式で見たことはありましたけど――
〇×こんなに間近で見るなんて、初めてかも……。
マキシマ俺は実物自体、こうして見るのは初めてだ。
マキシマうーむ……撮影が終わったら食べてもいいか、
ちょっとスタッフに聞いてみるか。
〇×(スイーツの食べ歩きをしてたら、マキシマさんが結婚式用の
ケーキ会社の広告撮影にスカウトされて――あの時は驚いたな。)
〇×(しかも、花嫁役が来られなくなったからって代理で私まで……。
でもマキシマさんとなら、楽しく撮影が出来そう。)
マキシマ見れば見るほど見事だなあ……。
クリームがたっぷり使われていて、美味そうだ。
〇×ふふっ。マキシマさんは、本当にスイーツが好きですよね。
マキシマあ……ああ。
どうしても、甘いものには目がなくてなあ……。
〇×マキシマさんのそんなところ、
ちょっと可愛いなあって思っちゃいます。
マキシマこ、こら。からかってるのか?
〇×ふふっ、そんなことないですよ。
マキシマ…………。
〇×あ……マキシマさん?
すみません。怒りました……?
マキシマいや、そうじゃない……。
マキシマ――お前さんも、甘くて美味そうだと思ってな。
〇×……え?
マキシマおっと、気を抜いて元の姿に戻ってしまったな。
俺としたことが……。
〇×えっ――ええっ!?
マキシマさん、その格好……どうしたんです!?
マキシマはあ……ばれてしまったのなら仕方がない。
お前さんに、全部白状するとしよう。
マキシマ俺は人間じゃない。サイボーグでもない。
実は……悪魔なんだ。

 
2話

+  ネタバレ注意
〇×(マキシマさんが、悪魔……?
な、なんだろうこれ……夢なのかな?)
マキシマお前さんは知らないだろうが、
この世界には、無数の魔物が蠢いてる。
マキシマ人間を餌食にしようと、闇の中から狙っている奴らもいる。
マキシマそして……〇。お前さんはそんな奴らにとって、
とびきりのごちそうなんだよ。
〇×わ、私が……?
マキシマ純真で善良な人間ほど、美味いものはないからなあ。
マキシマ奴らはお前さんを食ってやろうと、あちこちでつけ狙ってるんだ。
〇×全然、気づきませんでした……。
マキシマそりゃあそうだろうな。俺も話す気はなかった。
お前さんを怖がらせたくなかったからな。
マキシマこのまま何も知らせず、
お前さんを守れれば、それでいいと思っていた。
〇×じゃあマキシマさんは、私のことをいつも、
そんな魔物から守ってくれていたんですか?
マキシマまあ、な。悪魔の俺にとって、
たいていの魔物を始末するのは、わけもない。
マキシマそれよりも問題なのは……俺自身、
お前さんに惹かれてるってことだ。
〇×……! マキシマさんも、その……。
私のことが、美味しそうだと……?
マキシマ……ああ、そうだ。お前さんはどんなスイーツよりも、
とびきり甘くて美味そうで……。
マキシマ傍にいるだけでも、自分を抑えるのに苦労してたんだぞ?
マキシマいつかお前さんを食ってしまうかもしれない。
そう思いながらも、どうしても離れられない――
マキシマまったく、我ながら救いようがないぜ。
〇×(マキシマさん……葛藤しながら、
私のことを守ってくれてたんだ……。)
〇×……マキシマさん。私……。
マキシマさんになら――
マキシマおっと、そこまでだ。
〇×(わっ……マキシマさんの指で、
口をふさがれて……。)
マキシマいいか〇。その先を言ったら……。
マキシマ俺は今すぐにでも、
お前さんに食らいついちまうぜ……?

 


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