カードストーリー /ナギ のバックアップ(No.4)


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幻夢の花園 Edit

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1話

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選択肢1

 

選択肢2

 

選択肢3

 
2話

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選択肢1

 

選択肢2

 

選択肢3

 

3話

+  ネタバレ注意
 

 
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選択肢1

 

選択肢2

 

選択肢3

 


善良なる市民に祝福を Edit

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1話

+  ネタバレ注意
人狼ゲーム終了後
ナギふふっ……ああ、楽しかった。
ヒメもそう思わない?
〇×(主人公)はい! 私も楽しかったです!
騙されそうだったのに、楽しいなんて不思議ですよね。
ナギうん、そうだね。
――人間って、本当に面白いよ。
ナギ嘘をつくことは悪いことだって知っているのに、
嘘をつく遊びがあるだなんてね。
ナギ正直最初はどうなのかなって思ってたけど……。
最後はみんな笑顔になっていた。
ナギついてもいい嘘と、いけない嘘があるのかな?
また一つ、人間のことを学べた気がするよ。
〇×ナギさん……。
〇×(初めて会ったときとは別人みたい。ナギさんなりに、
人間のことを学ぼうとしてくれているんだ……。)
ナギ次は人狼じゃなくて、騎士とかやりたいなぁ。
ナギ×を守るのに成功して、やった!
って思いたいからね。
〇×ふふっ。でも、今日のナギさんの人狼役
とっても良かったですよ。
〇×最後の最後まで迷わされて、ドキドキしちゃいました。
またやってほしいです!
ナギ……へぇ、×は
そういうのが好きなんだね。
〇×……え?
ヨミナギ様、そろそろ。
ナギええ、もうそんな時間かい?
もう少しヒメと話していたかったけど、しょうがないね。
ナギそれじゃ、おやすみ×。
ナギ……良い夢を見てね?
〇×わぁ……! すごい素敵なダンスホール……。
みんな楽しそうに踊ってる――
〇×(……あれ? でも、なんで私がダンス会場に……?)
???×。
〇×(ん? 今の声は――)
〇×ナギさん?
ナギ踊り方がわからないのかい?
教えてあげるから、こちらへおいで。

 
2話

+  ネタバレ注意
ナギさぁ、僕の手をとって。
〇×ナギさん……?
その格好は……?
ナギ気になるかい?
ふふっ、僕と踊ってくれたら、教えてあげるよ。
〇×(いったい、何がどうなっているんだろう……?
とりあえず……踊ればいいのかな?)
〇×わかりました。
その……初心者ですが、よろしくお願いします。
〇×(あ――すごい。)
〇×(ナギさんがリードしてくれてるからなのかな。
なんとなく、踊れてる気がする……。)
ナギきれいだね、×……。
時を止めて、ずっと君と踊っていたいくらいだよ。
〇×ふふっ。いくらなんでもずっと踊っていたら
疲れちゃいますよ。
ナギそうかい? 残念だなぁ。
ナギ――そうだ、この格好の理由を聞かれていたね。
これは、主催者の正装だよ。
〇×主催者、ですか?
ナギここ最近、人狼の襲撃が続いていただろう?
毎晩、市民たちが怯えている姿を見ているのは忍びなくてね。
ナギなら1日くらい、楽しい催しでも開けば
息抜きくらいにはなるかなって。
ナギもちろん×も、善良な市民のひとりだからね。
楽しんでいってほしいな。
〇×なるほど……。
〇×(市民のために、ナギさんが企画してくれたんだ。
それなら、正装をしていてもおかしく――?)
〇×(あれ? 今、納得しそうになったけど
なにか大事なことを忘れている気がする……。)
〇×う、うーん?
ナギ浮かない顔だね。……かわいそうに。
毎晩人狼に怯えていたせいで混乱しているのかな。
ナギ……大丈夫。
僕は騎士だよ。
〇×えっ、ナギさんが……!?
ナギ今晩は僕が君を守り続けるよ。
だから、安心して。
〇×ナギさん……。
ナギ手を握っていいかい。
ナギ約束するよ、×。
――僕を信じて。
〇×(ナギさんの手、温かい……。)
〇×(すごく安心する……。
今夜は人狼に怯えて眠らなくてもいいんだ……。)
〇×――はい。
ありがとうございます、ナギさん。
ナギ×、
こっちだよ、早く!
〇×(――え? なんで私、走っているの……!?)
〇×ま、待ってください、ナギさん……!
ナギ急いで、人狼に追いつかれてしまうよ!
〇×え、ええ……っ!?
〇×(人狼!? 私たち、追われているの……!?)
〇×(ど、どこだろう……!?
私じゃ、気配もわからない……っ。)
〇×あのっ……、ナギさん、人狼はどこに……!?
ナギ立ち止まっちゃダメだよ。
さぁ、もっと奥へ。
〇×え、えっと……。
〇×(ナギさん……なんだか様子がおかしい?)
〇×ど、どこまで逃げればいいんですか?
ナギ…………。
〇×(やっぱり、なにか変……。)
〇×(まるで、どんどん人気のない方へ
誘導されているような……。)
〇×(そんなまさか――ナギさんは騎士なんだし。
……でも。)
〇×……あのっ、ナギさん。

 

なにか隠していませんか?
〇×私になにか隠していませんか?
さっきからナギさん、私と目を合わせてくれませんよね。
〇×お願いです。
私の目を見て、答えてください。
ナギ……×。

 

選択肢2
〇×本当に騎士なんですか?
ナギ…………。
〇×ナギさんのこと、信じたいです。
でも何も説明してくれないと、不安になります。
〇×お願いです。
本当の事を言ってください。

 

ナギ……そろそろいいかな?
〇×ナギ、さん……?
ナギねぇ、×。
ナギ――今更気付いたって、もう遅いよ?
〇×きゃ……っ!
ナ、ナギさん……っ!?

 
善良なる市民に祝福を
 

ナギふふっ。
……×、つかまえた。

 

3話

+  ネタバレ注意
ナギやっと僕の腕の中に来てくれたね……。
ナギもう逃げられないよ、×。
――永遠に、ね。
〇×ナギさん……その姿は……!
ナギそうだよ。僕は人狼。
ヒメったら、すっかり騙されちゃったね。
ナギでも、騎士だって信じてくれて嬉しかったなぁ。
〇×ナギさん、どうして……!
ナギ僕の狙いはね、最初から君だったんだよ。
ナギすべてが×を手に入れるための伏線……。
ふふっ、うまくいってよかったよ。
〇×わ、私を食べるんですか……?
ナギうん、そうだよ。
〇×きょ、京さんは……本物の騎士さんは!?
ナギ何を言ってるの?
本物の騎士は、君たちが追放しちゃったじゃないか。
〇×そんな……!
〇×(どうしよう……!
でもこんな場所じゃ、誰も助けになんて来てくれない……。)
〇×(もう食べられるしか……ないの?)
ナギふふ、おとなしくなったね。
僕の気持ちを受け入れてくれたのかい?
ナギ素直ないい子だね。
こんないい子を丸呑みするのはもったいないから……。
ナギ少しずつ……。
少しずつ、食べてあげようね――
〇×ナギさん……っ!
〇×……え?
〇×(ここは……私の部屋?
ということは、今のは、夢……?)
〇×(うう……私、なんて夢を見ちゃったんだろう……。)
〇×(うーん、ちょっと寝不足かも……。)
〇×(って、いけないいけない! しっかり掃除しないと――)
ナギやあ、いい天気だね。
おはよう、×。
〇×あ、ナ、ナギさん……!
おはようございます。
ナギふふっ。朝からヒメの顔が見られるなんてね。
今日は良い日になりそうだよ。
〇×ナギさん……。
〇×(なんだろう。あんな夢を見たせいか、
ナギさんを見るのが少し気恥しい、かも……。)
ナギん?
どうしたの、ヒメ? ぼうっとしちゃって。
〇×え?
いえ、その……。

 

ナギに夢のことを話す
〇×少し……変な夢を見てしまって……。
ナギ変な夢?
どんな夢だい?
〇×えっと……ナギさんが人狼だった夢です。
ナギん? 人狼げーむの話かな?
夢に見るくらい楽しかったのかい?
〇×え?
ええ、そうですね……。

 

ナギに夢のことを話さない
〇×な、なんでもないです。
ナギふーん? そうなのかい?

 

ナギ……さすがに、昨夜の夢は
君には刺激が強すぎたかな?
〇×……えっ?
ナギふふ、なんでもないよ。またね、×。
ナギふふふーん♪
〇×(……昨夜の夢?)
〇×(まさか……。まさかね?)

優しき守護者 Edit

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1話

+  ネタバレ注意
 

 

選択肢1

 

選択肢2

 

 
2話

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選択肢1

 

選択肢2

 

 

3話

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選択肢1

 

選択肢2

 

 
スペシャル

+  ネタバレ注意
 

|~|| 

 


SR Edit

舞う花影 Edit

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1話

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選択肢1

 

選択肢2

 

 
2話

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選択肢1

 

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神秘の主催者 Edit

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1話

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選択肢1

 

選択肢2

 

 
2話

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選択肢1

 

選択肢2

 

 


温泉合宿 Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
ナギ×?
そんなところでどうしたんだい?
〇×(主人公)ナギさん。ちょっとお風呂に入って
暑くなっちゃったので、外で涼んでました。
ナギ姿がみえないから心配したよ。
見つかってよかった。
〇×あ! すみません……。
誰かに伝えればよかったですね。
ナギいや、僕が落ち着かなかっただけなんだ。
×の姿がみえなくて……。
〇×ナギさん……。
〇×……お隣どうですか?
一緒に涼みません?
ナギふふ。そうだね。
じゃあ、失礼しようかな。
〇×みなさんといっぱいお話できましたか?
ナギえ? ……うん、そうだね。
ナギ合宿、温泉、宴……。
本当に賑やかで楽しかったな。
〇×よかった。
ナギでも、こうやって×と二人で
過ごせる時間が何より嬉しいよ。

 
2話

+  ネタバレ注意
ナギねえ、×。
〇×(ナギさんの頭が私の肩に……。)
ナギこの先も僕とこうやって一緒に居てくれる?
〇×(あ。手が……。)
ナギこうやって手をつないで、どこまでもずっと一緒に。
〇×はい、私も……。
ずっとこうしていられたら良いですね。
ナギふふ、ありがとう。
あのナギの木は願いを聞いてくれたんだね。
〇×え?
ナギさっき、あの木に願ったんだ。
×とずっと一緒にいられますようにって。
ナギ縁結びの木だから、たくさんの幸せを願う絵馬が
かけられていたよ。
〇×素敵ですね。
私も絵馬を書きにいこうかな。
ナギなんて書くのか、教えてくれる?
〇×それは秘密ですけど……。
ナギさんなら分かっちゃいそうですね。
ナギふふ。僕の気持ちと君の気持ちが同じなら、
きっと分かる気がするよ。
ナギああ……。
×が側にいてくれると、とても安心する。
〇×私も……。ナギさんと一緒にいると
心が穏やかで、とても安心します。
〇×これからも、ずっと一緒に居たいです。
ナギありがとう、×。
これからも、よろしくね。

 


流転ノ君 Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意

 

選択肢1

 

選択肢2

 

 
2話

+  ネタバレ注意

 

選択肢1

 

選択肢2

 

 


夜デート Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
ナギヒメ、待たせてごめん。
ナギこの、すーつ……という着物が、
なかなか上手く着られなくてね。
ナギヨミが手伝ってくれなかったら、
朝になっていたところだったよ。
〇×(主人公)た、大変だったみたいですね……。
〇×でもスーツ姿のナギさん、とても素敵です。
ナギ本当かい? ヒメに褒めてもらえると嬉しいな。
ナギそれに、なんだかくすぐったい感じがする。
どうしてだろう?
〇×(ふふ、ナギさんも新鮮な気分なのかな。)
〇×でも、急にどうしたんですか?
スーツで一緒に出掛けたいなんて。
ナギ女性はすーつ姿の男性がえすこーと、というのをすると、
とても喜ぶものだって聞いてね。
ナギ僕も、ヒメのことを喜ばせたいと思ったんだ。
ナギそれで、ふぁっしょん雑誌、という書物で、
すーつを選んだり、でえとすぽっと、というのを調べたんだよ。
ナギないとでえと、というのが流行ってるって書いてあったから、
ヒメも好きかなって考えたりしながらね。
〇×ふふっ、私のために色々考えてくれたんですね。
ナギヒメがいる今の世界には、
まだまだ僕の知らないものがたくさんあるからね。
ナギ×が愛するこの世界のことを、
もっと知りたいし、もっと好きになりたいんだよ。
〇×ナギさん……。
ナギさて、それじゃあ行こうか。
ないとでえと、というやつに。

 
2話

+  ネタバレ注意
ナギわぁ、×、見て。夜なのに、
たくさんのお店に明かりが灯っている……。
ナギそれに、こんなに大勢の人たちが、
まだ出歩いているなんて。まるでお祭りみたいだ。
〇×ナギさん、楽しそうですね。
ナギうん、楽しいよ。
夜にこういった街に遊びに来たことは、あまりないからね。
ナギヒメにとっては、見慣れた街並みなのかな?
〇×私も、新鮮な気分です。ナギさんが一緒ですから。
ナギヒメ……。
ナギいつか僕にとっても、君と歩く街並みが、
馴染みのあるものになるのかな。
〇×早くそうなってくれたら、嬉しいです。
ナギ――ヒメ、お願いがあるんだ。
聞いてくれるかい?
〇×お願い、ですか?
私にできることであればなんでも。
ナギ僕と、腕を組んで歩いてくれるかい?
ナギ親しい男女は、そうやって歩くと聞いたんだ。
〇×(腕を組んで……! ナギさんにそんなにくっつくなんて、
ちょっと恥ずかしいけど……嬉しいな。)
〇×じゃあ、失礼しますね。
ナギありがとう、×……。
ナギああ……不思議だね。×が触れてくれるだけで、
こんなにも心が踊る。
ナギ今夜は、楽しい夜になりそうだね。
〇×はい。私も、そう思います。
ナギあっ! あの看板、
たぴおかどりんく、のお店だろう?
ナギ一度飲んでみたかったんだ。
行こう、ヒメ!

 


KOFG学園 Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
〇×(主人公)ふう……これでここの花壇には、
ひととおり、お水をあげられたかな。
〇×最近ずっと雨が降ってなかったけど、大丈夫かな?
元気になってね。
???――ああ、素敵だなぁ。
〇×え? あ、あの……?
???花たちに水をあげる姿……。
優しく語り掛ける横顔……。
???うん、君は本当に素敵だよ……。
〇×え、ええっ!?
???君の名前は? 園芸部の子かな?
〇×あ……2年の〇×です。
部員じゃないんですが、今日は園芸部のお手伝いをしていて……。
???じゃあ、まだ部活には入っていないのかな?
それなら、華道部においでよ。
???君なら、とてもきれいに花を生けられる。
花たちもきっと喜ぶよ。
???だってほら、君が水をあげた花たちも、
こんなに嬉しそうにしてるんだから。
〇×えっと……華道部の人、ですか?
ナギうん、そうだよ。僕はナギ。3年生だ。
ナギ×も華道部に入って、僕と一緒に花と語り合おう?
〇×語り合う……!?
ナギそう。花を愛し、花に愛される……。
さあ、おいで。
〇×えっと、その……す、すみません!
私、まだ手伝いが残っているので……!
ナギあ……。
〇×(思わず逃げちゃった……。
ナギ先輩……なんだか不思議な雰囲気の人だったなあ。)

 
2話

+  ネタバレ注意
女子生徒Aああ、生徒会長様……今日も素敵!
女子生徒Bきゃーっ! 今、こっちを見て微笑んでくださったわ!
〇×(生徒会長って、すごい人気なんだなあ。
――って、あれ? あの人って、もしかして……。)
ナギやぁ。ヒメ、おはよう。
〇×ヒメ……!?
ナギうん。昨日はあのまま別れちゃったけど、
また会えてうれしいよ、ヒメ。
女子生徒Cせ、生徒会長様のヒメですって……!?
女子生徒Dあの子、いったい何者!?
〇×わっ……ちょっとナギ先輩、こっちへ!
ナギヒメ、そんなに僕と二人きりになりたかったのかい?
嬉しいなあ。
〇×あ、あの、人前でヒメって呼ばれると、困ります。
ナギどうして? ×は僕のヒメじゃないか。
〇×(先輩の中で、それは決定事項なんだ……。)
〇×どうして私なんかを……。
ナギ先輩、あんなに色んな女の子たちに人気なのに。
ナギええっ? どうしてそんなことを言うの?
ナギ君こそ、僕がずっと探し求めていたヒメなのに……。
×は僕のことが嫌いなのかな……?
〇×き、嫌いじゃないですけど、
私、まだナギ先輩のことをよく知らないですし……。
ナギあっそうか、×はもっと僕のことを知りたかったんだね。
嬉しいなあ、そんなふうに思ってくれているなんて……。
〇×(あれ、なんだかちょっと違うふうに伝わってる気が……。)
〇×(でも、ナギ先輩の嬉しそうな顔を見てると、
これでいいかって思っちゃう。本当に不思議な人……。)
ナギ僕も、ヒメのことをもっとたくさん知りたいな。
だから、華道部で一緒に花を愛でて、お互いを知り合おう?
〇×えっと……とりあえず、体験入部なら……。
ナギありがとう!
じゃあ早速、部室に案内するね。
〇×え!? もうすぐ朝のホームルームが始まるんじゃ……!
ナギほーむるーむより、ヒメとの時間の方が大切だよ。
ナギさあ、行こう? 花と、僕と君だけの世界へ……。

 


誘いの悪魔 Edit

カード情報
1話

+  ネタバレ注意
スタッフ――では、段取りはそういう感じで。
機材を準備するので、もう少々お待ちください。
〇×(主人公)は、はい……!
ナギヒメ、緊張している?
〇×はい。まさか、こんな大掛かりな撮影だとは
思ってなかったので。
〇×(紅丸さんに頼まれて、
ブライダルフェアのモデルの代役を引き受けてみたけど……。)
〇×撮影じゃなくて、本物の結婚式みたいですね。
こんなにちゃんと準備するなんて知りませんでした……。
〇×あ、そうだ。
今日は付き合わせてしまって、すみません。
〇×新郎役の代役も探して欲しいって言われて、
真っ先にナギさんの顔が浮かんでしまって。
ナギどうして謝るの?
ヒメに頼ってもらえて、とても嬉しかったよ。
ナギそれに、ヒメの世界の婚儀というのにも、興味あったしね。
僕のたきしーど……姿はどう?
〇×とっても素敵です!
ナギヒメも、どれす、とてもよく似合っているよ。
こんなに綺麗なヒメが見れるなんて……幸せだな。
〇×ナギさんってば……ふふ。
〇×そう言えば、天界にも結婚式ってあるんですか?
ナギうん。こういうぱーてぃー、のようなものではないけどね。
〇×どんなふうに行うんですか?
ナギ知りたい?
〇×はい。
私の知っているものと、どう違うのかなって。
ナギそうだね……近いうちに執り行うかもしれないし、
君は知っておいた方がいいかもしれないね。
ナギそれにしても、魔界の婚儀のやり方が知りたいだなんて、
ヒメは本当に面白い子だね………………。
〇×えっ、魔界って……あの……。
〇×(どういうこと? ナギさんは天界の……。)
〇×え……ナギさん、あっ……!?

 
2話

+  ネタバレ注意
ナギ教えてあげるよ、ヒメ。
悪魔の婚儀が、どんなものなのかをね。
〇×え……どうしたんですか!?
その黒い羽根……!
〇×(まるで悪魔みたい……?
でもまさか、そんなことって……!)
ナギ混乱しているようだね。
まぁ、仕方ないか。
ナギ君が今まで信じてくれた僕という存在は、
すべて嘘だったんだから。
〇×嘘って、それじゃナギさんは……?
ナギ僕の正体は、魔界を支配する帝王さ。
〇×そんな……!
だってナギさんは神様だって……。
ナギぜーんぶ嘘だよ。だって最初に明かしていたら、
ヒメは僕の元に、還って来てはくれなかったよね?
ナギ悪魔だなんて言ったら君はきっと……
僕を遠ざけていたはずだよ。
ナギそれに人を騙すことは、
悪魔の僕にとってはこの上ない快感だからね。
ナギフフフ、君のその絶望に満ちた不安げな顔……たまらないよ。
さあ、おいで……×……。
〇×(あ、体が勝手に引き寄せられてく……!)
ナギもう逃がさないよ、ヒメ。
君は僕だけのものなんだ。永遠に、ね――
ナギ僕が何者であれ、
君と結ばれることは、古の時から受け継いだ宿命なんだ。
〇×逃げるだなんて、そんなこと……、
私がするはず……ないじゃないですか。
ナギえ……?
〇×(たとえナギさんが悪魔でも……。
私の大切な人に変わりはないんだから……。)
ナギ君は……自分の意志で、僕を選んでくれるっていうの?
〇×……はい。だってナギさんは、ナギさんですから。
ナギ……驚いたよ。でも、とても嬉しいな。
ナギ今……ものすごく幸せな気分だよ。
悪魔が幸福を得るなんて、なんだか滑稽だけどね。
ナギさすがは僕のヒメだ。さぁ、行こう……。
〇×(少し怖いけど、でも、これでいいんだ……よね?)
ナギ漆黒の闇に包まれた魔界で、今度こそ――
誰にも邪魔されずに二人だけの愛を育もう。
ナギ君は僕だけの……ヒメになるんだ。
永遠にね――

 


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