東大志望者の心構え
Thu, 23 Apr 2020 10:54:14 JST (1465d)
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ここでは全学年に共通して持っていて欲しい心構えをまとめた。
受験科目を好きになれ
- 何よりもこれ
- 人間が最も熱心に取り組めるのは好きなものである
- 君の好きな事は何だろうか、それに取り組んでいると時間も忘れて没頭するだろう
- とはいっても勉強など好きになれないと思うかもしれない
- しかしそれは気持ち次第である
- 君の好きなものだって、何故好きかなど説明つかないだろう
- それに対し僕個人の話だが、自分の好きな事はグループ内で相対的に上手だから好きである。
- つまり人間得意なものは調子に乗れるから好きになるものなのだ
- ここから好きと得意の正の循環が始まる
- まずは一つでも好きな科目を見つけてそれに没頭する事
- そこから好きな科目に似た科目を好きにしていこう
- そもそも東大は進振りがある以上他大学以上に勉強を要求される
- そんな所に行くのに勉強が嫌いだったら不幸だろう
インプットとアウトプット
- 忘却には二種類ある、聞けば思い出せる忘却と、聞いたことすら忘れる忘却だ。ノートを取る、参考書を読むという段階ではインプットしかされておらず、そのまま忘却すると後者になってしまう。
- よってこの対策として、ノートを取った後その内容のアウトプットを図り、その刺激を脳に何度も与えるというプロセスを経る必要がある。
- 当ウィキの参考書講評では以上の観点からインプット用教材とアウトプット用教材に区分して紹介を行なっている。参照してほしい。
繰り返せ
- 普通の人間は単語帳を一周全力で取り組んでもすぐ忘れてしまう。
- それは君の頭が悪いからではなく、普通の人間だからだ。
- 東大に入るだけなら普通の脳みそがあれば十分。僕が証人だ。必要なのは繰り返す気概だけだ。
- ただ既にやった物をもう一度やる事に、意義を見出せない人もいるだろう。だが簡単な解決策がある。同じ事を問う別の参考書を用いればよいのだ。
やる気を出すには危機感
- 遥か先に行われる大学受験に身が入らないのも仕方がない。そんな中手っ取り早くやる気を出す方法がある。
- それは危機感である。当事者意識ともいう。こちらはいつでも煽れるのでお手軽だ。
- 僕は見返りなどいらないが、こうしてアドバイスする以上流してほしくない。よって恨まれるの覚悟で当ウィキではあえて辛辣な物言いをすることにした。当事者意識を持って読んで欲しい
このままでは落ちる
- これは特進の中で平均点を超えて安心している人、超えてもいないのに何故か楽観的な人向けの話だ。
- 例年10人程度東大現役合格を出す全国トップの進学校に在籍するとする
- だが1クラス中30人が東大を目指すと仮定すれば、50人は落ちるという事だ。
- 残酷な話だが、その50人は10人の為「全員が東大を目指し頑張る環境」を提供する生贄である。
- そんなんでいいのか?俺は嫌だ
- 当ウィキはそんな人に最短距離を走らせ滑り込ませる為に作ったといっても過言ではない。本気で走れ、それが最短か考えながら
授業中寝るな
- 学校の受験科目の授業で寝るのは完全に時間の無駄
- 僕は現役時学校の数学、世界史の時間はほとんどウトウトしていて本当に後悔している
- 二日単位の勉強量を考えれば徹夜などせずとっとと寝るのが効率が絶対にいい
- 別にショートスリーパーだから有能だということはないし、後天的にショートスリーパーにはなれない
- まず最低6時間は寝よう。そこから自分のベストな睡眠時間を見つけよう
- 万一塾に行ってまで寝ているようなら本当に金の時間の無駄
- ガムでも噛もう
留まるな、上を目指し続けろ
- 日本一の大学を目指す以上これくらい勉強すれば十分、なんて域はない。「特進生である」「模試でBやA判定を取ったことがある」といったことは全く足りない。本郷果ては全国トップを目指す、それぐらいの気概がないといけない。
- 普通の高校ならば数年に一度の秀才でさえなかなか受からない中で、本郷は毎年コンスタントに合格者を10人排出する。この実力は全体の上位1パーセント以内に位置する。自校に誇りを持ちつつそこで合格者のポジションについて欲しい。
受験生としての意識を持とう
- 高1高2の君は東大受験生として毎日学習に励んでいるだろうか。
- まず無理でしょう。だがそもそも受験生にはどうやったらなれるのか。
- 学校の授業だけではなく、自らの目標の為勉強を行なえばいい
- 当ウィキではこの観点から各学年ごとに「ここまでいければ見込みあり」という学習目標を設定する(予定)。進学の生徒が見ればビビる物かもしれないが、東大を目指すにはそれでもボーダーラインである。
計画性を持て
- 君は何故中間期末があるのか考えたことがあるか。様々な理由が挙がると思うが、その一つに「計画を立てる練習をするため」がある。
- 学年一位の為にテストまでの三週間何をどれだけするのか、という課題に小規模な計画を立てる経験を積むことが出来る。
- そうすれば高3となった時に東大合格の為に2月25日までの期間に、何をどれだけするのか、という課題に大規模な計画が建てる際の計画の現実味が増すし、「自分は一つの物を覚えるのにインとアウトのサイクル何回必要なのか」と言ったヒントが活用できる。
- 自分なりの計画の立て方があると思うが、一応僕なりの計画の立て方をまとめた。
柔軟であれ
- 経験したことの無いものへの対策は難しい。そんな時経験者の先輩や先生の意見が大きく役に立つ。アドバイスを聞かず我流を貫くと非効率な方向に行く危険性が高い。
- アドバイスはとりあえず試す事が重要だ。自らに取り入れるかはその後判断しても遅くはない。
国公立大学受験とは英語と数学である。
- 英語は全ての大学で必要な科目で、最も配点が高い。合格の数を増やすには英語の完成が不可欠だ。これが苦手なものはそもそも受験に向いていない。
- 数学は全ての国公立文系で問われ、大きく差が出る。よって国公立合格には数学の完成が不可欠だ。これが苦手なものは国公立に向いていない。
- 跳び箱をイメージしてほしい。8段とべる奴は7段レベルの問題を楽々クリアし次の問いへ。一方6段しか飛べないものはそこで苦戦した挙句解けない。各問題でそれが積み重なり大きな点差となる。
- 高1.2の中高一貫生はこの二教科には全力で取り組んでほしい。それだけでも後々だいぶ楽になる。
受験とはタスクである
- 確かに学ぶことは楽しいことである。しかし受験勉強で成功するには、楽しもうという意気だけでは足りない。
- 試験当日までに仕上げるべきタスクととらえ、その達成のために計画を練り、最短距離を歩まねばならない。
- 満点を目指す定期テストと違って合計点を取れる水準に達せばよいのだ。とりあえず勉強するではなく達成のため何が足りないのか日々模索する必要がある。
- 大学受験とは問題解決能力を問う最もメジャーで最初の勝負である。ここでそのノウハウを掴んでおけば一生役立つ
- これは受験学年でもつべき心構えであり、高1のときはそんなに意識しないで勉強を楽しんでほしい。高2になったら少しは持とう