Custom File V2.0から、SopDiff.バージョンが導入されました。
■ 何コレ?一部のクルマで変にステアリングが軽くなる(アンダーステア感が出る)ことがあったのを解消する修正が入っています。ただし、Volume/ToneバランスをJack氏の調査(Vol & Tone Balance List.txt)通りに設定する必要があります。クルマ毎にちがうので結構面倒です。このアンダーステア感はランボルギーニで特にひどいといってます。
■ 細かい解説SoPDiff.(Seat of Pants Differential)は、クルマのリアの挙動からくる、縦方向の力を再現するFFBのインプットです。pCars2では基本的に使われてなかったんですが、コレを有効にすることで、先述のアンダーステア感問題を解決する事ができます。SopDiff.を正しく反映するにはVolumeとToneのバランスをクルマ毎に設定する必要があります。どうもその前提でカスタムファイルを作ってあるらしく、フォーラムではVol & Tone Balance List.txt通りに設定しろと何度も言ってた。ただし、pCars1の時と違って、クルマ毎にFFBファイルを分けられないので、VolumeとToneのバランスを毎度変更しなきゃいけない。
■ さらに細かいフロントからのFFBのインプットはMz、Fy、Fx、Fz の4種類があります。このうち、Fzだけがマイナスの値ですが、コレはFy、Mzと相殺する事になります。車種によっては過剰に相殺してしまい、アンダーステア感が起きてるようです。Fy ,Mzを増幅するか、Fzを減退させることである程度解消できますが、完全ではありません。
フロントのFz がマイナス、リアのSoPDiffがプラスなので、この合計を縦のインプットとすることで、縦インプットを消すことなくFzの副作用を解消する事ができるらしい。
SoPDiff. 版のカスタムファイルを使って、適切なVolumeとTone を設定する事で、ほぼ完全にアンダーステア感問題を解消できるというからくりのようです。
元データの書式(インラインプラグイン)を継承する
本日: 11昨日:19合計:39901
〔編集:MenuBar〕