B05-ISMS関連 のバックアップ(No.7)


 

○ISMSとは

 情報セキュリティマネジメントシステム適合性評価制度であり、

 情報セキュリティの個別の問題毎の技術対策の他に、組織のマネジメントとして、自らのリスクアセスメント

 により必要なセキュリティレベルを決め、プランを持ち、資源配分して、システムを運用するものです。

 #情報マネジメントシステム認定センターより

 

○ISMS関連の規格

 

情報セキュリティマネジメントシステム

 ISO/IEC 27001:2022(国際標準化機構)

 JIS Q 27001:2023(日本産業規格) ※ほぼ「上記和訳」の理解でOKです

 

クラウドセキュリティ認証

 ISO/IEC 27017:2015(国際標準化機構)

 JIS Q 27017:2016(日本産業規格)※ほぼ「上記和訳」の理解でOKです

 

○ISMS認証の取得企業に対する目線と個人見解

(JRCA認定のISMS審査員資格保持者視点です)

 

・結論

 機密情報(個人情報)の業務を委託する場合は、ISMS認証を取得している会社が望ましい。

 (ただし、BSIやJQAなど大手の審査機関に限る)

 

・しくみをざっくりと説明

 「情報セキュリティに関するしくみ(文書や環境)が一定のレベルにある」

 「情報セキュリティに関するしくみ」が運用レベルで「それなりに」実施できている

 

・信用の根拠

 やはり、第三者の客観的なチェックがあることにつきる。

 何も認証を取得していない企業はいいかげんな運用になりがち。

 

・業務委託してはいけない会社

 ISMS、PMSの認証未取得の会社。

 社内の情報セキュリティ規程がない(あっても更新されてない)会社。

 

・事前チェック

 新規取引の際は、以下を依頼。

 ①事前に、過去3年の「審査報告書」の提示と、取引開始時の「現地監査」を実施。

 ②NDA締結

 ③前回の脆弱性診断(WEB、プラットフォーム)結果を確認

 ④クラウドのセキュリティに対する社内ルールと脆弱性診断(クラウド設定)結果を確認

 

○認証に関する情報は以下から入手

情報マネジメントシステム認定センター

 https://isms.jp/