95-システム監査技術者(note移行前)

Last-modified: Mon, 14 Oct 2024 09:07:35 JST (267d)
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●午後2の対策

 

・知識外

OK→「である」、「なぜならば・・・~と考えたからである」、「なぜならば・・・~と考えた根拠は・・・だからである」

NG→「ですます」、「思う」、「~ため」

 

・三章(問題ウ)を解くための知識やノウハウ

 

第二章でチェックすべきリスクを概ね洗い出すパターンが多い、これを踏まえて

そのリスクをコントロールするパターンをさらに整理しておくと書きやすい。

 

●監査方法のあれこれ(定番)

・戦略のコントール→経営戦略と整合したシステム化計画か

・信頼性のコントロール→品質、障害予防、レスポンスタイム

・安全性のコントロール→セキュリティ面

・機密性のコントロール→アクセス権とか

・可用性のコントロール→障害体制、復旧、可用性

 

※以下のコントロールは利用頻度ひくいかも

・有効性のコントロール→業務目的に合致してるか

・準拠性のコントロール→法令

・完全性のコントロール→情報システムが正しく完全である状態の維持

 

★各カテゴリに共有するざっくりコントロール

・ルールや計画の書類があるか

・ルールやドキュメント類は承認を得ているか(議事録)

・そのルールに沿って運用できてるかチェックする(いろんな記録やインタビュ)

・セキュリティはよいか

 

★監査技法

・チェックリスト

・ドキュメントレビュー

・突合、照合

・現地調査

・インタビュー

 

★開発系の監査手続き(コントロール)

●要件定義

・企画書や計画書等の文書が作成されていること。

・関係部門も含めて文書をレビューしきちんと検討してるか(議事録みる)

・テスト仕様書がつくられているか

●運用

・運用手順書やマニュアル、ルール類がそろっているか

・そのルールに従い運用できているかチェックする

・チェックリストなど

●保守

・保守改修のルールはあるか

・保守計画はあるか

 
 

●コントロールのテンプレ

 

1.戦略性のコントロール(IT投資系)

・経営戦略との整合性がとれているか、計画時に複数の選択しを評価しているか、投資に関するモニタリングをしているか

 投資効果の算出をしているか、投資予算のモニタしているか、投資費用が適正であったか

 

2.有効性コントロール(ガバナンス系)

・業務プロセスの適切性や妥当性を点検、評価、検証

 

3.効率性のコントロール

・費用対効果

・レスポンスタイム、処理時間、CPUやメモリの使用量、回線使用料

 

4.信頼性のコントロール

・レスポンスタイムが一定基準内にあること、障害の発生を未然に防ぎ安定した運用が維持できていること

 データのインテグリティが確保されていること、障害が発生しても迅速に復旧できること

 

5.準拠性のコントロール(コンプラ)

・関連法令、契約、内部規程など守るべきルールを遵守している度合い コンプライアンスの評価

 

6.安全性のコントロール(セキュリティ)

・セキュリティコントロールの整備、運用

 

7.機密性のコントロール(セキュリティ)

・情報システムのアクセスコントロールの適切性や妥当性を点検、評価、検証

 

8.完全性のコントロール(セキュリティ)

・正当性、正確性、整合性 データの保全 → 情報システムが正しく完全である状態の維持

 

9.可用性のコントロール

・使用者が必要なときに使用できる確実性を確保すること