魔剣ゴラカブ・ゴレブ の変更点
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*概要 [#g823f7a1]
-ザリタルチュの辺獄で[[ロー]]が発見、獲得した魔剣。
-赤みを帯びた闇色の剣。柄に五角形のようなエンブレムがいくつもある。
--形状はほぼ同一だが真っ赤な色で柄のデザインが若干異なる姿を一瞬だがローは見ており、直前に骸骨女から見せられた記憶が関係していると思われる。
-初見で嫌な感じがするとローは感じており、台座から剣を引き抜いた際に剣からの侵食を受けた。
-辺獄と外との境界を限定的に操作することが可能で、境目を緩めることでアンデッドを外に出していたことが判明した。
--外には境界を締める存在があり、ザリタルチュのアンデッド流出は何かの要因でこの魔剣の力が上回ったことが原因の模様。
-他者を痛めつけることに特化した機能を持つ魔剣で、本来の用途は殺傷ではなく苦痛を与える事。
-自身を変化させ吸収した[[ザ・コア]]の各形態の強化版とも言える機能を発揮する。加えて魔剣の固有能力も使用可能。当然ながら剣としても使用でき、凄まじい切れ味を発揮している。
-辺獄内で聖騎士の姿を確認した際に強く脈動し、ローから聖騎士が嫌いなのかと考えられている。
-ローが所持しているのを目撃した[[シシキン]]は禍々しい剣という印象を持ち、彼が剣に操られていると思った様子である。
--鞘から抜いた状態を見た[[ヴェルテクス]]、[[アスピザル]]も魔剣の発している魔力が怨念の類であり、危険な代物であるという認識だった。
-辺獄の内部でその真価を発揮するが、外に持ち出した場合は能力に制限がかかる。
-破壊を試みても物理・魔法どちらでも傷すらつけられない。
-確認されている能力(以下は他の魔剣と共通と思われる)
--アンデッドに行動をある程度だが促すことが可能(辺獄限定?)。
--辺獄と外との境界操作(限定的にだが)。作中ではザリタルチュの辺獄の領域からの脱出、更にオフルマズドへの侵入のため、この機能が用いられた。
--使用者に自分を使えと五月蝿く主張する。派手に殺したら大人しくなった(ロー談)。
--魔力使用時の消耗の肩代わり(辺獄ではほぼ無制限、外では一定の効果に留まる)。
--使用者の傷を癒やす能力。
--魔法・権能に対するレジスト効果。
--17章では使用者を闇色のオーラ状の魔力で覆い、[[聖剣エロヒム・ザフキ]]による予知を阻害している様子だった。
-グノーシスの関係者からは「第五の魔剣」と称されている。
-[[ザ・コア]]に加えて[[ザ・ジグソウ]]も吸収して機能を拡張しているが、愛用していた武器を失うことになった[[ロー]]からは著しく不評。
-オフルマズド王[[アムシャ・スプンタ]]を前にして怒り狂った様子であることが描写されている。その理由は「魔剣に対して、やってはいけないことをした」とされている。
-聖剣は仇敵であり、その持ち主は万死に値するという認識の模様。
-魔剣の中で渦巻く怨念の底には''何か''が存在している。(17章570「劣勢」より)
-17章終盤では[[仲間の魔剣>魔剣フォカロル・ルキフグス]]に[[ロー]]のメイン武器の立場を脅かされ、捨てられそうになった為、[[フォカロル・ルキフグス>魔剣フォカロル・ルキフグス]]と合体することで廃棄処分を免れる。だが主人公には舌打ちされた。複数の魔剣が合体したことにより、所有者への魔力供給量の増加に加えて各種機能も強化されているが、更に生物を殺せ殺せと五月蝿くなったとローは語る。
--合体状態とはいえ、いつでも分離可能で世界に存在する魔剣の総数には変化はない模様(感想コメントより)。
-固有能力:後述を参照
-[[守護者>在りし日の英雄]]:[[飛蝗]]
-使用者:[[ロー]]
**固有能力 [#q7e8ee3c]
-魔力を用いて怨念を凝縮した黒い炎を生み出し、触れた者に凄まじい激痛を与える。
この炎は死体に取り付かせる事も可能。その死体を動かし、生者の元で爆散させ炎を撒き散らす。
-この魔剣で傷をつけた生物(大小を問わない模様)に激痛を与える。
--これは第二形態の砲撃等にも付与されているのが確認されている。
-これらの激痛に見舞われた被害者は戦闘行動の継続が困難となる程の痛みに苛まれる事になる。
-しかし、魔剣の殺傷能力が高すぎる為、敵対者が激痛で行動不能になる前に即死するケースが多く、[[持ち主>ロー]]からは使えない、と酷評されている。
**他の武器を吸収して獲得した機能 [#t623eee8]
-第一形態
--[[ザ・コア]]の同形態を模した機能。刀身が分解され円環状に浮かび高速回転する。
-第二形態
--[[ザ・コア]]の砲撃形態を模した機能。刀身が縦に割れて闇色の光による砲撃が可能。オリジナル同様、この光線には高熱を伴う。
--[[魔剣フォカロル・ルキフグス]]と合体した後は刀身が横にも割れ、二連の連装砲を形成し二条の闇色の光線を放つように変化した。
-第三形態
--刀身が消滅し柄部分から闇の靄が噴き出し円柱を形成し[[ザ・コア]]第三形態に擬態、多数の闇色の百足で対象を引き摺り込んで捕食する。分離させると黒い靄が離れても刀身は残る。
--特徴は自律行動が可能な点で、攻撃対象を指定することも可能であるが敢えて指定しない場合は敵味方の区別ができずに暴れまわる。
--[[ザ・コア]]の第三形態とは異なり実体を持たない事で耐久力は高くないため、幾度か敵対勢力によって撃破されてしまっている。しかし、ザ・コアの場合と異なって撃破されても更に出現させることが可能であるのが長所と言える。
-第四形態
--[[ザ・ジグソウ]]を吸収して獲得した機能。第一形態のように刃を分割、円盤状にして遠隔攻撃を行う形態。円盤状の刃はオリジナルのザ・ジグソウと同様に操作可能であるが、操作に思考リソースが割かれるのに加えて魔力消費量はそれなりに多い為、出しっぱなしの運用は難しい模様。
--作中では最大で300を超える数を出現させているが、この数になると多数の補助脳を持つローであっても戦闘に支障を来す模様である。
--他の形態と併用して手数を増やした戦い方が可能となるとされており、オフルマズドの王城では第一・第三・第四の同時使用で多数の兵を殲滅していた。
--後の改良版ザ・ジグソウに実装された任意で自爆させる機能もこちらに反映されている。
-第五形態
--初使用は17章570「劣勢」。
--クラブ・モンスターを取り込んで実装されたと思われる形態。元となったクラブ・モンスターと同様の鋏状となっているが、ツインヘッダ等のギミックは再現されていないものの、第一形態と併用することで近い運用は可能とされている。
-各形態の大体の魔力消費量は、第二>第三=第四(数に比例して増加する)>第一。(作者コメントより)
*小ネタ [#neta]
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-持ち主であるローによると「人の苦痛等の痛みの感情を好んで喰らう悪趣味な剣」。手放すことはできず、手元から10数cm程度しか離すことができなくなる。腕を切り離しても着いてくる上、勝手に治癒されたとか。
-ローは武器は間に合っており、なんとかこの剣を処分しようと考えていた矢先、突如ザ・コアを吸収。彼のこの時の所感を以下に抜粋。
何て事をしやがるんだこの骨董品は。お前みたいなうるさいだけの剣要らないからお気に入りのザ・コアを返せ。
-元ネタはおそらく逆セフィロトの樹、あるいは死の樹を構成するクリファーのゴラカブ、ゴレブ(別名アクゼリュス)。
-象徴する要素
--数字:5i(虚数)
--意味:残酷
--悪魔:アスモデウス
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