辺獄 の変更点

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*辺獄 [#e4dc08c1]
-大量の死体が行き着く先であり、辺獄種(アンデッド)が湧き出し跋扈する魔境とされている。
-一面が遮蔽物のない荒野のような場所であり、辺獄種が前触れ無く突然出現、死角から襲ってくる。
--[[ロー]]は辺獄の地で自分の半身と対決した。
--どれほどの時間が経過したのかわからなくなった頃に、景色が変わり「橋」が現れた。
-現地を訪れた[[ロー]]によると、辺獄という地はおそらく魂のようなもので構成されており、辺獄種は消化器官のようなものと推測している。
-外と辺獄の時間の流れが違う可能性もある様子。
-転生者にとっては鬼門であり、害になる(9章256「弁舌」、15章475「合流」)とされている。
--20章ではその謎が明らかになる。辺獄と化した大地に足を踏み入れてしまった[[三波]]は謎の橋と両親の姿を見た。両親に呼ばれ、招かねるままにそちらへ足を踏み出した直後、謎の枝らしき物に襲撃された。これは一歩でも橋に向かって踏み出すと襲われるとされており、現象には個人差があると語られている。(作者コメントより)
--その様子を見ていた[[北間]]によると、その時の三波は何もない空間を見つめており、北間には何も聞こえていない様子であった。また、理由はわからずとも辺獄側(謎の橋?)へ一歩踏み出した三波の行為が非常に危険であると感じていた。
-[[マーベリック]]によると、辺獄の地では、限定的ではあるが天使を完全な形で降ろすことが可能。
-生物の死体や肉などは痛むのが早い。
-辺獄から辺獄種が流出する現象については、魔剣の力が聖剣を上回った際に発生するとされており、グノーシス教団では辺獄の侵食現象と呼んでいる。この侵食現象が起こると該当地域は辺獄に近い環境になってしまうという説もある。(18章614「理由」)
-[[ホルトゥナ]]の[[ベレンガリア]]は、死者が増えれば増えるほど辺獄の勢力が増すと考察している。
-[[ヒストリア]]の[[エゼルベルト]]によれば、全ての辺獄の領域が閉じたとしても何らかの形で辺獄の氾濫が発生するだろうとの事である。
*辺獄の領域 [#naf402be]
-アンデッドが多発し、辺獄と繋がっているとされる地域を指す。辺獄の境界とも呼称される。
-世界に10箇所存在しており、向こう(辺獄と思われる)に何かがあれば、まずこの地に変化がある。
--ヴァーサリイ大陸では3つ存在するとされている。アラブロストルとフォンターナの国境付近にあるザリタルチュ、ウルスラグナではユルシュル領のバラルフラーム、オフルマズド近くのアーリアンラ。
-辺獄と異なる点
--辺獄種(アンデッド)の動作が機敏。かつ武装しており、何者かに統率された戦術的な行動を取る。普通の(?)辺獄種も出る。
--辺獄種の拠点となっている神殿が存在し、「守護者」あるいは「[[在りし日の英雄]]」と呼ばれる存在がそこを守っている。
神殿の最奥には魔剣が存在する。
--「辺獄の領域」は別の「辺獄の領域」と繋がっており(辺獄という世界の一地域で地続きとの事)、どこかが活性化すれば他も同じ現象が起こるとされている。
-10箇所存在している辺獄の領域には[[魔剣]]が存在している。
**ザリタルチュ [#p1d710c5]
-[[ロー]]の印象では街や辺獄種から憎悪を感じている。
-聖堂騎士のアンデッドが装備している装備からはグノーシスのエンブレムが削り取られている。
-街の上空を移動すると対空兵器による迎撃が待ち受けている。
-転生者や悪魔の部位を移植した者、聖堂騎士でありながら悪魔の部位移植を施された者のアンデッドも確認されている。
-街の奥へ侵攻する程、強力な戦闘力を持った精鋭が立ち塞がる。
-グノーシスの聖騎士を見て辺獄種が怒りを抱いていた。
-グノーシスがカウンターとして確保していた[[聖剣]]は[[エロヒム・ギボール>聖剣エロヒム・ギボール]]。
-[[魔剣ゴラカブ・ゴレブ]](第五の魔剣)が存在していた。
-[[在りし日の英雄]](守護者):[[飛蝗]]
**バラルフラーム [#lf647e10]
-[[聖女>ハイディ]]によると存在している街から激しい怒りを感じる。
-[[転生者]]の辺獄種も存在している。
-侵攻してきた教団の連合軍に対し、<流星>で先制攻撃。初手から全力だったことが伺える。
-街を守る辺獄種に対し、グノーシス、聖剣、[[エロヒム・ツァバオト>聖剣エロヒム・ツァバオト]]等の要素で敵対心が煽られるとされている。
-[[聖剣エロヒム・ツァバオト]]の担い手[[聖女>ハイディ]]の率いる[[アイオーン教団]]と[[グノーシス教団]]の連合軍によって攻略された。
-[[魔剣サーマ・アドラメレク]](第八の魔剣)が存在していた。
-[[在りし日の英雄]](守護者):[[武者]]
**アーリアンラ [#ofaf15fd]
-ヴァーサリイ大陸南部のオフルマズド近郊に存在しているとされている。
-[[エイブラハム]]枢機卿によると、グノーシス教団の調査では既に「閉じている」と結論が出された。
--これは過去、[[アムシャ・スプンタ]]の先代の[[聖剣エロヒム・ザフキ]]の使い手である祭壇救国オフルマズドの王女が率いる軍勢によって攻略され、第三の魔剣が持ち去られていた為。
-[[在りし日の英雄]](守護者):少年
-[[魔剣フォカロル・ルキフグス]](第三の魔剣)が存在していた。
**アパスタヴェーグ [#haea9fc2]
-リブリアム大陸北部の国モーザンティニボワールのソドニーイェベリ付近に存在する辺獄の領域。
-ここも辺獄種の氾濫が起こっていたが、何故かローがソドニーイェベリに到着した際は氾濫の頻度が低下していた。
-[[魔剣ナヘマ・ネヘモス]](第十の魔剣)が存在していた。
-[[在りし日の英雄]](守護者):[[女王]]
**フシャクシャスラ [#c344affd]
-リブリアム大陸の中央部の国ヴェンヴァローカ付近に存在する辺獄の領域。
-19章序盤の時点で辺獄種の氾濫が起こっている。
-[[魔剣リリト・キスキル]](第九の魔剣)が存在していた。
-在りし日の英雄(守護者):[[白金の聖騎士]]
**アズダハーク [#n8c2bacc]
-リブリアム大陸南部の辺獄の領域。
-[[グノーシス教団]]によって攻略され、存在していた第六の魔剣は回収されている(19章640「資質」)。
-存在していた魔剣についての詳細は不明。
-[[在りし日の英雄]](守護者):不明
**ダエデイーヴ [#ta0020c5]
-[[ポジドミット大陸]]南部に存在すると思われる辺獄の領域。
-[[グノーシス教団]]によって攻略され、存在していた第二の魔剣は回収されている(19章640「資質」)。
-存在していた魔剣についての詳細は不明。
-[[在りし日の英雄]](守護者):不明
**ドゥナスグワンド [#daae4f83]
-[[ポジドミット大陸]]中央部に存在すると思われる辺獄の領域。
-ナーオンガヒードと同時期に辺獄種の氾濫が発生し、[[聖剣アドナイ・ツァバオト]]の担い手[[ブロスダン]]と[[グリゴリ]]の率いる軍勢(聖剣使いを含む)によって攻略された。
-[[魔剣ガシェ・アスタロト]](第四の魔剣)が存在していた。
-[[在りし日の英雄]](守護者):不明(第四の英雄)
**ナーオンガヒード [#y19e07d1]
-[[ポジドミット大陸]]北部に存在すると思われる辺獄の領域。
-ドゥナスグワンドと同時期に辺獄種の氾濫が発生し、[[聖剣エル・ザドキ]]の担い手[[アリョーナ]]と[[グリゴリ]]の率いる軍勢(聖剣使いを含む)によって攻略された。
-存在していた魔剣についての詳細は不明。
-[[在りし日の英雄]](守護者):不明(第七の英雄)

*筥崎(転生者)による辺獄について [#fe49328d]
-[[筥崎]]の依頼を果たしたローが依頼達成の確認の間に行った質問とその回答は以下。「12章373「答合」より」
--辺獄って?
 死者が積み重なる天秤。
--辺獄の境界って?
 残滓。世界を支える樹の成れの果て。殻を破り、生まれ変わる為に命を貪る。
--厳密には辺獄とは別ってこと?
 限りなく近い。どちらも命と死を欲しがっている。
--その「樹」ってなに?
 死の樹(クリフォト)。 それ以上の事は分からない。

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