ロー の変更点
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*プロフィール [#profile]
|名称|ロー|
|本名|本名不明(人格のベース)&br;ロートフェルト・ハイドン・オラトリアム(身体)|
|種族|転生者(人間)|
|性別|男性|
|年齢|22(初登場時)|
|出身地|日本(人格のベース)&br;ウルスラグナ王国オラトリアム領|
|容姿・服飾等|金髪、身長180cm後半→2m前後(いずれもローの目算)|
|主な装備|マカナ→自作の鈍器→クラブ・モンスター→[[ザ・コア]]→[[魔剣ゴラカブ・ゴレブ]]&[[魔剣フォカロル・ルキフグス]]&br;[[ヒューマン・センチピード]](サブ装備)|
//|通称・愛称|ロー|
|所属|オラトリアム|
|分類|冒険者|
※本名、種族、年齢等はベースとなった肉体のプロフィールも併記。
*作中において [#detail]
-本作の主人公。ローの人格はロートフェルト本人ではなく、ミミズのような生き物に転生した主人公(転生前の名称不明、死因は自殺)がベースになったモノである。ロートフェルト自身は主人公が寄生した際、既に死亡していたが……。
-本体はミミズのような寄生虫でロートフェルトの脳に寄生しており、本体から全身に黒い根のようなものを張り巡らせている。
-自分の身体についてある程度把握した後、自身を「まるでB級映画の化け物だ」と評している。
**特徴 [#nf459adb]
--視覚、聴覚は良好だが、触覚や味覚、痛覚は鈍く(もしくは薄い)感じる。性欲は無く異性に対して全く興味を示さない。
--食べたものは体内の「根」が即座に吸収し、身体の損傷を回復できるが、空腹時の飢餓感はかなりキツいと本人談。
肉体のエネルギー効率はかなり悪いようで、大量の食料を必要とする。
また、この根が毒を無効化している。
--寄生している肉体は睡眠を取れるが、本体は眠れない。
--捕食により根の総量を増やし、根を体外に出して他の生物の脳から記憶の読み取りや洗脳、その肉体を改造したり治療することが可能。記憶の読み取りは脳を食することでも可能。ローはこの読み取った情報から、言語や各種技能を習得している。
---また、根を送り込んで洗脳した配下とは思念での交信が可能で、距離が離れていても意思疎通が可能。しかし、[[ファティマ]]によると、ローが辺獄を訪れた際には交信ができなかった模様。これは通信魔石と同様に物理的・魔力的に隔絶された場所とは交信できないとされている。
---例外としては、転生者の肉体に対しては「根」を用いても干渉できず、洗脳や肉体改造を施すことは不可能である模様。(9章240「屠殺」より)
---洗脳し、眷属化した者については、「主人公が居なくなれば存在理由を見失うので遠からず死を迎える」と言及されている(感想返しコメントより)。
--根を用いた肉体改造で、自身の身体を吸収した生物の一部に作り変える事も可能。物語序盤ではよく用いられていたが強力な武器を獲得してからは使用機会が減っていった。
**性格 [#s1d0d1f8]
--人格のベースとなったのは日本で自殺したとある青年であり、物語初期は彼の情動が湧き上がりがローの思考に影響を与えていた。
---辺獄(6章冒頭)において彼と分かたれ、その存在を消滅させてからは情動の根源から湧き上がる衝動に突き動かされることは無くなった。
--それなりに社交性はあるが、他人に対しては基本的に無関心で人間らしい「情」は動くことはない。
誰かに助けを求められた場合、その誰かを助けることで自分に利があるかどうかが判断基準となっている傾向がある。
--食事を誰かに奢ってもらえるとなると遠慮(容赦)なく心行くまで食べ続ける。
---余談ではあるが、この場合はご馳走してくれた人物に対して何らかの形で借りを返そうとする傾向がある。当人が敵対しない限りだが。
--約束事や契約は実直に履行しようとする。
--知能は決して低いわけではないのだが、基本的に面倒臭がりで楽観的、脳筋思考で短絡的な選択をすることが多い。
物語の序盤(3章)では、計画の立案、事前調査、手駒の配置など単独で行っているため、やればできるタイプと考えられる。
--不快だと感じた存在は排除もしくは殺害する傾向がある。
-吸収した記憶について本人は本のようなものとして閲覧している。その中でも大自然の壮大な景色などを特に美しいと感じており、旅の中でそういった名所を巡る事を好み、様々なものをその目でみたいと考えている。
-転生のことや、自身の身体に関係する能力については一部の例外を除いては誰にも話すつもりは無い。
[[ファティマ]]を始めとする配下(自分の手足のような扱い)、加えて首途に対しては転生者についての情報を得るためだったこともあり、例外的に自身のことを打ち明けている。
-[[アスピザル]]によると、無意識レベルで他人を受け入れない。という話でロー自身も的を射ていると感じるが、他人を受け入れることはリスクであると捉えており、アスピザル達で言うならば信用することはあっても信頼はしていない。(7章192「信用」)
--この時ローが思案した中で、何かを忘れている気がしていたようだが……。
**他の転生者との差異 [#id3f830d]
--主人公は自らロートフェルトの死体に潜り込むことで肉体を得たが、ロー以外の転生者は他の生物に捕食されるという形で体内に入り込み、その生物の肉体を得ている。このためか、ローに可能なことが他の転生者には不可能であったり、その逆のケースもある。
---具体的には他の生物の脳から記憶を抽出したり、「根」を送り込んでの洗脳は現状でローだけが可能。
一方で、他の転生者が可能な「解放」はローには不可能。ローはこれを知った際に「え? 解放って何?俺にはそんな格好いい機能ないぞ?」と内心で若干困惑していた。
**その他 [#v912961b]
-戦闘においては近距離では手持ちの武器による攻撃、中距離では左腕(ヒューマン・センチピード)、遠距離では魔法(爆発や榴弾)を選択する傾向が見られる。[[魔剣]]を手にしてからは第二形態による熱線の砲撃、第四形態で生成した円盤を用いた間接攻撃が多用されるようになった。
--18章終盤では首途が考案したギミックを体内に作成し、剣の間合いの内側での攻撃に用いる。また、骨をタイタン鋼を用いた物に置き換えている。
-[[権能]]
--虚飾の権能を下敷きにすることで、獲得した「嫉妬」「色欲」が使用可能だが権能の源泉たる感情が薄い為に真価を発揮できない。使用するのは主に「嫉妬」。「色欲」はビックリする程使えない、らしい。
-[[チャクラ]]
--チャリオルトを訪れた際に知識を獲得し、第一~第六まで習得。
--24章では[[魔剣]]からの干渉より、一時的ではあるが第七轆轤である九曜を発動させる事に成功している。
**ローの本質と正体 [#c46ae0b9]
#region(筥崎が語るローの本質と正体について)
-俺は何?
あなたはあなただった者の否定から生まれた存在。
-俺は俺だった者の一部?
似ているけど違う。 あなたはあなただった者の半身。
構成する三つの要素の一つ。 本来なら融けて混ざるべきものが否定によって分かたれた者。
-あれ?なんで自殺やめたんだっけ?
それこそがあなたの本質。あなたは無意識に死を望んでいるけどあなたの存在意義がそれを許さない。
あなたの正体は亡者。死ぬために生きている亡者。自らに死を許せない、故に死を待ち続ける亡者。
-無意識の目的が死ぬことってわかったけど、できないのはどうにかならない?
あなたには半身を切り捨てた事で生まれた空白がある。 それを埋める事が出来れば別の道が開けるかもしれない。
-その「かもしれない」に心当たりは?
あなたは生命の樹(セフィロト)には忌避されるが死の樹には愛される。
-辺獄の領域の事みたいだし、行ってみるかな。
ここまで12章374「否定」より抜粋、一部要約。
#endregion
*活動実績 [#ze3fd39f]
#region(各章での活動実績(一部要約))
-1章
--転生、ロートフェルトを死体に寄生し身体を得た後にシュドラス城へ。
--囚われのエルフ達を解放、脱出のために協力体制を取った。彼らはローが城門を破壊したため脱出できずに死亡(感想コメより)。
-2章
--シュドラス山を降りてライアード領へ。冒険者となるが、ロートフェルトを毒殺したズーベルに目撃されてしまい「魂の狩人」から標的にされる。狩人達の拠点に乗り込んで首領と交戦。なんか首領の魂が身体の中に入ってきたので食ってやった。
--狩人の首領だったリリネットの身体に元ロートフェルトの魂が入り込み、以降は[[ハイディ]]を名乗る。
--かつてのロートフェルトを陥れた挙げ句、暗殺者を差し向けるとか巫山戯たことをしてくれたズーベルと[[ファティマ]]へ御礼参りのためにオラトリアムへ。ズーベルは死亡、ファティマは捕獲後に洗脳。
--ズーベルがダンジョンかと期待していた遺跡を調査、転生者[[古藤]]の墓だったことが彼の眷属の話で判明。
--冒険者としてやっていくつもりのローは傾いたオラトリアムの経営再建を彼女に任せる。
--旅立つ際、ハイディが着いてきた。
-3章
--ハイディと共にメドリーム領、ディロード領、ティラーニ領などを旅。騎獣の[[サベージ]]も同時期に作成。
--メドリームでは[[ディラン]]、[[アレックス]]、[[トラスト]]らを洗脳、オラトリアムへ送った。
--ディロードではサベージを欲しがる[[パトリック]]に絡まれたので返り討ちにして洗脳。また、ダンジョン(厳密には違った)へ潜り、後のパンゲアの種子を入手しオラトリアムのファティマへ送る。
--ファティマの依頼でティラーニで奴隷を購入、その際に街で暴れていた蜘蛛の転生者を始末した。
-4章
--オールディアでダーザインに絡まれる。街一つを使って召喚された上級悪魔も含めて返り討ちに。
--悪魔召喚の触媒にされていたリックを助ける上での約束事を反故にされたので処分。あまり良いことがなかった。
-5章
--ウルスラグナ王都で[[ヴェルテクス]]の依頼を請ける。オールディアで装備一式を失っていたので[[首途]]の工房で新調。クラブ・モンスターというご機嫌な武器を入手し、早速ダーザインの拠点襲撃で使用した。
--ダーザインの残党狩りに突入しようとした最中、[[藤堂]]や[[ステファニー>梅本]]により邪魔されていたら、大規模魔法に巻き込まれて意識を失う。
-6章
--気が付いたら見知らぬ場所に居た。同じように飛ばされてた[[グレゴア]]聖堂騎士に話を聞き、ここが[[辺獄]]だと判明。彼と彼の部下達とは別行動をとり、一人で辺獄を彷徨う。
--辺獄を宛もなく歩いていたら転生前の自分(名称不明)が身体を乗っ取ろうとしてきた。存在そのものが不愉快なので物理的に抹消。スッキリした。更に辺獄を歩き回っていたら、橋のようなものを発見。理由は分からないが、足をかけたらもう戻れないことが確信できるので、これはまた今度に。気が付いたらオラトリアムに戻っていた。
--ファティマらと合流し、[[改造種]]のシュリガーラ、ジェヴォーダン、コンマガトーなどを作成しシュドラス攻略戦線に投入し多大な戦果を挙げた。
--亜人種たちが降伏したいと言ってきたので配下にした。[[アブドーラ]]は因縁のある大森林のエルフ共を滅ぼしたいというのが気になったので話を聞いてみたら[[古藤]]が連れていたゴブリン当人であると判明したので、共に墓参り。眷属さんと再会できて満足そう。
--大森林に調査に行ったらエルフの里で天使が降りてきてローを捕獲するよう指示、謎の光線で身体を半分消されるがサベージに回収されなんとか脱出。ハイ・エルフ、エルフ共々敵対が確定。オラトリアムと亜人種たちの連合軍でエルフの里を滅ぼした。関係ないダーク・エルフの里はローが立ち寄ったこともあってとばっちりで酷いことになったみたいなので、後でなんかフォローしようと考える。
-7章
--大森林を超えて獣人国へ。[[アスピザル]]、[[夜ノ森]]と出会い、彼らに雇われる。一緒に闘技場に観戦にいったら謎の魔物の襲撃。
--魔物の出処についての調査の中、渓谷に高純度の魔石が大量に埋蔵されているのを発見。
--獣人国の王である[[日枝]]と協力し、謎の魔物に対処。北部の小国が深刻な被害を被っているというので赴いた先でディープ・ワンと遭遇しこれを撃破。
--ダーザインの首領であるアスピザルと一時の協力体制を取る契約を結ぶ。
-8章
--グノーシスがオラトリアムにやってくるというので急ぎ帰国。ダーザインをけしかけて誤魔化そうとしたが間に合わず、[[マルスラン]]聖堂騎士が単独で潜入してきたのを捕獲していた。この件でグノーシスからの目を逸らすためムスリム霊山の襲撃を実行。犯行はダーザインの仕業に見せかけた。
-9章
--アスピザルとの契約に従い、ダーザインの浄化のため各地を周り転生者を説得あるいは処分していった。アリクイ女の[[梼原]]は夜ノ森の威圧もあってオラトリアムで働くことに。どうせファティマに任せるから自分は困らないし。
--王都に立ち寄り首途の工房で新装備ザ・コアを入手。また、首途をオラトリアムで囲いこむため誘いをかける。
--シジーロを訪れた際、アスピザルの使う魔法について考察を重ねた結果、平面ではなく立体で陣を描くという発想に至り、発動速度・威力ともに大きく向上させている。また、これによりロー独自の<榴弾>などを開発し、後の戦闘で大きな戦果を挙げている。
-11章
--王城へ突入。待ち構えていた[[アメリア]]の策によって%%順当に%%不覚にも捕縛され、融合召喚の被検体となった。ローの体を用いて召喚された何かと融合(実際にはローが食った)し、人格模倣の権能を獲得。プレタハングからコピーした「嫉妬」の権能との併用で劣勢を逆転させた。
--召喚された存在は己を「虚飾」の悪魔と語り、ローと会話を交わした後に吸収されたがその記憶や知識を獲得することが出来ず、何らかの「頼み事」をしていたがその内容も不明。その後に枢機卿[[ペレルロ]]と交戦した際に憑依した存在についての知識が突如浮かび上がる不可解な現象が起こる。吸収した悪魔の知識は己の中にあるはずなのに何故か自分の意思でそれを知ることができない事に違和感を覚えている。
--王城で対峙した[[ジェイコブ]]王の言葉はロー自身理由はわからないが無意味と切り捨てる事が出来ず、彼の言葉はローの在り方を揺らし、彼は「生きる目的」を探し求める事になる。
-12章
--指名手配が解除されるまではオラトリアムで過ごし、装備の改修や改造種の作成、ファティマからの頼み事などを消化。その後はジェイコブの言っていた生きる目的を見つけるため、アープアーバン未開領域の先を目指す。
--アープアーバンでは[[筥崎]]という転生者と出会い、彼の言葉は自分という存在について自覚する一助となった。
--フォンターナ王国では、冒険者として溢れ出している辺獄種への対処依頼を請け辺獄の領域へ。
--ザリタルチュの辺獄の領域で交戦した[[飛蝗]]はどうやっても勝てないと判断せざるを得なかった唯一の相手。結果的に戦闘は回避することに成功し、[[魔剣ゴラカブ・ゴレブ]]を取得、お気に入りだったザ・コアを消失してしまう。
-13章
--フォンターナからアラブロストルへ移動。[[ドゥリスコス]]という商人と出会い、彼の護衛を引き受ける。ドゥリスコスの受難を打ち払い、依頼を完了した直後に洗脳。共にエマルエル商会を掌握し、オラトリアムと協働してアラブロストル国立魔導研究所を転移させ、現地戦力で確保。
--一息ついて旅立つ前にチャリオルトが戦争を吹っ掛けてきた。
-14章
--アラブロストルへ侵攻してきたチャリオルトへの対処にあたり、[[チャクラ]]を使う四方顔の剣士たちの本拠へ向かう。彼らの背後にいる[[権能]]の使い手と思しき[[カンチャーナ]]という人物と対峙した。
--道中に出会ったラーヒズヤの娘[[ハリシャ]]が、父の嘆願を後回しにしたと因縁をつけて攻撃してきたのでグロブスターで変異させ眷属化。無事だった村の全員を始末させた後は[[ドゥリスコス]]の護衛にした。
-15章
--僅か1話のみの登場。[[カンチャーナ]]を仕留めたことで獲得した記憶を頼りに[[チャクラ]]を習得するための修行を行っており、第六まで使用可能となったと語られている。
-16章
--エンティミマスのダンジョン「地虫の鉱床」の最深部を目指す。[[ファティマ]]の進言を聞き入れ、協調性アップの訓練も兼ねて[[ヴェルテクス]]、[[アスピザル]]、[[トラスト]]と合流してダンジョンへ。
-17章
--オフルマズド攻略のため、オラトリアムに帰還。
--装備の新調や新たな[[改造種]]の作成など戦力の強化を実施、更に入念な偵察の後にオフルマズド殲滅戦を実行。
--[[ハリシャ]]、[[イフェアス]]らが率いる戦力と共に敵地へ侵入後、皆の手間を減らしてやろうと王城へ砲撃を敢行。謎の障壁で防がれたので単独で王城へ突入(協調性アップの訓練のことはもう頭にない様子)し、玉座の間で[[アムシャ・スプンタ]]と交戦。危険な状態まで追い詰められた際に謎の存在(おそらく[[この人>飛蝗]])に助けられた上、[[首途]]が解放した[[魔剣フォカロル・ルキフグス]]を手にしてなんとか撃破。彼が使っていた[[聖剣エロヒム・ザフキ]]を封印して持ち帰った。
--また[[アメリア]]と[[蜻蛉女>飽野]]に逃げられたと思ったけど[[ヴェルテクス]]が始末してくれたので礼を言う。助かった。
-18章
--オラトリアムで改造種の補充を始めとする雑務。旅支度を整え、春になったら出立予定。
--ある日[[首途]]のところで食事しようとした際に[[梼原]]が連れてこられたが、特に気にせず一緒に食事。
--首途発案のオモチャを実装した模様。
-19章
--[[リブリアム大陸]]へ出立。ピリピリした雰囲気の獣人に嫌な気分にさせられたので一暴れしたら魔剣狙いの連中が絡んでくるようになった。
--手を出してきた[[ホルトゥナ]]の[[ベレンガリア]]からの会食の誘いを受け、そこで辺獄の領域アパスタヴェーグの氾濫への対処を依頼され、これを受諾。アパスタヴェーグを訪れ、[[在りし日の英雄]]の[[女王]]と出会い、[[魔剣ナヘマ・ネヘモス]]を譲渡を賭けた決闘に臨み、魔剣を手にしたものの謎の存在による襲撃でナヘマ・ネヘモスの固有能力は消失した。
-20章
--19章と同時展開の為、出番なし。
-21章
--以前(11章)で助けられた虚飾の悪魔との約束を果たすため、権能を扱える悪魔を召喚する儀式を実行。狙い通りの結果が出たことを確認した後に捕食した。約束は果たしたのでその後どうしようが自由。
--第十の聖剣があるというンゴンガンギーニを襲撃し、全滅させる。聖剣には逃走されて巨大な九尾の狐の封印が解けてしまったが、[[イフェアス]]の率いるスレンダーマン達と連携して撃破。
--南方(リブリアム大陸の中央部)に出現した巨大な闇の柱へ対処する為、ヴェンヴァローカのセンテゴリフンクスを襲撃し殲滅。グノーシスの増援部隊も接近していた為、これも殲滅。闇の柱は三つの魔剣による第二形態のオーバーチャージ気味の砲撃で散らす事に成功。
--アイオーンの聖女がセンテゴリフンクスで補足された為、イフェアスに空中に打ち上げさせたところを辺獄に侵食された場所から第二形態で遠距離砲撃。命中はしたものの手傷を負わせただけに留まり、逃走されてしまうが[[魔剣ゴラカブ・ゴレブ]]の固有能力で聖女を当面は戦闘不能に。
-23章
--センテゴリフンクスで色々やっていたところに[[グリゴリ]]の[[シャリエル]]と[[シムシエル]]が現れ交戦。一対一では問題ない相手だが巧みな連携によって攻撃を封殺され、八方塞がりとなったため逃亡。
--逃亡先であるリブリアム大陸北の小島に[[エゼルベルト]]が率いる[[ヒストリア]]が接近し、白旗を掲げ敵対の意思を示していなかった為に接触。[[聖剣アドナイ・メレク]]の担い手[[弘原海]]と共に傘下入りするが、ある理由で落ち込んでいる弘原海を元気付けようと試行錯誤。
--[[オラトリアム]]も攻撃されており、重症を負った[[ヴェルテクス]]を治療しながらその体の改造という契約を履行。[[ニコラス]]、[[ファティマ]]、[[ディープ・ワン]]らにも処置。
-24章
--[[グリゴリ]]の本拠地ユトナナリボを襲撃。出払っていたグリゴリの主力が転移で戻ってきたタイミングで辺獄側から[[聖剣アドナイ・ツァバオト]]を持つ[[ブロスダン]]を引きずり込むことに成功。[[魔剣ガシェ・アスタロト]]を利用している[[アザゼル]]も着いてきてブロスダンに憑依してしまったが、そのまま戦闘。
#endregion
*小ネタ [#neta]
-何かとお気に入りの装備を損失してしまう。特に武器。
-武器は刀剣類などの斬撃武器よりも打撃系の鈍器を愛用している。以下はメイン武器の履歴。
--マカナ(1章10「脱出」~2章28「悪魔])
--デス・ワーム甲殻の棍棒(2章38「出発」~ )
--クラブ・モンスター(5章105「武器」~6章151「光線」)
--頑丈で重いハルバード(6章167「啓示」~ 7章190「水槍」)
--[[ザ・コア]](9章242「沸血」~12章387「怨剣」)
--[[魔剣ゴラカブ・ゴレブ]](12章387「怨剣」~)
--[[魔剣フォカロル・ルキフグス]](17章581「密着」~)
--[[魔剣ナヘマ・ネヘモス]](19章648「遺言」~)
--[[魔剣ガシェ・アスタロト]](24章874「蟲害」~)
--[[魔剣ザラク・バアル]](24章889「宴会」~)
-物語が進むに連れ己の肉体を最適化させていく。初期は人間ベースのだったが徐々に体内の器官を減らし、根と予備脳に置き換えていった。
--グリゴリにより身体の6割を消し飛ばされた後(6章後半)は、内蔵器官のみならず骨や筋肉、脳までを根に置き換えてその身体能力を向上させた。これにより実質的には人間の形をした根の塊で構成された生物となった。ちなみに必要とする食事の量も増えたとのこと。
-冒険者としてのランク等
--2章12「冒険者」で冒険者登録。黄3級。
--3章45「洗脳」で黄2級へ昇格。
--4章69「捜索」の時点で青3級に昇格。
--13章396「好奇」の時点で赤3級に昇格。辺獄の領域ザリタルチュ攻略の依頼達成という実績を以って昇格した。
--16章ではヴェルテクスの薦めでエンティミマスでダンジョン・アタックを行うにあたって昇格を視野に入れて依頼を大量に受けていたのだが、ミドガルズオルムの目覚めによって御破算となった模様。
-ある時(6章141「墓参」でアブドーラと対話したあたり)から、必要のない洗脳は極力控えようと考えていた……時もあった。
-トロールの王アジードがローに抱いた印象は「あれは生きていない、殺しても死なない、生者でもなく死者を弄ぶ人との形をした異形」。
-前世(アレ)の影響でUMAに詳しい。
-一部の魔眼持ちや他者の気配を察することのできる者からは異質なモノとして見られるローだが、6章148「司祭」において水の鏡に映った本質が描写される。ロー本人の感想は「グロ画像」。また以前ローを警戒していたヴェルテクスに対し「あいつ、こんなナリした奴に良く話しかけられたな。勇者かよ」とその心情を明らかにしている。
-エルフの里で対峙したグリゴリのΣηεμηαζα氏によると「恐れを…いや、真なる意味で知らぬのか。身は混沌、心は無垢。人でありながら原罪を捨て去り解脱へと至ったか。素晴らしい素材だ」となんだか絶賛されている。
--また、グリゴリを率いているというΑζαζελさんによると「混沌の子」、また「Νεπηιλιμ(Nephilim?)足り得る器」で自分の依り代として最も優れていると言われていた。
-情報収集では「根」を活用した記憶の抜き取りに頼る場面が多く、何らかの要因でこの手段が使用できない状況では情報の取得や選別において苦労しており、本人としても課題であると認識している。
--治安の良い場所では、記憶やお金を提供してくれる「親切な人」が少ないので困る、と当人は語る。
#region(ローに対する他者からの人物像や印象)
-ローに対する他者からの人物像や印象。※眷属は除く。
--[[ハイディ]]:自分の分身のようなもの。全体的にプラス補正のバイアスが入っている。彼の前に堂々と立てるようになりたい。
--[[アブドーラ]]: あの男は自分に害を及ぼさなければ基本的に何もしてこない。反面、害があると判断すれば苛烈なまでに排除しようと動く。(6章163「衝突」より)
--[[アスピザル]]:一言で表すと「理性の人」だが、喜怒哀楽の感情が欠如していると推測。物凄く強いけど、行動は雑。
--[[夜ノ森]]:理由がわからないが嫌な感じがして怖い。
--[[ジェルチ]]:復讐しようと思ってたけど、絶対無理というのがよくわかった。
--[[石切]]:殴られるのは歓迎だけど、殺されるのは勘弁。
--[[クリステラ]]:「強固な意志と独自の哲学を持ち、恐らく人間には理解できない思考で動いている」と考えている。
--[[ヴェルテクス]]:居なくなった時に気付いたけど、意外と気に入ってた。
--[[首途]]:もはやマブダチ。幼い頃からの夢が叶いました。
--[[梼原]]:超怖い。
--トンボ女([[飽野]]):捕まえて研究したい。
--[[アメリア]]:儀式に成功したのに使役できなくて残念。
--[[ジェイコブ]]:自分と同類。求めていた刺激をくれたので褒美をやろう。生きる目的を探せ。
--[[筥崎]]:元の人格の「否定」。その正体は亡者。空白を埋められたら何かあるかも。
--[[シシキン]](冒険者):くっ……、正気に戻ってくれ!
--[[アカラシュ]](冒険者):え、本当に自分だけ依頼取り下げて行っちゃうの……?
--[[瓢箪山]](転生者):助けてください!![[あの女>ファティマ]]がヤバすぎる怖すぎる!知ってること全部喋るから殺さないで(泣きながら縋り付く)
--[[アムシャ・スプンタ]](転生者):君に何もしてないのになんで攻めてきたの?
--ガブジャリル(商隊の長):ウチのモンに手を出しやがって賠償請求してやる……え、なにこいつヤバくない?
--[[ベレンガリア]]([[ホルトゥナ]]のトップ):それ魔剣?どうやって扱ってるの?あと襲撃してごめんなさいそろそろ勘弁してください。
--[[女王]]:魔剣に寄り添う者(実際は粘着されている者)。今代の英雄……じゃなさそう、ええっと希望。
--[[グリゴリ]]達:その体が欲しい!我々に捧げる栄誉を許そう。
--[[エゼルベルト]]:魔剣を扱える稀有な存在。世界の希望。縁を結ぶ為なら下につくし隠し事もしません。
--[[弘原海]]:[[エンティカ]]と巡り合わせてくれた恩人。
--[[ブロスダン]]:ローぉぉぉぉぉぉ!故郷と家族の仇!自分の罪の象徴!世界の為にもお前を倒す!!
#endregion
-[[ファティマ]]にオラトリアムを名乗ることを許可してから、国外ではくれぐれも行動に気をつけるようにと口うるさくなった。
-''「俺にいい考えがある」''
--主人公が誰かを説得する際に用いるフレーズである。作中では初めて使ったのは13章で[[ドゥリスコス]]を相手に。
--大体は力押しの強行策であり、[[アスピザル]]や[[ヴェルテクス]]はこの言葉に続く案を聞いて頭を抱えた。
--余談であるが、かつて(4章90「巨躯」)「いつかはどんな奴が相手でも勝ち筋は見えてるぜ!(キリッ)とか、俺にいい考えがある!(キリッ)とかやってみたい物だ。」と、実は前フリがあった模様である。
-人間サイズに拘らずに根と脳を増やしていけば比例して性能は向上するが、現状のローの目的はあくまで旅をする事であるため、支障が出ない範囲に留めているとされている(作者コメントより)。
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