エルマン の変更点

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*プロフィール [#profile]
|名称|エルマン|
|本名|エルマン・アベカシス|
|種族|人間|
|性別|男性|
//|年齢|?|
//|出身地|しゅっしん|
//|容姿・服飾等|不明|
|主な装備|短槍とその対の腕輪、紫煙の短槍、惑乱の軽鎧|
|通称・愛称|エルマン、エルマン聖堂騎士団|
|所属|グノーシス教団→アイオーン教団|
|分類|聖堂騎士|

*作中において [#detail]
-初登場は8章200「復興」。
-30代後半で聖堂騎士に抜擢された。聖堂騎士の中では古参で、よく若い男性を「坊主」、女性は「嬢ちゃん」と呼ぶ。
--年齢のせいか加齢臭に始まり腰や関節の痛みなどに悩まされていると本人談。
ある時期から、更にストレスによると思われる胃の痛みや、頭髪の減少に悩まされることになる。
-聖騎士見習いの[[ジョゼ]]の主観では、普通のおじさんみたいで覇気があまりなく疲れた感じの人。
-自分の部下とは適切な距離を取ることを心がけており、厳しすぎず甘やかさないという方針。
-性格としては慎重かつ周到。過去の経験からくる己の感を信じ、他者の観察力に優れる。危機を察知する能力も高いが、戦闘能力そのものは高くない。
--グノーシスの後ろ暗い部分についてもある程度察してはいた。
-オールディアの復旧作業の傍ら、担当していた遺跡の調査を完了させた後に[[クリステラ]]、[[マルスラン]]と共にウィリードへ戻る。
--両名と共にオラトリアムへ向かい、資金援助の要請、言葉を喋る魔物の捜索を行うがどちらも失敗に終わり、更にマルスランが行方不明となる。
--ムスリム霊山がダーザインと思しき勢力による襲撃を受けた際は、スタニスラス、クリステラと共に事態の収拾に当たったが劣勢を覆せず、戦闘不能となったクリステラを連れて脱出するだけで精一杯であった。この時、友人である聖堂騎士スタニスラスを救えず、[[サリサ]]を囮にせざるを得なかった事で自己嫌悪を抱いている。スタニスラスとは長い付き合いで親友のような間柄だった。
-ムスリム霊山が陥落した後は王都で数ヶ月に渡る事情聴取を受けることになる。その最中、クリステラからの救援要請が入る。
--エルマンは霊山での事件についてオラトリアムに言及しない形で報告(全てを明かすと自分のオラトリアム行きが確定する)しており、背信者扱いされているクリステラからその件に波及する恐れがあるため、彼女と彼女が助けた少女を保護することを決断した(本音を言えば知らないフリをしたかった)。
-降臨祭の最中に起こった混乱を利用し、クリステラと共に城塞聖堂へ。エルマンは脱出経路の確保に当たり、緊急用の脱出路を発見するため倉庫区画を探っている最中、[[エイジャス]]に発見されクリステラ同様に背信者とされるのも時間の問題となった。
--隠し通路を発見し、内部を探索していたところ遭遇した審問官が突如天使化し、戦闘に突入。苦戦を強いられている中、[[アスピザル]]、[[クリステラ]]の助力により難を逃れた。霊山の一件もあり、一時とはいえダーザインの首領であるアスピザルと協調することに抵抗はあったが、止む無く協力することとなった。
--調査の結果、隠し通路の先にあったのはグノーシスの研究施設であり、表に出せない研究を行っていることを突き止め、グノーシスの不正を暴くという目標に目処がついた。その後、王城へ向かおうとした矢先に[[藤堂]]による奇襲で[[夜ノ森]]が負傷。アスピザルの依頼でエルマンは治療にあたり、その卓越した治療魔法技術により夜ノ森は一命を取り留めた。
-王城への進撃は諦めざるを得ず、アスピザル達と別れた後はクリステラと共に王都に現れた魔物の迎撃にあたった。
-王都の状況が落ち着いた矢先、エルマンの元に[[ハイディ]]が現れ、[[正体不明の剣>聖剣エロヒム・ツァバオト]]について相談を受けることになる。
--結果、エルマンの悩みの種が増えることになり、ある時は「見なきゃ良かった、何も言わずにネコババして欲しかった」とも考えてしまっている。
-アイオーン教団の立ち上げ時にも重要な役割を果たしていた事もあり、いつの間にか聖女を始め同僚の聖堂騎士たちから何かと相談を受ける立場になっており、[[クリステラ]]のみならず[[聖女>ハイディ]]にまで彼の神経が苛まれている。
-15章ではアイオーンの活動を支援してもらうため、ウルスラグナ王国やオラトリアムに渡りを付けている。
-バラルフラームの辺獄の領域では指揮官のようなポジションであり、有力な辺獄種([[武者]])が現れた際には聖堂騎士を固めて対処に当たらせるなど適切な判断力を見せているが、常軌を逸した戦闘力を誇る武者相手には有効な対策が打てずに苦悩することになった。
--[[武者]]を相手に重傷を受けた[[クリステラ]]の治療に当たった後、彼女を狙って奇襲した[[ジョゼ]]により片腕を切断される。これにより隻腕となったエルマンだが、短槍の投擲や故オーエンの盾を用いた結界の形成など、聖堂騎士らしい活躍を見せた。
--また、今後の戦いが激しくなる可能性を考慮し、極秘で[[クリステラ]]にアラブロストルの聖剣確保を依頼している。
-18章終盤では聖剣確保のために送り出した[[クリステラ]]、その補佐と国外の情報収集のために[[マネシア]]が成果を挙げた報告を聞いて若干ストレスが緩和するものの、グノーシスの司教枢機卿の拉致がセットになっていた為、更に胃を痛める結果となった。
-18章終盤では聖剣確保のために送り出した[[クリステラ]]、その補佐と国外の情報収集のために[[マネシア]]が成果を挙げた報告を聞いて若干ストレスが緩和するものの、[[グノーシスの司教枢機卿>モンセラート]]の拉致がセットになっていた為、更に胃を痛める結果となった。
*小ネタ [#neta]
-端的に言えば貧乏くじを引くことが多い。
-10代の頃は冒険者をやっていて、当時はお金のことばかり考えていたとその過去を振り返っている。
-全盛期を超えた肉体の衰えから腰や関節の痛み、時にはストレスが原因と思われる胃痛に悩まされ<治療>の魔法で対処していたら、その魔法の腕が類を見ないほどに上達していたとされている。

-他の登場人物からの印象
--[[マルスラン]]の記憶からエルマンのことを知った[[ロー]]は[[クリステラ]]よりも脅威度が高いと考えている。
--[[ロー]]、[[ファティマ]]からは油断ならない危険な相手として捉えられている。
--マルスランは繰り上がりで聖堂騎士になっただけ、と見下していた。
-オラトリアムを再訪した時に振る舞われたお米が漬物とよく合っていると絶賛。食の嗜好が年齢を感じさせる。
-15章でオラトリアムと交渉し、アイオーン教団の出資者となってもらうことに成功した際、連絡用に[[ファティマ]]から通信用の魔石を渡されていた事が後に判明。
--バラルフラームから生還し、[[グレゴア]]と共に痛飲し抱えていたストレスを発散させ爽やかな朝を迎えたタイミングで連絡が入り、いい気分が台無しになった。求められた報告にはしっかり知り得ることを吐き出した模様。
-否応なく上達した回復魔法の腕前は自覚しており、「いつか仕事を辞めて田舎で小さな医院を開くんだと夢を見ています。」と、作者コメント(カクヨム版より)によりささやかな夢を持っていることが明かされている。

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