魔導外骨格 のバックアップ(No.7)


魔導外骨格 Edit

  • 作中では魔導外骨格(ソルセル・スクレット)と表記されることが多い。
  • アラブロストルで運用されている兵器。所謂パワードスーツだが、作中に登場したものは使用者が「乗り込む」タイプ。
    • テュケによる技術供与により誕生した事もあり、後にオフルマズドでも採用され2,500機ほどが導入済みで最終的にはこの倍の5,000機が配備される予定であると言及されている。
  • 堅牢な装甲と高火力を誇るが、至近距離が死角で小回りが利かない、鈍重で機動性に問題を抱えてる等の弱点も露呈した。
  • 使用武器は外骨格の規格に合わせた大型の剣と杖。
  • 装甲はタイタン鋼という物理、魔法の両方に耐性のある材質を用いられている。

魔導外骨格 Type:アラクノフォビア Edit

  • オラトリアムで首途が開発、量産されている魔導外骨格であり、特徴は蜘蛛の足のような八本の脚。
    • 多脚を採用したことで従来の機種の弱点であった機動力が改善され、身体の小さいゴブリンが二人で操作することにより従来の魔導外骨格の弱点であった死角をカバーしている。
  • 二人のゴブリンが操縦することから複座になっており、一人が上半身で攻撃、もう一人が下半身で移動を担当する。
  • 主武装は魔導外骨格サイズの銃杖と伸縮性の槍。脚部もタイタン鋼が用いられているため攻撃に使用可能。
  • 怪物のような見た目になっていることもあり、オフルマズド殲滅戦では敵兵から化け物と呼ばれていた。

魔導外骨格 Type:フューリー Edit

  • アラクノフォビア同様に首途が開発し、オラトリアムで量産されている魔導外骨格。特徴は脚部が無限軌道(キャタピラ)を備えたタンク型。
    • 同じく乗員もゴブリン二名。
  • 兵員輸送能力が高く、オークやトロールが本機に掴まって移動する為の手摺りが多数取り付けられている。
  • 戦闘においては遠距離攻撃が専門。
  • 21章では後付けで前面部に2つの量産型ザ・コア第一形態を装備。これを用いた突撃で道幅の狭い山道を進行するグノーシス教団の軍勢を蹴散らしている。
    • また、同章では胸部と両肩に首途の開発したパラボナアンテナの様な装置(正式名称:魔力駆動 音響増幅収束機 シング・ストリート)を取り付けた機体も登場。瓢箪山のギターを機体に接続し、彼の演奏音を増幅して広範囲の音波攻撃を行った。

魔導外骨格 Type:ザ・サイコウォード Edit

  • 本編の17章559「出撃」で初登場だが、存在はそれ以前から言及されていた。初登場の時点ではオラトリアムの魔導外骨格では最強の機体とされている。
  • 首途の魔改造による大型化に伴い四名の乗員が必要となった機体。
  • オラトリアムのゴブリン達はこれ見て惚れ込み、奮起して魔導外骨格の免許取得に励むようになったと明かされている。
  • 操者はニコラスを始めとするプラチナ免許を取得するに至った四人のゴブリン達。
  • 外見は上半身が人形だが二本の腕に加えて四本の武器腕、下半身が百足のような長い体躯に多数の脚部という異形。
    • 4本の武器腕(マジックハンド)は先端部分がクラブ・モンスターとザ・コア第一形態となっている。
    • 通常の腕は必要に応じて武器をマウントして使用する他、姿勢制御等に用いられる。
    • 装甲には純度の高いタイタン鋼が用いられている他、砕いた魔石でコーティングすることで魔法攻撃の吸収、緩衝の役割を果たしている。
    • 腹部には毒を撒き散らすミサイル(おそらくマルスランの使用したものに近いと思われる)の発射機構が搭載されている。
    • 切り札は胸部装甲の内部に備えられているスケールアップ版ザ・コア第2形態2門からなる連装砲。
      • 量産型ザ・コアⅡと同様に使用すると内部機構が損傷するため、一度の出撃では一回きりの使用制限がある。
      • また、使用には装甲を展開する必要があり、発射時のに隙も大きいことからニコラスは使用に際して慎重になっている。
  • オフルマズド殲滅戦で初の実戦投入となり、対権能を想定していることもあり上位天使を憑依したエドゥルネを相手に奮戦した。
  • 二度目の出撃は21章でヴェンヴァローカへ向かうグノーシス教団の聖騎士達を迎撃。新たに背面部にザ・ジグソウが搭載された。
    • このザ・ジグソウはパイロットであるニコラス達に合わせた簡易版である。従来版との違いは円盤の稼働限界が訪れたタイミングで自爆する使い捨てとなっている点である。



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