用語辞典 のバックアップ(No.45)
用語 
- 聖堂騎士
- グノーシス教団における聖騎士の中で最上位の位。
- 極一部の実力者のみが任命され、それぞれ専用装備を与えられる。
- 簡単にまとめると聖堂騎士>正殿騎士>聖騎士という力関係。
- ローは獲得した情報から、天使召喚の実験が進めば実験台にされるモルモット予備軍だろうと推測している。
- 聖殿騎士
- 「白の鎧」と呼ばれる全身鎧を与えられる。
- 教団の戦力の中核を担う。
- 聖騎士
- グノーシス教団の保有する戦力の大半がこの聖騎士。
- 見習い期間を経た後に、この聖騎士に任命される模様。
- 救世主
- 天使との完全な合一に成功して御使いとなった人間を指す。
- ローが獲得した情報によると、異邦人を除いた聖堂騎士は全て救世主候補。ムスリム霊山でのクリステラが最も近いと推測している。
- グノーシス教団では人々を新世界へ導く水先案内人とされている。が、その裏にあるのは天使からの知識の獲得が目的だろうというのはローの推論。
- 冒険者
- 魔物、亜人種や賊の討伐、ダンジョンの探索、戦争への戦力提供から様々な雑用まで請け負う職業に就く者を指す。
- 主人公のローもこの冒険者であり、-該当する登場人物は他にハイディ、ヴェルテクス等。
- 冒険者として登録するとプレートが発行され、プレート色と等級で呼称される。例:黄2級
階級 | プレート色 | 等級 |
最上級 | 金 | - |
上級 | 赤 | 3~1級 |
中級 | 青 | 3~1級 |
下級 | 黄 | 3~1級 |
- このプレートは紛失しても登録している支部で再発行が可能だが有料。
余談だが、ローは頻繁に再発行する羽目になっている。
- 基本的に登録した冒険者ギルドの支部でしか仕事を請けられないため、他所の地域の支部を訪れた際にはその支部にプレートを見せて情報を登録する必要がある。
- 冒険者ギルドは一つの領に多くても2つ。3章時点ではオラトリアムには無かった。
- 転生者
- 洗脳
- ローは他の生物の脳に「根」を送り込み、その自我を奪うことで洗脳している。
本人によるとそのプロセスは2段階。
1.脳を乗っ取る。
2.魂を破壊または捕食し、対象の自我を抹消。
- 魂が消失するため、厳密には対象は死亡し「根」が脳の記憶を元に人格を模倣する。
このため対象のスペックはそのまま発揮されるが、知識や経験によるムラがある。
主へ反逆することは無いが、個体によっては自覚なく不利益を齎してしまうケースもある。(例:マルスラン)
- 作者コメントによると「本人に限りなく近い別人」となるとの事。
- 交信
- ローが洗脳した者は、ローとの「交信」による意思疎通が可能となる。
- 同じく洗脳された者同士でも可能だが、こちらは当人同士が会ったことがあるのが前提。
- 物理的な距離の制限はないが、辺獄などでは交信できない模様。
- 魔眼
- 視線に魔法もしくは近い効果を載せて対象に発動できる器官。
- 悪魔や悪魔の目を移植したアイガーが使用しており、ロー自身も捕食により機能の再現が可能。
シュリガーラなど一部の改造種の目にも採用されている。
- 作中では「盲目」「制止」「枯死」「重力」など
- 辺獄
- 「辺獄」または「辺獄の境界」と呼ばれる荒野のような場所。
- 大量の死体が行き着く先であり、辺獄種(アンデッド)が湧き出し跋扈する魔境とされている。
- ローによると、辺獄という地はおそらく魂のようなもので構成されており、辺獄種は消化器官のようなものと推測している。
- 転生者にとっては鬼門(9章256「弁舌」、15章475「合流」)とされている。
- 変異召喚(融合召喚)
- テュケの開発した魔石の針を用いて、天使・悪魔の魂を被験者に融合させる儀式を指す。
- グノーシスはゲリーベの孤児院の子供を利用して実験していたが、成果は芳しくなかった。
- ローも、王都で捕縛されたアメリアの手で儀式を実行され、呼び出された「虚飾」の悪魔を吸収している。
- オラトリアムではサブリナが成功例の第一号ということになる。
- 要点をまとめると、素体は人間が望ましい。グロブスターを併用することで発狂を回避し、使役可能となる。
- ファティマはこれを天使化、悪魔化と呼称している。
- 天使や悪魔の憑依には素体となる人物の精神が重要