概要 
- オールディアの地下遺跡「万魔殿」で発見され、王都で保管されていた。
- 刀身はオレンジ色で水晶のような刃、その内部に文字らしきものが見える。
- 自ら使い手を選び、認められていない者は触れることすらできないとされている。
例外的に、封印用の鞘と鎖で縛ることで認めらていなくとも使用可能となるが、封印状態では性能を3割も引き出せない模様。
- 11章時点では鞘と鎖を用いた封印が施されており、アメリアがローとの交戦時に使用した。封印状態にも関わらず、ザ・コア第二形態の砲撃を無傷で防ぎ切った。加えて権能による弱体効果も防いでいる。
- 持ち主に幸運を齎す効果もあるようで敵対しているローが何らかの行動を取ると運が悪いとしか言いようのない不可解な出来事が起こり行動を阻害されていた。アメリアが言うには「持っているだけでご利益がある聖なる剣」。鞘に収めた状態であるため打撃武器としての使用だったが、先述の幸運効果でローの防御を掻い潜る有効打を繰り出していた。
- 水銀の槍のようなものを形成して撃ち出す遠距離攻撃も可能。この攻撃はザ・コアを貫通してローにダメージを与えていた。アメリアが使用した際は最大で同時に4本操作していた。
- ローとアメリアの戦闘の最中、封印効果のある鎖が破損したことにより鞘から抜け出してどこかへ飛び去った。
- ジェイコブ王はこの聖剣を模して制作された「壮麗王剣タンジェリン」を所持していた。エロヒム・ツァバオトの機能を一部再現している。
- 確認されている加護や能力など
- 持ち主の身体能力強化
- 高い物理・魔法防御力
- 幸運を引き寄せる加護
- 水銀の槍
- 魔力使用時の消耗の肩代わり
- 謎の説得効果(?)
- 使い手への危険警告?(15章482「軋風」)
- 作中での使用者:アメリア(封印状態)、聖女ハイデヴューネ