用語辞典 のバックアップ(No.39)


亜人種 Edit

  • ゴブリン
    • 身長1m前後、緑っぽい肌、身長に対して頭部が大きく目、耳、鼻なども大きい。
    • 夜目が効くため夜間でも行動力が落ちない模様。
    • 繁殖しやすいこともあり、どこにでも出没する。
  • トロール
    • 身長3m前後、浅黒い肌、筋肉質の肉体、顔は皺が多い。
  • オーク
    • パワーとタフさが特徴だが、頭はあまり良くない生き物。
  • ドワーフ
    • 小柄だが、武具の製造が得意。
  • エルフ
    作中ではエルフ、ハイ・エルフ、ダーク・エルフの3種に分類される。
    • 普通のエルフ
      • 人間より耳が長く、体付きが細い。腕力は若干人間より劣るが魔法や弓矢が得意。
    • ハイ・エルフ
      • エルフより耳が長い、全体的に色白。数が少なく、エルフの支配階級である。
      • グリゴリに魂を売ったエルフがその肉体を改造されハイ・エルフとなり、御使いを降ろすことが可能となる。
      • 機密保持のためグリゴリに関する情報はプロテクトされているが、当人たちにその自覚症状はない。ローの根を持ってしても読み取ることはできず、第三者に秘密を漏らそうとした場合には発声及びその他の手段による意思疎通ができなくなる。洗脳して喋らせようとした場合には被洗脳者の脳が破裂した。
    • ダーク・エルフ
      • 褐色の肌で民族衣装のようなゆったりとした服を身に纏っている。普通のエルフよりも体格が良いものが多い。
      • エルフ、ハイエルフとは仲が良くない。
      • エルフが他種族と交配を重ねた後にダーク・エルフになったと言われている。
      • ローとハイ・エルフの敵対が決定的になった後、彼を匿っている疑いで集落が襲撃され大きな損害を被っている。
        後にローの配慮(少し悪いと思ったらしい)により、オラトリアムとの交易が始まった。

魔物など Edit

    • どれも角が生えており、角に応じた能力があるがそれ以外は通常の馬である模様。
  • 植物ゾンビ
    • ディロード領ライトラップの迷宮で確認されている。死体に寄生し、その身体を操作して獲物に襲いかかる。
    • 迷宮に生息する魔物と考えられていたが、正確にはそもそも迷宮ではなく巨大な食虫植物の魔物の体内であり、その末端であったことが判明する。
    • この呼称はローによるもの。
  • 植竜(プラント・ドラゴン)
    • ディロード領ライトラップの迷宮の深部でローが確認している。同植物の末端の集合体。
    • 詳細については植物ゾンビと同様。
  • 植人(プラントマン)
    • 蔦でできた人型をした魔物。植物ゾンビや植竜と同じく、巨大ラフレシアの深部でローが確認している。
  • 巨大ラフレシア
    • ディロード領ライトラップに存在する迷宮と思われていたモノの正体は、このラフレシアのようなものが核となっていると推測される超巨大植物の体内だったことが判明する。
    • 最深部に侵入したローに対し、両手でようやく持ち上げることのできる程の大きさの種を用いた砲撃を行った。ローはこの種を一つだけ持ち帰ることに成功し、「根」を混入させた後にオラトリアムで培養し、その経済を大きく発展させることとなる。
  • スクローファ
    • イノシシを大きくしたような魔物。雑食で人間も食べる模様。
  • 地竜
    • 細長い手足、鉤爪、鰐のような顔を持つ生物。サベージはこの地竜をベースに作成された。
    • ローの主観ではラプトルとも呼称。
  • カイロプテラ
    • 洞窟などに生息する飛行型の魔物。個体によりサイズのバラつきが大きい。
    • 目が無い代わりに耳が良い。知能はそれほど高くない。
    • 不可視の何かで遠隔攻撃を行う。
  • デス・ワーム
    • 見た目は大きなミミズ。ローによると「モンゴリアン・デス・ワーム」。
    • 通常は地中に潜航しており、外皮は装甲のような硬い外殻に覆われている。
    • ローの遭遇したこのデス・ワームは後に、とある転生者の生み出した眷属の一体だったことが判明する。
  • 辺獄種(アンデッド)
    • 人や魔物の死体が何らかの要因で動き出した存在。とされている。
    • ローの調査によると、記憶は持っておらず生者に対する飢餓感があるのみ。ちなみに(ローの)食料としてのエネルギー効率は良い模様。
    • 辺獄においては唐突に前触れ無く出現し、襲ってくる。
  • ゴリベリンゲイ
    • ティアドラス山脈を超えた大森林に生息するゴリラに似た魔物。体躯は5m前後で分厚い筋肉と灰色の体毛を持つ。群れの長は銀の体毛。
    • 矢が通りにくく、魔法を散らす体毛によりエルフの天敵とされている。
    • 群れの数よりも少ない獲物に対し、相手より多数で襲撃することを良しとせず対等な数での戦いを挑むことに拘るバトルジャンキーな種族。
      また、縄張りに侵入した外敵は絶対に逃がさず追いかけ続ける。
    • ローによると「1対1でしか襲ってこないので対処に慣れるとただのカモ」。
  • ゴリグラウアー
    • ゴリベリンゲイの上位種であり群れのボス。銀の体毛が特徴で、身体は通常種より一回り大きい。
  • ルプス
    • 四足の狼のような獣。
  • ウルシダエ
    • 全体的に丸みを帯びた形状で丸太のような手足、魔法に抵抗力のある厚い毛皮を持つ魔物。
    • 冬は冬眠している。

人間 Edit

聖堂騎士 Edit

とても強い。専用の武器や鎧を装備している。

聖殿騎士 Edit

けっこう強い。『白の鎧』を装備している。

聖騎士 Edit

そこそこ強い。

冒険者 Edit

  • 雑用もこなすが亜人種のや賊の討伐、ダンジョンの探索、戦争への戦力提供まで請け負う職業に就く者を指す。
  • 主人公のローもこの冒険者であり、-該当する登場人物は他にハイディ、ヴェルテクス等。
  • 冒険者として登録するとプレートが発行され、プレート色と等級で呼称される。例:黄2級
    階級プレート色等級
    最上級-
    上級3~1級
    中級3~1級
    下級3~1級
    • このプレートは紛失しても登録している支部で再発行が可能だが有料。
      余談だが、ローは頻繁に再発行する羽目になっている。
  • 基本的に登録した冒険者ギルドの支部でしか仕事を請けられないため、他所の地域の支部を訪れた際にはその支部にプレートを見せて情報を登録する必要がある。
  • 冒険者ギルドは一つの領に多くても2つ。3章時点ではオラトリアムには無かった。

転生者 Edit

その他 Edit

  • 洗脳
    • ローは他の生物の脳に「根」を送り込み、その自我を奪うことで洗脳している。
      本人によるとそのプロセスは2段階。
      1.脳を乗っ取る。
      2.魂を破壊または捕食し、対象の自我を抹消。
    • 魂が消失するため、厳密には対象は死亡し「根」が脳の記憶を元に人格を模倣する。
      このため、対象のスペックはそのまま発揮される。
    • 作者コメントによると「本人に限りなく近い別人」となるとの事。
  • 交信
    • ローが洗脳した者は、ローとの「交信」による意思疎通が可能となる。
      • 同じく洗脳された者同士でも可能だが、こちらは当人同士が会ったことがあるのが前提。
    • 物理的な距離の制限はないが、辺獄などでは交信できない模様。
  • 魔眼
    • 視線に魔法もしくは近い効果を載せて対象に発動できる器官。
    • 悪魔や悪魔の目を移植したアイガーが使用しており、ロー自身も捕食により機能の再現が可能。
      シュリガーラなど一部の改造種の目にも採用されている。
    • 作中では「盲目」「制止」「枯死」「重力」など
  • プミラ
    • リンゴのような果実。正式名称はマルスプミラ。
  • サイネンシス
    • ミカンのような橙色の果物。
  • 辺獄
    • 「辺獄」または「辺獄の境界」と呼ばれる荒野のような場所。
    • 大量の死体が行き着く先であり、辺獄種(アンデッド)が湧き出し跋扈する魔境とされている。
    • ローによると、辺獄という地はおそらく魂のようなもので構成されており、辺獄種は消化器官のようなものと推測している。
  • 悪魔
    • 触媒を元に呼び出すことのできる存在。ダーザイン、テュケが主に関連技術を持っている模様。
    • 黒い肌に羽根を持つ、体内には核となる魔石が存在する。
    • ローによると魔法生物の一種。下級、中級、上級に分類される。詳しくは4章95「後日」参照。
  • 天使
  • グリゴリ
    • エルフに叡智を与え、ハイ・エルフに改造した存在たちの名称。ριγοριでグリゴリと表現されている。
    • ハイ・エルフの身体に「降りる」。数は1柱、2柱という表現。初登場は6章150「降臨」。
    • 自分たちの事を「我等は監視者。審判の時までこの地と彼の地を見据える者」と言っていた。グノーシスの背後にいる存在のことは知っているが自分たちとは少し違うらしい。
    • 御使いの降臨には依り代、そして神殿にある御柱と呼ばれる御神体が必要。
    • 7章に登場するディーブ・ワンの主観によると、以下のような認識。
      あの者達は世がある限り、幾度となく現れる世界の一部だ。滅びる事は有り得ない。
    • 作中に登場したグリゴリの御使い
      • Σηεμηαζα……ハイ・エルフのマドレールに降りてローに肉体を差し出すよう迫った。その身体を使って受肉したいらしい。
      • Πενεμθε
  • 獣人
    • 作中では犬、猫、虎、牛などの獣人が確認できる。
    • 特徴としては身体能力に優れるが魔法は苦手。自身の身体を制御して、獣の部分の割合を調整する「獣化」が可能。これには深度があり1が耳だけで5で人型の獣となる。1がデフォルトで4以上は訓練や才能が必要とされている。



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