組織 のバックアップ(No.34)


オラトリアム Edit

グノーシス教団 Edit

  • ウルスラグナ国内のみならず、大陸全土に渡った影響力を持つ宗教団体。
  • 主と呼ぶ存在と、その御使いたる天使を信仰している教団。
  • 入信すると特典で首飾りが貰える。また、お布施に応じて治療院での割引、聖騎士の派遣サービス等を受けられる模様。
  • 自前の戦力を擁しており、聖堂騎士、聖殿騎士、聖騎士を総称して聖騎士と呼称する。
  • 判明している役職は教皇、法王、枢機卿(カーディナル)、司祭、聖堂騎士、聖殿騎士、聖騎士、神父、修道女など。
  • 一つの国に最大3名の枢機卿が赴任する。枢機卿はそれぞれ、聖騎士、聖職者、神託を担う。
  • 教義について
    人間とは善なる者である。だが、環境により悪に染まる事があり、非道を行う者達はそれによって悪へと堕落していく。
    堕落を避ける為に我々は「霊知」と言う善にして正しい知識を蓄え、来るべき日に備える。
    • その使命は来るべき日の為に霊知を高め、信徒と信仰を集めて備える事。
    • 詳しくは4章76「触媒」等を参照。
  • 秘密裏に転生者を確保、懐柔し「異邦人(エトランゼ」と呼称。彼らに聖堂騎士としての地位を与えている。
    • 転生者を集める目的は不明だが、集めるのはあくまで目的のための手段に過ぎないと思われる。
  • ウルスラグナではダーザインと敵対関係。
  • グリゴリによると、Γνοστιψισμ(グノーシス)と表現され、「知識の担い手」と呼ばれている。
  • ローが獲得した情報によると、審判の日に備え霊知を高め・蓄える事で主による携挙を得ることを目的としていることが判明。以下に引用。
    審判の日。この世界の終焉にして新生。
    この世界の命は全て消え失せ、新たに生まれた大地は霊知によって導かれた主のしもべ達のみが降り立つ事を許される理想郷。
    その降り立つ過程を携挙と呼ぶ。
    • 審判の日が何時なのか、滅びと言っても具体的に何が起こって滅びるのか等は一切不明(情報元であるサブリナが知らなかった可能性もあるが)。
      これに対する彼の所感は「お前ら正気か?」。
    • このこともあり、教団が救世主(セイヴァー)を欲しているのは天使から知識を獲得するためではないかと推測されていた。
  • ウルスラグナ国内では、何者かによって極秘裏に行われていた非人道的な人体実験の事実など、後ろ暗い秘密を暴露され権威が失墜した。
  • マーベリック枢機卿によると、辺獄の領域で獲得した魔剣を2本保管している。
  • 余談ではあるが教団内部での恋愛・結婚事情について、作者の感想コメントへの返信で補足されている。
    • 教団の上層部は特に結婚や交際などには干渉してこない。
      地位が高かい者は相手を選ぶ必要が出てくるが、それ以外は概ね自由。
    • アイオーン教団も基本的に同じだが、自然と同じ信徒同士でくっつくケースが多い。

ダーザイン Edit

  • 「人間の可能性の追求」や「人間の限界を超える」等の題目を掲げ、悪魔召喚や人体実験を繰り返している組織。
  • 構成員は身体のどこかに悪魔を象った印を刻んでおり、死亡もしくは情報の漏洩など組織への裏切り行為を行った場合には強制的に自爆することになるという「制約」がある。自爆に伴い、触れたものを溶かす黒い霧を撒き散らす。
    • この自爆装置により情報を獲得できないことから、主人公は対応に苦慮させられていた。
  • グノーシスからは討伐対象に指定されている。
  • グノーシスと同様に転生者を組織に取り込んでおり、勧誘を拒否した場合には抹殺している。
  • 末端の構成員は黒ローブを纏っている。
  • 悪魔については召喚のみに留まらず、その身体の一部を人間に移植することで能力を得るなどの実験も行っている。
  • ダーザインでは転生者のことを「使徒(アポストロス)」とも呼称している。
    • 幹部たちによると、まともな使徒はアスピザルと夜ノ森だけと言われている。
  • 構成員には「位階」というランクで分類されており、悪魔の身体の一部を移植することで位階が上がる。
    同一の部位を移植しても位階は上がらないが、「位階―五部位」のように移植した部位の数が肩書に付与される。
  • 所属する登場人物
  • テュケとは表向き協力関係であり技術供与を受けているが、実態は体の良い使い走りをさせられている。技術供与もテストデータの収拾のためという意味合いが強い。また、テュケの活動の隠れ蓑にされている側面もあり、アスピザルはこういった状況からの脱却を目論んでいた。
  • アスピザルによる浄化、そしてテュケとの縁を切った後は、活動規模を縮小していくことになった。幹部たちには順調に運営していけるようならば、制約を緩めて各々その後の身の振り方を委ねるとしている。
  • 王都での騒乱の後、ウルスラグナの情勢が大きく変わり国内での活動が困難になると考えたアスピザルらの判断で、オラトリアムに合流した。

テュケ Edit

  • グノーシス、ダーザイン、ウルスラグナ王国の全てに技術供与を行っていた組織。
  • ウルスラグナ国内で活動しているのはテュケという組織の一部に過ぎず、グノーシス同様に多くの国に跨って存在している。
    • 後に本拠地は選定真国オフルマズドに置いていることが判明した。
  • ウルスラグナにおける責任者は宰相のアメリアであり、彼女がテュケのトップでもある。
  • 所属する転生者は聖堂騎士の肩書を与えられている。

ウルスラグナ王国騎士団 Edit

  • 国内の治安維持のため多数の騎士団を擁立しているが、その質はピンキリ。
    大きく分けて騎士、正騎士、近衛騎士に分類される。
    • 青槍騎士団
      • 11章で王城への侵入を試みようとするローと交戦。後に全滅したと判明。
    • 緑杖騎士団
      • 11終盤に全滅したと明かされた。おそらくアメリアの指示でローの拘束を試みた騎士達。
    • 黄鎧騎士団
      • 5章でローヴェルテクスが王都にあるダーザインの拠点を襲撃した際に駆けつけた騎士団。
    • 元罪人などで構成された騎士団(名称不明)
      • 鎧の手入れも禄にしておらず、錆が浮いていたりする。チンピラとあまり変わらない。
      • 5章でダーザイン狩りの名目で貧民街を襲撃したが、駆けつけた一部のグノーシス騎士団と突如現れたカイロプレラの群れと三つ巴の戦いとなった。最終的にはジェイコブ王の決定により、大規模魔法で貧民街ごと吹き飛ばされ壊滅したと考えられる。

アイオーン教団 Edit

  • ウルスラグナ国内においての信頼を失ったグノーシスの看板を捨てて、新たに発足された団体。
  • 教義や活動基盤などはグノーシスのものを継承している。
  • 聖剣の聖女が長。

魂の狩人(暗殺者ギルド) Edit

  • 初出は2章「酒場」。作中ではアコサーン領、王都で存在が確認されている。
  • 「魂の狩人」もしくは「狩人」と呼称される。
  • ズーベルの依頼でローを標的とするが、逆襲される。

冒険者ギルド Edit

  • ウルスラグナ王国での本部は王都にある。
  • 冒険者ギルドは一つの領に多くても2つ。3章時点ではオラトリアムには無かった。
  • ウルスラグナ国内のみならず、多数の国家に跨った組織となっている。
  • こういった作品においてはあらゆる権力にも屈しない頑健な体制だったりすることもあるが、本作のギルドは大国やグノーシス教団などの規模の大きな組織からの圧力にはあまり強くないと語られている(作者コメントより)。

四方顔(しほうがん) Edit

  • チャリオルトの山間部で独自の技を磨き続ける集団。
  • チャクラに精通し、所属する者の多くがこれを習得している。
  • 一生を研鑽にあて、山で生まれて山で死ぬというのが大半であるため、一部の者は脱走を試みている。
  • 世代を超えて遥か過去からの言い伝えである「積み上げた武と技の全てを用いて戦うべき日」に備えている、とされているが具体的にそれが何時なのかは不明。



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