アイテム・装備 のバックアップ(No.31)
装備 
ローの装備 
- 呪いの指輪
- シュドラス城下町の武器屋でローが購入した装備。
- 魔法を増幅する効果を持つが、使用者は装備している指を失う。
痛みを感じにくく、痛覚を苦にしないローは重宝していたがシュドラス脱出の際に使いすぎて破損し廃棄となる。
- マカナ
- ロー曰く、「釘バット」。魔力付与した黒曜石を木で挟んだ武器で分類上は棍棒。
- 山脈のシュドラス城で入手。愛用していたが、ファティマの召喚した下級悪魔との戦闘で破壊されてしまう。
- 自動修復機能付きの剣
- ローが「魂の狩人」の一人から戦利品として奪った剣。
- 雑に扱っても勝手に刀身を修復してくれるということで、マカナや棍棒(デス・ワーム素材)と併用して愛用していた。
- 4章での上級悪魔での戦闘で柄まで破損し、修復不可能となり廃棄。
- デス・ワーム甲殻の棍棒
- マカナを失ったローが自作した武器。4章で上級悪魔との戦闘まで使用。
- クラブ・モンスター(正式名称:魔力駆動大鋏 クラブ・モンスター)
- 見た目は巨大なペンチ(もしくはプライヤー)で武器というより巨大な工具。内蔵されたギミックによりペンチのくわえ部に仕込まれたスパイクや刃、溝のような凹凸を用途に応じて使い分けることが可能。また、重量があるため単純に打撃するだけでも強力
- 最大の特徴はツイン・ヘッダと呼ばれるスパイク付きのローラー。対象を挟み込んで固定した後にツイン・ヘッダを高速回転させる。これは高い攻撃力を誇るがギミックを稼働させるための魔力消費量がネック。
- 作中では藤堂(蟻の転生者で聖堂騎士)に対して使用され、聖堂騎士の鎧を破損させたもののツイン・ヘッダも破損してしまっている。
- 首途の自信作であり、ローが王都を訪れた際にヴェルテクスに案内された工房で購入した。
ローはこれを大変気に入っており、王都、辺獄、大森林での戦いにおいて活用された。
- 残念ながら、大森林でのグリゴリとの戦闘において破壊されてしまう。首途の元へ送り、修理を依頼するが修理不能のため廃棄された模様。
- ヒューマン・センチピード(正式名称:生体融合式マニュピレータ ザ・ヒューマン・センチピード)
- ローの左腕に仕込まれており、左腕と表記されることが多い。
- 首途が開発していたものを購入しローが吸収・改良。百足と人体の一部を融合させ、武器としたもの。
簡単にまとめるとローの左腕に生えている百足。百足部分は外殻、消化器官、迷彩能力が付加されている。
- 不可視の百足による中距離用の攻撃手段として、入手以降は長期に渡って活用されている。
- 攻撃力は対人戦闘において十分な威力を発揮するが、対転生者などとの戦闘ではやや火力不足気味。
- 予備動作として「左腕を翳す」ことで狙いを定めるため、一定以上の実力を持った敵には攻撃を見切られてしまう傾向がある。
- 未使用時は腕に巻きつけて防具に偽装している。
- 6章後半で各種改良が施された。破壊力は落ちた(とは言え人間サイズの対象ならば十分な攻撃力を維持している)が手数を増やした。
- 百足を生やす位置が前腕部だったのを肩口に近い上腕へ。
- 百足のサイズを2割程度に留め、数を10本に増加。
- ザ・コア(正式名称:魔力駆動生体式破砕棍棒 ザ・コア)
- 破壊されたクラブ・モンスターを見た首途が、ほぼ全財産を叩いて購入した竜の素材を用いて製造された武器。
- 柄を含めると3m近い大きさ。円柱状の形状だが、よく見ると4つの円柱で構成されている。
- ローは首途の工房でこれを見て絶賛し即座に購入を決めたが、その材料費が「ちょっとした屋敷を建てれる金額」と聞いて驚愕した。
- 竜の器官を使用して制作された「生きている」武器であり、内部は魔石と臓器が存在している。知能は低いものの意思を持ち、多少の損傷は自己修復する。
- ローの手に渡る前は竜の心臓を用いて生体部品の透析が行われていたが、彼の手により生体部品に手が加えられ、透析の必要は無くなった。
- 重量は相当なもので、ローによると100キロは超えているだろうが、正確な数字は不明とのこと。
- 3つの形態があり、大質量の鈍器としての使用に加えて状況に応じた適切な運用が可能。また、魔力を吸収しエネルギーに変換する機能がある。
- 第一形態:本体の円柱部分が互い違いに高速回転し、対象を磨り潰す。
シジーロでは左腕で対象を引き寄せてこれに引き込んでいるのをリリーゼが目撃している。
- 第二形態:砲身を展開し、熱線による砲撃を行う形態。所謂「竜の吐息」とも表現されており、長射程、高威力だが燃費は著しく悪い。発射による反動も大きい上に、発生する熱によって内部構造にダメージが入るため一度発射したら修復が必要になる。10章290「竜砲」で初めて使用された。
後に首途の改修によって、発射後の排熱処理の機構が組み込まれた。
- 第三形態:ザ・コアを自立稼働させる形態。ヒューマン・センチピードと同様の百足を生成、獲物を捕獲して捕食してエネルギー補給を行う。難点としてはこの形態は燃費が悪く、近場に餌となるものが大量になければ逆に力尽きてしまう。11章342「濫觴」で初公開の機能。
- ザ・ケイヴ(パイルバンカーブーツ)
- 見た目は登山靴のような形状。鹵獲したアラクラン聖堂騎士の鎧の残骸をベースに首途が開発した。
- 従来備えていたサイズ変更機能を調整、踵部分に杭を形成して対象に打ち込む攻撃が可能。
- ザ・コア第二形態の砲撃の衝撃に耐えるため、スタビライザーとしても使用される。
- また、魔力を消費して自己修復する機能も兼ね備えている。
聖騎士関連 
- 白の鎧
- 聖殿騎士が身につけている全身鎧。特殊な製法で造られた金属が使用されており、並の攻撃や魔法では傷もつかないとされている。
- 「白の光」という能力を備えている。その効果は魔法の発動阻害。
- 濡羽の剣
- 聖堂騎士ヴォイドの専用装備。区分は両手剣。
固有能力は、使用者が重量を感じない効果に加え、剣の強度と切れ味を増強する効果。
- ヴォイドが聖殿騎士に成りすましている間にローの配下が奪取した。
- オールディアでの戦いではリックが使用し、その後はオラトリアムに送られ、主にディラン、アレックスが運用している。
- 白雨の鎧
- 聖堂騎士ヴォイドの専用装備。白の鎧と同様に全身鎧の模様。
固有能力は、魔力を流し込む事で使用者の気配を遮断する効果。
- 濡羽の剣と共に、主にディラン、アレックスが使用。
- 斑の杖槍
- 聖堂騎士マルスランの専用装備。槍と杖、両方の特性を備える。
- 魔法の構成補助と威力強化の効果を持つ。
- 長い柄の上半分が純銀製で、高価な魔石が複数埋まっている。
- マルスランと共に鹵獲した後は、ファティマ用の装備として打ち直された。
- 収穫の軽鎧
- 聖堂騎士マルスランの専用装備。黄金色の全身鎧。
- ある程度までの魔法を防ぎ、魔力を蓄積して魔法を使用する際の消費魔力を肩代わりする特性がある。
- マルスランと共に鹵獲した後は、ファティマ用の装備として打ち直された。
- 紫煙の短槍
- 聖堂騎士エルマンの専用装備。
- 魔力を吸収し、触れた魔法を打ち消す(限度はあるが)効果のある煙を生成する。
- 惑乱の軽鎧
- 聖堂騎士エルマンの専用装備。黄緑色の鎧。
- 透明化と分身(気配のみ)を作り出す効果がある。
- 浄化の剣
- 聖堂騎士クリステラの専用装備。光によって全ての不浄を焼き払い清めるとされている。
- 使用時に発光し、光と熱で対象を斬る。ローによると「蛍光灯」。
- 傷口を焼き、その再生を阻害する効果もある。
- 光輝の鎧
- 聖堂騎士クリステラの専用装備。邪悪を焼き払う光を発するとされている。
その言葉通り、使用者の意思で熱量を伴う光を用いた攻撃が可能である模様。
ムスリム霊山での戦闘で、近接戦で放った掌底から光が撃ち出しているのに加え、鎧から発する光でローの身体を焼いた。
- この光によるダメージには再生に対しての阻害効果が付与されている。
- また、身体能力強化の効果も付随している。
その他の装備 
- 聖剣エロヒム・ツァバオト
- 壮麗王剣タンジェリン
- ジェイコブが所持していた聖剣を模して作られた剣。エロヒム・ツァバオトの機能を一部再現している。
- ザ・コアと打ち合っても折れず、権能による弱体効果を防ぎ、更に使用者の身体能力を強化していたと考えられる。なお、ローには使用できない様子だった。
- ジェイコブ王の死後はローの手に渡り、オラトリアムで研究されている。
- 銃杖(ガンロッド)
- テュケが開発したとされる兵器。全長1m弱。ローに言わせると銃の出来損ないみたいなデザイン。
加工した魔石を撃ち出し、<照準>という魔法で弾道を制御して対象に命中させたのち、魔石が炸裂する。
その威力は夜ノ森(熊ベースの転生者)に対しても有効打となる程。この実証時、射程はローの目算で7~800m程だった。
- ローによって鹵獲され、後に首途の手による大幅な改修が行われ、オラトリアムの戦力となった。
- 魔弓マリナー
- アドルフォが護身用に持ち歩いていた短弓。
- 使用者の魔力を使い氷の矢を生成し撃ち出す他、氷柱を作り出す事も可能な様子。
- 後にハイディの手に渡り、聖女専用装備の全身鎧に組み込まれた模様。
- 魔導外骨格(ソルセル・スクレット)
- アラブロストルで運用されている兵器。所謂パワードスーツだが、作中に登場したものは使用者が「乗り込む」タイプ。
- 堅牢な装甲と高火力を誇るが、至近距離が死角で小回りが利かないため機動性に問題を抱えてる等の弱点も露呈した。
- 使用武器は外骨格の規格に合わせた大型の剣と杖。
その他アイテム類 
- 魔石
魔力を蓄積できる石。山などの地中や魔法を使う魔物の体内から発見される。
効果は石に刻まれている陣によって異なる。
- 通信用の魔石
- 二つで一組で、対になっている魔石を経由して会話できる。