ファティマ のバックアップ(No.19)


プロフィール Edit

名称ファティマ
本名ファティマ・ローゼ・ライアード(1~11章)
ファティマ・ローゼ・オラトリアム(12章~)
種族人間
性別女性
出身地ライアード領
容姿・服飾等温度を感じさせない目、鋭利とも取れる美貌
所属ライアード→オラトリアム
分類領主代行→領主の妻(表向きは)

作中において Edit

  • 初登場は2章23「屋敷」
  • ロートフェルトの婚約者。彼を陥れた後は名代としてオラトリアムを治めていた。
  • 容姿はローによると「リリネット(ハイディ)とは別ベクトルの美人。クールと言えば聞こえはいいが、あの熱量を感じさせない目はどうにかならないものか。」との事。
    • 8章でオラトリアムを訪れたエルマンによると「細身だが均整の取れた体付きに、やや鋭利な印象を受ける顔つきの賢そうな美人」。マルスランはずっと見惚れていた。
  • 婚約者のロートフェルトに対して好意を抱いてはいたものの、実は加虐趣味の性癖であり彼の肉体や精神を事故や偶然を装って痛めつけることで嗜虐性を満たしていた。
    • 当のロートフェルトからは大人しく口数の少ない物静かな女性として見られていた。
  • 氷魔法が得意だが、風系統の魔法も使用している。
    • オラトリアムの屋敷でローと戦闘になった際には、多数の氷人形(アイスゴーレム)を操り優位を保つが、参戦したハイディに追い詰められる。ズーベルを触媒に呼んだ悪魔も戦闘に投入するが、その咆哮に巻き込まれ意識を失う。
      無力化した後はローによる人体実験の被験者となり、「根」を用いた洗脳を施される。
      厳密には根により魂を捕食されたことでファティマという人物は死亡しているが、以後は根による記憶を元に再現した模様人格となる。
  • 洗脳後はローに意向に従い、オラトリアムを地盤として彼の行動をバックアップする。指示としては領の維持のみであったが、その方針や運営の全権を任され(と当人は解釈して)、その発展に務める。
    • 当初はローとのやりとりも事務的な対応であったが、時間の経過と共に取り繕わなくなり彼への好意と前面に出しているがローからは鬱陶しがられている。
    • 一方で領の運営に関する能力は非常に優れており、傾いていたオラトリアム領の経営を建て直すことに成功している。
      それでも資金繰りに苦労していたが、ローが獲得した「種」を用いた植物(後にパンゲアと命名された)から収穫できる作物を活用することでオラトリアムは大きく躍進した。
  • ローの配下の指揮権を与えられており、ローからの直接の指示がない限りはファティマが采配を行っている。
  • 8章のムスリム霊山の殲滅作戦では、鹵獲した斑の杖槍と収穫の軽鎧を身に着けてコンガマトーに騎乗し、上級から全体指揮を執っていた。
  • 最悪の状況に備え、徐々に近隣の領を自陣に取り込むために根回しを行っている。これは、ローを指名手配したのがウルスラグナのトップが絡んでいることが判明した為、前倒しされた事であると本人は語る。
  • 12章序盤でローに自らのコピー作成を依頼。作成された個体に自分と同じ記憶・知識を与え、権能で個別に人格を与えることファティマに集中していた仕事を分散させることに成功した。
    • 同時期から「オラトリアム」を名乗り、対外的にはロートフェルトと婚姻を結んだことになっている。

小ネタ Edit

  • ローが旅立った後、頻繁に自分から彼に「交信」を行っていた。しかし鬱陶しさを感じたローにより、基本的に自分からの交信を禁じられている。
  • ローに洗脳された後、ライアード領の自身の家族(両親と姉、妹)を始末している。※4章71「見学」
    対するローは「こいつやりやがった」と内心コメントし、若干引いていた様子。
  • ハイディに対してはローのオリジナルではあるが価値はないと考えており、ローの傍で旅を続けている彼女の排除を目論んでいた。ロー自身がある時から彼女への関心を無くしたことで、ファティマも彼女についての溜飲を下げることになり、その後は興味を失った模様。
  • ローのために献身的に働くが、彼のファティマに対する接し方は素っ気ない対応が多いが、例外的に6章152「準備」では珍しくお褒めの言葉をいただいてご満悦であった。
  • 情報操作も得意なようで最高のタイミングでグノーシスの不祥事が原因で発生した火種を炎上させ、教団を追い詰めた張本人。
    • 首途をオラトリアムに招致した後、ローが彼に対して甘いこともあり、彼に対して嫉妬していると妹の一人により明かされている。
  • 妹たち(仮)
  • 手柄を焦るマルスランのスタンドプレイによる失態にはファティマも怒りを隠しきれなくなっている様子である。



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