首途 のバックアップ(No.15)


プロフィール Edit

名称首途 勝造(かどで しょうぞう)
種族転生者(百足)
性別男性
容姿・服飾等人間の四肢を備えた百足
所属なし→オラトリアム
分類研究・開発者

作中において Edit

  • 5章104「百足」で初登場。ローの第一印象は「百足怪人」。一人称は「儂」。
  • 関西弁のような話し方が特徴。ローのことは「兄ちゃん」、養子のヴェルテクスは「ヴェル坊」と呼んでいる。
  • 王都に工房を構え、実験と開発の日々を送っていた。
  • ローの使用していたクラブ・モンスターを始めとして、ヒューマン・センチピード、ザ・コア、ザ・ケイヴ等の開発者。
    ローと出会うまでは制作した武器を使いこなせる人物がおらず、己の作った武器が本来の用途で活用されないことに物足りなさとを感じる日々を送っていた。ヴェルテクスが連れてきたローと意気投合し、諦めかけていた望みが果たされることになった。
  • ローは首途の作り出す武器を気に入っており、首途の機嫌は極力損ねたくないと語る。
  • ザ・コアを購入した際、ローは首途をオラトリアムで囲い込むことを思い付き、既に一人の転生者を保護することになっている以上一人も二人も同じことだと考え、招致を試みた。その場で即決定とではいかず、ヴェルテクスに下見させて判断するとした。後に行われた下見で問題は無かったようで、王都の工房をオラトリアムに下取りしてもらうという条件を追加することで、首途はオラトリアムで工房を構えることとなった。
  • ローの配下を除き、彼の身体の秘密を知っている数少ない人物である。
  • ローの誘いによりヴェルテクスと共に拠点をオラトリアムに移し、その配下たちに武器の販売やメンテンナスを行ったり各種実験や開発等で主人公達にの協力している。
  • 12章冒頭ではオラトリアムに工房が完成しており、謹製の武器を販売している。ライリーたちシュリガーラやレブナント達に人気があるようで、工房には改造種が入り浸っているとか。従業員としてドワーフも雇われており、彼らは技術の習得も兼ねて働きに来ているとか。
    • オラトリアムに移住してからは大手を振って外を出歩けるということもあり、生活環境に大変満足している様子。
  • 変異召喚の実験において、首途が考案したアイディアが大成功を収めたとされている。
    • ローによるとファティマは確保していた一番良い素体を使われて少々不満そうだったと語られる。素体の確保のため、どうやらローに泣き落としをかけたようである。
  • 幼い頃に特撮ヒーロー番組に登場する「怪人」に魅了され、いつかは自分も作ってみたいという夢を抱いた過去があり、既に諦めたはずのそれが叶ってしまった。そんな首途が最高傑作と評するのが「ザ・スレンダーマン」である。
  • 13章ではアラブロストル国立魔導研究所の攻略作戦で指揮官を務め、スレンダーマンの活躍を間近で見れることに狂喜しながらも魔導外骨格と銃杖の弱点を的確に突いた戦術指揮で順当な結果を出す。一方でマルスランの乱入により施設が一部損壊したことには怒りを隠しきれなかった。他人事であれば嫌いじゃないタイプだと言うが……。
    • この作戦に貢献したイフェアスに、要望のあった馬(?)を送った模様。
    • 研究所を確保した後は、施設に入り浸って楽しく研究漬けの毎日を送っているようで魔導外骨格や銃杖の改良版を量産化していると語られている。
  • 17章では帰還したローに新作ザ・ジグソウを提供し、首途はミドガルズオルムの幼体を譲り受ける。
  • オフルマズド殲滅戦に備え、改造種サンダーバードの原案を提供した他、自らも参戦するため厳しい訓練を行って鍛え直していたことが明かされる。
  • 開戦後はローと共にオフルマズドの王城へ進撃し、城内では別行動を取る。首途にはサベージが同行し、地下にあると思われる施設の制圧と調査に向かう中アールに発見され、駆けつけた十枝内と交戦した。
    • 戦闘の中、首途の腕であるオリジナルのヒューマン・センチピードに加えて量産型ザ・コア及び量産型ザ・コアⅡ(パイルバンカーブーツも併用)、ザ・ジグソウ等の装備を転移魔石で瞬時に切り替える戦法を披露した。
  • 王城の地下施設では封印されて魔力を搾り取られているた魔剣フォカロル・ルキフグスを発見し、ローの指示でこれを解放した。以前に見たローの魔剣ゴラカブ・ゴレブと比較して明らかに弱っている魔剣に餌(手持ちの魔石)を与え、仲間の元へ駆けつける魔剣を見送った。

小ネタ Edit

  • ヴェルテクスは養子のようなものであるため、彼に友達がいないのを心配している。
  • 制作する武器が独特で、ヴェルテクスからも「あんなゲテモノ使えるやつが居るわけがない」と評されていた。
    • 5章終盤でローが大規模魔法に巻き込まれて行方不明になった際には落ち込んでいた。
  • ローと仲が良いのだが、そのためファティマに嫉妬されている様子。
    • ローからの首途の評価は以下の一言に集約されている。
      改めて首途という男の頭のおかしさを認識した。素晴らしい。
    • 主人公からはザ・コアの評価と共に、「やはりあんたは天才だな」と絶賛されている。彼が誰かを手放しで褒めることは非常に珍しい。
  • オラトリアムに下取りさせた王都の旧工房は、パトリック商会の経営する百貨店として改装され住民や冒険者が押しかける人気店舗となったことが明かされている。実質的にはオラトリアム直営の店舗である。(11章305「差異」)
  • 17章終盤ではローと共に入浴し、その背中の外殻をデッキブラシで洗ってもらう等、彼の親友のようになっている。
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