ヴェルテクス のバックアップ(No.12)


プロフィール Edit

名称ヴェルテクス
種族人間→改造種
性別男性
年齢20代前半(推定)
容姿・服飾等中二病ファッション
通称・愛称ヴェルテクス、ヴェル坊
所属なし→オラトリアム
分類冒険者(金級)

作中において Edit

  • 5章100「中二」で初登場。
  • ローによると推定年齢20代前半、顔はイケメンの部類、金髪にところどころ黒のメッシュ、前髪で片目が隠れているなど。
  • 冒険者であり階級は金。後衛タイプで武器を用いた戦闘よりも魔法を得意とする。
  • テュケから奪った悪魔の部位(両腕と目玉)を己に移植しており、その能力を使用している。
  • 転生者の首途に育てられた。友達がいないようで親代わりの彼はローに対し「友達になってやってほしい」とお願いしていた。
    しかし、いつの間にか首途の方がローと親しくなっていた。
  • 王都でローと出会い護衛として雇い入れ、共にダーザインの拠点を強襲した。
  • ローが大規模魔法に巻き込まれ行方不明になった際、彼の事をそれなりに気に入ったいたことを自覚した。以下引用。
    実力もあり、余計な事を言わない、しない、報酬に文句を付けない、
    居るだけでジジイの機嫌が良くなると非の打ち所のない手駒だったが――。
  • 王都を拠点に活動していたが、ローの誘いで首途と共にオラトリアムに居を移した。
  • 9章時点でローが王都を訪れた時には、散財した首途の家計のため出稼ぎに出ていた。この時ヴェルテクスが居たのならば、アスピザル達が裏切った場合に備えて雇う腹積もりだったと後に明かされる。
  • 10章のあたりで、ローの提案で首途の工房移転の下見にオラトリアムを訪れていた模様である。
  • 12章冒頭で再登場し、オラトリアムでの生活は気に入っている様子である。この時には既にローの体質や能力についてもある程度知らされているようで、ロー、ファティマ首途の行う憑依召喚の実験に興味を持ち立ち会い、暴走した時の対応戦力として当てにされていた。
  • 16章ではエンティミマスのダンジョンへ挑むローのお供に立候補しようとしていた首途に変わって現地入り。アスピザルトラストと共に転移魔石でローの元へ合流。ローの護衛兼パーティメンバーを務めるという依頼ということで仕事モード。あとアスピザルがやけにフレンドリーに接してくる。
    • ミドガルズオルムが目覚めた後はアスピザル、トラストと共にローが露出させた胴体に取り付いて体内への侵入路の掘削作業に当たり、約半日近くをかけてその役割を完遂。ローからは「いい仕事だ」と高評価を得た。
  • 戦闘では主に魔法、そして移植した悪魔の腕を用いた攻撃を行う。前者は周囲に多数の光の球を作り出した後に射撃する魔法に使用している描写が多く、後者は空間に干渉する能力であると推測されている。
    • 16章での「地虫の鉱床」攻略時には、高威力に発展させた光の球からの光線で群がるブラトディアを一掃している。
    • これらの攻撃手段は屈強な肉体を誇る転生者に対しても有効で、続く17章では複数の転生者を撃破している。
  • 17章でのオフルマズド殲滅戦においては、第二陣のアスピザル夜ノ森アブドーラトラスト石切タロウらと共にテュケの施設を襲撃。ヴェルテクスはテュケ側の転生者を二名撃破しながら研究資料の引き上げを短時間で完了させる働きを見せている。
    • 資料に目を通したヴェルテクスはアメリアらが用意していた脱出手段の存在と肉体を交換した手段を知る。逃亡された場合に備え現場で待機しているところにアメリアを抱えた飽野が現れたため、両名を仕留めることに成功した。仮にヴェルテクスがこの場に居なかった場合は彼女たちの逃亡は成功していたとされている。
  • ローリブリアム大陸へ渡り、魔導書のサンプルを獲得した折にその解析と実用化を引き受け、条件としてある取引を行った。アスピザルの協力もあり魔導書の解析と量産に成功し、ヴェルテクス自身も自分専用の魔導書を得た。
  • 23章ではオラトリアムに現れたグリゴリバラキエルと相対。光線による攻撃に対して悪魔の腕を使用した空間歪曲で対応するものの、能力の使用コストの問題で苦戦を強いられ専用の魔導書(リミッターなし)の使用を敢行し、状況を打開するも反動で瀕死の重症を負った。
    • 動けなくなったところを夜ノ森に運ばれ、シルヴェイラ権能で応急処置を施された事で一命を取り留めたものの重篤な状態であったが、帰還したローの手によって治療と肉体改造を施され復調。
    • 魔導書解析の対価としての改造種への転生だが、この動機は人の体の寿命では成し得ることのできない目的の為。それは首途に拾われた事への恩返しとして、長命の転生者である義父の最後を看取る為。首途は酒の席での冗談のつもりだったのかもしれないが、ヴェルテクスは約束を今も覚えている。
  • 自身で設計した通りの改造種となったが、髪型をオールバックにした以外の外見は以前のまま。しかし体の中は人間とは別物であるとローは語る。

小ネタ Edit

  • 中二病を全開にしたファッションで初対面のローに強烈な第一印象を残し「す、凄ぇ……!」と感嘆させた。
    • この時に片目を隠していたのは魔眼を移植して左右非対称の目だった事に加え、腕に包帯を巻いていたのは悪魔の腕を移植したという経緯もあったので、常に全身中二病ファッションでいる訳ではないと考えられる。
  • 金級冒険者パーティー「メルキゼデク」所属だった。
  • 首途が全財産を使い果たして資金繰りに困った時には、家計を助けるため出稼ぎに出ていた。
  • その性格は義父である首途によると、「確かにあいつは性根はヒン曲がってるし、口も悪いけど……ほんまは……あー…いい所もある気がする」という事らしい。また、友達が居ないことを心配されている。



管理人からのお知らせ