グリゴリ のバックアップ(No.12)


グリゴリ Edit

  • エルフに叡智を与え、ハイ・エルフへと改造した天使の一団で構成される勢力の名称。Γριγοριでグリゴリと表現されている。
  • ハイ・エルフの身体に「降りる」。数は1柱、2柱という表現。初登場は6章150「降臨」。
  • 自分たちの事を「我等は監視者。審判の時までこの地と彼の地を見据える者」と言っていた。グノーシスの背後にいる存在のことは知っているが自分たちとは少し違うらしい。
  • 御使いの降臨には依り代、そして神殿にある御柱と呼ばれる御神体が必要。
  • 7章のディーブ・ワン、16章ではミドガルズオルムがグリゴリの軍勢による侵攻を受けた事により長い眠りに就いていた事が明かされる。
    そのディープ・ワンの主観によると、以下のような認識。
    あの者達は世がある限り、幾度となく現れる世界の一部だ。滅びる事は有り得ない。
  • 23章では初登場した6章後半以来の登場。魔剣聖剣を回収するため、実体化した巨大な体でロー達の前に現れた。
  • 他の天使や悪魔との最大の相違点は、自意識と独自の目的を持っている点と推測されている。
  • 本来であれば一体で世界を滅ぼせるほどの力を持つが、波長の合う存在が居なければ言葉を届ける事ができず、召喚によって体を得たとしても振るえる力は限定的なものとなる。
  • 自分達が本来の力を振るって世界に君臨し、この地の生物を管理し続けることを目的としており、そのためにはローの混沌の体を欲している。以下抜粋。
    混沌。 彼等が求める――求め続けた命の形だ。
    あらゆる環境、あらゆる負荷に耐えうる寛容性を秘めた肉体。
    理に縛られない根源的な自由な命。 それこそがグリゴリの求める物にして可能性。
  • その本体は世界の外の暗黒空間に漂っており、永遠とも言える程に長い時を過ごしているとされている。

判明している個体 Edit

  • Σηεμηαζα(シェムハザ
    • ハイ・エルフのマドレールに降りてローに肉体を差し出すよう迫った。その身体を使って受肉したいらしい。
      「その肉体は様々な命の要素を内包したαρχη(アルケー)であり。限りなくτελος(テロス)に近い」
      「異邦者よ。汝の身と力ならば我等は我等が求める真なるΝεπηιλιμ(ネフィリム)を得て受肉を果たせよう。さぁ、我等の手を取り――」
      等と、意味不明な事を言っていた。
  • Πενεμθε(ペネム
  • Αζαζελ(アザゼル
    • グリゴリを率いる者。
    • ハイ・エルフの長リクハルドがその身に降ろした。
    • ハイ・エルフがポジドミット大陸へ逃れた後、最初に召喚された個体。
  • Σαριελ(サリエル)
    • 第七の聖剣の担い手ブロスダンと共に第四の在りし日の英雄に挑むが道連れにされた。
      グリゴリの中でもかなり強い個体と言われている。(作者コメントより)
  • Σηαριελ(シャリエル
  • Σηιμσηιελ(シムシエル
    • シャリエルと同様にローの前に現れた。
  • Βαρακιελ(バラキエル
  • Βασασαελ(バササエル
    • バラキエルと同様にオラトリアムに現れた。
  • Ραμιελ(ラミエル
    • ペネムと共に王都ウルスラグナの聖剣と魔剣を回収に向かった個体。
  • サムサペエル
  • Γαδριελ(ガドリエル
    • 岩のような身体のグリゴリ。兵士と武器の生産に長けているが戦闘能力は低い。
    • 基本的に各地への侵攻には参加せず拠点に残ることが多い。
  • Ασαελ(アサエル)
    • 天使兵の生産に特化した個体。
    • 辺獄の領域を攻略した際に倒された。
  • コカビエル
    • 未登場。後にエグリゴリの能力の一部として起用される。
    • ごく短時間だが未来予知の能力を持つ模様。

グリゴリの手下 Edit




管理人からのお知らせ