イフェアス

Thu, 11 Jun 2020 23:21:53 JST (1799d)
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プロフィール Edit

名称イフェアス・アル・ヴィング
種族人間→ザ・スレンダーマン
性別男性
年齢
容姿・服飾等優男のような風貌
主な装備追風の剣、黄緑色の全身鎧
所属グノーシス教団→オラトリアム
分類聖堂騎士→スレンダーマン

作中において Edit

  • 初登場は10章
  • デトワール領ゲリーベに常駐していた聖堂騎士の一人。
  • クリステラが知る限りでは、速度を活かした戦闘を得意としているとされている。
  • 休日には愛馬で駆けるのが趣味。
  • マネシアと共に、イヴォンを連れてマルグリット孤児院から脱出しようとするクリステラの行く手を阻む。クリステラが子供を連れ去ろうとしていると捉え、憤りを顕にしていた。クリステラとの交戦の末、その斬撃を受けて意識を失い敗北した。
    • 意識を取り戻したイフェアスが見たものは手の施しようがない程に炎上したゲリーベの街と、謎の魔物達だった。魔物の殲滅は不可能と考え、マネシアを撤退させ自身は殿として残った。生き残りを逃がすため死力を尽くして戦い続ける彼だったが、その最中に変わり果てたサブリナと子供達の姿を見て、その後のあまりに現実離れした光景を受け入れられないまま最後の時を迎えた。
  • イフェアスは最後まで知り得なかったが、愛馬はクリステラに奪われた。
  • 専用装備については、全身鎧の他に「追風の剣」という非常に軽く速度強化を主体とした身体能力を増強する効果のある剣を用いていた。

改造種「ザ・スレンダーマン」としてのイフェアス Edit

  • ゲリーベでの悪夢の中、サブリナ達の手に掛かったと思われていたが、その身体(生死不明)は実験用の素体としてファティマの手によって回収され、保管されていた。
  • 12章冒頭でロー首途の手により改造種「ザ・スレンダーマン」となって生まれ変わった。イフェアスを除いた100体のスレンダーマン達を統括・指揮する個体。
  • 戦闘能力はスレンダーマンの前身であるフラットウッズのマルスランを軽くあしらえるほど高い。同じ元聖堂騎士であるが、改造後の戦闘能力には大きな開きがあり納得の行かないマルスランに幾度となく模擬戦を挑まれているが、全て返り討ちにしている模様。
    • 彼が使用していた専用装備も生体パーツとして組み込まれており、他の個体よりも上質なパーツが使用されている。
  • 13章後半のアラブロストル=ディモクラティア国立魔導研究所の襲撃作戦で完勝し、首途が用意した馬(?)を褒美として受け取った。以降は愛馬と共に出掛けている様子を梼原に確認されている。
  • 梼原の主観によると「凄く黒い人」。すれ違う時に軽く挨拶を交わしあう描写があり、怖がりの彼女からそれほど恐れられてはいない様子である。
  • 17章でのオフルマズド殲滅戦においては重要な役割を与えられる。ローと共にオフルマズドの中央部に侵入したイフェアス達は北の外門を開放して同胞達を内部へ招き入れるため、臣装という強力な装備を用いた有力な敵と相対することとなった。
    • 戦闘の経過は描写されていないものの敵の撃破に成功した上で臣装の鹵獲に成功しており、その後はハリシャの救援、マルスランの回収を行っている。
  • 用いている武装は、クリステラに破壊された追風の剣をドワーフが打ち直し首途が改造した蛇腹剣(吸血効果あり)、ヒューマン・センチピード、腰にマウントした銃杖など。
  • 21章ではンゴンガンギーニへ向かうローと共に同地の偵察任務をファティマから指示され、同行。
    • 部下と新たなレブナントを率いて現地の部族や巨大な狐の生物と交戦し、ローからの評価を上げている。
    • 続くセンテゴリフンクスでの戦いでは聖剣エロヒム・ツァバオトの担い手である聖女ハイデヴューネを発見し交戦。聖剣使いを相手に己の技量では勝利することは不可能と理解した後は、ローの指示で聖女を魔剣第二形態の射線上へ打ち上げる事に成功。イフェアスはスレンダーマンのスペックを最大限に活用して立ち回り、極めて強力な戦力である聖剣使いを相手に、主から求められた役割を見事に果たして見せた。
      • 任務を果たす事に成功したものの聖女は転移魔石で撤退、イフェアスは交戦で相応のダメージを受けた事で後方へ下がり、サブリナと前線指揮を交代している。

小ネタ Edit

  • スレンダーマンとなった後、かつてゲリーベでクリステラと相対して敗北した事を糧として、熱くなりやすい己を見つめ直したとされている。実際に改造されてから戦果を挙げている彼の様子は冷静沈着であり、目標を正確に捉えた上での的確な判断力を発揮して各種作戦を成功に導いている。
  • イフェアスをライバル視して何かと絡んでくるマルスランについて所見は長らく語られていなかったが、17章573「変遷」においてその心境が明かされている。



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