日本語と英語の違いまとめ のバックアップ(No.7)



主語の違い

 

英語の主語は主に動作主を表す。日本語の主語は主にテーマを表す。

 

例)

英語:it's sunny today. ←動作主がいないので「it」で主語を補って「天気」について説明する。

日本語:今日は天気がいい。 ←「今日」という「テーマ」について「天気」を説明する。

伝えたいことの順番の違い

英語では一番伝えたいこと(何が言いたいか)を先に持ってくる傾向がある。

それに対し日本語では後ろにもってくる傾向がある。

 

例)

英語:it's importantto exercise everyday. ←「大切である」を文の先頭に持ってくる。

日本語:毎日運動することは大切である。←「大切である」を文の最後に持ってくる。


語順が違う

英語では「誰(主語)が何を(動作)したか」を先に持ってくる。

日本語では「いつ(時間)どこで(場所)」を先に持ってくる。

 

例)

英語:I had lanchat the park yesterday.← 自分がしたことを先に話す。

日本語:昨日、公園で昼食を食べた。 ←自分がしたこを最後に話す。

 

否定するタイミングもこの順番に従う。

 

例)

英語:I didn’thad lanch at the park  yesterday.← 先に否定する。

日本語:昨日、公園では昼食を食べていません。←最後に否定する。

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時制が決まるタイミングが違う

英語では最初に時制が決まる。日本語では最後に時制が決まる。

例) 未来
英語:I willwait until he comes.
日本語:彼が来るまで待ちます。

例)過去
英語:I waiteduntil he came.
日本語:彼が来るまで待ちました。


時制が決まる捉え方が違う

英語では常に今を基準に考える。日本語ではその時を基準に考える。

例)過去のある時点を表す場合
英語:I took a bath before brushed my teeth. ←今を基準にどちらも過去の出来事として説明する(時制の一致)。

日本語:歯を磨く前にお風呂に入った。 ←磨く(未来)と入る(過去)の間にタイムスリップしてその時点を基準に説明する。

 

例)未来のある時点を表す場合