日本語と英語の違いまとめ
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主語の違い
英語の主語は主に動作主を表す。日本語の主語は主にテーマを表す。
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例)
英語:it's sunny today. ←動作主がいないので「it」で主語を補って「天気」について説明する。
日本語:今日は天気がいい。 ←「今日」という「テーマ」について「天気」を説明する。
動詞の重要性が違う
英語は必ず動詞を含めて物事を表す。日本語は必ずしも動詞を必要としない。
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例)
英語:I am an office worker. または I work for a company. //be動詞(am)や動作動詞(work)が必要
日本語:私は会社員です。 //助詞(は)だけで動詞は不要
伝えたいことを伝える順番が違う。
英語では一番伝えたいこと(何が言いたいか)を先に持ってくる傾向がある。
それに対し日本語では後ろにもってくる傾向がある。
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例)
英語:it's important to exercise everyday. ←「大切である」を文の先頭に持ってくる。
日本語:毎日運動することは大切である。←「大切である」を文の最後に持ってくる。
語順が違う
英語では「誰(主語)が何を(動作)したか」を先に持ってくる。
日本語では「いつ(時間)どこで(場所)」を先に持ってくる。
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例)
英語:I had lanch at the park yesterday.← 自分がしたことを先に話す。
日本語:昨日公園で昼食を食べた。 ←自分がしたこを最後に話す。
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否定するタイミングもこの順番に従う。
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例)
英語:I didn’t had lanch at the park yesterday.← 先に否定する。
日本語:昨日、公園では昼食を食べていません。←最後に否定する。
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時制が決まるタイミングが違う
英語では最初に時制が決まる。日本語では最後に時制が決まる。
例) 未来
英語:I will wait until he comes.
日本語:彼が来るまで待ちます。
例)過去
英語:I waited until he came.
日本語:彼が来るまで待ちました。
時制の捉え方が違う
英語では常に今を基準に考える。日本語ではその時を基準に考える。
例)過去のある時点を表す場合
英語:I took a bath before brushed my teeth. ←今を基準にどちらも過去の出来事として説明する(時制の一致)。
日本語:歯を磨く前にお風呂に入った。 ←入った(過去)と磨く(未来)との間にタイムスリップしてその時点を基準(現在)に説明する。英語に合わせるなら「磨いた前」という不自然な日本語になる。
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例)未来のある時点を表す場合
英語:I will come after I finish work. ←今を基準にどちらも未来の出来事として説明する(時制の一致)。
日本語:仕事が終わった後に行きます。 ←「終わった」(過去)と「行きます」(未来)との間にタイムスリップしてその時点を基準に説明する。英語に合わせるなら「終わる(現在)後に」という不自然な日本語になる。
思考順序が違う
英語では常に主語と動作から考える。日本語は動作の対象(目的語)から考える。
例)
英語:I feel like ...um noodles, I want to ate ...um ramen. ←まず主語と動詞を言って、そのあとに目的語を言う。
日本語:...うーん、麺類がいい。...うーん、ラーメンが食べたいな。←まず思い浮かべた目的語を言ってそれに見合った動詞を言う。