FrontPage のバックアップ(No.8)


【Magical: Critique of Fictional Fantasy】
 
 主題の通り、本書は魔法に関する理論を説く。そして副題の通り、本書は古典的で旧態依然とした理論が未だに罷り通っている「ファンタジー」に対する批判となる。
 
 なお、本書において「魔法」とは、物理現象や科学として認識されている法則系(法則の集合)に含まれない、つまり非科学的な現象──例えば、魔術や超能力や幽霊や神や異世界など、それら科学で論じられない現象・存在──を包括した法則系を指している。
 
 言われるまでもなく、創作は自由である。
 故に、本書は古いファンタジーを批判するが、しかしこれを否定しない。
 また、本書も創作であることを、改めて指摘しておく。