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&aname(top);
#contents
*SSR [#SSR_story]
**肩を並べて [#ssr_01]
[[カード情報>カード /ジョー・東/SSR 肩を並べて]]
''1話 ''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×(主人公)|（あ、お父さんとお母さんから手紙がきてる！）|
|~〇×|（どれどれ……。&br;『元気に仕事頑張っていますか』かあ。）|
|~〇×|（元気ではあるけれど……。）|
|~〇×|（前の会社はつぶれちゃったって言ったら、&br;二人ともびっくりするだろうな。）|
|~〇×|はぁ……。|
|~〇×|（心配かけたくないからまだ伝えていないけど&br;いつかはちゃんと話さなくっちゃ。）|
|~〇×|（――ここでの生活にもだいぶ慣れてきたけど&br;私、これからどうなっちゃうんだろう……。）|
|~〇×|はぁぁぁ……。|
|~〇×|（）じっとしててもしょうがないし、「&br;食材の買い出しにでも行こうかな。|
|~ジョー・東|…………。|
|~〇×|（さてと、今日の夕飯は何にしようかなあ。&br;昨日はお魚だったから、今日はお肉かなあ？）|
|~ジョー・東|お！ ×ちゃん！ あんたもジョギングか？|
|~〇×|あれ、ジョーさん。&br;私は夕飯の買い出しに行く途中ですけど……。|
|~ジョー・東|へえ！ ちなみに、今日の献立はなんだ？|
|①|>|CENTER:~考え中です|
|~|~〇×|考え中です。|
|~|~ジョー・東|なるほど、まだ決まってねえんだな！|
|②|>|CENTER:~何がいいですか？|
|~|~〇×|ジョーさんは何がいいですか？|
|~|~ジョー・東|うーん、そうだなあ。&br;急に言われても迷っちまうなあ……。|
|③|>|CENTER:~迷ってるんですよね……|
|~|~〇×|お肉とお魚でどちらにしようか迷ってるんですよね……。|
|~|~ジョー・東|オレは肉も魚もどっちも大好きだぜ！&br;でも、一番好きなのはやっぱりワニだな！|
|~ジョー・東|まあ、×ちゃんの作るものなら&br;なんだって美味いぜ！|
|~ジョー・東|それよりも、オレと一緒に走らねえか？&br;今日は天気もいいし、気持ちがいいぜ！|
|~〇×|えっと……でも……。|
|~ジョー・東|いいから、いいから！|
|~〇×|あ、ちょ、ジョーさん！？&br;ええっ！？|
|~〇×|（ジョーさん、なんだかいつもよりも&br;強引なような気がするけど、気のせいかな？）|
|~〇×|（それに、手、繋いじゃってるし……！）|
|~〇×|あ、あのジョーさん。&br;そんなに引っ張らなくても、大丈夫ですから……！|
|~ジョー・東|おっと、悪い悪い！&br;手、痛かったか？|
|~〇×|いえ、そういうわけじゃなくて……。|
|~ジョー・東|そうか、それならよかったぜ！|
|~ジョー・東|この先にちょうどいいランニングコースがあってよ！&br;×ちゃんとも一緒に走りてえって思ってたんだよ！|
|~ジョー・東|ちょうど会えてラッキーだったぜ！|
|~ジョー・東|じゃあ、しっかりついて来いよ！|
|~〇×|（なんだかすっかりジョーさんのペースに&br;巻きこまれちゃってるなあ。）|
|>|私はジョーさんの後を追い、雑踏を抜け&br;ランニングコースとして整備された小道へと入る。|
|>|両脇は木々に彩られ&br;さっきまでいた街中の喧騒が嘘のようだ。|
|~ジョー・東|ははは！ ふたりで走ると気持ちいいなあ！|
|~〇×|そ、そうですか？|
|~ジョー・東|ああ！ ×ちゃんと走ると&br;格別に空気がうまいぜ！|
|~〇×|（ここ、ジョーさんのランニングコースなのかな？&br;こんな道があるなんて知らなかった。）|
|~〇×|（いつもと違う空気で、不思議な感じ……。）|
|~ジョー・東|×ちゃん、ちゃんとついて来てるか？|
|~〇×|だ、大丈夫です！|
|~〇×|（ジョーさん、いつもはもっと速く走ってるのに&br;今日はやけにゆっくりだなあ。）|
|~〇×|（あ……。もしかして、私の走るスピードに&br;合わせてくれてるの？）|
|~ジョー・東|どうしたどうした、×ちゃん！&br;ゆっくりしてると日が暮れちまうぜ！|
|~〇×|はい！|
|~〇×|（口では急かしていても&br;ちゃんと私のペースでいさせてくれるんだよね。）|
|~〇×|（ジョーさんって&br;こういうところ、本当に優しいなあ……。）|
|~〇×|（よし、決めた！&br;今日はとことんジョーさんに付き合おう！）|
#endregion
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''2話 ''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×(主人公)|わあ……大きな公園ですね。&br;こんなところがあったなんて。|
|~ジョー・東|へへっ、いいところだろ？&br;ランニングするときによく来るんだ。|
|~〇×|この辺りはジョーさんのランニングコースなんですか？|
|~ジョー・東|ああ！ 道場からちょうどいい距離だし、&br;いいところだろ？|
|~〇×|はい。緑もたくさんあって、気持ちがいいですね。|
|~ジョー・東|この公園、うんていとかもあるからよ！&br;体力づくりにはもってこいだぜ。|
|~ジョー・東|ほれ、見てみな！ こうしてうんていを渡るだけでも&br;腕の筋肉が鍛えられるんだぜ！|
|~〇×|（す、すごいスピード！&br;あっという間に端まで渡り切っちゃった！）|
|~ジョー・東|ほら、×ちゃんもやってみな！&br;どっちが早く渡れるか勝負だぜ！|
|~〇×|ええっ！？ わ、私もですか？|
|~ジョー・東|ああ！ せっかくここまで来たんだ&br;一緒にやろうぜ！|
|~〇×|（うんていなんてやるの何年ぶりだろう……。&br;ちゃんとできるかなあ。）|
|~〇×|（でも、今日はとことんジョーさんに付き合うって&br;決めたんだから、挑戦してみよう！）|
|~〇×|じゃ、じゃあ、やってみますね！|
|~ジョー・東|おお！|
|~〇×|（わあ、この鉄の感触久しぶり……。）|
|~〇×|（よし、一本目は渡れた……次は二本目……。&br;うん、良い調子……だけど……。）|
|~〇×|（腕以外にも、結構体の筋肉使うんだなあ。&br;小さい頃は、全然意識してなかった。）|
|~〇×|はあ、はあ……。|
|~ジョー・東|頑張れ、×ちゃん！&br;あと少しだぞ！|
|~〇×|は、はい……。&br;あと、もおうちょっと……あっ！|
|~〇×|す、すみません、落ちちゃいました……。|
|~〇×|昔は最後まで渡れてたんですけど&br;やっぱり、体力落ちちゃってるみたいですね。|
|~ジョー・東|んー……そうか。&br;じゃあ、鉄棒にするか！ 逆上がり競争だ！|
|~〇×|さ、逆上がり！？&br;もっと無理ですっ！|
|~〇×|私小さい頃も逆上がりが苦手で&br;なかなか上手にできなかったんですよ。|
|~〇×|だから……。|
|~ジョー・東|それなら、オレが教えてやるよ！|
|~〇×|ええっ！？ で、でも……。|
|~ジョー・東|大丈夫、大丈夫！&br;ちゃんとサポートするからよ！|
|~〇×|で、でもそれじゃあ、ジョーさんの&br;稽古ができないんじゃないですか？|
|~ジョー・東|ははは！ ×ちゃん、そんなこと気にしていたのか？&br;オレのことなら気にしなくていいぜ！|
|~ジョー・東|人に教えることで自分の修行にもなるんだ！&br;むしろ教えさせてもらいたいってな！|
|~〇×|そ、そうなんですね。|
|~ジョー・東|ああ！ ×ちゃんが逆上がりできるようになるまで&br;みっちりコーチしてやるからよ！|
|~ジョー・東|だから、一緒に頑張ろうぜ！|
|~〇×|え、ええっと……。|
|~〇×|（ここまでジョーさんが言ってくれてるんだから&br;断るのは申し訳ないなあ。）|
|~〇×|（できるかどうか不安だけど……。&br;ジョーさんが一緒だし、頑張ってみようかな。）|
|~〇×|じゃ、じゃあ、お願いします！|
|~ジョー・東|ああ、任せてくれ！&br;オレが、必ず逆上がりができるようにしてやるからよ！|
|~ジョー・東|ほら、最初はオレが補助をしてやるよ。&br;×ちゃんは普通に回ってみろ。|
|~〇×|（わっ！ ジョーさんの手が腰に……。&br;なんだか、恥ずかしいな。）|
|~ジョー・東|どうした？&br;オレはいつでも準備ＯＫだぜ？|
|~〇×|は、はいっ。じゃあ、行きますね。&br;――えいっ！！|
|~〇×|（うう、足がうまく上がらない……。）|
|~ジョー・東|そら！ もっと足を強く踏み込んで！|
|~〇×|（逆上がりの練習なんて子供の頃以来で、&br;手も足も全然使い方が分からないな。）|
|~〇×|（それに、ジョーさんとの距離が近くて&br;なんだかドキドキしちゃうし……。）|
|~ジョー・東|×ちゃん、もう一度回ってみな！&br;今度は絶対うまくいくぜ！|
|~〇×|は、はいっ！|
|~ジョー・東|いい調子だぞ！&br;これなら、すぐにできるようになるぜ！|
|~〇×|（だけど、ジョーさんがこんなに真剣に&br;サポートしてくれてるんだもの。私も頑張らなくっちゃ！）|
|>|こうして、何度も失敗を繰り返しながらも&br;逆上がりの特訓は続いた。|
|~〇×|はあ……はあ……。|
|~ジョー・東|よし！ だんだん良くなってきてるぜ！|
|~ジョー・東|もう少しタイミングを早くして駆け込んでみな。&br;そら、もう一回！|
|~ジョー・東|それ！ ここで体を引く！|
|~〇×|（あっ――！）|
|~〇×|で、できました！|
|~ジョー・東|だろ？ ×ちゃんなら絶対できると思ってたぜ。|
|~〇×|ありがとうございます、ジョーさん！|
|~ジョー・東|ははは！ 頑張った甲斐があったな！|
|~〇×|わっ……！ ジョーさん、あ、頭……！|
|~ジョー・東|ん？ 駄目だったか？ 頭撫でるの。|
|~〇×|い、いえ、駄目というわけでは……。|
|~〇×|（嬉しいけど、これはちょっと恥ずかしいかも……。）|
|~ジョー・東|おめでとう、×ちゃん！&br;×ちゃんならできるって、信じてたぜ！|
|~〇×|ふふ。ジョーさんの教え方が上手だったおかげです。|
|~ジョー・東|へへ！ そうか？&br;じゃあ今度は連続して回れるようにやってみるか！|
|~〇×|え、えっと……お手柔らかにお願いします。|
#endregion
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''3話 ''
#region(ネタバレ注意)
|>|逆上がりの特訓に励んでいると&br;いつの間にか、陽が落ちかかってきていた。|
|~ジョー・東|よし！ 今日はここまでしておくか！|
|①|>|CENTER:~はい！|
|~|~〇×(主人公)|はい！|
|~|~ジョー・東|へへっ！ いい返事だな！|
|②|>|CENTER:~まだまだ大丈夫です！|
|~|~〇×(主人公)|まだまだ大丈夫です！|
|~|~ジョー・東|お、やる気満々だな！&br;しかし、急に無理はしないほうがいいぜ？|
|③|>|CENTER:~もうクタクタです……|
|~|~〇×(主人公)|もうクタクタです……。|
|~|~ジョー・東|×ちゃん、すげー頑張ってたもんな！&br;最後までよくやったぜ！|
|~ジョー・東|×ちゃんはここのベンチで休んでな！&br;オレはちょっと飲み物でも買ってくるぜ！|
|~〇×|あ、私が行きます……って、&br;ジョーさん、もう自動販売機の前まで行ってる。|
|~〇×|（ふう……。疲れたけど、なんだか心地よい疲れだなあ。）|
|~〇×|（それに、体を動かしてたら&br;さっきまで悩んでたのが馬鹿みたいに思えてきちゃった。）|
|~〇×|（なるようにしかならないんだから&br;一生懸命頑張るしかないよね！）|
|~〇×|（こんなふうに思えるのは、ジョーさんが&br;私を誘ってくれたおかげだな……。）|
&attachref(アルバム /カードスチル/カードスチル_ジョー・東_肩を並べて.jpg,zoom,肩を並べて,259x200);
|~ジョー・東|ほれ、この味で良かったか？|
|~〇×|あ、はい。&br;ありがとうございます。|
|~ジョー・東|いや、こっちこそ付き合ってくれてありがとな！&br;オレもいい稽古になったぜ。|
|~ジョー・東|……プハー！&br;身体を動かした後のジュースは最高だな！|
|~〇×|はい、とっても美味しいです。|
|~ジョー・東|はあー。×ちゃんと一緒だったから&br;今日の訓練はあっという間だったな。|
|~〇×|私も……久しぶりに体を動かしたら&br;なんだかスッキリしました。|
|~〇×|ジョーさんのおかげです。&br;本当にありがとうございました。|
|~ジョー・東|そうか……。&br;それならよかったぜ。|
|~ジョー・東|オレも、×ちゃんと一緒に稽古できて&br;スゲー楽しかったぜ！|
|~〇×|ジョーさんは、いつもこんな感じで&br;運動しているんですか？|
|~ジョー・東|こんな感じって？|
|~〇×|ええっと、うんていで筋肉を鍛えたり鉄棒をしたり――|
|~ジョー・東|いや、今日は特別。|
|~〇×|えっ？|
|~ジョー・東|あんたと一緒にいたかったから&br;メニューを変えた。|
|~〇×|ええっ……！？|
|~〇×|（私と一緒にいたいって……。&br;それって、どういう意味なんだろう……！？）|
|~〇×|（そんな風に言われたら、私……。）|
|~ジョー・東|よかったら、また付き合ってくれよな！|
|~〇×|わ、私でよかったら……。|
|~ジョー・東|やった！ 次はもっと面白いメニューを考えておくからな！&br;期待しておいてくれよ！|
|~〇×|はい。&br;楽しみにしていますね。|
|~ジョー・東|へへ！ ×ちゃんが一緒ならオレ、&br;普段よりも数百倍頑張れるぜ！|
|~ジョー・東|×ちゃんには、オレのかっこいいところ&br;いっぱい見て欲しいからな！|
|~ジョー・東|×ちゃんがそばにいてくれたら&br;オレはいくらでも強くなれそうな気がするぜ！|
|~ジョー・東|だから、これからもオレの隣にいてくれよな、×ちゃん！|
|~〇×|は、はい……。|
|~ジョー・東|よし、それじゃあ帰るか！|
|~〇×|えっと、ジョーさん……その手は……。|
|~ジョー・東|手を繋いで帰ろうぜ。二人でゆっくり歩きながらさ。&br;ほら、×ちゃん。|
|~〇×|は、はい……。|
|~〇×|（ジョーさんの手、温かくて大きい……。）|
|~ジョー・東|おっ、ほら見ろよ×ちゃん！&br;あっちの夕焼けの方、カラスが飛んでるぜ！|
|~〇×|あ、本当ですね。|
|~ジョー・東|カラスが鳴くから帰ろう、ってな！&br;そういやあそろそろ晩飯の時間か。|
|~〇×|あっ、そうだ夕飯の買い出し……！|
|~ジョー・東|おっと、そういやオレが買い出しの途中に&br;連れ出しちまったんだっけか。|
|~ジョー・東|そんじゃ、買い出し手伝うぜ！&br;だから今日も美味い飯、作ってくれよな！|
|~〇×|はい、任せてください！|
|~ジョー・東|よーし、そうと決まったら&br;張り切って買い物行くぜー！|
#endregion
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**元気の源 [#ssr_02]
[[カード情報>カード /ジョー・東/SSR 元気の源]]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
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|②|>|CENTER:~選択肢2|
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&attachref(アルバム /カードスチル/カードスチル_キャラ名_カード名.jpg,zoom,カード名,259x200);
&attachref(アルバム /カードスチル/カードスチル_ジョー・東_カード名.jpg,zoom,元気の源,259x200);
|①|>|CENTER:~選択肢1|
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|②|>|CENTER:~選択肢2|
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**ロックな漢の矜持！ [#SSR03]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×|(学園祭のステージに出演するバンドの子が風邪を引いてしまって、&br;急遽ジョーさんたちが出演することになったけど……。)|
|~ビリー・カーン|はァ！？まさか、本当に叩けもしねェのに来たのかよ？|
|~ジョー・東|そう、カリカリすんなよ、ビリー。&br;オレがドラムじゃ不満か？|
|~ビリー・カーン|不満大ありだ！ 素人がいきなり、&br;演奏なんてできるはずねェだろ！|
|~ジョー・東|でも、目の前で困ってるやつらがいるのに&br;見過ごせねぇ！|
|~ジョー・東|必ず演奏できるようにしてみせる！&br;だから、安心しろって！|
|~ビリー・カーン|チッ……。勝手にしろ……。|
|~ビリー・カーン|おい、楽譜寄越せ。|
|~男子生徒|は、はい！|
|~ビリー・カーン|オレはしばらく、ひとりで練習する。&br;合わせる時になったら呼んでくれ。|
|~〇×|(ビリーさん、すごく怒ってたけど……。&br;これでバンドなんて組めるのかな……。)|
|~包|ジョーさん、大丈夫……？|
|~ジョー・東|ああ。オレだって&br;無責任に請け負ったつもりはねぇからな。|
|~包|もしかして、何か秘策でもあるの？|
|~ジョー・東|それを言っちまったら面白くねぇだろ？|
|~ジョー・東|ほら、包もベースの練習があるんだから、&br;オレの心配なんかしねえで、行ってこい。|
|~包|……うん、わかった。&br;じゃあ、またあとでね！|
|~ジョー・東|おう！&br;……さてと、オレもやるか！|
|~〇×|ジョーさん、あの、&br;さっき言ってた秘策って……？|
|~ジョー・東|ああ……実は、不安にさせたくねぇから、&br;ああ言っただけで、秘策なんてないんだ。|
|~ジョー・東|オレはただ、できるようになるだけの努力をする！&br;それしか道はねぇからな！|
|①|>|CENTER:~ジョーさんらしいですね|
|~|~〇×|そういう真っ直ぐなところ、&br;ジョーさんらしいですね。|
|~|~ジョー・東|ありがとよ、×ちゃん。&br;絶対にやってやるぜ！|
|②|>|CENTER:~どうしてそこまで……|
|~|~〇×|でも、ドラムを叩くのだって初めてなのに……。&br;どうしてそこまで……。|
|~|~ジョー・東|どうしてって言われてもなぁ……。&br;なんていうか、考える前に体が動いちまうんだよ。|
|~|~ジョー・東|それに困ってるやつがいたら、放っておけねぇだろ！|
|~ジョー・東|ここの生徒たちは学校が好きで、&br;学校生活を楽しもうって意欲がある……。|
|~ジョー・東|それは、オレができなかったことだから、&br;なおさら応援してぇんだ。|
|~〇×|ジョーさん……。|
|~〇×|(そんなふうに思ってたんだ……。)|
|~〇×|わかりました！&br;じゃあ、私も練習に付き合います！|
|~ジョー・東|え、いいのか？|
|~〇×|はい！ ジョーさんが学生さんたちの力になるなら、&br;私はジョーさんの力になります！|
|~ジョー・東|×ちゃん……。|
|~ジョー・東|そうか、ありがとな！ ライブ成功させて、&br;一緒に学園祭のヒーローになろうぜ！|
#endregion
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''2話''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×|(ジョーさん、ずっと練習してるけど、&br;まだ手の基本リズムしかできてない……。)|
|~〇×|(ドラムって足も使うんだよね……。&br;大丈夫かな……。)|
|~ジョー・東|はぁー！ ドラムって難しいんだな。&br;太鼓叩くのと同じようなもんだと思ってたぜ。|
|~ジョー・東|さすがに、そう簡単にはいかねえか……。|
|~〇×|もうずっと練習してますし、少し休憩しますか？|
|~ジョー・東|いや、オレは大丈夫だ！ せっかくの学園祭だし、&br;×ちゃんはどっか模擬店でも行って、楽しんでこいよ。|
|~〇×|いえ、ジョーさんが練習してるなら、&br;私も付き合います！|
|~ジョー・東|そうか？ 悪いな。&br;でも、助かるぜ！|
|~〇×|(……一応、水分補給用に飲み物を買ってきたけど、&br;ジョーさん、大丈夫かな？)|
|~〇×|(なんとなく焦ってるようにも見えたし……。&br;やっぱり心配だな。)|
|~ジョー・東|ドラム叩ける子探してたんだよ！&br;お前がいてくれて、ちょうど良かったぜ！|
|~〇×|ん？ ドラム叩ける子って、誰のことだろう……？|
|~ジョー・東|まさか、お前の兄弟がこの学校に通ってるなんてなあ。&br;兄ちゃんがくるまでの間、オレにドラム教えてくれよ！|
|~男の子|いいよ！ 僕、習ってるからね！|
|~ジョー・東|頼もしいぜ、先生！|
|~男の子|えー、先生はそっちでしょー？|
|~ジョー・東|はは、そうなんだけどよ。&br;今日だけ、先生の先生になってくれ！|
|~〇×|(あの子、ジョーさんにムエタイを&br;教えてもらってる子だよね……？)|
|~男の子|じゃあまず右手だけで叩いて、その次は左手だけで、&br;バラバラにやってみて。|
|~ジョー・東|おう。実際にドラムを叩くのは初めてだな。&br;いくぜ！|
|~ジョー・東|どうだ？ 上半身の動きなら&br;だいぶできるようになったんだぜ！|
|~男の子|んー、まぁまぁかなー。|
|~ジョー・東|くうー、厳しいなあ。でも、厳しいくらいがちょうどいい。&br;ビシビシ頼むぜ！|
|~男の子|わかった！ じゃあ、次は足ね。|
|~ジョー・東|おう。下の太鼓を蹴ればいいんだろ――|
|~男の子|わわっ！ 先生、違うよ！&br;ペダルを踏むんだよ！ ドラムが壊れちゃう！|
|~ジョー・東|あ、そうなのか……。&br;はは、うっかり壊すところだったな！|
|~男の子|んもうー！|
|~〇×|ジョーさん、どんどん上手になってますね！|
|~ジョー・東|あれ、×ちゃん戻って来てたのか！&br;そう言ってもらえて嬉しいぜ！|
|~ジョー・東|でも、これじゃあまだまだだ！&br;もっともっと追い込まねぇとな！|
#endregion
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''3話''
#region(ネタバレ注意)
|~ジョー・東|いよいよ本番か……！|
|~〇×|(なんだか私まで緊張してきた……。&br;でも、ジョーさんの方がずっと緊張してるはずだよね。)|
|①|>|CENTER:~頑張ってくださいね！|
|~|~〇×|ジョーさん、頑張ってくださいね！|
|~|~ジョー・東|おう！ って、×ちゃん、オレより緊張してねぇか？|
|~|~〇×|なんだかドキドキしちゃって……。|
|~|~ジョー・東|はは！ でも、おかげでいい感じに力が抜けたぜ。&br;ありがとな。いいステージにしてくるぜ！|
|②|>|CENTER:~成功を信じてます！|
|~|~〇×|ジョーさん、私、ライブの成功を信じてます！&br;絶対、いいライブになります！|
|~|~ジョー・東|×ちゃん……。|
|~|~ジョー・東|ありがとな、練習中もずっと&br;オレのことを見ててくれて……。|
|~|~ジョー・東|オレもステージ上で×ちゃんのことを見てるから、&br;楽しんでくれよ！|
|~|~〇×|はい……！|
|~ジョー・東|それじゃあ、いってくるぜ！|
|~ジョー・東|っしゃああ！ オレのビートで痺れさせてやるぜ！|
|~包|わあ、すごいよ！ ジョーさん！|
|~ビリー・カーン|……フン、やるじゃねェか。|
|~〇×|(すごい……。&br;急遽組んだバンドなのに、3人の音が一つになってる……。)|
|~〇×|ジョーさん、素敵だな……。|
|~〇×|(みなさんが難しいって思うことを、一生懸命努力して&br;ものにしちゃうんだもん。格好いいよね……。)|
|~〇×|それに、ステージ上のジョーさん、&br;自信とパワーに溢れてる……！|
|~〇×|ふふ、ジョーさんらしいな！|
|~〇×|ライブお疲れ様でした！ すごい熱狂でしたね！|
|~ジョー・東|おう！ ちゃんと×ちゃんのこと見てたぜ！&br;楽しんでくれたようで、良かった！|
|~男子生徒|急なお願いなのに出演してくれてありがとうございました！&br;すごく楽しかったです！|
|~ジョー・東|ああ、オレもだぜ！&br;このままロックの道に邁進してくれよな！|
|~男子生徒|はいっ！|
|~ビリー・カーン|何がロックの道だ……。|
|~包|でも、ビリーさんも楽しかったでしょ？|
|~ビリー・カーン|……まぁ、悪くはなかったな。|
|~包|もう、そっけないなあ。|
|~ジョー・東|はは、でも、本当に成功して良かったぜ！|
|~ジョー・東|ライブやってみて思ったんだけどよ、KOFと同じで、&br;パンドもみんながいるからできるんだよな。|
|~ジョー・東|ビリー、包、あんたたちと一緒に組めて良かったぜ！|
|~包|ジョーさん……うん、僕もだよ！|
|~ビリー・カーン|……ったく、調子がいい野郎だ。|
|~〇×|ふふ。|
|~ジョー・東|それに×ちゃんも、本当にありがとな！&br;オレたち、無事に学園祭の危機を救えたな！|
|~〇×|はい！ ヒーローになれましたね！|
&attachref(アルバム /カードスチル/カードスチル_ジョー・東_ロックな漢の矜持！.jpg,zoom,ロックな漢の矜持！,259x200);
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*SR [#SR_story]
**これがオレ様の実力だ！ [#SR01]
[[カード情報>カード /ジョー・東/SR これがオレ様の実力だ！]]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
|~ジョー・東|ハッ！ フッ！ それっ！|
|~〇×|(ジョーさん、今日も頑張ってるみたいだなあ。)|
|~？？？|はあっ！ それえーっ！|
|~〇×|(あれ？ もうひとりいるみたい。&br;聞きなれない声だけど、誰だろう？)|
|>|声の主が気になり、道場の中を覗いてみると&br;そこにはジョーさんと見知らぬ男の子がいた。|
|~ジョー・東|いいぞ！ そこで勢いよく足を上げるんだ！|
|~男の子|はいっ！|
|~ジョー・東|もっと肩の力を抜いてみろ！&br;そうだ！ ムチみたいにしなやかに！|
|~男の子|はいっ！|
|~〇×|(ジョーさん、あの男の子に&br;稽古をつけてあげてるのかな。)|
|~〇×|(厳しいけれど、すごく丁寧に教えてあげてるなあ。)|
|~ジョー・東|お、今のすっごくよかったぞ！ その調子だぜ！|
|~〇×|(それにすごくイキイキしてる。&br;ジョーさんって子供が好きなんだな。)|
|~〇×|(それにしても、ふたりともすごい汗。&br;どのくらい練習してるんだろう？)|
|~〇×|(――あ、そうだ！)|
|~ジョー・東|よし！ 今日はここまでだ！|
|~男の子|ありがとうございました！|
|~〇×|あの……よかったらタオルと麦茶、どうぞ。|
|~ジョー・東|お！ ありがとうな、×ちゃん！&br;ちょうど喉が渇いててよ！|
|~男の子|ありがとうございます、いただきます。|
|~ジョー・東|うんうん、&br;ちゃんとお礼が言えるのはいいことだな。|
|~〇×|(ふふ、この子を見るジョーさんの顔&br;すごく嬉しそうだな。)|
|~男の子|ありがとうございました！&br;ジョー先生のおかげで僕、強くなれそうです！|
|~ジョー・東|ああ、いいってことよ！ またいつでも来な！|
|~男の子|はい！|
|~〇×|ジョーさん、今の子って……。|
|~ジョー・東|ああ、近所の奴でな。&br;ちょっと鍛えてやっていたんだ。|
|~〇×|そうだったんですか。|
|~ジョー・東|あいつも、これで少しは&br;自信をつけてくれればいいんだが……。|
|~〇×|……？|
|~ジョー・東|あいつ、どうやらイジメられてるらしくてよ。|
|~ジョー・東|こうやって身体を鍛えることで&br;自信を付けてやりたいと思ったんだ。|
|~ジョー・東|身体を鍛えていると、おのずと&br;精神力もついてくるからな。|
|~ジョー・東|イジメなんかに負けないように&br;カッコイイ男になって欲しくてよ。|
|~〇×|(そんな理由があったんだ……。)|
|①|>|CENTER:~優しいんですね|
|~|~〇×|ジョーさんって、優しいんですね。|
|~|~ジョー・東|はははっ！ ×ちゃんに褒められると照れちまうぜ！|
|~|~ジョー・東|だけど……別にオレは優しいからあいつに&br;稽古をつけてやってたわけじゃないんだ。|
|②|>|CENTER:~子供好きなんですね。|
|~|~〇×|ジョーさんって子供好きなんですね。|
|~|~ジョー・東|ああ、あいつらの瞳はいつもまっすぐでよ！&br;見ているこっちも元気をもらえるよな！|
|~|~ジョー・東|だけど、教えてる理由は&br;それだけじゃねえんだ……。|
|③|>|CENTER:~尊敬します|
|~|~〇×|ジョーさんのこと、尊敬します。|
|~|~ジョー・東|なんだなんだ、×ちゃん！&br;褒めても何にもでねえぞ！|
|~|~ジョー・東|それに、オレは別にいいことをしているつもりはねえんだ。|
|~〇×|え……？|
#endregion
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''2話''
#region(ネタバレ注意)
|~ジョー・東|子供の頃のオレは、気も小さくて落ちこぼれだったんだ。|
|~ジョー・東|そのことが、ずっとコンプレックスでよ。|
|~ジョー・東|周りも、オレのことなんか弱っちい奴だと見下していたし&br;オレ自身も、自分のことが好きになれなかった。|
|~〇×|ジョーさん……。|
|~ジョー・東|このままじゃオレの人生は負けっぱなしだ。&br;そう思うと、すっげー怖かった。|
|~ジョー・東|だけどな、ある日これじゃ駄目だ！ って思ったのさ！&br;このままじゃ駄目だ！ 強くなりたい、ってな！|
|~ジョー・東|それからは、相手になめらないようにするのに必死だったぜ！|
|~ジョー・東|そんな時にボクシングに出会って夢中になって稽古した。|
|~ジョー・東|家族はあんまりいい顔しなかったけどよ。&br;それでも、オレは変われたことが嬉しかったんだ。|
|~ジョー・東|これで誰も、オレを馬鹿にできやしないってな！|
|~〇×|ジョーさんにも、そんな時があったんですね|
|~ジョー・東|ま、今はいろいろあってムエタイ一筋だけどな！|
|~〇×|(そっか、昔のジョーさんがいたからこそ&br;今の強くて優しいジョーさんがいるんだ……！)|
|~ジョー・東|……っと、柄にもない話をしちまったな。&br;悪いな、こんな話につき合わせちまってよ。|
|~〇×|そんなことないです。&br;でも、こんな大事な話、私にしちゃってよかったんですか？|
|~ジョー・東|×ちゃんだからこそ、聞いてもらいたかったのさ！&br;……迷惑だったか？|
|~〇×|いいえ、ジョーさんが強い理由が分かって&br;とても嬉しいです。|
|~ジョー・東|…………。|
|~〇×|(あれ、私、何か変なこと言ったかな？)|
|~ジョー・東|今のオレが強い理由は、ちょっと違うんだがな。|
|~〇×|え？ そうなんですか？|
|~ジョー・東|ああ、今はあんたにカッコイイって&br;思ってもらいてえってのが、一番大きいかな！|
|~〇×|えっ！？|
|~ジョー・東|はははっ！&br;だから、ずっとオレを見てくれよな！ ×ちゃん！|
|~〇×|は、はい……。|
|~〇×|(そんなにまっすぐ言われたら、私……。)|
|~ジョー・東|ん？ どうした、×ちゃん&br;顔が赤いぞ？|
|~〇×|な、なんでもないです！|
|~ジョー・東|風邪かもしれねーな。&br;ちゃんと温かくしとくんだぞ？|
|~〇×|だ、大丈夫です！&br;じゃ、じゃあ私はこれで……！|
|~ジョー・東|ははっ！ じゃあな。&br;あんまり無理すんなよ。|
#endregion
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**オレ様世界一！ [#SR02]
[[カード情報>カード /ジョー・東/SR オレ様世界一！]]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
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|①|>|CENTER:~選択肢1|
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|②|>|CENTER:~選択肢2|
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''2話''
#region(ネタバレ注意)
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|①|>|CENTER:~選択肢1|
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|②|>|CENTER:~選択肢2|
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**タイガートレーニング [#SR03]
[[カード情報>カード /ジョー・東/SR タイガートレーニング]]
''1話 ''
#region(ネタバレ注意)
|~矢吹真吾|ここで体をひねって、しゃがんで……パンチ！&br;よしっ、いい感じだ！|
|~〇×(主人公)|真吾くん、お疲れ様。&br;スポーツドリンクとタオルここに置いておくね。|
|~矢吹真吾|あっ、ありがとうございます、助かります！|
|~ジョー・東|おっ、今日も頑張ってんなあ真吾！&br;×ちゃんもお疲れ！|
|~〇×|あっ、ジョーさん、こんにちは。&br;今日はトレーニングですか？|
|~ジョー・東|ああ。テリーとアンディもいるぜ。|
|~テリー・ボガード|よっ。道場の外まで掛け声が聞こえてたぜ。|
|~アンディ・ボガード|いい調子みたいだね、何よりだよ。|
|~ジョー・東|個人トレーニングのつもりで来たが、&br;真吾見てたら一緒にやりたくなってきたな。|
|~ジョー・東|つーわけで、今日は真吾のトレーニングに&br;付き合うぜ！！|
|~矢吹真吾|ありがとうございます！&br;胸を借りるつもりで行きます！！|
|~テリー・ボガード|ははは、ふたりとも楽しそうだな。&br;どれ、俺も参加させてくれよ。|
|~アンディ・ボガード|僕も一緒にやるよ。&br;真吾がどれほど強くなったのか見てみたいしね。|
|~矢吹真吾|はいっ！ 腕立てと、スクワットと腹筋と……&br;みなさん一緒に頑張りましょう！！|
|~〇×|じゃあ、私はドリンクとタオル、&br;追加で持ってきますね。|
|~〇×|みなさんはご自由にトレーニングしててください。|
|~ジョー・東|おう、助かるぜ×ちゃん！|
|~ジョー・東|ふう、こんなところか。&br;喉乾いたしちょっと休憩するぞ。|
|~矢吹真吾|はいっ！ 了解です！|
|~〇×|ドリンクとタオルどうぞ。&br;しっかり汗を拭いてくださいね。|
|~ジョー・東|サンキュー×ちゃん。&br;くーっ、ドリンクよく冷えてるなあ！|
|~アンディ・ボガード|タオルも柔らかくて、それにいい香りだね。&br;とても落ち着くいい匂いだよ。|
|~〇×|ビリーさんおすすめの洗剤を使ってみたんです。&br;気に入ってもらえて良かったです！|
|~テリー・ボガード|それにしても真吾、また腕を上げたんじゃないか？&br;ジョーとの特訓が効いてるのかな。|
|~矢吹真吾|はい！ いろいろと学ぶことが多くて&br;参考になってます！|
|~ジョー・東|へへっ、このジョー・東様にかかりゃあ、&br;赤ん坊もあっという間に最強チャンプだぜ！|
|~テリー・ボガード|そういえば、マキシマから聞いたけどよ、&br;お前たち火炎放射器を手作りしたんだって？|
|~テリー・ボガード|特訓にしても、よくそんなことやるよなあ。|
|~ジョー・東|ああ！ なかなか立派なもんが作れたぜ！|
|~テリー・ボガード|炎を出せるようになりたいからって、&br;まさか火炎放射器を持ち出すなんて、グレイトだな。|
|~アンディ・ボガード|なんというか……&br;そういう発想があるんだなと驚いたよ。|
|~ジョー・東|ま、結局アレには頼らないってことに&br;なったんだけどな。|
|~矢吹真吾|自力で出した炎じゃないですし、&br;持ち運びとか案外不便ですからね。|
|~ジョー・東|やっぱ道具に頼るよりも、&br;己の肉体のみで戦うのが一番いいよな！|
|~矢吹真吾|でも、あれはあれでカッコいいと&br;思うんですよね……。|
|~ジョー・東|おいおい、そんな考えじゃいつまで経っても&br;草薙の炎は出せないぜ？|
|~ジョー・東|こりゃ、まだまだみっちり鍛えてやる必要があるな！&br;特訓追加だ！ 組手やるぞ組手！|
|~矢吹真吾|は、はいっ！ 頑張ります！|
|~テリー・ボガード|おっ、気合入ってるなあ。ふたりとも頑張れよ！&br;俺は見物させてもらうとするか。|
|~アンディ・ボガード|僕もそうさせてもらおうかな。|
|~〇×|私もふたりの組手、見学させてもらいますね。|
|~ジョー・東|へへっ、オレ様のかっこいいところ、&br;よーく見ててくれよな！|
#endregion
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''2話 ''
#region(ネタバレ注意)
|~ジョー・東|まだまだ！ 踏み込みが甘いぜ真吾！|
|~矢吹真吾|は、はいっ！|
|~ジョー・東|オラオラァ、どうしたあ！|
|~矢吹真吾|うわっ、ちょっ、わああっ！|
|~テリー・ボガード|うーん、真吾の方が少し劣勢か？|
|~アンディ・ボガード|いや、ジョーの動きも見てて危ないよ。&br;隙を突こうと思えば簡単に突ける。|
|~テリー・ボガード|この組手、どっちが勝ってもおかしくない、&br;って感じだな。|
|~テリー・ボガード|なあ×。&br;あんたはどっちが勝つと思う？|
|~〇×(主人公)|そうですね……。|
|①|>|CENTER:~真吾くん|
|~|~〇×|真吾くんが勝つと思います。|
|~|~矢吹真吾|〇さんがおれに期待してくれてる！？&br;うおおお、頑張ります！！|
|②|>|CENTER:~ジョーさん|
|~|~〇×|ジョーさんが勝つと思います。|
|~|~ジョー・東|おっ、嬉しいねえ×ちゃん！&br;そう言ってもらえると張り切れるぜ！|
|~|~ジョー・東|さ、もっとオレのこと応援してくれよ！&br;ジョー様カッコイイ～、ってな！|
|~|~アンディ・ボガード|そんなこと言って、余所見してたら&br;負けちゃうよ、ジョー。|
|③|>|CENTER:~引き分け|
|~|~〇×|うーん……ふたりとも互角ですし、&br;引き分け……とか。|
|~|~ジョー・東|もし引き分けになったら、&br;もう一勝負と行くか、真吾！|
|~|~矢吹真吾|はいっ、受けて立ちます！|
|~|~テリー・ボガード|ふたりとも元気だな。見てるとこっちまで&br;戦いたくてウズウズするぜ。|
|~アンディ・ボガード|……それにしてもふたりとも、&br;考えなしに動きすぎじゃないかな。|
|~|もう少し、こう落ち着いて冷静に……。|
|~矢吹真吾|このっ！！|
|~ジョー・東|おっ……と……。|
|~〇×|（あっ、ジョーさんの足が&br;少しふらついた……！）|
|~矢吹真吾|隙ありっ！ ボディが、甘いぜ！！|
|~ジョー・東|へっ、甘いのはそっちだぜ！&br;おととい……来やがれえっ！！|
|~矢吹真吾|うわああっ！！|
|~テリー・ボガード|K.O.！ 真吾ダウン！&br;この勝負、ジョーの勝ちだな！|
|~矢吹真吾|いてて……やられちゃいました……。|
|~ジョー・東|へへっ、引っかかったな。&br;お前なら絶対そう来ると思ったぜ。|
|~アンディ・ボガード|……なるほど、さっき見せた隙は&br;わざとだった、っていうことだね。|
|~ジョー・東|そういうことだ。へへっ、アンディにも&br;気づかれないなんて、オレも結構やるもんだろ？|
|~アンディ・ボガード|ああ、完全に油断してたよ。さすがだね。|
|~矢吹真吾|まんまとジョーさんの策にハマっちゃいました……。&br;おれはまだまだ未熟っすね……。|
|~ジョー・東|なあに、そう落ち込むなって！&br;受け身の取り方は良かったと思うぜ。|
|~ジョー・東|悪いところ考えて落ち込むよりも、&br;いいところ探して前を向け！|
|~矢吹真吾|いいところなら、さっきのパンチは&br;我ながらいい出来だったと思うんです！|
|~矢吹真吾|なんかこう、摩擦熱で炎が出せそうっていうか……。|
|~ジョー・東|いいや、まだまだだ！ マッハを超えろ、マッハを！|
|~矢吹真吾|はい、マッハっすね！|
|~ジョー・東|よーし、もう一度組手だ！&br;お前の攻撃、全部受け止めてやるぜ！！|
|~テリー・ボガード|ふたりのバトルを見てたら熱くなってきたな！&br;俺も相手するぜ、真吾！|
|~矢吹真吾|ええっ、テリーさんまで！？&br;ふたり同時はちょっときついっす！|
|~矢吹真吾|あ、アンディさん、助けてくれませんか！？|
|~アンディ・ボガード|僕はここから皆の動きを見ているよ。&br;客観的に動きを分析する人も必要だろう？|
|~矢吹真吾|ううっ、負けるな真吾……これも試練だ……！&br;真吾キーック！！|
|~ジョー・東|おっしゃあっ！ ハリケーンアッパー！！|
|~ジョー・東|真吾！ もしオレを倒せたら、&br;次のKOFは一緒にチーム組んでやってもいいぜ！|
|~矢吹真吾|ほんとっすか！？ で、でもおれには&br;草薙さんという心に決めた人が――うわっ！|
|~ジョー・東|ははっ、そう簡単に隙を作ってちゃ&br;まだまだだぜ！ 平常心だ、平常心！|
|~矢吹真吾|はいっ、平常心ですね！！|
|~アンディ・ボガード|ははっ、ジョーも真吾も楽しそうだね。|
|~|あのふたりがチームを組む……か。&br;そういうのも面白いかもしれないな。|
|~〇×|ふふっ、そうですね。もし実現したら、&br;力いっぱいサポートしたいと思います。|
|~アンディ・ボガード|そうなったらジョーは大喜びして、&br;手が付けられないほど強くなるかもしれないね。|
|~アンディ・ボガード|ジョーは君のサポートを受けると、&br;いつも以上に力が湧いてくるみたいだから。|
|~〇×|ふふっ、そう言ってもらえると、&br;応援しがいがあります。|
|~ジョー・東|よーっし真吾！&br;次はテリーのバーンナックルを避けて見せろ！|
|~矢吹真吾|了解っす！|
|~ジョー・東|お前はまだまだでかくなれる！&br;伸びしろがめいっぱいある！|
|~ジョー・東|このオレ様の目に間違いはねえ！&br;期待してるぜ、真吾！|
#endregion
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**温泉合宿 [#SR04]
[[カード情報>カード /ジョー・東/SR 温泉合宿]]
''1話 ''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×(主人公)|はー。いいお湯だったな。&br;お肌もつるつる！|
|~ジョー・東|オラオラオラ！！|
|~〇×|（えっ！ ジョーさんの声！？）|
|~ジョー・東|シャーッ！ オレ様最強！！|
|~〇×|ジョーさん！ 何してるんですか！？|
|~ジョー・東|おう！ ×ちゃん。&br;このおっさんたちと卓球勝負よ！|
|~〇×|卓球……？|
|~旅館の客A|いや～。兄ちゃんつえーな！|
|~旅館の客B|全然かなわないよ！|
|~ジョー・東|はっはっは！|
|~〇×|急に大きな声が聞こえてびっくりしましたよ。|
|~ジョー・東|はは、わりぃわりぃ。|
|~ジョー・東|じゃ！ 迎えが来たから今日はここまでだ！|
|~旅館の客A|彼女のお迎えじゃしょーがねーな。|
|~〇×|えっ！ か……かの……！|
|~ジョー・東|おう！ またなー！|
#endregion
//----------
''2話 ''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×|（あれ？ 私自然な流れでジョーさんの部屋に……！&br;ジョーさんも普通だからいいのかな……。）|
|~ジョー・東|あっちぃー……。&br;大浴場で風呂入ったのに、また汗だくだぜ……。|
|~〇×|ふふ。卓球すごい白熱してましたもんね。|
|~ジョー・東|意外とあのおっさんたちも手練でよ。|
|~〇×|お部屋にもお風呂ついてますし、&br;もう一度、汗流してきたらどうですか？|
|~ジョー・東|んー。そうだな。&br;ちょっと行ってくるわ！|
|~〇×|（あれ？ ジョーさん着替えの浴衣忘れてる。&br;持っていってあげよう。）|
|~〇×|ジョーさん。&br;着替え、置いておきますね。|
|~ジョー・東|お、わざわざありがとな！ ×ちゃん！|
|~〇×|きゅ、急に開けないでください……！|
|~ジョー・東|ははっ。わりぃ。|
|~ジョー・東|でも、……×ちゃんと一緒に暮らしたら&br;オレらって毎日こんな感じなのかもな……。|
|~ジョー・東|なんていろいろ想像しちまうな！|
|~ジョー・東|へへっ、なんか良い気分だぜ！&br;一緒に合宿に来られてよかったな、×ちゃん。|
#endregion
-----
**夜デート [#SR05]
[[カード情報>カード /ジョー・東/SR 夜デート]]
''1話 ''
#region(ネタバレ注意)
|~ジョー・東|×ちゃん、今日の晩飯、&br;オレとあんたの分は、なしでいいぜ！|
|~〇×(主人公)|え、どうしてですか？|
|~ジョー・東|いつもあんたに美味い料理を食べさせてもらってるからな。&br;たまには、オレがいいモンをおごってやりたくてさ！|
|~ジョー・東|というわけで今日の夜、&br;オレと一緒にディナーしよう！|
|~〇×|（ディナー！？&br;……ジョーさんとふたりで！？）|
|~〇×|……はい、ぜひ！|
|~ジョー・東|よし！ それじゃあちょっと着替えてくるか……。&br;×ちゃんも、準備して待っててくれ！|
|~〇×|（わざわざ着替えるって、お洒落なところなのかな。&br;とりあえず、私も着替えてみたけど……。）|
|~ジョー・東|×ちゃん、入っていいか？|
|~〇×|はい、大丈夫です！|
|~ジョー・東|ま、待たせちまったな……。|
|~〇×|（わ、ジョーさんの格好、すごくかっこいい！&br;いつもと全然雰囲気が違う……。）|
|~ジョー・東|ど、どうしたんだよ、黙っちまって。&br;やっぱりオレにこういう服装は――|
|~〇×|いえ！&br;スーツ、似合ってますね！|
|~ジョー・東|……！ そ、そうか。|
|~ジョー・東|かっちりしたのは苦手だけどよ、&br;あんたが褒めてくれるなら悪くないな！|
|~ジョー・東|それより×ちゃんこそ、その服似合ってるな。&br;バッチリだぜ！|
|~〇×|ふふ。ありがとうございます！|
|~ジョー・東|えっと、こういうときは――&br;お手をどうぞ、だったか？|
|~〇×|（ジョーさん、すごく決まってる。&br;普段とのギャップが……ちょっとずるいな。）|
|~〇×|はい。今日はよろしくおねがいします。|
|~ジョー・東|んじゃ、今日はゆっくり歩いて行くとするか。|
#endregion
//----------
''2話 ''
#region(ネタバレ注意)
|>|ディナーを終えた帰り道――|
|~〇×|すごくおいしかったです！&br;ごちそうさまでした！|
|~ジョー・東|よーし！&br;×ちゃんが喜んでくれたんなら、よかったぜ。|
|~〇×|はい、いつもと違った雰囲気で、&br;すごくドキドキしちゃいました。|
|~ジョー・東|おっと、緊張させちまってたか？&br;そいつは悪かったな……。|
|~〇×|いえ、緊張というか……！&br;いい意味でのドキドキ、です。|
|~〇×|何より、ジョーさんがエスコートしてくれたことが&br;嬉しかったんです。|
|~ジョー・東|はは！ そういうことなら大歓迎だぜ！&br;×ちゃんはオレにドキドキしてくれてるってことだな！|
|~〇×|は、はい……そうなりますね。|
|~ジョー・東|へへ、×ちゃんにドキドキされてるって思ったら、&br;なんだかオレも高まってきたぜ！|
|~ジョー・東|この胸の高鳴り、悪くないな！&br;KOFの試合前に近い感じっていうかよ！|
|~〇×|ふふっ、スーツのジョーさんもかっこいいですし、&br;戦っている時のジョーさんもかっこいいです。|
|~ジョー・東|おっ、×ちゃんがそう言ってくれるなら、&br;次はオレの華麗な蹴りを見せてやりたくなるぜ！|
|~ジョー・東|よっしゃー！ そうと決まれば帰って稽古だな！&br;早く行こうぜ、×ちゃん！|
#endregion
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**KOFG学園 [#SR06]
[[カード情報>カード /ジョー・東/SR KOFG学園]]
''1話 ''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×(主人公)|（はあ……何だか最近、色々上手くいかないなあ。）|
|~〇×|（試験の結果も悪かったし、運動もいまいちだし……。&br;頑張ってるつもりだけど、私って要領悪いのかな……。）|
|~〇×|あれ……なんだろう？&br;賑やかな声が聞こえてくる……。|
|~？？？|フレーッ！ フレーッ！ G学ーっ！！|
|~〇×|（わあ、応援団の人たちだ……！ 練習かな？&br;そういえば、野球部の大会が近かったっけ。）|
|~？？？|うおおおおおおおおお！&br;お前ら、もっと声出してけーっ！|
|~〇×|（さっき聞こえてきたの、あの人の声だ。）|
|~〇×|（すごい声量だなあ。こんなに元気な声を聞いてると、&br;こっちまで元気が出てくるかも……！）|
|~？？？|――ふうっ！ よーし、今日はここまで！&br;押忍っ！！|
|~？？？|ん？ もしかして、入団希望か！？|
|~〇×|あっ、いえ！ そういうわけじゃないんです。&br;すみません……。|
|~？？？|なんだ、違うのか～……。|
|~？？？|けど、見学も入団もいつでも大歓迎だぜ！|
|~ジョー・東|オレは団長で3年のジョー・東だ！br応援団に興味出たら言ってくれよな！|
|~〇×|は、はい。私、2年の〇×といいます。|
|~ジョー・東|×ちゃんか！ よろしくな！|
|~〇×|（ジョー先輩……。&br;すごく明るくて素敵な人だな。）|
|~ジョー・東|ん？ んん～？|
|~〇×|な、なんですか……？|
|~ジョー・東|いや、なんかあんた、&br;落ち込んだ顔してんなーと思ってさ。|
|~〇×|あ……いえ、その――|
|~ジョー・東|そうだ！ ×ちゃん、ちょっくら付き合ってくれよ！|
|~〇×|え……？|
#endregion
//----------
''2話 ''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×|（ジョー先輩に言われるまま、&br;連れてこられたけど……なんだろう。）|
|~ジョー・東|よーし、×ちゃん！&br;今からここで、思いっ切り叫んでみようぜ！|
|~〇×|え……ええっ！？ な、なんでですか！？|
|~ジョー・東|そりゃもちろん、×ちゃんが抱えてるモヤモヤを、&br;全部吐き出すためだ！|
|~〇×|モヤモヤ……。|
|~ジョー・東|あるんだろ？&br;×ちゃんにそんな落ち込んだ顔さえちまうモヤモヤが。|
|~ジョー・東|あれこれ悩んでもどうにもならねー時は、&br;思いっきり叫ぶのが一番だぜ！|
|~ジョー・東|ほら、こうやるんだぜ！|
|~ジョー・東|うおおおおおおおおおおおっ！！|
|~〇×|（ジョー先輩の声量、すごい！&br;肌がビリビリする……！）|
|~ジョー・東|ふーっ！ やっぱデカい声出すのは気持ちがいいぜ！&br;さあ、×ちゃんもやってみな！|
|~〇×|（ちょっと恥ずかしいけど……でも、ジョー先輩を見てたら、&br;なんだかやってみたくなってきた。よし……。）|
|~〇×|わ、わーーーーーーーっ！！|
|~ジョー・東|おお～っ！ ×ちゃん、なかなか声出るじゃねーか！&br;応援団に勧誘したいくらいだぜ！|
|~〇×|はあ、はあ……。&br;こ、こんな大声出したの、久しぶりです……！|
|~ジョー・東|どうだ、スッキリしただろ！？|
|~〇×|はい！ なんだか、胸の辺りがすっとしました！|
|~ジョー・東|うんうん、イイ顔になってきたぜ！|
|~ジョー・東|よしっ！ んじゃ仕上げに、&br;オレから×ちゃんにエールを送るぜ！|
|~ジョー・東|フレーッ！ フレーッ！ ×ちゃん！！&br;頑張れ、頑張れ、×ちゃーん！！|
|~〇×|ふふっ、ありがとうございます。&br;先輩のおかげで、力が湧いてきました。|
|~ジョー・東|よっしゃー！&br;×ちゃんが元気になって、オレも嬉しいぜ！|
|~ジョー・東|また落ち込んだら、オレを呼べよ！&br;いつでもどこでも駆けつけて、応援するからな！|
#endregion
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**究極の新メニュー [#SR07]
[[カード情報>カード /ジョー・東/SR 究極の新メニュー]]
''1話 ''
#region(ネタバレ注意)
|>|『極限焼肉渋谷1号店』リニューアルオープンから&br;数日後のこと――|
|~〇×(主人公)|（……今日も売り上げは順調！&br;忙しかったけど、お客さんが喜んでくれてよかった。）|
|~〇×|（あれ？ 厨房にまだ誰かいるのかな。）|
|~〇×|ジョーさん？ もう閉店したのにどうしたんですか？|
|~ジョー・東|おっ、×ちゃんか。&br;ちょうどよかった！ 新メニューの試食してくれねえか？|
|~ジョー・東|肉の切れ端とか余りもんを使って、&br;なんか新しいメニューができないか考えてるんだ。|
|~〇×|そうなんですか。……でも、新メニューを開発するようになんて、&br;特に頼まれたりしてませんよね？|
|~ジョー・東|ああ！ 考え始めたら楽しくてよ。&br;ハマっちまったんだよな。|
|~〇×|なるほど、そういうことだったんですね。|
|~〇×|（新メニューの試食か……。）|
|①|>|CENTER:~喜んで|
|~|~〇×|もちろん、喜んで試食させていただきます！|
|~|~ジョー・東|そう来なくっちゃな！&br;そこに座って、ちょっと待っててくれ。|
|~|~ジョー・東|よーし、×ちゃんのために、気合いを入れて&br;最後の仕上げだ！|
|~|~〇×|（いい匂い……楽しみだな。）|
|②|>|CENTER:~私でよければ|
|~|~〇×|私でよければ、試食のお手伝いさせてください。|
|~|~ジョー・東|ありがとな！&br;食べて感想言ってくれればいいからよ。|
|~|~〇×|責任重大ですね……。頑張ります！|
|~ジョー・東|……よし、できた！|
|~ジョー・東|ほい、お待ちどおさん！|
|~〇×|わあ、美味しそう……！|
|~ジョー・東|へへっ、だろ？&br;見た目だけじゃなくて味もイケてると思うぜ。|
|~〇×|それでは……いただきます。|
|~〇×|……美味しい！&br;ジョーさん、これすごく美味しいです！|
|~ジョー・東|そうか！ 口に合ってよかったぜ。|
|~〇×|野菜とお肉に、甘辛いタレがよく絡んでて……。&br;それなのに、全然しつこくないんですね。|
|~〇×|これならいくらでも食べられそうです！|
|~ジョー・東|ははっ、そんなに褒めてもらえると&br;作ったかいがあったな！|
|~〇×|そういえば、ジョーさんが考えた『ファイター焼肉』も&br;大人気で、すっかりこのお店の看板メニューですね。|
|~ジョー・東|そうだな！ CMで京と八神がうまそうに&br;食べてくれたおかげだ。|
|~〇×|ふふっ……あの二人の戦いを止めるほどの味なんて、&br;なかなかないと思います。|
|~〇×|私もまかないで食べたんですけど、本当に美味しかったです。&br;あんな焼肉、生まれて初めて食べました！|
#endregion
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''2話 ''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×|ごちそうさまでした。とっても美味しかったです！|
|~ジョー・東|おう。それじゃ、早速明日から新メニューに&br;加えられねぇか、リョウに相談してみるか！|
|~〇×|リョウさんもきっと賛成してくれると思いますよ。&br;また一つ、看板メニューが増えますね。|
|~〇×|（ジョーさんにこんな特技があるなんて知らなかったな。）|
|~ジョー・東|なんだ、オレが料理するなんて意外か？|
|~〇×|え！？ い、いえ、そんなことは……。|
|~ジョー・東|ハハッ、隠さなくてもいいって。&br;顔に書いてあるぜ。|
|~ジョー・東|けど、これでも昔から料理は得意なんだ！|
|~|タイにいたときは、オレの料理がそこら辺の店よりうまいからって&br;近所の連中やチビたちまで集まってきたくらいなんだぜ。|
|~〇×|へえ……そうなんですね。&br;なんだか楽しそうです。|
|~ジョー・東|ああ！ みんなでワイワイ賑やかに食事して、楽しかったな。|
|~|けど、タイのチビたちやこの店のお客さんが喜んでくれるのは&br;もちろん嬉しいけどよ……。|
|~|何よりも、あんたがうまそうにオレの作った料理を&br;食ってくれてるのが、一番嬉しいな。|
|~〇×|ジョーさん……。|
|~|こちらこそ、こんなに美味しい料理を食べさせてくれて&br;ありがとうございます。|
|~|新メニューの試食係ができて、なんだか得しちゃいました。|
|~ジョー・東|ハハ、いい笑顔だな！|
|~|あーあ、この顔、毎日見られたらいいのにな。|
|~|……あ、そうか！ だったらオレが毎日料理すればいいのか！|
|~〇×|え！？ 毎日って、それはさすがに……！|
|~ジョー・東|いいって、気にすんなよ！&br;手始めに今日の夕飯だな。×ちゃん、何が食べたい？|
|~|ここはやっぱり肉か？ 毎日忙しいから体力つけねえとな！&br;それとも、健康的に野菜メニューにするか……。|
|~〇×|（ジョーさん、すっかり夢中になってるみたい。）|
|~|（でも、ジョーさんが作ってくれる夕ご飯……。&br;きっとすごく美味しいだろうな。）|
#endregion
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**誘いの悪魔 [#SR08]
[[カード情報>カード /ジョー・東/SR 誘いの悪魔]]
''1話 ''
#region(ネタバレ注意)
|~ジョー・東|この服、すっげー動きにくいなー……。&br;なあ×ちゃん、脱いじゃダメかー？|
|~〇×(主人公)|だ、ダメですよ！&br;もうすぐ撮影が始まりますから……！|
|~ジョー・東|ちぇー。|
|~〇×|（ウェディングフェアのキャンペーン広告に、&br;ジョーさんが出演するのもおどろきだったけど……。）|
|~〇×|（来られなくなった花嫁役の代役に、私が呼ばれるなんて……。&br;つ、務まるかなあ……。）|
|~ジョー・東|それにしても、&br;×ちゃんも、そのドレス動きにくそうだな。|
|~ジョー・東|けど、すっげーキレイだぜ！&br;こんな×ちゃんを間近で見られるのは、ラッキーだな！|
|~〇×|そ、そんな、ジョーさんったら……。|
|~ジョー・東|おっ？ ×ちゃん、顔が赤いぜ？&br;照れてんのか？|
|~〇×|もう、からかわないでください。|
|~ジョー・東|へへっ、悪い悪い。|
|~ジョー・東|はあ……それにしても、ホント窮屈だぜ。&br;息苦しいくらいだ。|
|~ジョー・東|あーっ、もうガマンできねー！|
|~〇×|えっ、ガマンできないって……ダ、ダメですってジョーさん！&br;こんなところで脱ぐなんて――！|
|~ジョー・東|うおおおおおおっ！！|
|~〇×|……え？|
|~ジョー・東|ふーっ！&br;やっぱこうして羽根を伸ばすのは最高だぜー！|
|~〇×|あ、あ……あの、ジョーさん？&br;その羽根……。|
|~ジョー・東|あ。しまった、×ちゃんの前で……。|
|~ジョー・東|まっ、バレたからには仕方ねーよなっ！|
|~ジョー・東|そう！ オレ様こそは最強の悪魔！&br;ジョー・東サマだぜー！！|
#endregion
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''2話 ''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×|あ、悪魔……？|
|~ジョー・東|おう！ 最強の悪魔だぜ！&br;次の魔王はオレ様だ！|
|~〇×|えっと、すみません。&br;お話がよくわからないんですが……。|
|~ジョー・東|ははっ、悪い悪い！ ちゃんと説明するぜ！|
|~ジョー・東|オレは悪魔としてもっと強くなるために、&br;人間界で修業してたんだ！|
|~ジョー・東|でもって、魔界にいる魔王に挑戦する！ 魔王に勝ったら、&br;オレが魔界のチャンピオン！ 次の魔王ってわけだ！|
|~ジョー・東|強くなるのに一番手っ取り早い方法は、&br;人間の魂を奪って取り込むことなんだが――|
|~〇×|ま、まさか……私の魂を？|
|~ジョー・東|うーん……最初はそのつもりだったんだけどよー。|
|~ジョー・東|×ちゃんがすっげーイイ子だってわかって、&br;そんなことできなくなっちまったんだよな。|
|~ジョー・東|それによく考えたら、他人の魂使って強くなるって、&br;なんかズルい気がしてよ！|
|~ジョー・東|オレはオレの力だけで魔王に勝つ！&br;そう決めたんだぜ！|
|~〇×|（ジョーさん……悪魔でも、ジョーさんらしいなあ。）|
|~ジョー・東|けど、不思議なんだよな。試合やトレーニングの時、&br;×ちゃんが応援してくれると……。|
|~ジョー・東|すっげー力が湧いてくるんだよなー！&br;魂を取り込んだわけでもねーのによ！|
|~ジョー・東|ん？ ってことは、×ちゃんが一緒なら、&br;オレは強くなれるってことか……？|
|~〇×|ジョーさん？|
|~ジョー・東|そうか……そうだよ！&br;いいこと考えたぜ！|
|~ジョー・東|×ちゃん、オレと一緒に魔界へ来てくれよ！|
|~〇×|ま、魔界……！？&br;でも、なんだか怖いんですが……。|
|~ジョー・東|大丈夫だ！&br;何があったって、オレがあんたを守ってやるぜ！|
|~〇×|（確かに、ジョーさんが一緒なら、&br;どこへ行っても大丈夫な気もする……。）|
|~ジョー・東|そうと決まれば――よいしょっと！|
|~〇×|わあっ！ ジョ、ジョーさん！？&br;いきなり抱き上げるなんて――！|
|~ジョー・東|安心しろ、落としたりしねーって！&br;それっ！|
|~〇×|きゃあああっ！！ と、飛んでるー！？|
|~ジョー・東|よっしゃー！ 行くぜ×ちゃん！&br;いざ魔界へ！|
|~ジョー・東|オレと一緒に、&br;魔界の頂点を目指そうぜーっ！|
#endregion
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**無人島ロマンス [#SR09]
[[カード情報>カード /ジョー・東/SR 無人島ロマンス]]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×|(リゾートに招待されたと思って来てみたら、&br;無人島で肝試しすることになるなんて……。)|
|~〇×|(肝試しを抜ければリゾートに行けるみたいだけど、&br;暗いし、雰囲気あるし、怖いかも……。)|
|~ジョー・東|よっしゃああああ！&br;行くぜ×ちゃん！！|
|~〇×|わっ、ジョーさん……！&br;なんだかやる気満々ですね？|
|~ジョー・東|おうよ、そりゃあやる気も出るってもんだ！なんたって、&br;×ちゃんとパートナーになれたんだからな！|
|~ジョー・東|肝試しは二人一組で行くって聞いた時から、&br;絶対×ちゃんと一緒に行きてーなって思ってたんだ。|
|~ジョー・東|このジョー・東様がいるからには、&br;怖いもんなんかねぇぜ、×ちゃん！|
|~〇×|ジョーさん……ありがとうございます。&br;すごく頼もしいです……！|
|~ジョー・東|おう、任せときな！|
|~ジョー・東|せっかくなら、一番乗りを目指すぜ！&br;さあ、出発ー！|
|~〇×|(元気いっぱいなジョーさんがいてくれると、&br;なんだか怖くなくなってきたな。)|
|~〇×|わっ！く、草むらから何か飛び出して――！？|
|~ジョー・東|おらぁーっ！！|
|~〇×|(あお、お化けの人形？&br;ジョーさんに蹴られて、壊れちゃったけど。)|
|~ジョー・東|大丈夫か、×ちゃん！？|
|~〇×|は、はい！ちょっとびっくりしただけで一|
|~〇×|きゃっ！？う、後ろに何か……！？|
|~ジョー・東|×ちゃん、危ねぇ！|
|~〇×|(今度は幽霊の人形……木の枝からぶらさがってたんだ。&br;ジョーさんが蹴り飛ばして、また壊れちゃった。)|
|~ジョー・東|安心しな、何が来たって大丈夫だぜ！|
|~ジョー・東|お化けだろうがなんだろうが、&br;あんたには絶対に近づかせねぇからな！！|
#endregion
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''2話''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×|あ……ビーチが見えました！|
|~ジョー・東|おっ！&br;ってことは、ゴールに到着か！|
|~ジョー・東|他に誰もいねぇってことは……オレたちが一番乗りだぜー！&br;やったな、×ちゃん！|
|~ジョー・東|肝試しっつっても、全然大したことなかったなー！|
|~〇×|(出てくる仕掛け、全部ジョーさんが壊しちゃったから……。&br;肝試しを企画した人には、ちょっと悪い気もするけど――)|
|~〇×|ジョーさんがいてくれたから、怖い思いをせずに済みました。&br;ありがとうございます。|
|~ジョー・東|へへっ、×ちゃんを守りきれてよかったぜ！|
|~ジョー・東|それにしても、海かー。&br;腹減ったし、ひと泳ぎして魚でも捕まえてぇな！|
|~〇×|も、もう夜ですし、危ないですよ！&br;明日にしましょう？|
|~ジョー・東|うーん、それもそうだな！&br;暗くちゃ魚も見えねぇし。|
|~ジョー・東|明日になったら、美味い魚いっぱい捕まえて、&br;×ちゃんに腹いっぱい食わせてやるからな！|
|~〇×|ふふっ、楽しみにしてますね。|
|~ジョー・東|任せとけー！&br;でっかい魚捕まえてやるぜ！|
|~ジョー・東|あっ！でっかいワニもいるかな！？|
|~〇×|え？&br;海にワニはいないんじゃ……。|
|~ジョー・東|そうか？&br;じゃ、サメでもいいか！|
|~〇×|ええっ！？危ないですよ、&br;ジョーさんが食べられたら大変じゃないですか！|
|~ジョー・東|はーっはっは！&br;最強のジョー様がサメなんかに負けるわけねーだろ！|
|~〇×|ジョーさんったら……ふふふっ。|
|~〇×|(ジョーさん、本当に頼もしくて楽しい人だな。)|
|~ジョー・東|しかし、そろそろ他の連中も、&br;肝試しを抜けてきそうだな。|
|~〇×|そうですね。みなさんと合流できそうで、よかったです。|
|~ジョー・東|うーん、オレはちょっと残念かなー。|
|~〇×|えっ？どうしてですか？|
|~ジョー・東|……もうちょっと、×ちゃんと二人っきりで、&br;海を眺めていたかったからよ。|
|~〇×|……！ジョーさん……。|
|~ジョー・東|そうだ！なあ×ちゃん。&br;他の奴らが来る前に――|
|~ジョー・東|どっか二人になれそうなとこ、探さねぇ？|
#endregion
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**夢見Night [#SR10]
[[カード情報>カード /ジョー・東/SR 夢見Night]]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
|~ジョー・東|なあ、×ちゃん。&br;どっかに余ってるパジャマがあったら、貸してくれねーかな？|
|~ジョー・東|今夜着るパジャマがなくなっちまってよ。|
|~〇×|それはまた、どうしたんですか？|
|~ジョー・東|いつも着てるやつ、洗濯に出せなかったんだよ。|
|~ジョー・東|洗濯物は時間までに出しとけって、&br;ビリーに言われてたの、すっかり忘れててよぉ……。|
|~ジョー・東|後から出そうとしたら、テメェだけ特別扱いはしねェ！&br;って洗濯してもらえなくてよ。ビリーのやつ、厳しいぜ……。|
|~ジョー・東|このままじゃ今夜は裸で寝ることになっちまいそうで|
|~ジョー・東|……ま、いいか？|
|~〇×|よ、よくないです！ 風邪引いちゃいますよ！|
|~〇×|そうだ、新品のパジャマがあったはずです。&br;ちょっと待っててくださいね。|
|~ジョー・東|ホントか！？ 助かるぜ！|
|~ジョー・東|……おいおい、&br;こりゃずいぶんと可愛らしいパジャマじゃねーか……。|
|~〇×|す、すみません……これしかなくて。|
|~〇×|商店街のくじ引きで当たった、&br;男女ペアのパジャマなんです。|
|~ジョー・東|男女ペア？ じゃあ、女物は……。|
|~〇×|私が使わせてもらってます。&br;同じ柄で、可愛いなあと思ったので。|
|~ジョー・東|じゃあこれ、×ちゃんとお揃いってことか！？|
|~〇×|あ……そうなりますね。|
|~ジョー・東|それならさっそく着てみるぜ！|
|~〇×|どうですか、ジョーさん？|
|~ジョー・東|おう！ このパジャマけっこう動きやすいな！&br;寝返りがうちやすそうだぜ！|
|~〇×|よかった、サイズも大丈夫みたいですね。|
|~ジョー・東|ありがとよ、×ちゃん！ 今夜はよく眠れそうだぜ！|
#endregion
//----------
''2話''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×|(ふう、なんだか目が覚めちゃったなあ……。&br;お水でも飲んでこようかな？)|
|~ジョー・東|×ちゃん、まだ起きてんのか？ 夜更かしなら付き合うぜ。|
|~〇×|あれ、ジョーさんこそ&br;まだ起きてたんですか？|
|~ジョー・東|テリーたちと部屋でちょっとばかし&br;飲んでたんだ。|
|~〇×|ふふ、パジャマでパーティーですね。|
|~ジョー・東|あんたとお揃いなんだって&br;テリーやアンディに見せつけてやったぜ！|
|~〇×|(テリーさんとアンディさん、どんな反応したんだろう……。)|
|~ジョー・東|けど、しまったなー。どうせなら、&br;×ちゃんと並んで見せびらかせばよかったぜ！|
|~〇×|そ、それはちょっと……恥ずかしいです……！|
|~〇×|(でも、そんなに喜んでくれたなんて……嬉しいかも。)|
|~ジョー・東|お？ 机の上にあるの、格闘技の雑誌じゃねーか？|
|~〇×|はい。まだまだ知らないことが多いので、勉強しておきたくて。|
|~ジョー・東|×ちゃんは相変わらず熱心なマネージャーだなあ！|
|~ジョー・東|あれ？ 表紙にムエタイ特集って書いてあるじゃねーか！&br;オレも見ていいか？|
|~〇×|ええ、もちろんです。どうぞ。|
|~ジョー・東|おっ！ このインタビューされてる選手、&br;大会で闘ったことがあるぜ！|
|~〇×|本当ですか？ さすがチャンピオンですね、ジョーさん！|
|~ジョー・東|こいつ、けっこう強かったな。&br;今も活躍してるみたいで嬉しいぜ。|
|~ジョー・東|キックの威力は軸足の回転で決まるんだけど、&br;こいつはなかなかの回転力だったぜ！|
|~ジョー・東|ま、オレ様のハリケーンには敵わなかったけどな！|
|~〇×|なるほど……ジョーさんのお話、勉強になります。|
|~ジョー・東|そうか？&br;×ちゃんがムエタイに興味持ってくれて嬉しいぜ！|
|~ジョー・東|ゆくゆくはオレだけの専属マネージャーになってくれたら、&br;もっと嬉しいんだけどなあ……。|
|~〇×|ジョーさん……。|
|~ジョー・東|へへ……そのためなら、なんでも教えるからさ。&br;わからないことは、何でも聞いてくれよな！|
|~ジョー・東|……おっと！ こんな時間につい話し込んで悪かったな。&br;また明日会おうぜ、×ちゃん！|
|~〇×|ふふ。お話できてよかったです。&br;おやすみなさい、ジョーさん！|
|~〇×|(ジョーさんに元気をもらって、&br;今夜は良い夢が見られそうだな|
#endregion
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**ハロウィン [#SR11]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
|~ジョー・東|おーい！&br;×ちゃん、いるかー！？|
|~〇×|あれ！？ジョーさん、&br;どうしたんですか、その格好！|
|~ジョー・東|はっはっは！&br;実は警察官に転職してよー！|
|~〇×|ええっ！？&br;そ、そうなんですか！？|
|~ジョー・東|はっはっは！！冗談だ！&br;こいつは、ハロウィンの仮装だよ！|
|~ジョー・東|町内会で仮装パーティーをやるからって、&br;近所のガキどもに誘われてよー！|
|~〇×|なんだ、そういうことだったんですね。|
|~〇×|(警察官の制服か……仮装でも、&br;ジョーさんがかっちりした格好してるのって、新鮮だなあ。)|
|~ジョー・東|な、×ちゃんも一緒に行こうぜ！|
|~〇×|楽しそうですね！&br;ぜひ行きたいです。|
|~〇×|あ、でも私、衣装を持っていなくって……。|
|~ジョー・東|心配すんな！そうだろうと思って用意してきたんだ！&br;オレとお揃いだぜ！|
|~〇×|ジョーさんとお揃い？&br;ということは――|
|~〇×|お……お待たせしました！&br;準備、できました……！|
|~ジョー・東|おう！&br;んじゃさっそく行くか一|
|~ジョー・東|お、おお……！？×ちゃん、&br;思ってた以上に制服が似合うぜ！|
|~ジョー・東|しかし、なんか……あれだな。&br;いつもと雰囲気が違うな。|
|~〇×|そ、そうでしょうか？|
|~ジョー・東|おう。普段の×ちゃんは、&br;やわらかい感じだけどよ。|
|~ジョー・東|今はなんかこう……キリッとした感じがするぜ！|
|~ジョー・東|へへっ、何かやらかしたら、&br;お巡りさんに叱られそうだな！|
|~〇×|もう。そんなことしませんよ。&br;……あ、そうだ。|
#endregion
//----------
''2話''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×|道場にあったお菓子をまとめて、&br;子供たちに渡す分を用意したんです。|
|~ジョー・東|おっ、すげえ量だな！&br;カゴいっぱいじゃねぇか。&br;ガキども、きっと喜ぶぜ！|
|~ジョー・東|それにしても……なんか小腹減って来たな。|
|~ジョー・東|なあ×ちゃん、そのカゴのお菓子、&br;ちょっと食ってもいいか？|
|~〇×|えっ、でも……。|
|~ジョー・東|ちゃんとガキどもの分は残しとくって！&br;ちょっとだけ、な！？|
|~〇×|(う~ん、確かにお菓子はたくさんあるから、&br;少しくらいなら構わないんだけど――)|
|~〇×|(……ちょっとだけ、悪戯しちゃおうかな。)|
|~ジョー・東|んじゃ、いただきま|
|~〇×|こら、ジョーさん！&br;ダメですよ！|
|~ジョー・東|へ！？|
|~〇×|つまみ食いなんてしちゃダメですよ！&br;現行犯で逮捕します！|
|~ジョー・東|た、逮捕！？&br;×ちゃん……！？|
|~〇×|なんて……ふふ、すみません。|
|~〇×|ジョーさんがさっき、叱られそうだって言ったから、&br;ちょっと便乗してみました。|
|~ジョー・東|び、びっくりした.....！&br;本当に叱られたのかと思ったぜ……。|
|~〇×|あ……ごめんなさい、&br;ちょっと悪乗りでしたよね……。|
|~ジョー・東|いや、なんつーか……悪くなかったぜ。|
|~ジョー・東|オレがバカなことやらかしたら、&br;×ちゃんがこうして叱ってくれるのかと思うと――|
|~ジョー・東|なんか、心強い感じがするからよ！|
|~〇×|ジョーさん……。|
|~ジョー・東|それに、×ちゃんの怒った顔も、&br;可愛かったしな！|
|~〇×|っ……も、もう、ジョーさんったら！&br;からかうと、本当に怒っちゃいますよ？|
|~ジョー・東|おっと！&br;怖い怖い！|
|~ジョー・東|へへっ。お巡りさんにこれ以上叱られねーように、&br;今夜はいい子にするからさ！|
|~ジョー・東|今度は悪戯じゃなく、ご褒美くれよな！|
#endregion
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**いつだって真剣勝負！ [#SR12]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
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''2話''
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**ハロウィン [#SR11]
[[カード情報>カード /ジョー・東/SR ハロウィン]]
**Callin' [#SR13]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
|~ジョー・東|おーい！&br;×ちゃん、いるかー！？|
|~〇×|あれ！？ジョーさん、&br;どうしたんですか、その格好！|
|~ジョー・東|はっはっは！&br;実は警察官に転職してよー！|
|~〇×|ええっ！？&br;そ、そうなんですか！？|
|~ジョー・東|はっはっは！！冗談だ！&br;こいつは、ハロウィンの仮装だよ！|
|~ジョー・東|町内会で仮装パーティーをやるからって、&br;近所のガキどもに誘われてよー！|
|~〇×|なんだ、そういうことだったんですね。|
|~〇×|(警察官の制服か……仮装でも、&br;ジョーさんがかっちりした格好してるのって、新鮮だなあ。)|
|~ジョー・東|な、×ちゃんも一緒に行こうぜ！|
|~〇×|楽しそうですね！&br;ぜひ行きたいです。|
|~〇×|あ、でも私、衣装を持っていなくって……。|
|~ジョー・東|心配すんな！そうだろうと思って用意してきたんだ！&br;オレとお揃いだぜ！|
|~〇×|ジョーさんとお揃い？&br;ということは――|
|~〇×|お……お待たせしました！&br;準備、できました……！|
|~ジョー・東|おう！&br;んじゃさっそく行くか一|
|~ジョー・東|お、おお……！？×ちゃん、&br;思ってた以上に制服が似合うぜ！|
|~ジョー・東|しかし、なんか……あれだな。&br;いつもと雰囲気が違うな。|
|~〇×|そ、そうでしょうか？|
|~ジョー・東|おう。普段の×ちゃんは、&br;やわらかい感じだけどよ。|
|~ジョー・東|今はなんかこう……キリッとした感じがするぜ！|
|~ジョー・東|へへっ、何かやらかしたら、&br;お巡りさんに叱られそうだな！|
|~〇×|もう。そんなことしませんよ。&br;……あ、そうだ。|
|>|ライブ終了後、楽屋――|
|~ジョー・東|×ちゃん！&br;見ててくれたか？ オレ様の最っ高のライブ！|
|~〇×|はい！ ステージ袖から見せてもらいました！|
|~〇×|ジョーさんもビリーさんもすごく楽しそうで、&br;片時も目を離せなかったです！|
|~ジョー・東|そうなんだよ！|
|~ジョー・東|なんていうかこう……一人で歌ってるときとは全然違って&br;とにかく最高だったんだ！|
|~ジョー・東|ビリーの歌が、オレにもっと出来んだろって&br;言ってるみてえでよお！|
|~ジョー・東|気づいたら、今までと全然違う歌が歌えてたんだ！|
|~ジョー・東|それを聴いてる客席の熱も伝わってきて――|
|~ジョー・東|なんつーか、格闘技で対戦相手と対峙してるときと&br;同じ感じがしたぜ。|
|~ジョー・東|真剣勝負の中で相手の気持ちがわかるみたいに、&br;客席がもっとオレたちの音楽を欲しがってるのがわかって――|
|~ジョー・東|すげえ燃えたぜ！！|
|~〇×|ジョーさんの言ってること、私も感じてました。|
|~〇×|この曲はこうやって歌われたがってたんだなって。|
|~ジョー・東|×ちゃんもそう思うか？|
|~ジョー・東|は一……なんであのときオレもビリーもこの歌い方が&br;出来なかったんだ……！|
|~ジョー・東|出来るなら、もう一回レコーディングし直したいぜ……。|
|~〇×|出来ますよ。|
|~ジョー・東|え？ 出来るのか？？|
|~〇×|はい。|
|~〇×|前回のレコーディングのとき、ジョーさんもビリーさんも&br;全然納得できないって顔してましたから。|
|~〇×|もしかしたら今回のライブを通して何かつかめるかもしれない&br;と思ってスタッフと連絡を取って調整していたんです。|
|~〇×|でもそれがちょっと急で、明日の夕方からとかなんですが……。|
#endregion
//----------
''2話''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×|道場にあったお菓子をまとめて、&br;子供たちに渡す分を用意したんです。|
|~ジョー・東|おっ、すげえ量だな！&br;カゴいっぱいじゃねぇか。&br;ガキども、きっと喜ぶぜ！|
|~ジョー・東|それにしても……なんか小腹減って来たな。|
|~ジョー・東|なあ×ちゃん、そのカゴのお菓子、&br;ちょっと食ってもいいか？|
|~〇×|えっ、でも……。|
|~ジョー・東|ちゃんとガキどもの分は残しとくって！&br;ちょっとだけ、な！？|
|~〇×|(う~ん、確かにお菓子はたくさんあるから、&br;少しくらいなら構わないんだけど――)|
|~〇×|(……ちょっとだけ、悪戯しちゃおうかな。)|
|~ジョー・東|んじゃ、いただきま|
|~〇×|こら、ジョーさん！&br;ダメですよ！|
|~ジョー・東|へ！？|
|~〇×|つまみ食いなんてしちゃダメですよ！&br;現行犯で逮捕します！|
|~ジョー・東|た、逮捕！？&br;×ちゃん……！？|
|~〇×|なんて……ふふ、すみません。|
|~〇×|ジョーさんがさっき、叱られそうだって言ったから、&br;ちょっと便乗してみました。|
|~ジョー・東|び、びっくりした.....！&br;本当に叱られたのかと思ったぜ……。|
|~〇×|あ……ごめんなさい、&br;ちょっと悪乗りでしたよね……。|
|~ジョー・東|いや、なんつーか……悪くなかったぜ。|
|~ジョー・東|オレがバカなことやらかしたら、&br;×ちゃんがこうして叱ってくれるのかと思うと――|
|~ジョー・東|なんか、心強い感じがするからよ！|
|~ジョー・東|もう一回レコーディングできるなんて信じらんねえぜ……！|
|~〇×|慣れない音楽にあんな風に全力で取り組んでくれるジョーさんたち&br;なら、きっと新しい刺激で何か気づくことがあるはず。|
|~〇×|だから私も、できることを全部して&br;ジョーさんたちのサポートをしようって思ったんです。|
|~ジョー・東|……×ちゃんはすごいな。|
|~〇×|私はちっともすごくなんてないですよ。&br;すごいのはみなさんで|
|~ジョー・東|いや、×ちゃんはすごい。|
|~ジョー・東|だってオレでもわかってなかったオレのことを、&br;×ちゃんはちゃんとわかってくれてたじゃねえか。|
|~〇×|……そう、でしょうか？|
|~〇×|ジョーさんにそう言われると、なんだか少し自信になります。|
|~〇×|私、もっとみなさんの助けになれるようになりたいんです。|
|~ジョー・東|あんたは充分オレたちの助けになってるよ。&br;それに|
|~〇×|……？&br;それに、なんですか？|
|~ジョー・東|なあ×ちゃん。今度のレコーディング、オレの歌……。&br;真正面で聴いててくれねえか？|
|~〇×|それは構わないですけど……。|
|~ジョー・東|オレの全力の想いを乗せた歌をあんたに届けたらどんな想いが&br;返ってくるのか、知りたくなった。|
|~〇×|……っ！|
|①|>|CENTER:~そんなの知ってどうするんですか！|
|~|~〇×|そ、そんなの知ってどうするんですか！|
|~|~ジョー・東|別にどうもしないぜ？&br;ただオレが知りたいだけ。|
|~|~ジョー・東|でもそうだな……オレと同じ気持ちだったら嬉しいだろうな。|
|~|~〇×|(そんなの……同じに決まってるのに……！)|
|~|~〇×|(顔が熱い……なんて言葉を返せばいいのかわからない……。)|
|②|>|CENTER:~……もう知ってるじゃないですか|
|~|~〇×|……そんなの、もう知ってるじゃないですか。|
|~|~ジョー・東|あはは、知ってるけど知りたいんだよ。|
|~|~ジョー・東|オレの歌にあんたが何を返してくれるのか感じたい。|
|~|~〇×|……他にも人がいるのに恥ずかし過ぎます。|
|~|~ジョー・東|そうか？&br;周りの事なんて気にする事ないだろ。|
|~|~ジョー・東|オレの歌を聴いて、オレのことだけ考えててくれ。|
|~〇×|(顔が熱い……なんて言葉を返せばいいのかわからない……。)|
|~ジョー・東|あはは、真っ赤だな×ちゃん。&br;すごく抱きしめたくなる顔してるぞ。|
|~〇×|……ジョーさんがそうさせてるんじゃないですか。|
|~ジョー・東|ああ、そうだな！|
|~〇×|そうだなって一|
|~ジョー・東|だから、責任もって抱きしめてもいいか？|
|~〇×|……はい。|
|~ジョー・東|あ、オレもうひとつあんたのすごいところに気づいちまったぜ。|
|~〇×|……なんですか？|
|~ジョー・東|あんたは、オレを幸せにする天才だ。|
|~ジョー・東|今だってこうして抱きしめてるだけで腹の奥の方から&br;幸せだーって気持ちが溢れてくる。|
|~ジョー・東|最高だぜ、×ちゃん。|
|~ジョー・東|あんた以上の奴なんて世界中探してもどこにもいないぜ！|
#endregion
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**1stアニバーサリー [#SR14]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×|久しぶりになんの予定もないなあ。&br;せっかくのお休みだけど、どうしよう……？|
|~ジョー・東|よう、×ちゃん。|
|~〇×|あ、ジョーさん。これから稽古ですか？|
|~ジョー・東|いや、×ちゃんに会いにきたんだ。&br;今日は休みなんだろ？ 一緒にどっか行こうぜ！|
|~〇×|(お出かけか……仕事が続いてたし、&br;リフレッシュするにはいいかも！)|
|~〇×|私で良ければ、ぜひ。&br;どこか行きたいところでもあるんですか？|
|~ジョー・東|行きたいところっつうか、連れて行きたいところだな。&br;とりあえず、支度してきな！|
|~〇×|はい！|
|~ジョー・東|まずは肉食って精を付けるぜ！|
|~〇×|わぁ、お昼から焼き肉なんて贅沢ですね！|
|~ジョー・東|お、その反応は手応えありって感じだな！ &br;連れてきて正解だったぜ！|
|~〇×|ふふ、焼き肉なんて久しぶりなので嬉しいです！|
|~ジョー・東|×ちゃんはいつもオレたちのために &br;頑張ってくれてるからな。|
|~ジョー・東|これはその礼だ！&br;じゃんじゃん頼んで、食い倒れてくれよ！|
|~〇×|ジョーさん……。|
|~ジョー・東|それに、×ちゃんの怒った顔も、&br;可愛かったしな！|
|~〇×|っ……も、もう、ジョーさんったら！&br;からかうと、本当に怒っちゃいますよ？|
|~ジョー・東|おっと！&br;怖い怖い！|
|~ジョー・東|へへっ。お巡りさんにこれ以上叱られねーように、&br;今夜はいい子にするからさ！|
|~ジョー・東|今度は悪戯じゃなく、ご褒美くれよな！|
|~〇×|(もしかして、今日は私を労うために &br;連れ出してくれたのかな？)|
|~〇×|ありがとうございます。&br;それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらいます！|
|~ジョー・東|おう！|
#endregion
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''2話''
#region(ネタバレ注意)
|~ジョー・東|どうだ？ 腹いっぱいになったか？|
|~〇×|はい、すごく満たされました！|
|~ジョー・東|そりゃ、良かった！&br;落ちついたら、次の場所に行くぞ！|
|~〇×|次？ どこに行くんですか？|
|~ジョー・東|へへ、それを先に言っちまったらつまらねえだろ。&br;ま、楽しみにしててくれ！|
|~ジョー・東|着いたぜ、ここだ！|
|~〇×|次の場所って、海だったんですね！|
|~ジョー・東|ああ、デートスポットっていやぁ、&br;海だからな！|
|~〇×|(デ、デートスポット……。&br;そっか、ふたりで出かけたらデートだもんね……|
|~ジョー・東|それにしても誰もいねぇな……。|
|~ジョー・東|この広い浜辺を独り占めか。&br;いや、ふたりだからふたり占めだな！|
|~〇×|ふふ、そうですね。|
|~〇×|わっ……！&br;さすがにこの時期の海風は冷たいですね。|
|~ジョー・東|そうだな……。&br;まだいけると思ったんだが、ちょっと寒いか……。|
|~ジョー・東|おっし、いいこと思いついたぜ！&br;×ちゃん、オレ様を捕まえてみろ！|
|~〇×|え？|
|~ジョー・東|ほらほら、早く捕まえてくれねぇと &br;オレ様、ひとりで走ることになっちまうぜ。|
|~〇×|え、あ、ちょっと待ってください！&br;……えいっ！|
|~ジョー・東|よっ！|
|~〇×|(避けられた……！)|
|~ジョー・東|はは、そんなんじゃ捕まえられねえぜ？|
|~〇×|それなら……えいっ！|
|~ジョー・東|おっ！ はは、今のは惜しかったな。&br;あとちょっとだった！|
|~ジョー・東|―って、おわっ！|
|~〇×|(あ、今なら……！)|
|~〇×|タッチ……！ 捕まえましたよ！|
|~ジョー・東|砂で足を取られてる間に……。&br;こりゃ、一本取られたな！|
|~〇×|ふふ、走ったら体が温まりました。&br;冬の海も良いですね！|
|~ジョー・東|だな！ 喜んでもらえたみたいで良かった！|
|~ジョー・東|お、そうだ！ 体もあったまったところだし、&br;砂で家でも作るか、でっかいやつ！|
|~ジョー・東|せっかくだし、オレたちだけの浜辺を &br;楽しみつくそうぜ！|
|~〇×|はい！|
|~〇×|(ふふ。ジョーさんとならどんな場所でも楽しめる。&br;思いがけず楽しいお休みになったな。)|
#endregion
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**輝きのXmas Nighter [#SR15]
''1話''
#region(ネタバレ注意)
|~〇×|(今日はクリスマス・イブ。&br;ジョーさんに誘われてやってきたのは――)|
|~ジョー・東|おっ。雪、いい感じに積もってるな！|
|~ジョー・東|これぞホワイトクリスマス！&br;東京にいたんじゃ、こうはいかないもんなあ。|
|~〇×|はいっ！ ……あ、見てください、ジョーさん。&br;大きなクリスマスツリーがありますよ。|
|~ジョー・東|うわっ、本当だ。&br;すっげぇ……あれ、本物の樹を使ってんのか。|
|~ジョー・東|あんなにきれいに飾りつけてもらえたら、&br;きっと樹の奴も嬉しいだろうなあ。|
|~ジョー・東|……よし！&br;今日はあのツリーを眺めながら、日帰りスキーを楽しもうぜ！|
|~ジョー・東|ん？ なんだ、リフト動いてないのか？|
|~スキー場スタッフ|申し訳ございません！ リフトはただいま調整中でして……。&br;復旧するまで、しばらくお待ちください。|
|~ジョー・東|か～っ。いきなり出鼻をくじかれちまったな……。|
|~ジョー・東|ま、こういうこともあるか。&br;コーヒーでも飲んで、ちょっと待とうぜ。|
|~ジョー・東|……リフト、全然動かないな。|
|~〇×|まだ時間かかりそうですね……。|
|~ジョー・東|待ってる間、ヒマだなー。|
|~ジョー・東|……お！ もしかして、あそこにあるのって……。|
|~ジョー・東|×ちゃん、ちょっとここで待っててくれ！&br;すぐ戻る！|
|~〇×|え、ジョーさん！？&br;……行っちゃった。|
|~〇×|(すごくウキウキしてたみたいだけど……。&br;いったい何を見つけたんだろう？)|
|~ジョー・東|お待たせ！&br;見てくれ、×ちゃん。いいもん持ってきたぜ！|
|~〇×|あ、雪ぞり！&br;どこで見つけてきたんですか？|
|~ジョー・東|向こうに雪遊びゾーンがあってな。そこで借りてきた。&br;リフトが動くまで、これで時間をつぶそうぜ！|
|~ジョー・東|お！？お、お、お……うわぁっ！|
|~〇×|大丈夫ですか、ジョーさん！？|
|~ジョー・東|あっはは～。派手に横転しちまった……。|
|~ジョー・東|次はふたり乗りでもしてみるか！|
|~〇×|えっ！？|
|~ジョー・東|×ちゃんは、オレの前な！|
|~ジョー・東|よっしゃー、行くぜー！|
|~〇×|わ……わわっ！ は、速い！&br;でも、すっごく楽しいです！|
|~ジョー・東|だろー！？ 行くぜーーっ！|
|~〇×|あ……ああっ！ 転ぶ……！&br;きゃーー！|
|~ジョー・東|クラッシュだーーっ！|
#endregion
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''2話''
#region(ネタバレ注意)
|~ジョー・東|雪ぞりが楽しくて、すっかり忘れてたけど、&br;リフトいつ直るんだ？ さすがに遅すぎだろ。|
|~〇×|ですよね……。|
|①|>|CENTER:~もう少し待ちましょう|
|~|~〇×|せっかくスキー場まで来たんですから、&br;もう少し待ちましょうか。|
|~|~ジョー・東|だよな！&br;このまま帰るなんて、もったいないもんな。|
|~|~ジョー・東|オレも、もっと×ちゃんと一緒に、&br;ホワイトクリスマスを楽しみたいし……さ。|
|②|>|CENTER:~そろそろ帰りましょうか|
|~|~〇×|もう夕方ですし、そろそろ帰りましょうか？|
|~|~ジョー・東|……いや！ もうちょっと待ってくれないか！&br;今日の目的、まだ果たせてないんだ。|
|~|~〇×|目的……？|
|~ジョー・東|お！ やっとリフトが動き始めたぞ。|
|~アナウンス|お客様にお知らせします。&br;本日、当スキー場では、ナイター営業を行います……。|
|~ジョー・東|ヘー！ 結構遅い時間まで営業するんだな。&br;ゲレンデにキャンドルも灯るって言ってるぞ！|
|~ジョー・東|あのクリスマスツリーもライトアップされるみたいだし、&br;これは滑るっきゃないだろ。|
|~ジョー・東|×ちゃん。ちょっと遅くなっちまったけど……。&br;時間いっぱいまで、一緒にスキーを満喫しようぜ！|
|~〇×|はい！|
|~ジョー・東|ひゃっほー！|
|~〇×|わ！ ジョーさん、速い……！|
|~〇×|(ジョーさん、スキーも上手なんだ。&br;あれだけ速く滑れると、気持ち良さそう……。)|
|~〇×|(あれ？ ジョーさんが止まった。&br;もしかして、私を待ってくれてる？)|
|~〇×|ジョーさん、どうしたんですか？|
|~ジョー・東|いや……改めて×ちゃんにお礼が言いたい、と思ってさ。|
|~ジョー・東|今日はありがとうな。&br;オレのワガママに付き合ってくれて。|
|~〇×|ワガママだなんて、そんな。&br;誘ってくれて、すごく嬉しかったです。|
|~〇×|一面の雪景色の中で、ジョーさんと一緒にクリスマス・イブを&br;過ごすことができて……お礼を言うのは、私の方です。|
|~ジョー・東|×ちゃん……。|
|~ジョー・東|っ……。|
|~〇×|( ……？&br;ジョーさん、ポケットの中から何かを取り出そうとしてる？)|
|~ジョー・東|これ……よかったら、受け取ってくれ！|
|~〇×|これは……？|
|~ジョー・東|クリスマスプレゼント！&br;その……よかったらここで開けて、つけてみてくれよ。|
|~〇×|わぁ、かわいいブレスレット！&br;これ、雪の結晶がモチーフになってるんですね。|
|~ジョー・東|ああ。&br;……その顔を見るに、気に入ってもらえたみたいだな。|
|~ジョー・東|こういうの選ぶの初めてだったから、気に入ってもらえるか&br;少し心配だったんだ。……喜んでもらえて、よかった。|
|~ジョー・東|それを見たときさ。&br;絶対に雪景色の中で渡したいって思ったんだ。|
|~ジョー・東|ここに来るまでの間も、この雪景色と、それを渡したときの&br;×ちゃんの顔をずーっと想像してた。|
|~ジョー・東|だから今日、一緒にスキー場に来ることができて、&br;ほんとによかったと思ってる！|
|~〇×|(だから、わざわざこんな遠くまで連れてきてくれたんだ……。)|
|~〇×|ありがとうございます、ジョーさん。&br;……じゃあ、早速つけてみますね。|
|~〇×|どうですか？|
|~ジョー・東|バッチリ似合ってる。オレの思ったとおりだ。|
|~〇×|よかっ……へっくしゅん！|
|~ジョー・東|って、悪い悪い！&br;こんなところで手袋ナシじゃ寒いよな。|
|~ジョー・東|ほら、手袋つけてやるよ。|
|~ジョー・東|これでよしっと……。&br;なあ×ちゃん。このまま手をつないで、一緒に滑ろうぜ。|
|~ジョー・東|オレの手、放したらダメだからな。&br;……それじゃ、行くぜー！|
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**新年'21 [#SR16]
''1話''
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''2話''
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