リョウ・サカザキ | 〇、今日は買い物に付き合ってくれてありがとう。 おかげで、妹の誕生日プレゼントが買えたよ。 |
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〇× | いえ、お手伝いができたなら良かったです。 妹さん、喜んでくれるといいですね。 |
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リョウ・サカザキ | そうだな。今年は〇も一緒に選んでくれたし、 少なくとも、文句は言われずに済むだろう。 |
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リョウ・サカザキ | えーと、あとはだな……、 〇に、今日のお礼をしたいんだが……。 |
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〇× | お礼、ですか? |
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リョウ・サカザキ | 今日、買い物に付き合ってくれただろう。 そのお礼をさせてほしいんだ。 |
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〇× | いえ、気にしないでください。 私、今日すごく楽しかったんですから。 |
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リョウ・サカザキ | いいや、それでは俺の気が済まない。 頼む。礼をさせてくれ。 |
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〇× | ……わかりました。 ありがとうございます。 |
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リョウ・サカザキ | 良かった! よし、それじゃあ行ってくる! |
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〇× | え? 行ってくるって……? ちょ、ちょっとリョウさん!? |
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〇× | ま、待ってください! どこに行くんですか!? |
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〇× | はあ……はあ……。リョ、リョウさんはどこ……。 |
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〇× | (あれ? リョウさんを追いかけて着いたここって……。 さっき妹さんへのプレゼントを買ったお店だ。) |
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リョウ・サカザキ | あ、〇!? 追いかけてきてくれたのか? |
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リョウ・サカザキ | すまん、〇を置いて行ってしまって。 けっこう走っただろう。大丈夫か? |
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① | びっくりしました |
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〇× | ちょっとびっくりしましたけど大丈夫です。 それより、リョウさんを見失わなくて良かった……。 |
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リョウ・サカザキ | いや、俺が悪かった。早く礼を渡したいと思ったら、 『待っててくれ』と言う前に、つい身体が動いてしまった。 |
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② | 疲れちゃいました |
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〇× | ……はあ……はあ……だ、大丈夫です。 で、でもちょっと、疲れちゃいました……。 |
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リョウ・サカザキ | 無理をさせてしまって、本当にすまない……! 早く礼を渡したいと思ったら、走り出してしまった……。 |
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〇× | ……もしかして、私に何かお礼をしてくださるために、 このお店に走って来たんですか? |
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リョウ・サカザキ | ああ。〇が喜ぶものを渡したいと思ってな。 ……これ、なんだが―― |
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〇× | え? ……そのキーホルダーって――? |
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〇× | (私が『こんなプレゼントを贈られたい』って 言ったやつ……だおね?) |
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リョウ・サカザキ | さっき、これを〇が、 随分気に入っていたように見えたんだが……。 |
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リョウ・サカザキ | 俺は、女性の気持ちに鈍感だからな。 間違っていたらすまん。 |
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〇× | 間違ってないです。これ、素敵だなって思ってました。 ありがとうございます。すごく嬉しいです……! |
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リョウ・サカザキ | そ、そうか、良かった……! |
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リョウ・サカザキ | ……はあ。妹以外の女性に、プレゼントを贈ることなど、 あまり経験していないから、ものすごく緊張したぞ。 |
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〇× | 緊張するほど真剣に、私に何を贈るか考えてくれたんですね。 |
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リョウ・サカザキ | ああ、買い物にい付き合ってくれた礼なんだ、当然だ。 それに、絶対に〇が喜ぶものを、贈りたかったからな。 |
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〇× | (そんなふうに思ってもらえるなんて、嬉しいな。) |
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リョウ・サカザキ | ……〇に喜んでもらえてほっとしたせいか、 どうも腹が減ってきたな。 |
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〇× | それじゃあ、どこかにお茶をしに行きましょうか? |
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リョウ・サカザキ | そうだな! それはいい考えだ。 |
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〇× | じゃあ、どこかお店に入りましょう。 うーん、このあたりだと、そうですねえ……。 |
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リョウ・サカザキ | 待ってくれ、今日は〇に、妹へのプレゼントを買う店を 考えてもらったからな。 茶をする店は俺が考えよう。 |
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〇× | ふふっ……、それじゃあお願いします。 |
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リョウ・サカザキ | よし、どこにするか……。 あれだな、やはりたくさん食べられる店がいいだろうか? |
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リョウ・サカザキ | ……あ、いや、腹が減ってるからつい。 〇は、料理の量が多いかは、気にならないよな。 |
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リョウ・サカザキ | 俺は、女性が好きそうなしゃれた店は知らないからなあ。 ……ううむ。選ぶと言っておいて、すまん。 |
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〇× | でも、私はリョウさんが選んでくれたお店に行きたいですよ? 私と行きたいところを選んでくれるのが、嬉しいんです。 |
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リョウ・サカザキ | そうか、ありがとう。 それじゃあ、歩きながらどこに入るか考えるかな。 |
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〇× | はい。そうしましょう! |
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