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| | ネタバレ注意
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〇×(主人公) | 着替えよし、シャンプーにトリートメントよし……。 ちゃんとタオルも持ったから大丈夫っと。 |
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〇× | (銭湯に行くの久しぶりだなぁ。今日の仕事は ハードだったし、めいっぱいリラックスして来よう。) |
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〇× | (家のお風呂もいいけど、大きいお風呂って のんびりできて、何だか癒されるよね。) |
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〇× | 今日はいつも以上に仕事を頑張ったので、 疲れを癒しに銭湯へ行こうと思って。 |
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〇× | はい、大きなお風呂ってゆっくり寛げるし、 癒されませんか? |
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二階堂紅丸 | たしかに大きな湯船でリラックスできるのは、 美容と健康によさそうだね。 |
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二階堂紅丸 | でも、女の子がこんな夜更けにひとりで出かけるのは 危ないな……。 |
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〇× | 暗くても街灯があるし、そんなに心配しなくても 大丈夫ですよ。 |
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二階堂紅丸 | ……そうだ! 俺も一緒に行けば解決じゃないか。 |
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〇× | それに今まで残業で夜遅くに帰ることも多かったので、 夜道も慣れっこです。 |
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二階堂紅丸 | それは前の話で、俺がいないときのことだからね。 |
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二階堂紅丸 | 今は俺がいるんだから、ひとりになんてさせないよ。 |
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〇× | (結局紅丸さんについてきてもらうことに なっちゃった……。) |
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二階堂紅丸 | あまり行ったことはないけど、どんなところかは 知ってるよ。 |
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二階堂紅丸 | 銭湯に行くより、家のバスルームの方が広いからね。 わざわざ足を運ぶこともないんだよな。 |
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〇× | そうでした……紅丸さんのお家って、 確かすごくお金持ちなんですよね……。 |
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二階堂紅丸 | せっかく外出して風呂入りに行くんなら、 いっそ温泉まで行った方がいいなって思うよ。 |
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二階堂紅丸 | そうそう、×ちゃんにぴったりな温泉もあるから 今度連れて行ってあげる。 |
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二階堂紅丸 | あそこの角を曲がったら、もう少しで銭湯だよ。 そこに段差があるから気を付けて。 |
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〇× | (紅丸さんの顔がすぐ近くに……どうしよう……。 すごくドキドキしてきた……。) |
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〇× | (銭湯まであと少しだけど、このままじゃ行けないよね……。) |
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〇× | 折れてしまったのは仕方ないです。銭湯はまた今度に……。 |
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二階堂紅丸 | ではお姫様を銭湯までご案内致しましょう。 |
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