2008年のアメリカ・イギリス共作映画
「DCコミック」のボブ・ケインによるアメリカン・コミック『バットマン』を原作とした実写映画作品。「ダークナイト三部作(Dark Knight Trilogy)」の第2作目。第81回アカデミー賞助演男優賞、撮影賞、美術賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、音響編集賞、編集賞ノミネート。助演男優賞、音響編集賞受賞。
ダークナイト三部作の2作目として名を馳せた作品。三部作の中でも際立って人気と評価の高い作品となっている。
今作ではバットマンのアクションが前面に押し出され、「悪を用いて悪を倒す」というバットマン独自の正義が強調されている。バットマンの脇を固めるのが対照的に〝光の騎士”と呼ばれる検事、ハービー・デントを登場させてバットマンの存在を際立たせている。
そして今作の敵(ヴィラン)は永遠の宿敵としてファンからも名高いジョーカーである。彼こそ〝悪意のない悪”ともいえる純粋悪であり、彼のとる予想できない展開は圧巻。その非道さと知性に驚かされながら、バットマンと繰り広げる正義と悪の心理戦は見ものだ。
ジョーカーを演じたヒース・レジャーの演技にも注目してほしい。
彼はこの作品を撮ったあと、次の撮影中に亡くなってしまう。だが、彼の演技は世界を圧倒し、亡くなった後にアカデミー賞助演男優賞を受賞した。ホテルにこもって行った役作りでは、ジョーカー独特の狂気や知性を演じ切り、おそらく後世で誰も越えられないジョーカーを演じたといえよう。
3時間にも及ぶ大長編だが、見終わったときの充足感はこの上ないだろう。だが、伏線や人物関係が目まぐるしく変化するため、動画配信だからと目を離してしまうと話が理解できなくなる。映画館で見る気持ちで鑑賞するといいだろう。
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