足の矯正器を付け、知能指数が低いフォレストだったが、普通の子供と同じと考える母の教育で公立の学校に入る。そんな彼には幼馴染のジェニーがいた。二人は常に一緒にいた。だが、年を重ね、時代が変わるごとに少し普通ではないフォレストとジェニーの“違い”は目に見えてわかるようになっていく。自由を求めて故郷を離れたジェニーとは疎遠になるも、フォレストはジェニーを愛し続けた。
ベトナム戦争、ピンポン外交、友との約束のエビ漁…………
「人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない」
フォレストの純粋で無垢な心がさまざま人々の心とつながり、ときに励まし、凍てついた心を溶かしていく。 |