防具_シリーズ_中装 のバックアップ(No.6)
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- 1 (2023-08-22 (火) 08:22:55)
- 2 (2023-08-22 (火) 09:32:03)
- 3 (2023-08-23 (水) 07:42:58)
- 4 (2023-08-25 (金) 01:03:36)
- 5 (2023-08-25 (金) 02:44:13)
- 6 (2023-08-25 (金) 05:42:36)
- 7 (2023-08-25 (金) 13:01:14)
- 8 (2023-08-25 (金) 14:40:06)
- 9 (2023-08-27 (日) 04:40:09)
- 10 (2023-08-27 (日) 05:46:31)
- 11 (2023-11-07 (火) 06:43:46)
- 12 (2024-07-22 (月) 17:50:27)
無縁人の鎧(男性)
無縁人の鎧(むえんびとのよろい)は、あり合わせの材料で作られた防具。無縁人とは、家族を持たず、組織や集団にも属していない人のこと。
頭巾(ずきん)は、黒色の布製で、人相を隠すのにも適している。
胴(どう)は、厚手の布、毛皮、革などを継いで縫い合わせたもの。
籠手(こて)は、薄手の革による簡素なもの。片手のみ硬質の木材で補強されている。
膝甲(ひざよろい)は、頑丈な糸の刺繍で補強した布製。水を弾く毛皮と重ね着できる。
脛当(すねあて)は、革を筒型に整形し、脚部に巻いた脚絆。長距離移動の疲労も軽減する。
無縁人の鎧(女性)
無縁人の鎧(むえんびとのよろい)は、あり合わせの材料で作られた防具。無縁人とは、家族を持たず、組織や集団にも属していない人のこと。
頭巾(ずきん)は、黒色の布製で、人相を隠すのにも適している。
胴(どう)は、厚手の布、毛皮、革などを継いで縫い合わせたもの。
籠手(こて)は、薄手の革による簡素なもの。片手のみ硬質の木材で補強されている。
膝甲(ひざよろい)は、頑丈な糸の刺繍で補強した布製。水を弾く毛皮と重ね着できる。
脛当(すねあて)は、革を筒型に整形し、脚部に巻いた脚絆。長距離移動の疲労も軽減する。
足軽の中鎧
足軽の中鎧(あしがるのちゅうよろい)は、戦国時代の歩卒が着用した具足。
陣笠は兜の代用品であり。鍛鉄の板を加工して作られている。自前で防具を用意できない足軽や下級武士に支給された。
胴は、薄い鉄板を重ね合わせて作られている。見た目の派手さはないが実用性を重視し、集団戦用に数多く作られた。
籠手は、鉄の板をつなぎ合わせて作られている。見た目の派手さはないが実用性を重視し、集団戦用に数多く作られた。
膝甲は、鉄の板をつなぎ合わせて作られている。腰を守る草摺(くさずり)、太腿を守る佩楯(はいだて)は見た目より実用性を重視してある。
脛当は、鉄の板をつなぎ合わせて作られている。見た目の派手さはないが実用性を重視し、集団戦用に数多く作られた。
夜駆けの中鎧
夜駆けの中鎧(よがけのちゅうよろい)は、夜に適した暗色の当世具足。
兜(かぶと)は、大振りな吹返しを備えた頭形の鉢に、暗色の前立を打ってある。
胴(どう)は、軽量で堅牢な革小札を素懸威したもので、体の動きを妨げにくい。
籠手(こて)は、細身の板金鋼を多重に組み合わせたもので、組み紐を用いて固定する。
膝甲(ひざよろい)は、暗色の小札を組み合わせた佩楯。草摺と重ねることで膝までを保護する。
脛当(すねあて)は、金物と呼ばれる細い鉄板を、膝下から足首にかけて巻きつけて装着する。
浪人の中鎧
浪人の中鎧(ろうにんのちゅうよろい)は、仕える主を失った武士が数少ない財産として持ち歩いた具足。
面具は鍛鉄製で、このように額と頬を保護する形状のものは半首(はつぶり)と呼ばれる。
胴は腹部を守るために、頑強な鉄の板を紐で縛ってつないでいる。
籠手は鉄の板を革で覆ったもの。使い込まれ、鈍く光っている。
膝甲には鋲が打たれており、腰を守る草摺(くさずり)が長く、膝あたりまで届いている。
脛当は鉄の板を革で覆ったもの。使い込まれ、鈍く光っている。
端武者の中鎧
端武者の中鎧(はむしゃのちゅうよろい)は、身分の低い武士が着用した鎧。
兜は黒漆塗の頭形(ずなり)兜で、鍬形の前立が付いている。
胴は、桶側胴の表面の継ぎ目を黒漆を塗って平らにしたもので、仏胴と呼ばれる。
籠手は黒漆を塗って仕上げられている。
膝甲には腰を守る草摺(くさずり)、太腿を守る佩楯(はいだて)が付いており、黒漆を塗って仕上げられている。
脛当は黒漆を塗って仕上げられている。
弓馬の中鎧
弓馬の中鎧(きゅうばのちゅうよろい)は、弓を射ることと乗馬の両方に適した当世具足。武士の家柄であることが「弓馬の家」と表現されるほど、弓術と馬術は武芸の代表であった。戦国時代には騎射は主要な戦法ではなくなったが、武士は騎射の訓練も怠らなかった。
兜(かぶと)は、折紙を模した頭立が付けられており、弓馬の腕前が「折紙付「き」であることを主張している。
胴(どう)は、小札を蓬(よもぎ)糸で威した桶側胴。袖口を切った小袖を片肌脱ぎに重ね、弓の巧者であることを主張している。
籠手(こて)は、細長い小鉄板を蓬(よもぎ)糸で綴じ付けた籠手。弓を扱いやすいよう、余計な装飾は排してある。
膝甲(ひざよろい)は、小札を蓬(よもぎ)糸で威した草摺を前後に下げている。佩楯の代わりに柄物の布を垂らしているのは、騎乗時の姿を美しく見せるため。
脛当(すねあて)は、細長い小鉄板を筒状につなげた篠脛当て。膝を守る立挙(たてあげ)は、鎖状の金具を縫い込んだ亀甲金包(きっこうがねつつみ)で、膝をついて弓を構えても邪魔にならないよう配慮されている
南蛮具足
南蛮具足(なんばんぐそく)は当世具足の一種。西洋の甲冑を輸入、またはそれに改良を加えて日本で製作された。
兜は鉄板が厚く重量があり、頭部に対する高い防御性能を誇る。古来の日本の華々しい鎧と比べ、機能美が追求されている。
胴は重厚な鉄板から成り、中央部が隆起するなど銃弾を通しにくい構造をしている。また、喉当(のどあて)も着用でき弱点を保護しやすい。
籠手は腕と手の甲を敵の攻撃から守る。西洋の籠手は日本での使用に適さず、南蛮兜や南蛮胴の意匠に釣り合うよう日本で製作した籠手を組み合わせている。
膝甲は下半身の膝上までを守る。西洋の膝甲は日本での使用に適さず、南蛮兜や南蛮胴の意匠に釣り合うよう日本で製作した膝甲を組み合わせている。
脛当は膝から下を保護する。西洋の脛当は日本での使用に適さず、南蛮兜や南蛮胴の意匠に釣り合うよう日本で製作した脛当を組み合わせている。
退魔師具足
退魔師具足(たいましぐそく)は、民間信仰的な悪霊退散の手法を用いて妖怪を追い払うことを生業とする者たちが着用した具足。用いられる手法は神道・陰陽道・修験道・密教などが習合したもので、実効性が疑わしいことも多かったが、妖怪の害に苦しむ人々は藁にもすがる思いで退魔師たちを頼った。
烏帽子は、麻布に黒漆を塗って仕立てられた立烏帽子(たてえぼし)。退魔の力を込めた護符が内側に何枚も貼られており、妖怪の攻撃から頭部を守る。
胴は、黒漆を塗った仏胴。さらに、黒と茶の縄で作った仁王襷(におうだすき)を掛け、しめ縄状に編んだイグサを首に巻くことで、妖怪の攻撃への耐性を高めている。
籠手は、湾曲した鉄板で肘から手の甲を覆う簡素なもの。印を組んだり、呪符を取り出したりしやすいよう、指先は露出している。
膝甲は、腰からぶら下げた六間の草摺(くさずり)と、大腿部を覆う二枚の佩楯(はいだて)。小札を糸で威した古風なものである。
脛当は、黒漆塗の筒脛当。軽いながらも頑丈に仕立ててある。
ソハヤ衆鎧
三河衆の鎧
一徹者の中鎧
坊官の中鎧
上総介の鎧
江北の雄の鎧
燕尾の中鎧
策士の鎧
板金の中鎧
覇王の着背長
金吾の中鎧
西国無双の鎧
惟任日向守の鎧
祈月の闘将の鎧
侍大将の中鎧
古強者の中鎧
今孔明の鎧
大傾奇の鎧
陰陽武者具足
独眼竜の中鎧
清廉なる義の鎧
日本一の兵の鎧
肥後の虎の鎧
若武者の中鎧
大型八龍
討魔頭の鎧
討魔頭の鎧(とうまがしらのよろい)は数々の妖怪退治譚に名を残す英雄、源頼光が着用したとされる鎧。源頼光は家臣である頼光四天王を率いて京の平安を守るのに多大な貢献をした。そのため、朝廷に厚く信任され、後の源氏一門の隆盛へと繋がった。
烏帽子は、薄い絹の袋に黒漆を塗って仕立てた立烏帽子(たてえぼし)。巻きつけた紅白二本の紐を垂らして顎の位置で結んで留める。前頭部の辺りには金具を付け、急所を守っている。
胴は、濃い青の小札を黒糸で威してある。左胸の鳩尾板(きゅうびのいた)は丸みを帯びた珍しい形状で、邪を祓う効果がある特殊な文様を白色で入れてある。右肩は簡易的な大袖のみ。一方、左肩にはあやかしの素材を埋め込んだ、勇ましい意匠の大袖を装着する。
籠手は、両腕に装着する諸籠手(もろごて)。右腕は手首から肩にかけて、板金を装着して保護する。左腕はあやかしの皮で作った、特製の籠手ですっぽり覆って守る。左右で装備に差を設けているのは、左を敵に向けて半身で戦うことを想定しているからであろう。
膝甲は、腰回りを守る草摺(くさずり)の下に、右側のみ脛に届くほど長大な佩楯を重ね、護符を張り付けてあやかしの攻撃に耐性を持たせている。複数ぶら下げた革の帯は、先端に刃が取り付けられており、立ち回り次第で武器にもなる。
脛当は、丈夫な革製のものを橙の紐で締める。頼光が懇意にしていた陰陽師の手で退魔の祈祷が施してあり、半端なあやかしの攻撃は弾かれる。
討鬼猛勇の鎧
討鬼猛勇の鎧(とうきもうゆうのよろい)は源頼光に仕え四天王と呼ばれた四人の強者の筆頭、渡辺綱(わたなべのつな)が着用したとされる鎧。綱はその武勇と豪胆さで知られ、一条戻橋で襲ってきた鬼の腕を切り落とした逸話をはじめ、数々の鬼退治の伝承に登場している。
兜は、豪奢な金の鍬形を付けた星兜。前頭部の中央の前立は、渡辺氏の家紋である「渡辺星」を金でかたどっている。兜の左右の吹き返しにも本彫金が施され、堂々たる姿で敵を圧倒する。
胴は、朱漆と黒漆を塗った小札を列ごとに色が規則的に並ぶよう威してある。左肩を守る独特な形状の大袖は、頼光から下賜されたもの。あやかしの素材が埋め込んであり、軽くて頑丈。背中に小さく仕立てた外套をまとっているのは、伊達者として有名な綱ならではである。
籠手は、革と金属を組み合わせたもの。手先を覆う革製の手甲は、頼光から下賜された黒漆塗りの一品。手首から肩にかけては、複数の板を金具や紐で取り付けて保護する。
膝甲は朱漆塗りの小札を黒糸で威した草摺(くさずり)で、腰回りを守る。前後の草摺は足を動かしやすいよう、中央で二つに分かれている。
脛当は、鉄板を組み合わせて構成された筒脛当を、赤い紐で固定する。足先は正装の貫(つらぬき)ではなく、機動力を優先し、使いなれた下駄を履く。
夢見し鬼の鎧
夢見し鬼の鎧(ゆめみしおにのよろい)は、完全な荒魂となり人と決別する前の大嶽丸が着用した鎧。大嶽丸は人々のためを思って悪人どもを殺したが、それが誤解を生むきっかけとなったという。
面具は、鉄板を加工して作られた半首(はつぶり)で、額から両頬にかけてを保護する。両眉の上には大きな鬼の角の飾りがあり、敵を威圧する。
上衣は、薄紫と赤茶色の布を組み合わせた片身替り(かたみがわり)のもの。大嶽丸が人里にいたころ、彼の身体に合う上衣がなかったため、村人が2枚の別の上衣を仕立て直して作ってくれた。
籠手は、黒漆を塗った革の筒と金物を組み合わせたもの。大嶽丸は右手で刀を持ち、左腕はもっぱら防御に用いていた。
膝甲は、腰から下げた四間の草摺(くさずり)。表面は鉄がむき出しになっているが、一部には黒漆で火焔を思わせる意匠が入っている。もとは村を襲った武士崩れの賊が身に着けていた品。揃いの胴は大嶽丸が賊を返り討ちにした際、粉々に壊れ、膝甲だけが残った。
脛当は、黒漆塗りの半筒状の鉄板を黄色い紐で留め、脛の前面を守る。急所を保護しっつ、動きやすさも兼ね備えた防具。
鈴鹿の戦装束
鈴鹿の戦装束(すずかのいくさしょうぞく)は、大嶽丸の妹である鈴鹿が戦に臨むにあたって着用した防具。守護霊を失う前の鈴鹿は常人を超えた身体能力を持ち武芸にも秀でていたが、荒魂となった大嶽丸はそれ以上に強大であった。
額当は、紫と暗い赤色で意匠を入れた鉄板で額を保護する。両端にある赤い角のような装飾が、戦に臨む鈴鹿の覚悟と勇ましさを感じさせる。
胴は、鉄の表面がむき出しの小札を白糸で威してある。鎧の形を整えるため、通常は胸部に付ける絵韋(えがわ)を背面に装着する、珍しい形式の銅である。
籠手は、朱漆を塗った革の筒で手首から肘までを保護する。さらに、腕の外側には金物を取り付け、頑丈さを高めている。
膝甲は、鉄の表面がむき出しの小札をした四間の草摺(くさずり)。腰に巻いた薄紫の裳(も)からは、ほのかな香の匂いが漂う。
脛当は、黒漆を塗った半筒状の鉄板を組み合わせ、薄紫の紐で固定する。下端に、同じ薄紫の紐を短く切って束ねた飾りを付けているのが、鈴鹿らしい華やかさを感じさせる。
太初の侍の鎧
太初の侍の鎧(たいしょのさむらいのよろい)は、平安時代初期の伝説的武将、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)の鎧を模して作られたとされる鎧。征夷大将軍に任じられ、大妖怪・大嶽丸(おおたけまる)の討伐をはじめとする数多の伝承に残る活躍をした忠臣・田村麻呂は、侍の理想像であり、精神的な祖といっても過言ではない。
兜は白塗に雲紋が施され、将軍の軍装に相応しい豪華な造り。頭立に飾られたヤクの毛が大軍の指揮官としての威厳を示す。前立は三鍬形(みつくわがた)に似るが、その形状は密教の法具「三鈷(さんこ)」を模している。
胴は、中国甲冑に似た様式で、革紐と甲釘で綴った鉄製の小札で胸部を覆う。細部に施された繊細な装飾や背面に下げた朱色のマントが、将軍としての威厳を滲ませている。
籠手は、なめした鹿革を筒状に巻いて固定したものに、厚地の黒袖を重ねる。手袋も鹿革製の丈夫な作り。
膝甲は、六間の草摺で(くさずり)腰部から大腿部を守る。腰から垂らした飾り布や飾り紐は高い官位を持つ貴人であることを示す。
脛当は、鹿革を重ねて筒状に巻いて固定したもの。ゆったりとした厚地の黒袴を重ね、足捌きの邪魔にならないよう裾の上を朱紐で結ぶ。威厳と実用性を兼ね備えた装い。













































































