武器_近接_槍 のバックアップ(No.2)
木槍
木槍(きやり)は、槍術の稽古に用いる木製の槍。激しく打ち合っても折れないように硬いカシ材で作られており、当たり所が悪いと稽古でも死傷者が出ることもある。
素槍
素槍(すやり)は、簡素な木製の柄が付いた槍。攻撃範囲が広く、離れた敵を突く攻撃に適するが、間合いを詰められると強みを発揮できない。
数槍
数槍(かずやり)は、雑兵に持たせるために大量生産された槍。槍は訓練を施されていない農民上がりの兵でもある程度の戦闘力を発揮でき、集団戦向きであった。そのため、戦国時代の中期ごろからしだいに足軽の主要武器になっていったという。
片鎌槍
片鎌槍(かたかまやり)は、穂先の片側だけに鎌状の枝刃をそなえた槍。枝刃があることで敵を馬上から引きずり降ろしたり、武器を絡め取ったりといったさまざまな槍術技法が使えるようになる。そのため、雑兵ではなく本格的に槍術を学んだ武士が主に用いた。
足軽の槍
足軽の槍(あしがるのやり)は、足軽が用いた素槍(すやり)。
軽量で突き刺すのも薙ぎ払うのにも十分な威力を発揮する。
実用性を重視して大量に作られたもので簡素な造りとなっている。
万骨
万骨(ばんこつ)は、戦場に倒れた死者の怨念がこもった槍。累々たる戦死者を生んだことから、この名で呼ばれる。人骨を思わせる構造は常人には理解できない複雑さで、一度壊れると二度と槍の形に戻せないという。歴代の所有者がこの槍を振るって勇名を馳せたが、いざ自らが討ち取られる際には傷口から骨が飛び出し、敵兵に突き刺さるという壮絶な死を遂げたと伝わる。多くの血を浴びて槍は禍々しさを増し、さらなる血肉を求めて哭くのだという。
十文字槍
十文字槍(じゅうもんじやり)は、槍の左右に鎌のような刃が付いた槍。十字の形をしていることから十文字槍と呼ばれている。突き、払いの攻撃に優れるが、使いこなすには一定の技量を必要とする。
組頭の槍
組頭の槍(くみがしらのやり)は、組頭などに与えられた素槍(すやり)。軽量だが刺突に十分な威力を発揮する。刃先が細身のため、敵の体に刺さっても抜きやすく穂先を取られにくい。
小姓の十文字槍
小姓の十文字槍(こしょうのじゅうもんじやり)は、小姓などに与えられた十文字槍。素槍(すやり)に比べ、薙ぎ払いにも高い威力を発揮する。実用性を重視した簡素な造りとなっている。
小松明
小松明(こたいまつ)は、真田家臣の矢沢頼綱(やざわよりつな)が愛用したという大身槍。頼綱は真田幸村(ゆきむら)の祖父の弟にあたる。頼綱が信濃国(現在の長野県)の沼田城にいた頃、虚空蔵山(こくぞうやま)に住むという鬼神が城下を荒らした。鬼神の討伐へ向かうことが決まり、進軍前に水内(みのち)という地にあった八幡宮に戦勝祈願をしたところ、この不思議な槍を授かったという。闇の中で槍を構えると松明のように明かりを灯し、時折まばゆい閃光を放って敵の目をくらませたとされる。
武者の十文字槍
武者の十文字槍(むしゃのじゅうもんじやり)は、武勇に秀でた猛者に与えられた十文字槍。素槍(すやり)に比べ、薙ぎ払いにも高い威力を発揮する。実用性を重視した簡素な造りとなっている。









































