無料タイトルアップデート
無料タイトルアップデートとは
無料の
タイトルアップデートである。
モンスターハンター:ワールドより綿々と受け継がれてきた唾棄すべきロイヤリティの試される手法である。
広報が載せるロードマップに表記されるように数回に分けて実装される。
話題性を維持する、開発の時間を稼ぐ、
無料
と称することで顧客ロイヤリティを高めるといった意図があると思われるが、ワールド以降のモンハンは深刻なボリューム不足、コンテンツ不足、調整不足が目立つためこの手法はユーザーからの印象は良くない。
また、一部のホイルーからはこうした手法をコース料理に例えた擁護がしばしばあるが、一品一品(極遅の)提供をするたびに「無料の〇〇でございます」などとほざくレストランはまず存在しないだろう。
武器の調整やUIの改修、動作不良やバグ修正など、別に大型アップデートのタイミングじゃなくても良くない?できるだけ早く直すところじゃない?という内容までも目玉として堂々とアップデート項目に載せている点も非常に印象的。
有料タイトルアップデートは通例として「ダウンロードコンテンツ」と呼ばれるため、顧客ロイヤリティに胡座をかき、恩着せがましい言い方を選ぶ会社でもない限りこの語は用いない。
またサンブレイクでは
ボーナスアップデート
という亜種が登場した。
噂話
闇の組織の解析によれば、第1弾、第2弾あたりに追加されたコンテンツは、
元々発売時点でゲームに入っているはずだったものをアプデの弾にするために引っこ抜き、
無料
アップデートと称して改めて実装しているという見解であるとの事。
また、発売前に護石にはスロットが開いていると発言があったものの実際はアップデートによる追加要素であること、
ラギア関連のクエスト進行状況がメインシナリオ進行に影響を与える不具合が発生する等、現在もこの噂話の信ぴょう性は高まっている。
しかしこのような卑劣な行為はいち企業としても、株式会社としても、良識ある人間としても、モノづくりに携わるクリエイターとしても取るはずがないため、闇の組織による陰謀論であると考えられる。
本当に無料なのか?
結論から言うと、少なくともカプコンの無料アップデートは無料ではなく、
アプデ分の料金は定価に含まれており、購入時に同時に支払っていると言える。
ワイルズを売り上げた後、カプコンの2025年通期決算では「繰延収益」が増加していたが、
これはワイルズの大型アップデートに伴うものである事が株主総会の質疑応答で明らかになっている。
そもそも繰延収益とは何なのかと言うと
「まだ役務の提供が完了していないが前払いで受け取った収益」の事である。
これは貸借対照表では負債として扱われ、実際に役務を提供した時に売上に振り替えられる。
つまるところワイルズの売上の一部をアプデ分の繰延収益として勘定したと言うのは
定価に元々予定されていたアプデ分の料金が含まれているという事に他ならない訳である。
既に払っているのだから実際にアプデされる時に払わないのは当然であって、
態々殊更に恩着せがましく強調するような事ではない。