アズズの里

Mon, 04 Aug 2025 13:49:07 JST (60d)
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正式名称は『火窯の里 アズズ』

 

「油涌き谷」に存在する、大火窯を中心に広がる物作りの里。
アズズの人々は、この地で古より受け継がれる骨や鉱石の加工や精油の技術に長けているようだ。

 

と、公式ページに描かれているが、なにを製作しているのか一切不明。
また、火走りの時期に「火走りの祭事」という製鉄作業をするが、その鉄で作っているものも不明。

 

ワイルズの他の里と同じく武器という概念を知らなかった模様。
里の中ではモンスターが嫌うという煙を大釜から焚いて対策している(らしい)が、一歩外に出れば大型モンスターがウヨウヨいる地域*1で1000年間どうやって生き延びていたのか?
全くもって不可思議な世界観である。冶金の道具を武器に応用しようとか考えないのか

 

ストーリー上では石・骨・油の三氏族が素材を持ち寄って鉄を作るという説明がなされている。
が、よく見ると製鉄(鋳鉄)は太古の装置に燃料としてリュウヌを入れてハンドルを回しているだけであり、素材をどの段階でどう使っているか不明。
石は鉱石、骨は現代の製鉄同様にカルシウムを不純物除去、油は何に使ってるのだろうか?

 

なにかと火走りの祭事のイベントシーンは刺さる迷言が多い。

 

また、ストーリークリア後のEDムービーでゼレドロンを大人が3~4人で囲んで素手で捕まえようとしている様子が写っている。
このッ……野蛮人共(ワイルズ)がああぁぁぁ!
素手狩猟.jpg

 

ゼレドロンはアズズの食事で丸焼き(蒸し焼き?)にして出される食材の一つで、ゲーム中でもアルマが「良質な肉」だとアズズの人に教えてもらったと述べている。
モンスターを捕まえて食べるという猟の概念はあるが、武器だけではなく罠や道具を使うという概念は無いようだ。

 

そういえばアズズの食事のムービーではゼレドロンは丸焼きだし、ハンターは肉は手でちぎって口にしていた。
もしかしてアズズの里には刃物という概念自体がない…?(箸や匙のような食器自体がない可能性)
長らく上記の様な記載がされていたが、ムービーを見ればエビを剥くためのフォークやゼレドロンの肉を切り分ける包丁の存在が確認できる。つまり手掴みより効率的に食事をするために道具を作る程度の工夫はできるはずであり、槍や剣の様な武器が作れても不思議でもないが、そんな事もせず素手で猟をするのは一体…?

 

藤岡さんは人類を馬鹿にしているのかもしれない。


鋳鉄と武器

鋳鉄は人類が取得した最古の製鉄技術。
西では紀元前4000年頃にメソポタミアで始まったとされている。
東でも紀元前3000年ほど前の中国で銅(当時の言い方では金)や青銅、紀元前700年前から鉄(悪金)の鋳物が始まったとされている。

 

関連項目

世界観
禁足地
クナファ村
シルドの里
スージャ
隔ての砂原
氷霧の断崖
緋の森
油涌き谷
竜都の跡形
鳴子
もう止まらんよ。流れ始めたエネルギーと同じだ。
いいものを作りたかっただけなのに…
違う、こんなことは望んじゃいなかった
アズズのあいさつ
ストーリー深いぞワイルズ





*1 事実、上位のストーリークエストでは里を出るとすぐ目の前を頂点捕食者のヌ・エグドラが徘徊している