一網打尽

Thu, 07 Aug 2025 01:25:54 JST (57d)
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徳田がしたかったこと。

 

──同時の複数狩猟は従来シリーズであれば好き嫌いが分かれていたと思います。あえて大型モンスターの群れとの戦いを特徴として押し出す狙いは何でしょうか。また魅力的にするためにどんな工夫が込められていますか?
 
徳田氏:
本作では、自然の脅威、豊かさと、人間との関わり合いなどをしっかり描いていきたいというのをゲーム全般のコンセプトに据えています。特に自然の厳しさを描くうえで、今まで以上の危険性ってなんだろうと考えたときに、群れというアイデアが浮かびました。群れを実現していくために、過去作のように同時に登場させるとか、好き勝手行動させるのではなく、ある程度個々に動きつつも、群れとして違和感ない挙動を作るために、モンスターのAI自体を見直すことも多々ありましたね。
 
群れ自体は安全に狩りたければ単体でいる時を狙ったり、ひと手間かけて1体を誘導したりもできます。しかし、もっと上達すれば、スリンガーこやし弾や、大こやし玉をうまく使いこなしてモンスターを流砂に落としたりなど、さまざまな自然環境を利用していくことで、群れをも一網打尽にするようなプレイングができたりもする。そのように、環境が変化する中での一要素として、群れは非常に効果的ではないかと考え、今回実装しています。
 
──ゲームが進んだらモンスターの群れをコントロールできる手段も増えるのでしょうか?
 
徳田氏:
そうですね。プレイヤーの選択肢をできるだけ多く持てることを意識してデザインしています。例えば、ドジャグマの群れは、最初は群れからはぐれて一匹になったところを狩猟するしかない。しかしゲームが上達すれば、レ・ダウを連れていくことで一気に一網打尽にし、たくさん身入りを得るようなプレイスタイルも取れるように設計しています。
 
──あえて、強いモンスターを群れに連れて行ってパニックを起こすようなこともできるのですね。
 
徳田氏:
そうですね。ヌシだったり、アルシュベルドのような強力なモンスターには、高い利用価値があって、効果的に使えるように意識しています。

 

現実はこやし弾なんかで流砂に誘導することは非常に難しく、
そもそも流砂に落とした所が大したメリットもなく、
他に群れに有効そうなフィールドギミックはなく、
レ・ダウ程度ではドシャグマの群れは一網打尽にできず、
むしろレ・ダウがドシャグマ達にタコ殴りにされる事すらあり、
そもそも群れを一網打尽にした所で大した身入りはないので、
上達する頃には群れモンスターを態々狩りに行くことはなくなる。
 
徳田氏は何のゲームを見ていたのだろうか。

 

関連項目

徳田優也
たとえばこんなシチュエーションがありうる
護石のスロット
群れ