秀平鍛刀道場 をテンプレートにして作成 開始行: #br 秀平鍛刀道場は、長野県長野市信更町に鍛冶場を構える、工刀... #br 鍛冶師である根津啓が平成27年より代表を務めている。 #br #br #br *企業概要 [#t9936d0d] #br -刀工銘 秀平(ひでひら) -代表 根津 啓(ねづ けい) -設立 平成27年 -住所 〒381-2351長野県長野市信更町氷ノ田3110 -コーポレートサイト http://hidehira-jpn.com *工程 [#o5d75d00] #br **1卸し鐵(おろしがね) [#g54d235e] #br 銑(ずく)や小粒の玉鋼、スラグを多く含んでいる部分等、そ... #br #br #br **2水圧し [#ia259351] #br 玉鋼や卸し鐵を加熱しながら薄く延ばし、焼入れして小割りに... #br 鍛錬の準備段階。 #br #br #br **3鍛錬 [#l1b599d6] #br まず、テコ棒の先に鍛接したテコ台の上に、水圧しした素材を... #br その後は、延ばしては切り込みを入れて折り返し、また藁灰と... #br この工程でも炭素含有量の調整やスラグ分の除去が行われる。 #br また、組織の調整も鍛錬の目的の一つである。 #br 注)沸かす:鐵を火床の中に入れて、溶融寸前まで加熱するこ... #br #br #br **4造り込み [#lf73732c] #br 鍛錬で適切な硬さに作り分けておいた刃鐵(はがね)・皮鐵(... #br #br #br **5素延べ [#hbd9460f] #br 火造り後の姿を想定して寸法を決め、断面が四角いまま延ばし... #br この時には造り込みよりも低い加熱温度で、叩く部分のみ加熱... #br #br #br **6火造り [#u8322294] #br 叩く部分を加熱しながら、手鎚で刃を薄く打ち出していく。 #br 寸法を出したら、ヤスリとセンを交互に用いながら線を出して... #br #br #br **7焼鈍し [#yc0d8631] #br 刀身全体を均一に赤めて、灰の中で徐冷する。 #br #br #br **8生仕上げ [#ydc78a67] #br 焼き鈍し後の刀身の曲がりや捩れを取ってから、ヤスリとセン... #br #br #br **9焼入れ [#b69da420] #br 刀身に焼き刃土を塗って、乾燥後、火床で加熱し、水中で冷却... #br この工程で刃紋が生まれる。 #br #br #br **10姿直し [#cc6f3f9b] #br 反りを調整し、曲がりを直す。 #br #br #br **11鍛冶押し [#yef5f397] #br 粗い砥石で重ね(厚み)や肉置き(刃部のふくらみ具合)を整... #br #br #br **12樋掻き [#ffb69ce1] #br 樋センを用いて樋を彫り、砥石や紙ヤスリで整える。 #br #br #br **13茎(なかご)仕立て [#i6e87106] #br 茎にヤスリ目をつけ、目釘穴を開ける。 #br #br #br **14銘切り [#qccbf9cd] #br 鏨(たがね)を用いて、茎に作者の銘や製作年等を刻む。 #br この後、研師や白銀師、鞘師等の刀職者の手を経て、一振りの... #br #br #br *根津 啓 [#tb2ebb73] #br **人物 [#e40a4cb2] #br -刀工銘:秀平(ひでひら) -本名:根津 啓(ねづ けい) **刀鍛冶を志したきっかけ [#g400528c] #br 高校生の時に、東京国立博物館で開催されていた国宝展で「名... #br そこにあったのは、自分という存在の深いところに生じる直感... #br 刀が欲しいのではなく、刀が好きだから刀に関わる仕事をした... #br #br #br 直感では特に、まず初めに答えがある。 #br そしてその理由というのは、あとから段々と分かってくること... #br 絵でも彫刻でも、凡そ人の作った物には、その作者自身が現れ... #br それは、表面的な性格だけでなく、その人の根源的な色合いの... #br #br #br 今思えば、私がその時その刀から感じたものは、その作者のあ... #br その時は知らなかったことであり、考えもしなかったことであ... #br #br #br 「今みたいに科学が発達していたわけではないのに、昔の人は... #br しかし、私は、こう思う。 #br 科学が答えそのものなのではない。 #br 科学というのは一つのものの見方である。 #br いわば、山頂を目指すための登山道の一つのようなものである。 #br とするならば、他にも登山道はある。 #br その一つは、感覚を磨き高め、原理そのものを洞察することで... #br それゆえ、先の、金属加工業を修行者が担っていたとする説に... #br #br #br 古の名工達が原理を洞察することによって名刀の数々を生み出... #br 古名刀のような刀を作ること、それは私の目的ではない。 #br 私の目指すところは、人間として古の名工達に近づくことであ... #br そしてもちろん、私が刀鍛冶である限り、その時の自分に相応... #br #br #br **略歴 [#j7421362] #br -昭和58年 東京都出身 -平成18年 北海道大学工学部材料工学科卒業 -平成18年 宮入小左衛門行平師に入門 -平成23年 作刀承認 -平成24年 第3回「新作日本刀・研磨・外装 刀職技術展覧会」... -平成24年 第7回 「お守り刀展覧会」第7席 全日本刀匠会賞受賞 -平成25年 第4回「新作日本刀・研磨・外装 刀職技術展覧会」... -平成25年 第8回 「お守り刀展覧会」第3席 長野県教育委員会... -平成26年 第5回「新作日本刀・研磨・外装 刀職技術展覧会」... -平成27年 第6回「新作日本刀・研磨・外装 刀職技術展覧会」... -平成27年 第10回 「お守り刀展覧会」第11席 全日本刀匠会賞... -平成27年 長野市信更町に秀平鍛刀道場を構え、独立 -平成28年 第7回「新作日本刀・研磨・外装 刀職技術展覧会」... 終了行: #br 秀平鍛刀道場は、長野県長野市信更町に鍛冶場を構える、工刀... #br 鍛冶師である根津啓が平成27年より代表を務めている。 #br #br #br *企業概要 [#t9936d0d] #br -刀工銘 秀平(ひでひら) -代表 根津 啓(ねづ けい) -設立 平成27年 -住所 〒381-2351長野県長野市信更町氷ノ田3110 -コーポレートサイト http://hidehira-jpn.com *工程 [#o5d75d00] #br **1卸し鐵(おろしがね) [#g54d235e] #br 銑(ずく)や小粒の玉鋼、スラグを多く含んでいる部分等、そ... #br #br #br **2水圧し [#ia259351] #br 玉鋼や卸し鐵を加熱しながら薄く延ばし、焼入れして小割りに... #br 鍛錬の準備段階。 #br #br #br **3鍛錬 [#l1b599d6] #br まず、テコ棒の先に鍛接したテコ台の上に、水圧しした素材を... #br その後は、延ばしては切り込みを入れて折り返し、また藁灰と... #br この工程でも炭素含有量の調整やスラグ分の除去が行われる。 #br また、組織の調整も鍛錬の目的の一つである。 #br 注)沸かす:鐵を火床の中に入れて、溶融寸前まで加熱するこ... #br #br #br **4造り込み [#lf73732c] #br 鍛錬で適切な硬さに作り分けておいた刃鐵(はがね)・皮鐵(... #br #br #br **5素延べ [#hbd9460f] #br 火造り後の姿を想定して寸法を決め、断面が四角いまま延ばし... #br この時には造り込みよりも低い加熱温度で、叩く部分のみ加熱... #br #br #br **6火造り [#u8322294] #br 叩く部分を加熱しながら、手鎚で刃を薄く打ち出していく。 #br 寸法を出したら、ヤスリとセンを交互に用いながら線を出して... #br #br #br **7焼鈍し [#yc0d8631] #br 刀身全体を均一に赤めて、灰の中で徐冷する。 #br #br #br **8生仕上げ [#ydc78a67] #br 焼き鈍し後の刀身の曲がりや捩れを取ってから、ヤスリとセン... #br #br #br **9焼入れ [#b69da420] #br 刀身に焼き刃土を塗って、乾燥後、火床で加熱し、水中で冷却... #br この工程で刃紋が生まれる。 #br #br #br **10姿直し [#cc6f3f9b] #br 反りを調整し、曲がりを直す。 #br #br #br **11鍛冶押し [#yef5f397] #br 粗い砥石で重ね(厚み)や肉置き(刃部のふくらみ具合)を整... #br #br #br **12樋掻き [#ffb69ce1] #br 樋センを用いて樋を彫り、砥石や紙ヤスリで整える。 #br #br #br **13茎(なかご)仕立て [#i6e87106] #br 茎にヤスリ目をつけ、目釘穴を開ける。 #br #br #br **14銘切り [#qccbf9cd] #br 鏨(たがね)を用いて、茎に作者の銘や製作年等を刻む。 #br この後、研師や白銀師、鞘師等の刀職者の手を経て、一振りの... #br #br #br *根津 啓 [#tb2ebb73] #br **人物 [#e40a4cb2] #br -刀工銘:秀平(ひでひら) -本名:根津 啓(ねづ けい) **刀鍛冶を志したきっかけ [#g400528c] #br 高校生の時に、東京国立博物館で開催されていた国宝展で「名... #br そこにあったのは、自分という存在の深いところに生じる直感... #br 刀が欲しいのではなく、刀が好きだから刀に関わる仕事をした... #br #br #br 直感では特に、まず初めに答えがある。 #br そしてその理由というのは、あとから段々と分かってくること... #br 絵でも彫刻でも、凡そ人の作った物には、その作者自身が現れ... #br それは、表面的な性格だけでなく、その人の根源的な色合いの... #br #br #br 今思えば、私がその時その刀から感じたものは、その作者のあ... #br その時は知らなかったことであり、考えもしなかったことであ... #br #br #br 「今みたいに科学が発達していたわけではないのに、昔の人は... #br しかし、私は、こう思う。 #br 科学が答えそのものなのではない。 #br 科学というのは一つのものの見方である。 #br いわば、山頂を目指すための登山道の一つのようなものである。 #br とするならば、他にも登山道はある。 #br その一つは、感覚を磨き高め、原理そのものを洞察することで... #br それゆえ、先の、金属加工業を修行者が担っていたとする説に... #br #br #br 古の名工達が原理を洞察することによって名刀の数々を生み出... #br 古名刀のような刀を作ること、それは私の目的ではない。 #br 私の目指すところは、人間として古の名工達に近づくことであ... #br そしてもちろん、私が刀鍛冶である限り、その時の自分に相応... #br #br #br **略歴 [#j7421362] #br -昭和58年 東京都出身 -平成18年 北海道大学工学部材料工学科卒業 -平成18年 宮入小左衛門行平師に入門 -平成23年 作刀承認 -平成24年 第3回「新作日本刀・研磨・外装 刀職技術展覧会」... -平成24年 第7回 「お守り刀展覧会」第7席 全日本刀匠会賞受賞 -平成25年 第4回「新作日本刀・研磨・外装 刀職技術展覧会」... -平成25年 第8回 「お守り刀展覧会」第3席 長野県教育委員会... -平成26年 第5回「新作日本刀・研磨・外装 刀職技術展覧会」... -平成27年 第6回「新作日本刀・研磨・外装 刀職技術展覧会」... -平成27年 第10回 「お守り刀展覧会」第11席 全日本刀匠会賞... -平成27年 長野市信更町に秀平鍛刀道場を構え、独立 -平成28年 第7回「新作日本刀・研磨・外装 刀職技術展覧会」... ページ名: