N-NOSE(エヌノーズ) のバックアップ(No.1)


N-NOSE(エヌノーズ)は、嗅覚に優れた生物”線虫”を活用したがん検査。

生物学者として線虫の嗅覚研究をしてきた広津崇亮(現在、当社代表取締役)が、ある条件下において、嗅覚に優れた線虫C. elegans (シー・エレガンス)が、がんの匂いに引き寄せられる化学走性(好きな匂いに近づき、嫌いな匂いから遠ざかる)に着目し、開発。

尿に含まれる微量な匂い物質を利用した新しいがん検査である。

N-NOSE(エヌノーズ)が反応するがん種 Edit

  • 大腸
  • 膵臓
  • 肝臓
  • 前立腺
  • 子宮
  • 食道
  • 胆嚢
  • 胆管
  • 腎臓
  • 膀胱
  • 卵巣
  • 口腔
  • 咽頭

N-NOSE(エヌノーズ)の特徴 Edit

N-NOSE検査は厳格な条件のもと、37工程を経て実施される。

精度を追求し、1検体あたり、検査を数十回繰り返すため、解析に多少の時間を要する。

全身網羅的 Edit

自宅にいながら、全身網羅的ながん検査が受けられる。

※線虫が反応することが分かっているがん種

胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮がん、膵臓がん、肝臓がん、前立腺がん、食道がん、卵巣がん、胆管がん、胆のうがん、膀胱がん、腎臓がん、口腔・咽頭がん(2019年9月時点)

高精度 Edit

がんに対する高い感度86.3%が報告されている。

※がんに対する感度は86.3%と高く、ステージ0,Ⅰの早期がんにおいても高感度が報告されている。(日本がん予防学会(2019年6月)、日本人間ドック学会(2019年7月)、日本がん検診・診断学会(2019年8月)における共同研究機関の発表より)

簡便 Edit

ほんの少量の尿を採取するだけで、身体的負担もなく、自宅にいながら簡単に検査できる。

早期発見 Edit

発見が難しいとされてきた、ステージ0,Ⅰの早期がんにも高い感度が示されている。

安価 Edit

全身15種のがんを、一度に判定できる12,500円のがん検査である。

※総合的ながん検診でかかる費用に比べ、10分の1程度の価格。

受検スタイル Edit

自宅に取りに来てもらうN-NOSE at home Edit

  • ¥12,500(税込)+ 集荷料金
    検査キットの受領後、同封の「検体提出手順書」に従って、検体(尿)の集荷日時を予約する必要があります。
    予約後、完全に凍結した検体(尿)を集荷スタッフへお渡しください。
    検体は凍結しにくいため、凍結される場合は24 時間程度、冷凍庫の一番奥に入れていただき、中まで完全に凍結させてください。

指定の場所に提出するN-NOSEステーション・サテライト Edit

  • ¥12,500(税込)
    検査キットの受領後、同封の「検体提出手順書」に従って、検体(尿)の提出期間と提出場所を予約した上で、予約した提出場所にご自身で検体をお持ち込み、N-NOSEの検査申し込みとお伝えください。
    ステーションへお持ち込みの際は、採尿後、前日から冷凍庫で凍らせた専用の保冷バッグに採尿した検体入れて、4時間以内(6月~9月は2時間以内)にご提出をお願いいたします。

共同研究機関 Edit

(五十音順)

  • 上尾中央総合病院
  • 稲沢厚生病院
  • 揖斐厚生病院
  • 遠軽厚生病院
  • 大阪大学
  • 尾道総合病院
  • 鹿児島共済会南風病院
  • 岐阜大学
  • 京都府立医科大学
  • クイーンズランド工科大学
  • 熊本大学
  • 久留米大学
  • 国立成育医療研究センター
  • 埼玉医科大学国際医療センター
  • 四国がんセンター
  • 昭和大学
  • 新山手病院
  • 筑波大学附属病院
  • 帝京大学
  • 東京大学
  • 徳島大学
  • 戸田中央総合病院
  • 都立駒込病院
  • ヒルズガーデンクリニック
  • 広島大学

運営企業 Edit

  • 社名 株式会社HIROTSUバイオサイエンス
  • 本社所在地 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート22階
  • 資本金 ¥5,080,470,000(資本準備金を含む)
  • 代表取締役 広津 崇亮
  • 事業内容 生物診断研究:線虫および線虫嗅覚センサーを利用したがん検査の研究・開発・販売
  • 設立 2016年8月
  • 研 究 所 HBS東京検査センター/HBS松山検査センター/湘南R&Dセンター/福岡R&Dセンター

関連書籍 Edit

がん検診は、線虫のしごと-精度は9割「生物診断」が命を救う-(光文社新書) Edit

ステージ0のがんでも9割の精度で嗅ぎ分ける…

2020年の線虫がん検査「N-NOSE(エヌ・ノーズ)」実用化で

大きく変わるがん検診とがん治療の今後の展望を伝える。

関連サイト Edit